1階アマゾン川エリアの水槽。 ご覧の通り展示種数が多い水槽であるため、種名板を貼るスペースが足りません。 そのため、実は紹介できていない隠れキャラ的な魚がおります。 そのうちの一種を紹介します。 水槽底の中央には魚たちの隠れ家として流木を設置しています。 その流木の下にいつも鎮座している魚がいます。 それでは流木を動かして、見てみましょう。 この魚はバクーペトラ Lithodoras dorsalis というナマズの仲間です。 別名、岩石魚と呼ばれたりもします。 体のシワというか、ひび割れのような模様が特徴的です。 英名もロックバクと、岩石のような名前がついていて、見た目も硬そうに見えますが、体表のひび割れのような部分を触ってみると以外に弾力があって柔らかいです 。 この魚はドラス科 というグループに分類されます。体側中央に沿って硬い骨板という組織が並んでいるのが特徴です。 バクーペドラの骨板です。 同じ水槽にいるボドワードや、隣の水槽にいるオキシドラスもドラス科のナマズなので立派な骨板をもっています。 展示槽のオキシドラスとボドワード・・・骨板がよく目立っていますね。 現地で実際にボドワードを捕まえたことがありますが、捕獲の際に骨板に触って痛かったことを思い出します。 こんな岩石模様と骨板が魅力的なバクーペドラ。 時々、写真の流木の間を移動していますよ。 ※このあたりにいます タイミングがいいと見られるかも! Tweet