世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

おもしろ飼育コラム一覧
おもしろ飼育コラム一覧

冬こそ採集②

2016.02.24 (水)

野口

前回の河口の採集に続く、冬の採集ブログの第2弾です。

今回は、川のやや上流から中流付近での採集です。  

2016.2.24-1.jpg

2月と言えば、通常はかなり寒い時期ですが、

今回は天気に恵まれ、動き回っていると少し暑いくらいでした。


今回の採集の目的は、ニシシマドジョウとトウヨシノボリです。

中層を泳ぎ回る魚に比べると、底の方であまり人目につかず、

地味な魚たちかもしれませんが、

 個人的にはかなり好きな魚たちです。

長良川水系を中心に4ヶ所で採集した

その結果の一部になりますが、ご覧ください。 

2016.2.24-2.jpg

アブラボテ(Tanakia limbata)

 

2016.2.24-3.jpg

 ゼゼラ(Biwia zezera)

 

2016.2.24-4.jpg

ドンコ(Odontobutis obscura)


2016.2.24-5.jpg

カマツカ(Pseudogobio esocinus)


2016.2.24-6.jpg

ニシシマドジョウ(Cobits sp. BIWAE type B)

 

2016.2.24-7.jpg

アカザ(Liobagrus reinii)


2016.2.24-8.jpg

ウキゴリ(Gymnogobius urotaenia)


2016.2.24-9.jpg

カワヨシノボリ(Rhinogobius flumineus)


2016.2.24-10.jpg

ゴクラクハゼ(Rhinogobius similis)


どうでしょうか?これだけの魚に出会えるのであれば、

寒さなんで全く関係ないですよね。

底物が多いですが、種類数、個体数ともに満足できる結果です。


ヨシノボリに関しては、

瞬時に個体を見て同定する力が身についていないので、

これからじっくりと同定していきたいと思います。

採集してきた魚たちは、展示水槽に泳いでいますので、

またじっくりとご覧ください。


 



 

記事URLを表示

カテゴリー  日本の淡水魚
キーワード 野口
前のページへ次のページへ
カテゴリ
バックナンバー