おもしろ飼育コラム

あの魚は今!
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あの魚は今!

トト・サンタのプレゼント水槽! もうご覧になられたでしょうか? そのなかでも、今回はこちらの水槽に注目して頂きたいのです。 「この魚、どこかで見たことあるかも?」と思った方は、  かなりのアクア・トト通かもしれません。    実は、今年の4月マンスリー水槽で活躍してくれた ラピドクロミス・カエルレウスなんです! この魚は、メスが口の中で稚魚を保護する生態を持ちます。 5月には、メスの口から稚魚たちを取り出したことについて、 ブログでも紹介させて頂きました。 このたびのプレゼント水槽では、その稚魚たちを展示しています!! 口から出てすぐは、あんなに小さかったのに…   こんなに大きく、黄色くなって…! 種としては、育てやすい魚なのかもしれません。 ですが、水族館にやってきてくれた生き物たちが繁殖をして、 さらにその稚魚たちが育ち、再び展示で活躍してくれるということは、 本当に本当に嬉しいです。 今回のプレゼント水槽には、ブログで取り上げた稚魚たちはもちろん、 その後、卵から取り上げて育てたものもいます。 せっかくですので、その成長過程をご紹介させてください!   こちらがカエルレウスの卵。大きさとしては4ミリ程です。しずくのような形をしています。 孵化する直前の卵です。 表面にうっすら魚の形があり、血管も見えています。 上の状態から2日後、お腹に大きな卵黄を付けたまま孵化しました! ころん、と横たえた状態で、時折ぴょこぴょこ動きます。 孵化から一週間、卵黄は相変わらず大きいですが、 眼と口、さらには体のヒレも出来てきました。   もうすこし大きくなると、体を持ち上げた姿勢を保てるようになりました。 15ミリほどに成長した稚魚。だいぶ親と似た姿になりました。 卵黄をほとんど吸収し、餌を食べ始めます。 ここまでの発達過程は本来親個体の口の中で進んでいきます。 大きな卵黄を持ち、なかなか泳ぎださないことも 育つ環境が安全な親の口であるからこそなのかな、と思うと 本当に面白い生き物だなぁと感心してしまいます。 そんな成長を経て大きくなった稚魚たち、 この機会にぜひご覧くださいね! プレゼント水槽にて、お待ちしています!     ツイート
水面ヨーーシ!水中は!?
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水面ヨーーシ!水中は!?

ある日… この水族館で一番大きな水槽、そう! メコンオオナマズが泳ぐ水槽での魚の捕獲作業の話です。   メコンオオナマズの水槽の裏側、こんな感じです。 いつも餌をあげる時はここから投げています。   18時から作業スタート。   この水槽で作業する時は細心の注意が必要です。 な・ぜ・な・ら!! この魚の存在があるからです。 朝、皆さんが来館される前、潜水して掃除をする時があります。 そんな時、一言で言いますと、全然落ち着きません。 何度が見たことがある方もいるでしょう。 メコンオオナマズが狂ったように泳ぐ瞬間を… あれに突進されたらひとたまりもありません。 ということで、今回の作業も網でゆっーーーーーーーくりと挟み撃ち作戦。   あえなく玉砕。 しかし、これをひたすら繰り返すしかありません。 水中2名、陸上からのサポートが2名という体制でしたが、 1時間半を過ぎても依然として硬直状態。 仕事の後ということもあり、あまりにも動きがないので、 陸上ではこんな感じで疲れ切っていました。   水中の1名の様子を観察すると、中腰でじっと様子を伺っています。 10分経過、15分経過しても同じ姿勢。まったく動きません。 すごい集中力...   ん?なんかちょっと様子が変……ですよね。 そんな中、2時間が経過しようとした時、チャンス到来。 持久戦でさすがに魚も疲れており、 うまくスペースにおびきよせた所をすかさず捕獲―――!!!   いや~~~~~長かった。 ところで、さきほどの変な姿勢の人に話を聞いたところ、 ずっとトイレを我慢していたそうでした(笑) なるほど… 色んなものと格闘しとったわけですね、ほんまにお疲れ様でした。   ツイート
おじいちゃんカワネズミ
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おじいちゃんカワネズミ

こんにちは、お久しぶりのカワネズミのお話です。 (カワネズミって何だ?って人はコチラをご覧ください。ネズミじゃないぜ!)   現在展示中のカワネズミ♂(個体名称:No.4)ですが、何と!   飼育開始から2年が経過しました!!! 飼育2年と言っても、きっと何がスゴイのかピンとこないかもしれませんが、 カワネズミは飼育がとーっても難しいとされてきた生き物で、 これまでなかなか長期飼育には成功してきませんでした。   そして、カワネズミの野生下では3年程度生きた記録があります。   展示中の1頭は2012年の秋に捕獲され、 成体サイズで当館にやってきたことを考えると、   既に2年半程度は生きている   =たぶん、きっと結構なおじいちゃん。   =そんな年になるまで飼育できたよー。   ということです。     この個体(No.4)の飼育を開始した2012年の秋といえば、 当館が初めてカワネズミの飼育を開始した頃です。 (若かりし頃のNo.4)     「幻の水中モグラ」と言われるだけあって、その飼育には大変な苦労がありました。   まず、どこに生息しているのかわからない。   生息地がわかったところで、どうやって捕まえるのかわからない。   捕まえたところで、どうやって水族館まで運ぶのかわからない。   適した餌がわからない。飼育ケージがわからない。気温がわからない・・・。     「水に潜って餌を捕るんだから、水場いるべや。」   と思って水場を入れたら全身ずぶ濡れになり、     「魚食べるんだから、アジ食うべや。」   と思えば、少し齧って放置されたり...     こちらの思うようにいかないことばかり。     問題が発生すると、その都度先輩である田上氏と相談しながら、 より良い飼育環境を探る日々の連続。 (ドジョウも与えた。イマイチでした。)   とにもかくにも、基本的に上手くいかないことばかり。   そんな中での私の(たぶん田上氏も)希望が「No.4♂」でした。   他のカワネズミが搬入直後に死亡してしまったり、 原因不明の死を遂げてしまうこともある中、生き続けたNo.4。   カワネズミ飼育ド素人が手探りで用意する環境ですから、 決してカワネズミにとって心地よい環境ばかりではなかったと思います。    それでも、No.4は生きている 上手くいかないことばかりのカワネズミ飼育の中で、 その存在がどれだけ支えになったことでしょう。   この飼育方法で本当に正しいのか?大丈夫なのか?   その最低ラインが「生きている」こと。     手探りの飼育を続ける中で、 No.4は常に「正しい」方向への希望を見出してくれたように思います。 (若かりし頃のNo.4。石とガラスの間がお気に入り)     飼育開始から2年が経過した今、飼育を始めたばかりのころの日誌を見返すたびに、 どれだけカワネズミにとって不適切な環境しか   用意できていなかったかを再認識させられます。   自身の力量不足を深く反省しつつ、   カワネズミに対して自分ができることは何だろうかと問い続ける日々です。 (現在のNo.4)     不甲斐無い飼育担当の元で何とか生き抜いてくれたNo.4。     その存在によって、少しでも「カワネズミ」という存在の認知度が上がり、 興味を持ってくれる人が増えることを祈りつつ、   No.4の飼育下2年記念をひっそりと祝いながら・・・     何となく足取りが悪く、白い毛の多くなったNo.4に 「老い」を感じて早くも涙する今日この頃です。     ツイート
休憩中
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休憩中

毎日の見回りの時、ドキッとする場面に出会うことがあります。 それがメコン川エリアのこの水槽。   水槽を覗いてみると…     シンクロサス・ヘローデスが岩に挟まってる!? その岩の下では…     集団で倒れてる!!? 初めて見たときは「これ弱ってるんじゃないの!?大丈夫!?」 とかなり驚きました。 心配して観察を続けていると、 むくっと起き上がって普通に泳ぎだすので一安心なんですが、 この姿に遭遇するたびに、なかなか不安な気持ちにさせてくれます。 いったい寝転んで何をしているのか?というと、 実はこれ、休憩中の姿のようなんです。 岩に定位しているヘローデスを見ていると、だんだん体の色が薄くなり、 コロンっと倒れる様子も見ることができました。 まるで、うとうとしている人がカクっと寝てしまうような、そんな感じです。 お客様から「あの…これって大丈夫ですか…?」 と心配の声を耳にするほど見事な休みっぷり。 ぜひ、こんな姿に出会った際は、じっくりと観察してみてくださいね。 タイミングもありますが、むっくり起き上がる場面が見られるかもしれません。 ちなみにシンクロサス・ヘローデスはドジョウのなかまです。 ということは、日本の川の水槽にいるドジョウたちももしかして… 砂にささってる…! こちらはよく見かける光景なので、観察にはオススメです。     最後にわたくし秘蔵の、魚のお休みシーンを紹介したいと思います。 バックヤードの予備水槽にいる、 アマゾンに生息するナマズのなかまの「バトラクスキャット」です。 いつもはこんな感じで過ごしているのですが、     あるとき覗いてみたら…   ひっくり返ってる!!! この写真からお分かり頂けるでしょうか…!   (ピンボケすみません)     写真を撮った後、あまりにも動かないので心配になり隠れ家をどけてみると、       起き上がってくれました。 びっくりさせてゴメンね、バトラクスキャット…   ○追記○ 別の日のバトラクスキャット、またやってくれました。 上手に撮れたのでご紹介します。   ごろん     ツイート
ロリカリアのその後
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ロリカリアのその後

前回の続きです! ロリカリアの稚魚たちは、その後親とは別の水槽に移動しました。 稚魚の育成は初めての経験で、 餌の種類やその回数など毎日が試行錯誤。 なかなか上手く育てることが出来ずに悩んでおりました。   ふ化から2か月ほどしたあるとき、大先輩の国崎さんから 「親の水槽のろ過槽に、ロリカリアの稚魚がいるよ!」 というお言葉。 あわててそのろ過槽を覗くと…   いたー!しかも2匹!!   親を飼育している予備水槽はこちら。   水槽の中にある管を通ると、その行先はろ過槽です。 どうやら卵を取り上げる前にふ化した稚魚が、 いくつかネットの隙間から流れていた模様です。   こちらがろ過槽。   中はこんな感じになっています。   驚くことにろ過槽にいた稚魚は、 卵を取り上げた先の水槽で育てていたものより大きく、 体つきもしっかりしています。 何だか違う魚みたい…   ろ過槽にいることに気が付かなかったこと、 そしてほったらかしになっていた方が状態がよさそうなことに 自分のふがいなさを強く感じながら、 まずはたくましく無事育ってくれていたことに感動しました。   比べてみてください、この尾ビレの先(フィラメント)を…   水槽で育てたロリカリア稚魚↓ ろ過槽で育っていたロリカリア稚魚↓ フィラメント、長ー! (なんでしょう、この悔しさは…)   たくましく育っていたろ過槽の環境を考えると、 ・光が少ない ・1匹あたりの水槽面積が広い ・底砂がたっぷり ・水流は強め   などなど、飼育のヒントがたくさんありました。 さっそく水槽にいるロリカリアたちに底砂をしき、 暗がりになるような流木を入れてみました。 水流も少し強めに…   思わぬハプニングでしたが、偶然に得られたヒントを大事に 今いる稚魚を育てていこうと思います。  いずれは展示を目指して…!   ちなみに、ろ過槽のロリカリアは取り上げて、 親のいる水槽で暮らしています。 元気にしておりますのでご安心くださいね。   ツイート
パールムを施術しました。
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パールムを施術しました。

2階『メコン川中流』水槽には、 ナマズの仲間の「パールム」という魚が4匹展示してあります。 その中の1匹の顔に、ある目立つものがあり これまで、よくお客様に「これは何ですか?」と聞かれていました。   それがこれです。  水槽のアクリル面に同じ部分をいつもこすり付ける為、 皮膚が厚くなってしまったものだと思われます。 飼育環境の改善を試み何度か治癒したのですが、再発を繰り返していました。 自然に治癒するのが一番で様子を見ていましたが、症状が変わらないため 思い切ってパールムを取り上げて施術を行うことにしました。   準備した器具類はこれです。   心配だった点はいくつかあるのですが、 体長1m前後ある大型個体だけに 『どのくらい暴れるのかがわからない』ことと、 『切除する部分からどのくらいの量の血がでるか』という点が 特に懸念されていました。   いよいよ始めます。 潜水者3名(捕獲)、獣医師1名、補助3名で手順を確認します。 ネット等を用いて追い込みます。 なんとか捕獲。かなり暴れるため、大人3人で抑えます。 あっ、あのアマゾン展で有名な国崎さんだ。 じゃなくて、捕獲後落ち着いてきたので、いよいよ切除を始めます。 ハサミを使って切除です。 眼が近いので慎重に・・・。 切除しました。 あっ・・血が・・・ 止血します。 熱々にしておいた鉄板で切除部を焼灼(しょうしゃく)します。 止血完了。 しっかり止めることができました。 今回切除されたものです。   みなさんにはご心配をおかけしましたが、 観察結果から人間にもよくできる いわゆるたこだということがわかりました。 よかった・・・。 そっと解放。 予想よりも血の量も少なく、おとなしくしてくれたおかげで ひとまず無事終了することができました。 上が施術前で、下は施術後です。 まだ痛々しいです・・・。 こちらが現在の様子で、徐々に治ってきました。   施術して終わりではなく、今後の観察が大事ですので 引き続き様子をみていきます。 良かったら施術後のパールム見に来て下さいね。 同じ水槽にいるミクロポゴンも、施術中は珍しく身を寄せ合ってじっとしていました。「あいつ、無事だといいな。」そんなことを言っていそうです。お騒がせしました。今後も仲良くやってください。 ツイート
1回200円です
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1回200円です

こんにちは。お盆まっ只中です。 今年は雨が多いですね。 せっかくの長期休暇なのに雨ばかりでがっかりの方も多いと思いますが、 雨だからこそ、普段以上の力を発揮している3匹がいます。3頭かな。 彼らです。   1F屋外スペースにいるアルダブラゾウガメです。 アクア・トトぎふでは、 5~9月限定で、ゾウガメの餌やりをお客様に体験していただいています。 開催期間はいつもなら土日祝だけなのですが、お盆休みは毎日開催!! 例年は、ある程度お腹がいっぱいになると、 「暑い~」って感じで木陰で休んでしまい、 途中終了もやむなしといった事態になるのですが、 今年は、雨や曇りの日が多く、 制限時間(12:00~16:00)いっぱいまで、 休むことなく食べ続けています。     まだ、ゾウガメにエサやりしたことがない方! まだ、ゾウガメが動く姿すら見たことがない方! ぜひ足を運んでエサやりにチャレンジしてみてください。 Lサイズのコマチ、Mサイズのデコ、Sサイズのチョコが 首を長くしてお待ちしています♪   ツイート
ぐんぐん成長!
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ぐんぐん成長!

この間お話しした、タナゴの赤ちゃんの展示水槽。 お客さまが展示を見ている姿を見て、 にやにやしているスタッフがいたら高確率で私です。   今回アクア・トト ぎふで初展示となるシロヒレタビラの仔魚(タナゴの赤ちゃん)は、 写真中央にあるビーカーの中にいます。 赤ちゃんの成長はとっても早いため、 来館されるたびに違った姿が見られるかもしれません。 こちらは生まれて3日目、ふ化したての赤ちゃん。 まだ頭も眼もありません。 大変未熟な状態でふ化しますが、この体でニョロニョロと動きます。 動く様子を少しだけお見せしましょう! こちらは生まれて8日目の赤ちゃん。      頭と眼が出来て少し魚らしくなったでしょうか? 動く様子はというと… 3日目のものより、なんとなく力強さを感じる動き方をします。 こんな感じで、ぐんぐん成長していくタナゴの赤ちゃん。 休み明けにバックヤードにいるタナゴの赤ちゃんたちを覗くと、 もうそんなに大きくなったの!?とびっくりするほどです。 解説パネルを見て頂くと、 ビーカーの中にいる赤ちゃんの成長度合いがわかるようになっていますので、 実物と比べてみてくださいね。 シロヒレタビラの赤ちゃんの展示は7月31日(木)までを予定しています! この機会にぜひ、ご覧ください!   ツイート
カニに会いに
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カニに会いに

こんにちは。毎日暑いですね。 先日、陸ガニに会いに行ってきました。 陸ガニってなんだ? 陸ガニとは、ふだんは川の近くの陸地にすんでいて、 産卵の時だけ海に移動する、 おもにベンケイガニ科のカニをこのように呼ぶようです。 本州で代表的なのは、 アカテガニ、クロベンケイガニ、ベンケイガニといったところです。 アカテガニやクロベンケイガニなんかは、木登りもするそうで、 「さるかに合戦」にでてくるカニのモデルはアカテガニとも言われています。 なぜ、そんな陸ガニたちに会いに行ったのかというと、好きだから。 ってのもありますが、本当の目的は写真を撮るためです。 この日も暑かった。日差しも強い。 陸ガニがいるであろう地点についたのはちょうど正午ごろ。 こんな熱い昼間にカニたちは何をしてるんだろう? 巣穴にもぐりこんでて、見えないんじゃなかろうか? と不安になりつつ、車を降りて川沿いの土手を見てみると、 わー、いい感じ。カニの巣穴だらけ!   巣穴の一つをのぞいてみるといました!     この、見えなさそうでちょっと見える感じが色気があって好きです。 でも、今日は館内のパネルに使うための写真を撮りにきたので、 これではだめです。 なんとか、カニの全身を写したい。 後輩に「出てきたらところをおさえろ。」 と巣穴の前での張り込みを命じ、   場所を少し変えて周囲を探索。 甲幅1cmぐらいの稚ガニがいたり、   緑色が鮮やかなナゴヤダルマガエルがいたり、   静かだなぁ。   なんて思っていると、 穴から出てる泥まみれのクロベンケイガニを見つけました。 しかも2匹。   チャンスです。 逃げていくカニを追いかけながら、 シャッターを押しまくり、     写真撮影は終了しました。 今回は無事「陸ガニの生息地での写真をとる」という任務を 遂行することができましたが、 残念ながら、川がコンクリートで護岸されてしまったり、 堰が作られたりして、陸ガニが生息できる場所は年々減っています。 今回写真を撮った場所は、ずっとこのまま陸ガニたちが、 安心してくらせる場所であり続けてほしいと、心から思います。 さてこの陸ガニたち、雑食性なので葉っぱや木の実、 生き物の死がいやミミズなどいろいろなものを食べますが、 実はキノコもよく食べるんだそうです。 はさみ脚でキノコをぷちっと切り落として食べるんだろうか??? 見てみたいです。 それではまた。   ツイート
口から赤ちゃん
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口から赤ちゃん

こんにちは! 5月も後半に差し掛かりましたが… 今回は先月展示した4月マンスリー水槽のおはなしです。 4月マンスリー水槽では 「春の小川の生き物たち」ということで、 春の風景にちなんだ魚たちを展示しました。   そのなかでのこの水槽!   小川のほとりに咲く、タンポポをイメージして選んだのは、   ラピドクロミス・カエルレウスという、 アフリカのマラウィ湖に生息するシクリッドのなかまです。   この魚は、メスが卵を口の中で育て、 稚魚になるまで保護するという面白い生態を持っています。 それについて解説板にも紹介していたのですが… なんと! 展示期間中に卵を持ってくれたんです!    よく見ると、あごの部分がこんもりしているのが分かります。   展示水槽には ↑ このようなステッカーを貼り、紹介させて頂きました! 4月が終わるころには、 4匹のメスが卵をくわえていました。 さてさて、4月の展示期間も終わり、 裏の予備水槽に移動してもらったカエルレウスたち。 先日、口の中の稚魚を取り出すことにしました。 ある程度母個体の口内で成長すると、稚魚は口から吐き出されます。 そのままにしておくと、 稚魚が同居している他の魚たちに食べられてしまうため、 そうなる前に口内から取り出して 稚魚だけの水槽にお引っ越しすることにしました。 母個体を傷つけることなく、 口の中の稚魚を出すにはどうしたらいいのか…!? 考えた結果、 「先を丸くした鉛筆」で母個体の口を開けることにしました。 その時の映像がこちら。     4匹の母個体から、全部で34匹の稚魚を取り出しました!   稚魚はこんな感じ。 ラピドクロミス・カエルレウスの特徴である 鮮やかな黄色ではなく、透き通った体をしていますね!  おなかに黄色く見えるのは卵黄です。 少し頼りない感じはしますが、 引っ越し先の予備水槽でにょろにょろ泳いでいますよ! これからは、母個体に代わって子育てに励みたいと思います!!  ※母個体も元気に予備水槽で泳いでいますので、ご安心くださいね。   ツイート
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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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