おもしろ飼育コラム

新しい魚が仲間入り 
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新しい魚が仲間入り 

  2階 アフリカ・コンゴ川下流の魚コーナーに新しい魚を展示しました。   上の写真の魚はシノドンティス・アルバーティー。       こちらはシノドンティス・フラビタエニアータです。   アフリカ大陸に分布するナマズの仲間シノドンティス属は 100種以上いると考えられている広大なグループです。   既に何種類かは展示されてきましたが、今回、新たに2種追加しました。   ひときわ大きな眼と長いヒゲを持つSy.アルバーティー。 体全体に美しい縞模様がはいるSy.フラビタエニアータ。   いずれも10㎝ほどの幼魚で、バックヤードの水槽では所狭しと泳ぎまわり 餌をさがす姿がとても印象的でした。   展示水槽ではどのような姿をみせてくれるのでしょうか?   既に展示されているシノドンティス・デコラや、他の種類の魚たちとうまく混泳し 自分の居場所を確保することができるでしょうか?   しばらくは隠れて出てこないかもしれませんね・・・   今後の成長が楽しみです!     ツイート
ウナギの隠れ家
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ウナギの隠れ家

こんにちわ。 展示飼育の堀江です。   当直で早朝館内を巡回している時のお話。 生物に異常がないか、チェックしなから水槽を覗いていると、 ウナギの水槽でふと目にとまった光景です。   この写真の中に、ウナギがいます。どこにいるのか分かりますか?       答えはここ。     全身を砂利の中に潜らせ、鼻だけ出しています。 夜行性のウナギは、日中は岩の隙間や砂の中に潜って隠れて生活しています。 水族館でも、シェルターの中に入っている様子が見ることが出来ますが、 実に見事に隠れるものですね。   自然界でも、こんな感じで鼻だけ出して隠れているのでしょう。 日が暮れると、昼間以上にウナギが活発に活動していて、 一体どこにこれだけの数がいたのだろう?と思っていましたが、 これが答えだったのですね。   まぁ、中には隠れることもなく動じないウナギもいるみたいですが。       皆さんも、水槽をくまなく探すと、新しい発見があるかもしれませんよ。        ツイート
クワ食わねぇかぁ
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クワ食わねぇかぁ

当館のアルダブラゾウガメには、牧草(イネ科・マメ科)や小松菜を与えています。 たまにリンゴやクズ葉(葛)などを与えることもあります。 この献立に最近新メニューがくわわりました。 何がくわわったかと言うとくわがくわわったんです。   クワ(桑)が。   クワは栄養面も優れているとのことですし、嗜好性も高そうです。 ずいぶん前から餌として利用するために植えていて、 最近ようやく葉を収穫できるまでに成長しました。 立派に育ちました!場所は水族館搬入口横のちょっとした花壇です。 クワはカルガモがいる水槽にも植えていますが、 展示水槽の植栽をブチブチちぎるわけにもいきません。   また、河川敷にもたくさん生えていますが、ひっこ抜いて持ってくるわけにもいきませんので、 駐車場に生えていた若木を植えかえました。   本当はもっと早く収穫できるはずだったんです。 しかし、雑草と間違えて根元から刈られてしまうという、忌まわしいハプニングなどもあって、 収穫まで大変時間がかかってしまいました。   では早速与えてみましょう! <夕方の風景> おっ、もう完全に寝モードですね。 こうなると獣舎につれてかえるのも一苦労です。 いよいよクワの真価が問われるときがやってきました。 見向きもされなかったらどうしよう…。 心配無用でした。嗜好性抜群。 まぁ、まだ収穫できる量はおやつ程度ですが、 餌料が多様になることは喜ばしいですね。新鮮だし。   ちなみに、クワを植えてる場所の反対側はカスミサンショウウオの屋外池です。 ドクダミ畑…。もう、刈っても刈っても生えてきます…。 だれか食べへんかな…。          ツイート
岐阜県初!
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岐阜県初!

皆さんこんにちわ。 6月に入り、梅雨入り宣言後も雨がなかなか降りませんね。   梅雨と言えばアジサイ、アジサイと言えばカタツムリですね。 そこで6月のマンスリー水槽の担当になった私は、カタツムリ展示を試みてみました。 カタツムリと言えばこれでしょうか。     この東海地方でよく見るイセノナミマイマイ。 しかし、この陸にすむ貝であるカタツムリは、このイセノナミマイマイだけではありません。 今回は水族館周辺で調査を行い、カタツムリを集めてみました。   そしていきなりこちら!     カタマメマイマイという種類で、こちらなんと 岐阜県初記録種 であることが分かりました!!! すごいことです。   写真で見るとこんなに立派に見えますが・・・。   小さっ!  よく見つけました。   実は見つけたのは私ではなく、 私に借りがあったため採集を手伝ってもらった採集小僧の田上さんなのです。 カタツムリの採集なんて分からへん、なんて言っていたのですが、 ビギナーズラックとはこのことか。   種類の同定は、私たちではとても出来ず、  愛知みずほ大学の川瀬先生にご協力頂きました。  お忙しい中、ありがとうございました。    他にもこちらキビガイ。    殻の巻き数が多いですね。 こんなに立派な殻をしていますが・・・。    極小!!!    他にもこちらはナミコギセル。      こちらはウラジロベッコウ。    などなど今回の調査で、10種類のカタツムリを見つけることが出来ました。 陸にすむ貝、カタツムリ。 普段良く目にするイセノナミマイマイなどは、 カタツムリの世界では例外的に大きなもののようで、 実はその殆どはとても小さなカタツムリたちなのです。     今回、岐阜県で初めて見つかったカタマメマイマイは、他の地域でも発見例は少なく、 環境省のレッドリストでは絶滅危惧 II類になっており、希少な種であるようです。   カタマメマイマイが水族館のある各務原市で見つかったことはとても感慨深く、 まだまだ身近な自然でも知られていないことがあることを再認識しました。   小さすぎて気付かれない陸にすむカタツムリの仲間、 みさなんにちょっとだけでも興味を持って頂ければなぁ~と思います。       ツイート
カナヘビ、間もなくふ化します。
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カナヘビ、間もなくふ化します。

こんにちは、 お久しぶりーの岩本です。   昨年に引き続き、カナヘビの卵の展示を密かに行っていたのですが、 その卵がふ化の時を迎えようとしております。       思い返せば、  昨年は初めてのカナヘビ繁殖挑戦ということもあって、 ふ化した赤ちゃんの可愛さに狂喜乱舞し、 専用のブースまで作って展示しちゃいましたが、   (昨年の様子)     今年はカナリ落ち着いた展示です。(冷めたわけではないのです)         ちなみにバックヤードではすでにたくさんのカナヘビがふ化しております。       何度経験しても、ふ化したてのカナヘベイビーを見ると、モフモフした気持ちになります。     もふもふもふ~っ。       というわけで、あと1週間以内にはふ化する予定ですので、 運が良ければその瞬間が見られるかも!?   展示水槽の右の方に卵はありますので、覗いてみてくださいね。       追伸: 実は、ふ化した直後にヒガシニホントカゲによって 食べられてしまうのではないかと心配しています。弱肉強食ですか。そうですか(°ー°)    ツイート
マムシ
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マムシ

こんにちは。GWが終わり、次は夏のイベントの準備だ!でも、その前にカエルたちの繁殖シーズン到来です!!  というわけで、昨日は岐阜県関市の休耕田や用水路、 ため池を見て回ってきました。      あいにく、天気がよすぎて、カエルいませんでしたが…。 やっぱりカエルに会いたければ、小雨の日や、夜に限りますね。   それでも、さすが岐阜県!短時間でいろいろな生き物に出会うことができました。   ホトケドジョウ ↑ に、      ヨシノボリの大群 ↑、          それからクサガメ ↑、あとニホンイシガメもいました。     そしてなんといっても…    ニホンマムシ(有毒)!!   水族館の飼育係としては、「ヘビも生態系の一員です。嫌わないでね」とお伝えし続けていますが、すぐ足もとに、でーーーん!!といるのを見ると、 「あ、ラッキー♪」と思いつつ、 「ひぇ~」とも思ってしまったのが正直なところです。    写真だけ撮って後退。    マムシ遭遇後は、枝や根っこがマムシに見えました。   あたたかくなり、いろいろなヘビが活動し始めます。   公園や民家の庭先にもヘビはいます。 ヘビの種類を見分けるのはけっこう簡単ですから、 ぜひチャレンジしてみてください。 毒のある蛇、攻撃的なヘビがどれなのかを判別できれば、突然ヘビと遭遇しても、ちょっとゾクッとはするけど、そんなに怖がることはありませんよ。     では、また。   ツイート
春を感じて
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春を感じて

 皆さんこんにちは。   GWに入り、水族館も多くのお客さまで賑わっています。 今年の4月は例年より寒く、穏やかな春、という感じではなかったですね。 でも水族館の魚たちは、確実に春を感じているようです。 以前のブログでもご紹介した「追星(オイボシ)」について またお話したいと思います。 コイ科などのオスでは、繁殖期を迎えると 吻先に皮膚の一部が角質化して硬くなった 追星と呼ばれるものが現れます。 これを見て私たちは、「おっ、春を迎えて繁殖期」になったなぁと実感するのです。 ヌマムツではこのような感じに     拡大してみると       カワヒガイでは       イチモンジタナゴでは       シロヒレタビラでは       ヤリタナゴでは     ヤリタナゴを正面から見ると       そして個人的に好きなアブラボテでは     このアブラボテを正面から見ると       ムニッ。 どうですか!この正面からの感じが最高です。 この「ムニッ」を見ると春を感じますね。 可愛らしい姿、皆さんも見つけてみて下さい。     ツイート
オタマジャクシいっぱい
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オタマジャクシいっぱい

こんにちは。いよいよゴールデンウィークですね。 いつもこの時期は、カエルの繁殖とゴールデンウィークイベントの準備が重なって、 バタバタバタっとなってしまいます。 バタバタバタっとしながらも、ちゃっかりオタマジャクシ水槽を設置しました。 今年は、ナガレヒキガエルとカジカガエルとニホンアカガエルの3種類を展示しています。 全部バックヤードで繁殖したものです。 「オタマジャクシなんか、どれも同じじゃないか!」 と思われた方…。ちがうんですよ~。 ナガレヒキガエルのオタマジャクシは、渓流に卵が産みつけられるため、 流されないように、口が吸盤症だし、 カジカガエルのオタマジャクシは、水の抵抗を減らすため、流線形というか頭部が平べったくなっています。 写真では分かりにくいですが、体にはシマ模様が入りますし。   あ、こちらカジカガエルの卵です。プリップリでした。 水族館に入って、すぐのところに展示していますので、カピバラを眺めつつ、 オタマジャクシも見てやってください。   ところで、ゴールデンウィーク期間中は、飼育係がお気に入りの生き物やアイテムを紹介する 「トトワゴン」というイベントを開催しています。 先日、よく来てくださるお客様から「堀江さんは今年もカエルでしょ~?」って言われましたが、 No!!! 今年はなんとカワウソです。サツキ(享年7才)と一緒にみなさまをお出迎え致します。 スケジュールはコチラをご覧ください。 では、みなさま、よいゴールデンウィークを♪         ツイート
貝の中に
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貝の中に

みなさんこんにちは。 春の訪れとともに、生きものたちの活動も活発になっていますね。 サンショウウオやカナヘビ、カエルの産卵のお話が続いていますが、 もちろん魚たちも産卵シーズンを迎えています。   春に産卵する魚の中で、今回は「カワヒガイ」をご紹介したいと思います。 このカワヒガイ、春になるとオスは婚姻色が出て色づく様子から 岐阜の方では「サクラバエ」などと呼ばれています。   繁殖期を迎えた雄の吻先を見て下さい。 白い模様のようなものが。 これは追星と呼ばれる、コイ科のオスに見られる二次性徴です。     一方で雌はというと。    シリビレの辺りから、白い糸のようなものが。 これは産卵管と呼ばれるものです。 そう、ヒガイの仲間は、ヌマガイやタガイ、イシガイなどの淡水にすむ二枚貝の中に 卵を産みつけるのです。    そこで水族館では、二枚貝の殻を用いてカワヒガイの繁殖を行っています。 殻を輪ゴムでとめて、すき間を作るためにシリコンチューブを挟みます。 出来たものがこちら。         どうせならと貝の入水管や出水管風にチューブを付けてみました。 アサリみたい・・・。 イシガイやヌマガイなどこんな風に管を伸ばすことはないです。   で、結果はといいますと。  貝を開けると、真珠のような丸い卵が。   この卵、同じ貝に卵を産むタナゴの受精卵などと比べると、かなり大きいのです。 正確に言いますと、大きくなるのです。   ヒガイは貝の入水管に産卵管を差し込み、卵を産みつけます。 タナゴでは貝の出水管に産卵管を差し込んで、卵を産みつけるため、 貝の鰓の中に卵は差し込まれるのですが、ヒガイの卵は鰓の外に落ちてしまいます。 そのため、産みつけられた卵は吸水をして大きくなり、 貝が開いても落とされないように変化するのです。       左がシロヒレタビラの受精卵、右が吸水して大きくなったヒガイの受精卵。 もう一枚。     どうですか、かなり大きいことが分かりますね。 イクラ位の大きさですかね。 ヒガイの受精卵は、1~2週間ほどで孵化をして泳ぎ出します。 タナゴの場合は、孵化後に分化が進み、体が出来てきますが、 ヒガイの場合は体が出来あがったあとで孵化します。       ヒガイも二枚貝がないと子孫を残すことが出来ません。 水族館では貝殻を使っていますが、自然の中ではそうはいきません。 現状では、淡水性二枚貝は減少の一途をたどっています。 春のヒガイたちを見たら、そんなことも思い出して頂ければと思います。      ツイート
渓流展ブログ12「カワネズミとの思い出」
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渓流展ブログ12「カワネズミとの思い出」

こんにちは。岩本です。 渓流展開催期間も残すところあとわずか。 このタイミングで、最近産まれたばかりの娘に夢中の波多野大先輩に 「カワネズミの思い出」というタイトルでのブログバトンを渡されましたので、 最近重い腰を上げてみました。   ちなみに、私がカワネズミについてのブログを書くのは、今回でもう5度目。 一回目は予告を。 二回目はその生態を少し。 三回目は写真集を 四回目は水中で泳ぐ姿を そしてネタも切れてきた五回目の今回は、 「カワネズミの思い出」     とのことですので、カワネズミ展示の裏話を少し。 本当に、少しだけ…。 そうですね、「捕獲」の話をしましょうか。      水族館で展示されている生き物は、 生き物を扱う業者から購入したり、他の水族館と交換していただいたり、 自分で採集したりして入手します。   カワネズミの場合 業者より購入→無理そう 他館よりいただく→無理そう ということで、当館の職員自らが岐阜県内の渓流域に出向き、捕獲を行いました。   私たちが初めてカワネズミ捕獲のために渓流に出向いたのは10月中旬。 10月とはいえ、朝晩は随分と冷え込み、非常に寒い中での作業でした。     しかし、カワネズミは「幻の水中モグラ」とも称されるだけあって、 そうそう簡単には捕まりません。     ということで、10月下旬     12月…       そして…     2月。     もはや、私からみなさんに言うことは何もありません。 ぜひ、当館に来て、カワネズミの幻っぷりを見て行って下さい。 ただ、それだけです。   おしまい♪      ツイート  
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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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