冬こそ採集②
2016.02.24 (水)
野口
前回の河口の採集に続く、冬の採集ブログの第2弾です。
今回は、川のやや上流から中流付近での採集です。
2月と言えば、通常はかなり寒い時期ですが、 今回は天気に恵まれ、動き回っていると少し暑いくらいでした。 今回の採集の目的は、ニシシマドジョウとトウヨシノボリです。 中層を泳ぎ回る魚に比べると、底の方であまり人目につかず、 地味な魚たちかもしれませんが、 個人的にはかなり好きな魚たちです。 長良川水系を中心に4ヶ所で採集した その結果の一部になりますが、ご覧ください。 アブラボテ(Tanakia limbata)
ゼゼラ(Biwia zezera)
ドンコ(Odontobutis obscura) カマツカ(Pseudogobio esocinus) ニシシマドジョウ(Cobits sp. BIWAE type B)
アカザ(Liobagrus reinii) ウキゴリ(Gymnogobius urotaenia) カワヨシノボリ(Rhinogobius flumineus) ゴクラクハゼ(Rhinogobius similis) どうでしょうか?これだけの魚に出会えるのであれば、 寒さなんで全く関係ないですよね。 底物が多いですが、種類数、個体数ともに満足できる結果です。 ヨシノボリに関しては、 瞬時に個体を見て同定する力が身についていないので、 これからじっくりと同定していきたいと思います。 採集してきた魚たちは、展示水槽に泳いでいますので、 またじっくりとご覧ください。
カテゴリー 日本の淡水魚
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