おもしろ飼育コラム

えさやり技術賞
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えさやり技術賞

メコンオオナマズのご飯の時間は、いつも大体16時すぎ。そのころになると、水槽の前に飼育係が1人陣取って、ナマズの観察をしています。彼は6匹のナマズを見分けることができるエキスパート。バックヤードからもう1人の飼育係が投げる餌(練り餌のお団子)を、どのナマズがいくつ食べたのかを記録します。しかし水槽をぐるぐる回遊しているメコンオオナマズは、とってもおっとり屋さん。餌が目の前に落ちてこない限りなかなか食べてはくれません。そのため、餌を投げる飼育係は大リーガー並みのコントロールを要求されるのです。二人の職人技が光る餌やりを、皆さんぜひ見に来てください。

チビッコ登場
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チビッコ登場

2階の吉井川コーナーに、オヤニラミの子供たちが登場しました。バックヤードで飼育していた水槽から展示水槽に移すと、水槽の角やレイアウトの小枝の陰でじっとして警戒態勢、新しい環境に馴染んでくれるか心配していましたが心配していましたが、今では水槽の上に飼育係が来ると「エサだー!」という具合にみんな集まってきます。ほっ!今は3cmくらいのかわいい姿ですが、大きくなると10cm以上に成長し、凄みのある風格を漂わせます。オヤニラミなんてバチアタリな名前ですが、日に日に成長する魚たちを見るのは、本当の親になった気分ですね。

タガメが成虫になりました
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タガメが成虫になりました

タガメの幼虫が1ヶ月間に5回の脱皮を経て、成虫になりました。共食いや脱皮に失敗して死亡したものも多く、残った数は少ないですが、立派な成虫まで成長しました。幼虫期の食欲はすごいもので、毎日エサ用の金魚を1匹食べていました。最後の脱皮前には写真のように体色が赤みを帯び、いよいよ大人になる準備が出来ましたという感じでした。残りの幼虫も無事に成虫になってくれることを願います。

新米飼育日誌9 ヘビ編
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新米飼育日誌9 ヘビ編

いや~暑いですね!!今日も涼を求めてヘビと戯れます。「え?なぜ?」という声がたくさん聞こえてきそうですが、実はヘビのからだはひんやりしているんです。これまた「え~本当に?」という声がきこえてきそうですね。そう思ったあなたに朗報があります!アクア・トトぎふでは9月2日までの土日祝日お盆にふれあい水族館を開催しておりまして、その中のハ虫類にタッチのコーナーではトカゲとヘビに触れることができます。是非触って確かめてください。

タガメの誕生
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タガメの誕生

タガメの繁殖に成功いたしました。今まではなかなか産卵までこぎつけることが出来ませんでしたが、今年やっと成功しました。産卵場所となったのは展示槽にいれてある中央の杭です。オスが卵を保護するはずですが、あまり卵塊を保護していなかったので、無理なのかと思った矢先、出勤して水槽をのぞくとたくさんの1令幼虫が水槽内にいるではありませんか。ホントにうれしかったです。これからはこの幼虫達を成虫まで育てていくのが難関です。

こんにちは赤ちゃん その2
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こんにちは赤ちゃん その2

7月27日からコツメカワウソのあかちゃん6頭を展示しています。麻袋に入って寝るため姿が見えないときもありますが、見ることができたお客様は「キャーかわいいー」と水槽の前で釘付けになっています。毎日見ている私でも「キャーかわいいー」ってなってしまうぐらいです…。それにしても子どもの成長は本当に早いですねぇ。こないだ目が開くようになったと思ったらすぐに歩きはじめ、今はまわりにある色々なものに興味が出てきたようです。ありとあらゆる物のにおいをかぎ、流木に登ったりボールを触ったりもします。生後2ヶ月半が過ぎました。体重平均313g。おっぱいからの卒業(離乳)もきっともうすぐ。

ピラニア伝説
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  • アマゾンの生き物

ピラニア伝説

「手を入れたら噛まれますか?」「掃除のとき怖くないですか?」とよく聞かれます。 やっぱり獰猛なイメージがあるのでしょうね。 でも、実はこのピラニア、とても神経質な魚で掃除しようと手を入れただけで恐がって暴れだします。蓋を開けただけでもびっくりしています。そんなことでどうする!! ピラニア伝説の名が台無しではないか・・・。しかしまぁ、こちらが怪我などして血が出ていたらわからないですけどね。サメみたいに血のにおいに敏感かもしれませんので・・・。

滝を登れ!!ボウズハゼ
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  • 日本の淡水魚

滝を登れ!!ボウズハゼ

3Fの流れの水槽では滝を遡上するボウズハゼを見ることができます。ボウズハゼははらびれが吸盤になっており、岩にへばりついて滝を登っていきます。滝の真ん中は水量が多くて登れないらしく、はしっこの水が滴り落ちているようなところを登っていきます。でも、いつも登っているわけではありません。登っているところを見れた人はラッキーですよ。曇りの日に登っていることが多いようです。 写真:これは水中のボウズハゼ。水上の岩も登りますが、カメラを持っていくといつもいなくなってしまい、登っているところはなかなか撮れません。

懸垂か!?それは懸垂なのか!?
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  • 日本の両生類

懸垂か!?それは懸垂なのか!?

とある日のアマガエルです。 天面の金網にぶら下がっていました。何がどうなって、こういうポーズをキメるに至ったのか定かではありませんが、とりあえず笑ってしまいました。

白昼堂々!シュレーゲルアオガエルの産卵
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白昼堂々!シュレーゲルアオガエルの産卵

4月4日、3Fの展示水槽のシュレーゲルアオガエルが産卵しました。産卵は正午ごろ始まり、終わったのは午後5時近く。少し産んでは、両足をモゾモゾ動かし整えて、少し前進してまた産む。これを延々と繰り返していました。あらかじめ掘ってあった穴から、大幅にはみ出してるのが、なんともいえずかわいらしい。ふ化したオタマジャクシが流れ出やすいようにわざとはみ出しているのだろうか?産卵から3日経った今日、同じオスが別のメスの背中に乗っていました。また産むのかな?次からはアワが膨らむのも計算に入れて穴を掘りましょうね。 ※シュレーゲルアオガエルは白いアワに包まれた卵を生みます。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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