おもしろ飼育コラム

ハマガニとアシハラガニ
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ハマガニとアシハラガニ

こんにちは。涼しくなりましたね。 そして、今年も残すところあと3ヵ月。びっくりです。   現在、開催中の企画展「ココがちがうんです!~生き物の見分けは難しい!?~」はご覧いただけましたでしょうか? 今日は、企画展で紹介しているのとは、またべつの2種のカニの見分けかた(と、そのかっこよさ)をご紹介します。   こちらは河口のヨシ原にすむカニ、左:アシハラガニ 右:ハマガニ です。     アシハラガニは、河口にいけばたいてい出会う身近なカニです。   行くところに行けばめちゃくちゃたくさんいます。 色はブルーグレーで甲は四角く幅3.5cmぐらいです。   対するハマガニは、甲に丸みがあり、前縁はオレンジ色に縁取られます。 アシハラガニよりも大きくなり甲幅5cmぐらいです。 そして、ハサミあしはきれいな紫色をしています。   大型の個体であれば、色や大きさで違いが分かりやすいですが、 小型・中型だとなかなか見分けるのは難しそう…。   そんな時、見分けるポイントとなるのは、眼の下にあるつぶつぶです。 こちらハマガニのオス ↓   メスも同じようなかんじのつぶつぶ具合です。   そして、こちらがアシハラガニのオス ↓   いかがでしょう?つぶつぶの数が全然違います。 これさえ知っていれば簡単に見分けられます。   ちなみにアシハラガニのメスは、さらにつぶつぶがいっぱい。     以前から、アシハラガニは「河口の生き物」水槽で展示していましたが、 なんと!この度ハマガニも、同じ「河口の生き物」水槽に仲間入りを果たしましたvi  iv   いかがでしょう?このいかにも強そうな風貌。   同じ水槽にいる、トビハゼやアシハラガニを、この大きいハサミあしで捕まえて食べちゃうんじゃないの!?って心配になります。でも、意外なことに、ハマガニはヨシなどの植物をおもに食べるんだそう。だから大丈夫なんです。 でもやっぱりひょっとしたら…ってこともありますので、現在の展示は1匹のみにして様子を見ています。   穴に潜ったりして見えない時間もあるとは思いますが、ぜひぜひ探してみてくださいね。存在感ありますよー!       Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
北海道で出会ったエゾハナカジカ
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北海道で出会ったエゾハナカジカ

去る5月下旬、研究者と協力して北海道へ生き物調査へ行って参りました。   調査場所は北海道東部、日程は4泊5日。   飛行機から降り立つと本州で見たことがない、広大な大地が広がっていました。   5月下旬でもまだまだ寒く、昼間でも上着を着て、夜間はネックウォーマー着用という気候…   そんな寒さの中、カヌーで移動したり、   潜って生き物を観察したりと いろいろ経験できました。     そして岐阜県ではみられない生き物もたくさん見られました。 [caption id="attachment_15488" align="alignnone" width="525"] ニホンザリガニ[/caption]   [caption id="attachment_15489" align="alignnone" width="525"] ヌマガレイ[/caption]       そこで出会った生き物のうちの1種「エゾハナカジカ」     水族館で展示しているカジカ大卵型とカジカ小卵型に見た目は似ていますが、 このエゾハナカジカは国内では北海道のみに分布する種で、私は見るのも初めてでした。   「これはぜひ『釧路湿原の生き物』水槽のニューフェイスとして展示したい!」 というわけで少しだけ連れて帰ることにしました。   すぐに常設展示する予定でしたが、9月のテーマ水槽を考えているときに 「魚へんに秋で鰍(カジカ)」だし、カジカを展示しよう! というわけで常設デビューの前にテーマ水槽で皆さまに見ていただくことになりました。   いかがでしょうか?   毎日見やすいところにいてくれて良い感じです。     石のすきまから顔を出す感じや、 ちょっと見上げている感じもかわいらしいです。   今回のテーマ水槽は10月3日までです。 ぜひ見に来てくださいね。       Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
ワラゴ・ミクロポゴンの歯
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ワラゴ・ミクロポゴンの歯

先日、メコン川エリアの水槽で展示していたワラゴ・ミクロポゴンが残念ながら死亡しました。 いつものように担当スタッフと獣医師が体長などの測定と、解剖をして病気の有無などを調べたあと、体験学習班スタッフに魚体が引き渡されました。 貴重なサンプルですので、耳石や歯を調べ、標本にすることにしました。   これがワラゴ・ミクロポゴンの上あごの歯です。 鋭い歯がたくさん密集していて、おろし金のようですね。ワラゴ・ミクロポゴンは魚食性で、大きな口で他の魚をバクリと食べるのですが、歯はすべて喉の方向に曲がっていて、くわえた獲物を逃がさない作りになっています。   いかにも痛そうな歯なので、おそるおそる触ってみたところ・・・あれ、意外と弾力があります。歯の向きにそってなでると、ゴムのような手触りです。 居合わせた他のスタッフにも触ってもらったところ、 「犬用のブラシみたい」とのこと。   これなら噛まれても大丈夫?と歯を逆なでしてみると、痛い痛い!!鋭い歯の先がガリガリとひっかかって結構痛いです。魚食性の魚の歯を甘く見てはいけませんでした。     生きている間は、なかなか歯を見ることはできませんが、こうして調べてみると意外な発見がたくさんあります。 またおもしろい観察ができましたら、このブログで皆様にもお伝えしますね。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
アシシロハゼの共同作業
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アシシロハゼの共同作業

こんにちは。いよいよ夏休み! でも、雨がたくさん降りますね。 雨の日、外で遊べなくてお困りの場合は、ぜひアクア・トト ぎふへ!   さて、今回はアシシロハゼの巣穴掘りの様子をお届けします。 アシシロハゼは、皆さまよくご存じのマハゼの近縁種で、 川の下流や河口の砂地にすんでいます。 産卵は石の下などに巣穴を掘り、天井部分(石の裏側)に卵を産みつけます。   当館では「下流のカニ」水槽で展示していて、時々巣穴を掘る行動が観察できます。   手前がオスです。手前中央の砂のくぼんだ所をさらに堀り進めたい様子。 奥がメスで、鼻先は婚姻色で黒くなっています。   オスの作業を見守るメス。   そして、メスも巣穴掘りに参加しはじめました!! [video width="1920" height="1080" mp4="/wp-content/uploads/2022/07/ashi.mp4"][/video]   ちょっとメスがヘタクソすぎて、手伝うどころか邪魔してましたね。 おまけに大きな石まで落としちゃって…。 でも、怒らない心の広いオス。 この後、オスはがんばって大きな石を運び出していました。   産卵用の穴掘りはオスの役目と思っていたのですが、 過去の動画を見てみても、アシシロハゼはメスが掘る場合もあるようです。   体の小さなハゼの仲間が、よいしょよいしょと巣穴を掘る行動がものすごく好きです。また何か、おもしろい動画が撮れたらご紹介しますね。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
バトンタッチ
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バトンタッチ

皆さまこんにちは。   今年も暑くなってきました。 梅雨が明けたと思ったらいきなりの酷暑。 外で作業することも多い私たちにとっては、かなり大変ですが、負けずに乗りきろうと思います! 皆さまも体調にはくれぐれもお気を付け下さい。   さて、今日は日本最小のネズミ、カヤネズミについて書いていきますね。   当館では3階カワウソの巣穴展示の横でカヤネズミを展示しています。   水槽の端っこで集まっていたり、真ん中にある木の下に隠れていたり、その日によってカヤネズミのポジションはさまざまです。   エサは、小鳥フード(アワやヒエ、キビなどの雑穀類)、ひまわりの種、キャベツ、リンゴを与えています。 飲水器はなく、リンゴやキャベツから水分を摂取しています。飲水器でも良いのですが、床材が濡れてしまい床材を交換する頻度が高くなってしまうため、当館ではリンゴやキャベツから摂取できるようにしています。   実は、現在展示水槽にいるカヤネズミは、今年の4月22日に世代交代をしています。   以前展示していたカヤネズミは2020年6月22日生まれのオスの兄弟7頭でした。 カヤネズミの寿命は、野生下で1~2年ほど、飼育下では2~3年ほどといわれており、今年でもう2才・・・すっかりおじいちゃんになりました。 そこで、バックヤードでゆっくり過ごしてもらおうと思い、総入れ替えを行い、 現在もバックヤードでまだまだ全頭元気に過ごしています。   新しく展示した個体は、性成熟している個体を選びました。その理由は、移動や環境の変化がストレスとなることもあり、性成熟していない個体は、まだ小さくストレスに弱いためと考えたからです。 ちなみにカヤネズミは生後40~50日ほどで性成熟するといわれています。生後2週間ほどで離乳したと思ったら、あっという間に大人の仲間入りです!人と比べると、いかに成長が早いかおわかりいただけるかと思います。     老齢か若齢か、私たち飼育スタッフは見慣れていることもあって毛並みや毛の色で見分けることができます。 皆さんにも見分けてもらえるよう写真付きで少し比較してみました。   上の写真は、左側が老齢個体、右側が若齢個体です。 毛の色が、高齢個体の方は濃い茶色、若齢個体は薄い茶色で若干灰色がかっています。   毛並みは、高齢個体は少しボサボサしており、若齢個体はしんなりしています。 アップも撮影しましたので見比べてみてください。(体についているのは床材です。)   ↓高齢個体   ↓若齢個体   いかがでしょうか? 少しでもなるほど!!と感じていただけたら幸いです。   現在展示しているカヤネズミも来年には高齢個体です。体毛の変化にもぜひ注目してみてくださいね。     最後におまけをどうぞ! 先日、6月5日に産まれたばかりのカヤネズミと母獣(母親)の写真です。 仔獣はまだ母親の半分にも満たない大きさで、離乳したばかり。 これから大きくなり、いつか展示デビューを果たすその時まで健康に育ってくれますように・・・。           Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
オスフロ・デコイ作戦
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オスフロ・デコイ作戦

こんにちは。   「メコン川中流の魚」水槽に‶チャンナ・アウロフラメア″が仲間入りしました。   昨年のこの時期に企画展「極色蛇頭魚」で展示していた大型のスネークヘッドです。 企画展では‶コブラスネークヘッド”として展示しておりましたので、本コラムでも、なじみのあるコブラスネークヘッドとしてご紹介します。   企画展終了の時点では、メコン川中流の魚水槽に入れるには、まだ小さかったため、とりあえず大きくしよう!…ということでバックヤードで育ててきました。   そして、9カ月たった今年の4月、大きく太くなったので「もういけるんじゃないか!?」と判断し、展示水槽に移すことにしました。 展示予定の水槽には、ワラゴ属やチタラ属など、口の大きい強者がそろっています。当館で最も殺伐とした水槽です。そのためコブラスネークヘッドが傷つけられないか、気を付けなければいけません。   そしてやっぱり。 心配した通り、日に日に尾びれに傷がふえていき、コブラスネークヘッドも所在なさげに水面近くでじっとしてばかりいました。     傷の感じからすると、犯人ならぬ犯魚はオスフロに違いない。   犯魚↓   仕方なく、1週間ほどで展示を終了し、バックヤードで傷が癒えるのを待つことにしました。   それからおよそ1ヵ月。作戦をたてました。 ① 空気呼吸がしやすい場所にかくれ場所をつくる ② 新たなオスフロも仲間入りさせて、オスフロの興味をそらす     オスフロは見た目ほのぼのとした雰囲気の魚ですが、組み合わせしだいでは同種間で激しく闘争します。   新入りオスフロ vs 古参オスフロでにらみ合っている合間に、 コブラスネークヘッドが自分の居場所を作って堂々としてくれれば、オスフロにつつかれる心配はまずないでしょう。   そして移動日。まずはオスフロから。     続いてコブラスネークヘッド。   コブラスネークヘッドはすぐに用意しておいたかくれ場所にすっぽり収まってくれました。 いい感じです。   でも、かくれ場所から外へ出ると、オスフロたちの注目の的に。 ヒヤヒヤな日が続きます。   それでも1週間もすると、コブラスネークヘッドはだいぶ慣れた様子で、かくれ場所から出てきて、流木の陰に隠れたり、広い場所を泳いだりするようになりました。 色つやもいいし、傷もできてない。もう大丈夫そうです。     仲間入り成功です!!   ところで、新入りオスフロはというと、古参オスフロに少しつつかれることはありましたが、それももう収束したようで、こちらも無事に仲間入りをはたしました。   スネークヘッドは一般的にじっとして動きが少ない魚ですが、 こちらの水槽に来てから、この個体はよく動きます。 見ていておもしろい、オススメの1匹になりました。       Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
シーナンタナゴの産卵動画
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シーナンタナゴの産卵動画

こんにちは。 3月になりました。春ですね。 卒業、入学、異動、年度の切り替わりなどをひかえ、みなさまお忙しくお過ごしではないでしょうか?   3月は、いろいろな生き物たちの繁殖シーズンとなりますので、わたしも忙しく過ごしております。   先日、シーナンタナゴの産卵の様子を動画におさめることができました。 シーナンタナゴは中国に分布するタナゴ類で、昨年末から展示に加わった新入りです。   このタナゴはシジミ類の中に卵を産みつける習性をもっていて、人工授精で繁殖はさせられたのですが、せっかくなのでシジミに産卵するところを見てみよ。 と思い試してみました。   婚姻色がでていて赤い体色をしているほうがオス、そうではないシルバーの体色をしているほうがメスです。 [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2022/03/ロゴ、スロー2.mp4"][/video]   早業でしたね。 メスがお腹にある産卵管を、シジミの出水管に差し入れたところ、おわかりいただけたでしょうか?あの一瞬で卵をシジミのエラ部分に産みつけたと考えられます。 その直後にオスがシジミの近くで放精しているはずなのですが、それは動画で見る限りわからなかったです。   日本に生息するタナゴ類は、全てイシガイ目の二枚貝、例えば、 こんなのや   こんなの。 に、卵を産みつけるのですが、 シーナンタナゴが産卵に使用する貝は小さなシジミ類。おもしろいですね。   貝の中に産みつけられた卵は、貝の中で育ち、泳げるようになると出水管から出てきます。   貝の中での成長は見ることができませんが、人工授精により繁殖させたときに撮影した写真があります。 25日間でこんなふうに成長しました。   今回の動画の撮影は、じつはすごく簡単に撮影できたので、この調子で他のタナゴもじゃんじゃん産卵シーンを撮ってみよう!撮影できたら、水族館の展示でも大いに活用できるぞ!!   と思い、挑んでいるのですが、これがなかなか難しい…。 この春は、タナゴ類の産卵動画撮影というのを、ひとつの目標に掲げて頑張ってみようと思います。       Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
ニシアフリカコガタワニの同居試験
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ニシアフリカコガタワニの同居試験

今回は久々にニシアフリカコガタワニの近況についてご報告したいと思います。   昨年、6月に京都市動物園から繁殖のためニシアフリカコガタワニのノック(♂)がやってきて、半年以上たちました。 搬入時の様子はコチラ   ノックは当館の環境にもすぐに慣れたようだったので、搬入から約1カ月後の休館日に、隔離している柵を外して同居を試みました。 この時はワニ子がノック側に入るやいなや、見たことないスピードでノックに突進していき咬みつきました…。 ノックはおとなしくしているのに…。 怒り心頭のワニ子を戻すの図   すぐにワニ子を引き離して、元居た場所に戻しました。幸い、両個体とも大したケガもなかったので一安心ですが、残念ながら隔離生活再開です。   次の一手として、お互いのやる気を高めるべく、生息地の環境に合わせて飼育環境に変化をつけていくことにしました。降雨装置もその一つで、8月末から稼働させています。 すると今まで置物状態だったノックが、雨に合わせてちょくちょく鳴くようになりました。これはなんだかいい感じです。 ワニ子はというとノックの鳴き声に合わせて何か行動する、というようなことはないのですが、最初の頃のように目をギンギンにさせてノックを睨みつづけるようなことは無くなり、あまり気にならなくなってきたようでした。   時は来た。   1月11日休館日。いよいよ2回目の同居試験を実施することにしました。 観覧面にはワッチ担当がワニたちの動きを記録します。ほとんど動かないので辛いです。   柵オープン!仲良くやってよ! 全然動きません。ワッチ担当が辛そうです。   お、いよいよ動きが。先手はワニ子です。     ワニ以上に緊張している私。いつでも仲裁に入れるよう待機しています。   前回と同じようなポジションになっていますが、今回のワニ子は怒りで突進していくこともなく、ノックの横にそっと寄り添っていきます。 これは成功か!と期待した瞬間、 ガァーーーー!!! 前回とは反対に、ノックが激怒でワニ子に咬みついていきました。 今まで声をかけても、指やお腹触っても、掃除のために跨いでも、全く動かなかったノックが見たことないくらい激怒。 すぐに仲裁に入り、同居試験ストップです。 今回も両個体ともケガはなかったのでとりあえず一安心ですが、ワニ子が水中に逃げたため、仕方なくノックを右側のスペースに移動させました。 いつもと違う場所に移動させられて、たぶん怒っているノック。   水中からこちらの様子をうかがうワニ子。夜まで陸場に上がりませんでした。     なかなかうまくいきませんが、まずは同居させることが繁殖への第一歩ですので、良いタイミングを見逃さないよう引き続きよく観察していきたいと思います。 というわけで、今、展示水槽の右側にいるのがノック(♂)、左側にいるのがワニ子(♀)ですのでよろしくお願いいたします。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
おかえりボウズハゼ
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おかえりボウズハゼ

こんにちは。   昨年の11月より、長良川の展示エリアにボウズハゼが仲間入りしています。     ボウズハゼは、過去にも展示していました。 当館がオープンした2004年から、2015年ぐらいまで。 4つ並んだ「瀬と淵の生き物水槽」のうち一番上流のタカハヤ、アブラハヤを展示している水槽にいました。   ただ、当時、岐阜県でボウズハゼが生息しているという記録は残っていましたが、目撃情報が全くと言っていいほどありませんでした。そのため、生息を確かめるまで展示休止とした経緯があります。   それから月日は流れ…。   ここ3年ぐらいでしょうか。突如としてボウズハゼの目撃情報がわたしのもとに届くようになりました。「長良川の岸近くで見たらしい」「揖斐川で投網投げると入るらしい」「木曽川で潜ってたらぽつぽついる」。   こ、これは…!この目で確かめなくては!!   あるときは、投網を投げまくり、 あるときは、真冬に石の裏を探しまくり、 あるときは、子どもと川遊び♪♪のふりして泳ぎながら探し…。   それでも、なかなか出会えず。   自分のセンスのなさに嘆いていたころ、 岐阜大学地域科学部教授の向井先生より有力な情報をいただき、 ようやくボウズハゼの姿を拝むことができました。     いた!!   そして念願のボウズハゼ展示復活! ・県内での目撃情報や確認した場所 ・一緒に見られた魚 ・光が入りコケが生える場所 ・観察しやすそうな水槽 これらのことから、今回は「本流の川岸の魚」水槽を展示場所としました。   現在、展示しているのは4匹ですが、わりと見やすい位置にいることが多いです。   オスよりもメス、大きい個体よりも小さい個体のほうがよく姿を現しています。   野外での調査結果によると、ボウズハゼは冬には活動しないようなので、冬は全く見えないんじゃないかと心配していましたが、年末年始の寒かった日にも姿を見せていました。(水槽の水温が14℃前後と野外よりも高かったからだと思います。)     「あ、ボウズハゼだっ!!」とかけよると、さっと隠れてしまいますので、そーっと近づいてみてください。 石に生えたコケを食べる様子が観察できますよ。 [video width="1920" height="1080" mp4="/wp-content/uploads/2022/01/1286.mp4"][/video]   ボウズハゼは川で産卵しますが、孵化した仔魚はすぐに流下し、海で夏から翌年の初夏までを過ごします。海では黒潮にのって大移動していると推察されており、生まれた川に戻ってくるわけではないようです。 ここ数年、岐阜県でボウズハゼがみられるようになった原因は不明で、逆に言えば、また、岐阜県から姿を消してしまうかもしれません。   ボウズハゼがいる今を楽しみながら、ボウズハゼに関するいろいろなことを知ることができたらいいなぁと思っています。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
男の子とエイ
  • アクア・トトの生き物

男の子とエイ

新年あけましておめでとうございます。 本年もアクア・トト ぎふをどうぞよろしくお願いいたします。   寒い日が続きますね。 2021年は臨時休館などもありましたが、多くのお客様に支えられてアクア・トトぎふとそのスタッフ一同は頑張ることができました。ありがとうございます。   先日もそれを身にしみて感じるエピソードがありました。   12月23日、まだ冬休み前で館内がとても静かだった日。 魚のエサが入ったかごを片手に持ち、順番に給餌をしていました。 「河口の魚」水槽の給餌は、スズキのお腹は膨らんだかな?とか、カワアナゴはどこにいるかな?など、水槽の裏側からだけでは確認しづらいので、何度か観覧側と裏側を行き来しながらエサを与えます。   途中から小さな男の子が水槽をのぞいていました。 給餌が終わり、わたしが観覧側から最後の確認をしようとした時も、その男の子は水槽をのぞいていました。 どうやらこの水槽に1匹だけいるアカエイを探していたようです。   この時アカエイは、水槽の死角にいて見つからなかったので、 私も隣にしゃがんでアカエイが姿を現すのを待つことにしました。   「今日もアカエイはいっぱいエサを食べたんだよ」 「今日のエサはサバだったんだよ」 「いっぱい食べてお腹膨らんでると思うよ」 などと話しかけていると、男の子の目が輝くのが分かりました。     そしてついにアカエイが姿を見せると、男の子は飛び上がって大喜び!! お母さんも「お腹ふくらんでるね」「見られてよかったね!」と言いながら、男の子と一緒になってアカエイの登場を喜んでくれました。   「お腹がいっぱいになった日は、午後からは砂に潜って休むんだよ」 と、お話してお別れしました。   その後、ほかの水槽の給餌をすべて終え、この場所を通りがかると、 さきほどの男の子はまだ河口の魚水槽の前に!   まだいるー!!!   しかも、今度はお母さんのスマホを借りて、カシャカシャカシャカシャと泳ぎ回るアカエイの写真を連写していました。   本当にこの水槽のアカエイを気に入ってくれてるんだなと、感謝感激です。 そしてこの男の子のペースに合わせて、待っていてくれるお母さんにも頭が下がります。   その日の午後のアカエイの様子。水槽手前の砂に潜っていました。   取材などでインタビューを受けると「飼育スタッフが一番うれしいことって何ですか?生き物が繁殖した時ですか?」ってよく聞かれます。 確かにそれもうれしいのですが、 飼育スタッフが一番うれしいことは、「いいと思っているものをいいと思ってもらえること」。 やっぱりこれです。   新しい年が始まりましたが、「水槽を見てくれる人」を意識して、精進したいと思います。   Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
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本日の開館時間

9:30-17:00

最終入館 16:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

年間パスポート
のご案内