おもしろ飼育コラム

1回200円です
  • アクア・トトの生き物

1回200円です

こんにちは。お盆まっ只中です。 今年は雨が多いですね。 せっかくの長期休暇なのに雨ばかりでがっかりの方も多いと思いますが、 雨だからこそ、普段以上の力を発揮している3匹がいます。3頭かな。 彼らです。   1F屋外スペースにいるアルダブラゾウガメです。 アクア・トトぎふでは、 5~9月限定で、ゾウガメの餌やりをお客様に体験していただいています。 開催期間はいつもなら土日祝だけなのですが、お盆休みは毎日開催!! 例年は、ある程度お腹がいっぱいになると、 「暑い~」って感じで木陰で休んでしまい、 途中終了もやむなしといった事態になるのですが、 今年は、雨や曇りの日が多く、 制限時間(12:00~16:00)いっぱいまで、 休むことなく食べ続けています。     まだ、ゾウガメにエサやりしたことがない方! まだ、ゾウガメが動く姿すら見たことがない方! ぜひ足を運んでエサやりにチャレンジしてみてください。 Lサイズのコマチ、Mサイズのデコ、Sサイズのチョコが 首を長くしてお待ちしています♪   ツイート

ぐんぐん成長!
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ぐんぐん成長!

この間お話しした、タナゴの赤ちゃんの展示水槽。 お客さまが展示を見ている姿を見て、 にやにやしているスタッフがいたら高確率で私です。    今回アクア・トト ぎふで初展示となる シロヒレタビラの仔魚(タナゴの赤ちゃん)は、 写真中央にあるビーカーの中にいます。 赤ちゃんの成長はとっても早いため、 来館されるたびに違った姿が見られるかもしれません。 こちらは生まれて3日目、ふ化したての赤ちゃん。 まだ頭も眼もありません。 大変未熟な状態でふ化しますが、この体でニョロニョロと動きます。 動く様子を少しだけお見せしましょう! こちらは生まれて8日目の赤ちゃん。      頭と眼が出来て少し魚らしくなったでしょうか? 動く様子はというと… 3日目のものより、なんとなく力強さを感じる動き方をします。 こんな感じで、ぐんぐん成長していくタナゴの赤ちゃん。 休み明けにバックヤードにいるタナゴの赤ちゃんたちを覗くと、 もうそんなに大きくなったの!?とびっくりするほどです。 解説パネルを見て頂くと、 ビーカーの中にいる赤ちゃんの成長度合いがわかるようになっていますので、 実物と比べてみてくださいね。 シロヒレタビラの赤ちゃんの展示は7月31日(木)までを予定しています! この機会にぜひ、ご覧ください!   ツイート

カニに会いに
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カニに会いに

こんにちは。毎日暑いですね。 先日、陸ガニに会いに行ってきました。 陸ガニってなんだ? 陸ガニとは、ふだんは川の近くの陸地にすんでいて、 産卵の時だけ海に移動する、 おもにベンケイガニ科のカニをこのように呼ぶようです。 本州で代表的なのは、 アカテガニ、クロベンケイガニ、ベンケイガニといったところです。 アカテガニやクロベンケイガニなんかは、木登りもするそうで、 「さるかに合戦」にでてくるカニのモデルはアカテガニとも言われています。 なぜ、そんな陸ガニたちに会いに行ったのかというと、好きだから。 ってのもありますが、本当の目的は写真を撮るためです。 この日も暑かった。日差しも強い。 陸ガニがいるであろう地点についたのはちょうど正午ごろ。 こんな熱い昼間にカニたちは何をしてるんだろう? 巣穴にもぐりこんでて、見えないんじゃなかろうか? と不安になりつつ、車を降りて川沿いの土手を見てみると、 わー、いい感じ。カニの巣穴だらけ!   巣穴の一つをのぞいてみるといました!     この、見えなさそうでちょっと見える感じが色気があって好きです。 でも、今日は館内のパネルに使うための写真を撮りにきたので、 これではだめです。 なんとか、カニの全身を写したい。 後輩に「出てきたらところをおさえろ。」 と巣穴の前での張り込みを命じ、   場所を少し変えて周囲を探索。 甲幅1cmぐらいの稚ガニがいたり、   緑色が鮮やかなナゴヤダルマガエルがいたり、   静かだなぁ。   なんて思っていると、 穴から出てる泥まみれのクロベンケイガニを見つけました。 しかも2匹。   チャンスです。 逃げていくカニを追いかけながら、 シャッターを押しまくり、     写真撮影は終了しました。 今回は無事「陸ガニの生息地での写真をとる」という任務を 遂行することができましたが、 残念ながら、川がコンクリートで護岸されてしまったり、 堰が作られたりして、陸ガニが生息できる場所は年々減っています。 今回写真を撮った場所は、ずっとこのまま陸ガニたちが、 安心してくらせる場所であり続けてほしいと、心から思います。 さてこの陸ガニたち、雑食性なので葉っぱや木の実、 生き物の死がいやミミズなどいろいろなものを食べますが、 実はキノコもよく食べるんだそうです。 はさみ脚でキノコをぷちっと切り落として食べるんだろうか??? 見てみたいです。 それではまた。   ツイート

口から赤ちゃん
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口から赤ちゃん

こんにちは! 5月も後半に差し掛かりましたが… 今回は先月展示した4月マンスリー水槽のおはなしです。 4月マンスリー水槽では 「春の小川の生き物たち」ということで、 春の風景にちなんだ魚たちを展示しました。   そのなかでのこの水槽!   小川のほとりに咲く、タンポポをイメージして選んだのは、   ラピドクロミス・カエルレウスという、 アフリカのマラウィ湖に生息するシクリッドのなかまです。   この魚は、メスが卵を口の中で育て、 稚魚になるまで保護するという面白い生態を持っています。 それについて解説板にも紹介していたのですが… なんと! 展示期間中に卵を持ってくれたんです!    よく見ると、あごの部分がこんもりしているのが分かります。   展示水槽には ↑ このようなステッカーを貼り、紹介させて頂きました! 4月が終わるころには、 4匹のメスが卵をくわえていました。 さてさて、4月の展示期間も終わり、 裏の予備水槽に移動してもらったカエルレウスたち。 先日、口の中の稚魚を取り出すことにしました。 ある程度母個体の口内で成長すると、稚魚は口から吐き出されます。 そのままにしておくと、 稚魚が同居している他の魚たちに食べられてしまうため、 そうなる前に口内から取り出して 稚魚だけの水槽にお引っ越しすることにしました。 母個体を傷つけることなく、 口の中の稚魚を出すにはどうしたらいいのか…!? 考えた結果、 「先を丸くした鉛筆」で母個体の口を開けることにしました。 その時の映像がこちら。     4匹の母個体から、全部で34匹の稚魚を取り出しました!   稚魚はこんな感じ。 ラピドクロミス・カエルレウスの特徴である 鮮やかな黄色ではなく、透き通った体をしていますね!  おなかに黄色く見えるのは卵黄です。 少し頼りない感じはしますが、 引っ越し先の予備水槽でにょろにょろ泳いでいますよ! これからは、母個体に代わって子育てに励みたいと思います!!  ※母個体も元気に予備水槽で泳いでいますので、ご安心くださいね。   ツイート

岐阜市産カスミサンショウウオの幼生展示中。
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岐阜市産カスミサンショウウオの幼生展示中。

  5月3日より 岐阜市産カスミサンショウウオの保護幼生を展示しています。   岐阜県内にはカスミサンショウウオの生息地は2か所しかなく、 そのうちの一つ、 岐阜市の個体群は絶滅寸前まで数が減っていたため、 岐阜高校、岐阜市役所、岐阜大学と当館で 連携して保全活動に取り組んでいます。 ○詳しい内容はコチラを <当館飼育日記> https://aquatotto.com/blog-diary/2012/04/post674.html   <冊子「ぎふの淡水生物をまもる」> http://blogs.yahoo.co.jp/zooreplab/56133878.html   今年も保護された幼生たちが当館にやってきました。 その数ざっと2000匹以上! そのうち100個体を展示しております。 また、生息地がなかなか厳しい環境のため、 岐阜市市有地、岐阜大学構内、当館敷地内に生息域外保全地をつくって、 もしもの場合に備えています。 当館敷地内の域外保全地では、 一昨年から繁殖が見られるようになりました。   今年の初産卵確認日はまだ雪がちらつく2月中旬   水場のよしずをちらっとめくると、、、     うんどるでー! 今年はなんと40対以上も産卵が見られました! 本当に狭い場所です。 まさかここまで産卵数が増えるとは思ってもみませんでした。   いまや例年通りドクダミ畑となっている場所ですが、 おそるべきカスミ育成ポテンシャル・・・。 さて、保護幼生に話を戻しましょう。 展示個体をふくめ、保護幼生は変態直前にすべて放流します。 たぶん5月中は展示していると思いますが、幼生の成長は早いです。 早めに見に来てくださいね。   ツイート

コウモリの食事風景
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コウモリの食事風景

こんにちは。 GW最終日をいかがお過ごしでしょうか? 私は、今日は休みなので・・・モグラ捕りにでも。 さて、 個人的には大流行中の モモジロコウモリの食事風景を動画に撮りましたので、 みなさんにご覧いただきたいと思います。 そもそも、モモジロコウモリはかわいい顔をしているのですが、   仕草はもっと素敵です。 動画では、 口半開きで超音波を出しながらエサを探す姿から、 口のまわりを汚しながら美味しそうにエサを食べる姿まで、 写真ではわからない、 コウモリの真の魅力を知っていただけることかと思います。 どうぞ、ご覧ください。 では。     ちなみに、コウモリのぬいぐるみ、ショップにて売ってます。 飛んでるバージョンと 寝てるバージョン。 寝てるバージョンは、カナリおすすめです。 ではでは。   ツイート

何を作っているんでしょうか?
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何を作っているんでしょうか?

  みなさんこんにちは。 学習チームの河合です。 イモリ展が始まりホッと一息したところ。 微力ながらイモリ展に関わって準備をしてきました。   今までは微力でしたが、ここから本領発揮?と思いつつ…。 水面下でひそかに動いています。 何をたくらんでいるかといいますと…   とりあえず この写真を見てください。 さぁ何を作っているんでしょうか? ※ものづくりワークショップの宣伝ではございませんよ。   これが材料   ↓ お湯を使いながら整形    ↓ 色をぬったりして   ↓   これはもしかしてイモリのたまごでは?   ↓ じゃ~ん! ストラップのできあがり     とりあえずはアクア・スクール2「イモリ博士になろう!」 の中で作る予定です。(対象:小学4~6年生) イモリ展との連動企画で イモリをもっと楽しんでもらおうと試行錯誤しているところです。   もちろん、ただ作るだけではありませんよ。 イモリの卵を顕微鏡で観察し、卵のことを勉強して作ります。 (イモリの卵をじっくりと観察する機会ってないですからね) さらに産卵しているビデオを見ながら 「イモリの卵ストラップ」を作ろう!なんてことを考えています。 なんてマニアックなんだ!!   こんな熱い一品を作る教室を開催するところは他にはないと思いますよ。 ムフフフフッ 反応が良ければスクール以外でもやってみようかな? イモリ好きにはたまらないでしょう~ きっと。   ツイート  

隠れてます
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隠れてます

こんにちは。 2月24日から展示している「ナガレタゴガエルの卵」について。 Facebookでは、広報担当者から何度か紹介させていただきましたが、 ここではまだだったので。 卵は2月10日に産み出されたものでしたが、 それから約1ケ月後の3月7日ごろに 幼生(オタマジャクシ)がふ化しました。 ふ化の時の写真です。 下のほうの卵から、オタマジャクシの尾が出てるのわかりますか?   真っ白で、おなかに栄養をたっぷり備えたオタマジャクシが 約70匹産まれました。   エサを食べなくても、おなかにある栄養だけでカエルへと成長するので、 メンテナンスが楽です。 エサを与えなくていいし、水もほとんど汚れません。 「いつまでも。そうだなぁカエルになるまで展示継続しておこうかなぁ。」 なんてのんきに考えていましたが…。 自力でうまく泳げるようになったオタマジャクシたちは、 思い思いの場所へと隠れてしまって… ほとんどがこのように石の下に入り込んで、ぜんぜん見えないんです。 パッと見は、何も飼育していないただの水だけの水槽です。   こんな水槽を、長いこと展示してても面白くないではないか! とりあえず、数匹をポケット水槽に閉じ込めて、 見えるようにはなっていますが、そろそろ潮時かなぁ。と思っていたのですが、 常連のお客様に「探すのが楽しい」「見つけるとうれしい」と言っていただき、 もうちょっと、展示しておこう。って思いなおしたところです。 ちなみにナガレタゴガエルは、 卵もオタマジャクシも白い白いとPOPやちらしなどに 書いてきましたが、実はちょっとグレーになってきたぞ。   それではまた。   ツイート  

ぐるぐる巻き
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ぐるぐる巻き

こんにちは。桜の季節ですね。 春休みを控えた3連休の前の日の夜、 4Fで展示しているヒキガエルの水槽をのぞいてみたら、 ちょうど産卵の真っ最中でした。   写真の左下にいるのが、産卵中のペアで、下がメス、上がオスです。 右上の黒いヒモ状のものが、今まさに産みつけられている卵塊です。 ヒモ状なので「卵紐」と呼ばれたりもします。 水中に沈んでいる枝にグルグルと巻きつけられていました。 (※野外では、渓流に集まり産卵するので、卵が流されないように枝などに巻きつけるといわれています。) わたしがのぞいたので、ペアは驚いて産卵巻きつけ作業をいったん中断しましたが、 しばらく見ていると、枝の周りを時計回りに回りながら、 ふたたび卵塊を巻きつけていきました。     翌朝には、このとおり。 ぐるぐる巻きです。   さらに翌日には、ほかのペアも同じように巻きつけて産卵したので、 今はもっとゴージャスな感じに仕上がっています。 春休みを控えた3連休の前日にこんなふうに水槽内で産卵してくれるなんて!! タイミングばっちり。ヒキガエルたちのプロの仕事ですね。 ちょっとでもお客様の目に留まるように、水槽内にPOPをつけておきました。 1週間~10日ぐらいでふ化しますので、お早めに見に来てください。 それではまた。   ツイート  

8m水槽
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8m水槽

みなさんこんにちは。 水槽の上で、こんな花が咲いているの みたことありますか?       これ、どこの水槽かというと…         そうです、常設展示の最後の水槽、 通称「水草水槽」です。   ご存知の方もいるかと思いますが、 この水槽上の部分が空いていて、 こんな風に水草がニョキッと伸びてるんですねえ。   さて、この「水草水槽」上が開放しているのも特徴なんですが、 もっと注目すべきはこの長さ! (写真が暗くて分かりにくいですが…)       なんと全長8m!!   開館当初、こんな風に   スタッフ総出で運んだという代物なんです。     そしてこの水草水槽… 実は… あと4日で見納めなんです…!!   老朽化ということもあり、 新しい水槽にリニューアル予定♪   新たな水槽はもちろん楽しみですが、 この8mの水草水槽を拝めるのも、あとわずか…。   水草水槽最後の勇姿を 見届けてくださいね。   それでは、また!   ツイート  

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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