こんにちは、体験学習班の河合です。 年中児・年長児を対象とした体験学習プログラム「プレアクア・スクール」を5月7日に開催しました。 今回のテーマは「春のいきものさがし」 水族館周辺を散策しながら草花遊びや昆虫観察をしました。 具体的には芽吹いたばかりの柔らかい葉や花びらを使って紙にお絵描き。 クレヨンや色鉛筆がなくてもこんな素敵な作品が作れますよ。 他にもヨモギやドクダミなどの食べられる野草のにおいを嗅いだり、スギナやカタバミで手品をしたり、タンポポの茎を使ってシャボン玉などいっぱい草花で遊びました。 昆虫探しは、草むらでうまれて間もないバッタの赤ちゃんやテントウムシなどを観察したり、低木が生える場所で、木の葉に隠れるナナフシやクモ、毛虫などの観察をしたりしました。 危険な植物や虫についても実物を見てもらいながら紹介しました。 虫を探してただ観察するだけでありません。 植物とその茎にくっつくアブラムシ、アブラムシ周辺にいるアリやテントウムシを観察し、生き物のつながりについてもお話ししました。 約1時間半、屋外でたっぷり自然体験をしましたが、子どもたちからは「もう終わりなの?」「まだ遊びたい」「楽しかった」などの声があがりました。まだまだ遊び足りなかったようです。 このような言葉が聞けてとても嬉しかったです。 ここで覚えた自然遊びを家に帰ってからも実践していただければと思います。 自然と接する機会が減っている時代ですが、このような企画を通じて、五感を使い自然の見方や接し方を身につけてほしい。そして、自然に興味を持ってくれる子どもが増えてくれればと。 そんな思いで実施させていただきました。 夏は川に入って生き物観察、秋には落ち葉やどんぐりを使った遊びなど、今後も季節ごとの自然体験ができるプレアクア・スクールを計画しています。 開催が決まれば、館内チラシやホームページで告知しますので、お楽しみに! Tweet