カメのあたま
2020.04.05 (日)
みなさん、こんにちは
春のポカポカ陽気が多くなり、もっと陽が長くなれーっと日々思うようになってきました中野です。
水族館の生き物たちも、春の訪れを感じて、活発的になってきました。
特にゾウガメたちは、小屋から外に出られる日が多くなり、日なたを目指してよく動いていますよ。
企画展にて展示中のアカアシガメも、紫外線ライトの下でよく日光浴をしています。
カメたちがだらーっとした姿で日なたぼっこしているのを見ると、とても癒されます。この癒し効果のおかげか、お客様が和んだ様子でご覧になっている姿も見かけます。
基本的にカメは臆病な性格なので、首や足をだらんと出しているときはリラックスしている状態ですが、飼育下のカメは危険が無いためか、リラックスしすぎだよと思うときもあります。
ブロックの上に乗ったスッポンが、だらんとしているところです。
カメたちが頭を引っ込める状況は、何か自分の身に危機を察知したときですので、自然下と比べて危険が少ない水族館の中では、逆に頭を引っ込めている姿の方が少ないかもしれません。
カメたちは種類によって色々な頭の引っ込め方をしており、そこが特徴的で面白いという一面もありますので、今回は少しだけご紹介します。
まずはイシガメです。
身近な種類ですので、知っている方が多いかと思いますが、頭や手はすっぽりと甲羅の中へ入ってしまいます。
リクガメの仲間のアカアシガメも同じように頭はすっぽり入るのですが、硬く丈夫な鱗のついた前足でフタをするようにしまいます。
(写真撮影では、そこまで危機を感じていないのでフタをしてくれませんでした。)
甲羅が比較的小さく、頭の大きいオオアタマガメはこの通り
頭は入りきらないです。
この仲間は性格も荒い傾向があり、頭を入れて防御!というよりも
頭は入れず口を大きく開けて威嚇してきます。
食用で有名なスッポンも頭を入れて防御というより、長い首が柔軟に曲がり噛みついて攻撃しながら防御するようで、性格も荒い傾向があります。
最後にこちら
ヨコクビガメの仲間で、日本にはいない種類です。
名前の通り、首を横にして甲羅にすっぽりと頭を引っ込めます。
そして、頭を引っ込めた後は片目でじーーと観察してくるのが特徴的で、甲羅にこもってじっとしているのではなく、常に片目で観察をし、隙をみてダッシュで逃げ出す隙をうかがっているのではないかと感じます。
ユニークなカメたちの頭の引っ込め方、世界にはまだまだ色々な種類のカメがいますので、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。