秋真っ盛り
2015.09.28 (月)
野口
ご存じの方も多いタナゴの仲間。
繁殖期になると♂がきれいな体の色(婚姻色)になります。
タナゴの繁殖期は大きく分けて、春産卵型、秋産卵型の2タイプに分かれます。
この水族館にいるタナゴの仲間は、
・アブラボテ ・ヤリタナゴ ・イチモンジタナゴ ・シロヒレタビラ
・イタセンパラ ・タイリクバラタナゴ ・ニッポンバラタナゴ
・スイゲンゼニタナゴ ・カネヒラ がいます。
いくつか紹介しますとこんな感じです。
きれいですよね。惚れ惚れします。
ただ!今回紹介したい魚はこのイタセンパラという魚。
上で紹介した水族館のタナゴの仲間は、 イタセンパラは秋産卵型のタイプです。 この時期ぐらいになると、写真のようなきれいな感じになってきます。 水族館では今まさにイタセンパラが見ごろを迎えています。
寿命が一年という魚ですので、 この秋が終わると一生を終えてしまうものが大半です。 タイミングを逃すとまた一年後になってしまいますよ。 昨年も同じ大きな水槽でイタセンパラを展示しました。 その数800匹!! 数で皆さんを圧倒させていただきました。 今年は、より自然な感じで水中を泳ぐイタセンパラを見ることができます。
単独で泳ぐのか、群れで泳ぐのか。縄張り争いはするのか...。 なかなか見ることができない水の中の世界を のぞいてみてはいかがでしょうか?
カネヒラ、イタセンパラを除いて、すべて春産卵型のタナゴの仲間です。
カテゴリー 日本の淡水魚
キーワード
野口