おもしろ飼育コラム

大人に向けた飼育係体験を実施しました
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大人に向けた飼育係体験を実施しました

当館の体験型学習プログラム「アクア・スクール」では、小学生を対象に水族館や水辺の生き物を知ってもらうため様々なプログラムを実施しています。   大人の方々にも何かプログラムが展開できないか?という視点から人気のプログラム「飼育係体験」を、高校生以上の大人向けにアレンジして開催することになりました。   11月の初回は応募者多数と好評であったため、早速12月に2回目を開催する運びとなりました。     当日の様子をご紹介します。 1時間目:水族館とは?バックヤードの仕組みを隈なく案内 (普段実施しているバックヤードツアーとは別の場所もプラス)     2時間目:ごはんを準備してあげる調餌・給餌体験     3時間目:水質検査     4時間目:工作室で掃除道具を自作     5時間目:バックヤードの水槽を自作したマイ掃除道具で清掃     ※もちろん各回レクチャー講義の時間があり、みっちり勉強していただきました。 写真からも参加者の見たい、知りたいという熱量が伝わってきます。     参加者は県内、名古屋、大阪などさまざまで、 過去に当館のプログラムにお子様の付き添いの保護者として参加された方、根っからのアクアリスト、夢は飼育係という若者、生き物大好き御夫婦で応募たされた方々など動機もさまざまでした。     参加者の方々からは、「幅広い知識と業務内容が詰まっており力仕事も必要でマルチな才能が求められるのでは?」 「仕事を実際に体験して、おもしろさと大変さを実感でき全てが勉強になった」 など、様々なコメントを頂きました。     好評の声を受け、当館では今後も年齢層に分けての体験型学習プログラムを展開していきたいと考えています。
「いいインコの日」イベント開催!
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「いいインコの日」イベント開催!

みなさん、こんにちは。 11月15日(土)は、語呂合わせの「いい(11)インコ(15)」にちなみ、日本記念日協会に「いいインコの日」として認定されています。インコの魅力を広く知っていただくことを目的に、当館でも今年初めて、「いいインコの日」イベントを開催いたしました。 今回のコラムでは、その様子をご紹介します。     ①特別ガイド「ルリコンゴウインコってどんな鳥?」 まず、ルリコンゴウインコの生態や特徴についてお話しする特別ガイドを実施しました。   当館のルリコンゴウインコの見分け方やごはんの紹介をし、実際に食べている姿も見ていただきました。当館の個体は、ブロッコリーやパプリカなどの野菜を食べているのですが、上手にあしを使って食べるんです。 [video width="1920" height="1080" mp4="https://aquatotto.com/wp-content/uploads/2025/11/20251123mo.mp4"][/video] (この動画は当日のものではありませんが、)あしを上手に使ってパプリカを食べるところを見ていただきました。   他にも、体重を測定して、どのくらいの重さなのかをご覧いただいたり、翼を広げた時の大きさを見ていただいたり、抜け落ちた羽根やパネルを使いながら、羽根の仕組みや役割をお話したりしました。   お客様が熱心に耳を傾けてくださり、興味を持って聞いてくださる姿をみることができ、とてもうれしく思いました。     ②特別ワークショップ「ルリコンゴウインコの羽ストラップをつくろう!」 2つ目は、換羽で自然に抜け落ちた羽根を使ってキーホルダーをつくるワークショップを実施しました。   換羽とは、古い羽根が新しい羽根に生え変わることです。 こちらは、生え変わっている途中の写真で、皮膚の中にある「羽のう」という場所から、ストローのような薄い皮に包まれた状態で生えてきます。   羽根は使い続けると防水性や保温性が落ちてしまいますし、傷付き痛んできます。定期的に新しいものに生え変えることで、羽根の効果を維持し、健康を保っているんです。 今回使用した羽根は、その過程で抜け落ちたものです。     ワークショップでは、2種類のキーホルダーを用意し、どちらか好きな方を選んで作成していただきました。 ピン型キーホルダーは、好きなビーズを組み合わせて、自由にアレンジができるようにしました。   フォトキーホルダーは、中に選んだ羽と装飾品を入れ、シールでデコレーションできるようにしました。     ビーズも何種類か用意をし、 会場の机の配置などもパーツの取りやすさを考え準備しました。     実施中は、「できたよ!」と見せに来てくださる方もいました。     私にとって、ワークショップの企画を考えるのは今回が初挑戦でした。パーツ選びや運営方法を考えるのは難しいこともありましたが、ボランティアの方々にも支えていただきながら、準備から当日まで無事に行うことができました。     「キーホルダーを作りに来ました」「ガイドを聞きたくて来館しました」と声をかけてくださるお客様もいて、とてもうれしく思います。 初開催となった「いいインコの日」イベント、また実施できたらいいな…と思います。   ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!  
もしもマムシに咬まれたら…?
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もしもマムシに咬まれたら…?

企画展『毒の館へようこそ~博士と学ぶ毒生物~』の開催期間も早いもので、残り1か月となりました。 今回の企画展の個人的目玉というか、これは外せないよね、という2種がこちら。   ニホンマムシとヤマカガシです。 どちらも岐阜県内では、普通に見られるヘビですが、ご存知のとおり毒ヘビです。     ヤマカガシの毒牙は口の後方にあり、深く咬まれないと毒が体内に入らないこともありますが、毒性は強く人間の死亡例もあります。 昨年は岐阜県内でもヤマカガシ咬傷の重症例が発生しています。   ニホンマムシはヤマカガシよりも被害が多く、岐阜県内でも毎年咬傷被害が発生しています。 山の中だけではなく、水田近くでも多くみられ、農作業時に咬まれることが多いようです。   ニホンマムシがいることに気が付かずに、近くに手を置いてしまったことや、後輩と一緒にカエル観察に行った際に、かがんだ状態でカエルを夢中で写真撮影している後輩のお尻の下にニホンマムシが鎮座していたなど、ヒヤッとした経験がたくさんあります。     では、実際に咬まれたらどうなるのか、どのように対処すればよいのか。 このような情報を少しでも知っておくだけで、いざという時に役にたつはずです。   ということで、イベントを開催することになりました。 その名も、 「もしもマムシに咬まれたら…?」     実際にニホンマムシに咬まれて大変な目にあわれた方や、治療にあたったことのある医師の方に、その経験などについてお話ししていただきます。 参加費は無料ですので、ぜひご参加ください!     私はどちらかといえば、非常にどんくさい人間で、これまで多くの生物に咬まれています。 ハイギョ、エメラルドツリーボア、ミンダナオミズオオトカゲ、トッケイ、オオアナコンダ、カリフォルニアアシカ…などなど枚挙にいとまがありません。お恥ずかしい…。   とにかく、今回の企画展では、この2種にだけは絶対に咬まれないように、細心の注意を払っております。     もしも、自分にこの毒牙が刺さることを想像すると…恐ろしや。   イベントは11/22(土)です。 当日、私が咬まれた話をしていたら、「そういうことなんだな」とお察しください。
新プログラム!
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新プログラム!

こんにちは。体験学習班の大島です。   10月のものづくりワークショップは、『木の実でリースをつくろう』です。 リースの台に、どんぐりや松ぼっくりなどの木の実をグルーガンでくっつけるというシンプルな工作です。 これは、当館初めてのプログラムです!     材料となる木の実が大量に必要になるため、昨年の秋からボランティアさんにも協力いただき、集めました。 (すごい量です)     どんぐりは、中にゾウムシの幼虫がいることがあります。そのためいったん茹でて、退治しました、が…冷まし方が良くなかったのか、なかなかどうして、割れました。 割れてしまったのがお好みのお客様もいらっしゃると思い、そのまま並べています(笑)。       さらに今回は、お客様の作品を記念に残せるよう「撮影コーナー」も用意しました。     たくさんのお客様にご利用いただき、作った本人も、これで一安心です。       まずは、最初の土日で、200作品超という結果となり、大好評!!     この「木の実でリースをつくろう」は、10月のみの開催です。 クリスマスのお部屋飾りにいかがですか?? 気になる方は、ぜひご参加ください。   ご参加をお待ちしておりま~す。
夏といえば…
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夏といえば…

こんにちは。体験学習班の大島です。   酷暑の日々が続いていますね~。   この暑さ対策のマストアイテムとしては、やはりアナログ一番「うちわ」でしょう(私見です)。   巷ではハンディファンもだいぶ普及してきていますが、自らの体力を消費しながら仰ぐ風は格別です(また私見です)。     ただ今、ものづくりワークショップでは「どうぶつうちわをつくろう」を開催しています。     これまでのデザインを刷新して、今年は“顔”を前面に押し出しています。   お子様から大人の方まで、夢中になること間違いナシ!一緒に楽しんでいただけますよ!   こんなかわいいうちわで仰げば、さらに涼感アップです(またまた私見です)。 たとえハンディファンが充電切れでも、ものづくりワークショップでうちわを作れば、「楽しい」し、「涼しい」し、まさに一石二鳥!! 今年の夏の思い出に、ぜひ一つ作ってみてはいかがでしょうか?     夏休み期間中は、毎日開催しています。 平日は10:00~15:00、土日祝日と8月9日から17日までは10:00~16:00となっています。 みなさまのご参加をお待ちしておりまーす!
特別ワークショップ開催!
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特別ワークショップ開催!

こんにちは。体験学習班の大島です。 「夏はやっぱりカブトムシ!クワガタムシ!」を開催中です。     この展示にちなんで、7月12日に特別ワークショップ「カブトムシのマグネットをつくろう」を開催しました。     クルミの殻と木の枝を使って、カブトムシを作ります。     これまで、当館が開催してきたワークショップに比べて、ノコギリを使ったり、グルーガンを使ったりと作業は細かく複雑で、完成まで1時間はかかるといった難易度の高いものでした。 そのため、どれくらいのお客様が参加されるのか不安でしたが、ふたを開ければ一日で40作品という結果に!     完成後の撮影ブースも人気でしたよ。     この日、色とりどりのカブトムシがアクア・トトからたくさん羽化していきました~。     また、先日「暑さにマケズ」で、なかなかカブトムシに出会えないというお話をしましたが、やっと出会うことができましたよ! 赤みを帯びた立派なオスのカブトムシです‼ (決してヤラセではありません)     やはり山の中で見るカブトムシは迫力がありますね。久しぶりにドキドキしました~。 翌日、展示ブースに仲間入りしましたよ。
水族館の裏側を見学しよう!
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水族館の裏側を見学しよう!

みなさま こんにちは   当館を楽しむ方法の1つにバックヤードツアーという体験プログラムがあります。   バックヤードツアーとは水族館の裏側を見学するツアーのことで、飼育スタッフが当館の裏側をご案内します。   常設展示を楽しんだ後にバックヤードを見学するも良し、常設展示を見学する前に先に裏側を見学するも良し。楽しみ方はそれぞれなのでどちらでも楽しめますよ。     参加するとどんなことが知れるのかと言いますと、水族館の役割や飼育設備、飼育スタッフの仕事などがわかります。       もう少し具体的に紹介しますと 両生類、は虫類のごはん(コオロギ)を育てている部屋の見学。     コンゴ川の水槽を飼育スタッフの目線で見学。 見学した後は、水槽の魚にごはんをあげる体験も。     予備水槽のコーナーでは当館の繁殖について学び、 バックヤードでしか見られない生き物に出会えるかも。     他にも生息域外保全の場所を見学できるなど内容が濃くとても面白いです。   全部お伝えしたいところですが、あとは参加してからのお楽しみにしてください。   今回紹介した内容は、ツアーの中でも見所です。私のおすすめポイントでもあります。 飼育スタッフと楽しい時間を過ごすことができます。 飼育や生き物について深い話も聞けちゃうかもしれませんよ。     バックヤードツアーのご案内とお申し込みはこちらから みなさまのご参加お待ちしております。
プレアクア・スクール
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プレアクア・スクール

5月に未就学時児向け学習プログラム プレアクア・スクール「草花あそび」を開催しました。 身近な草花について五感を使った遊びで体験します。     タンポポの種を風に乗って飛ばそう! お決まりかもしれませんが夢中になります。 ※私も吹き飛ばしました   その後はタンポポの茎を使ったシャボン玉飛ばしや、色々な葉っぱでの草笛体験も行いました。     次は、様々な押し花と、花や葉から抽出した自然の絵の具を使った作品づくり。     そのほかにも葉や花にいる虫たちも観察して植物と虫との繋がりも少し勉強しました。     私は初めて運営する内容のプログラムで不安でしたが、あっという間に時間は過ぎてしまい足りないくらいでした。 一緒になって夢中になり幼少期の自分を思い出しました。   ひとつの場所に留まってじっくりと腰を据えてみると、草花だけでこんなにも学びがあるのだと実感しました。   参加者が家に帰ってからもお家の方々と自然に触れ、遊び学ぶきっかけ作りとしてこれからもサポートしていきたいです。 本当にありがとうございました。
子育て応援企画『おさかな、いこう♪』がはじまります
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子育て応援企画『おさかな、いこう♪』がはじまります

2025年6月10日(火)から、子育て応援企画『おさかな、いこう♪』がはじまります。 毎年2~3月の寒い時期と、6~7月の梅雨時期に開催していて、今回が第6弾となります。     そもそも… 当館は公園の一角に位置することもあり、平日には1~3歳くらいの小さなお子様と親子で遊びに来てくださるお客様を多く見かけます。   水族館のイベントは休日が中心です。平日に「なにか楽しんでいただくことはできないかな」、「気軽に何度でもお越しいただけないかな」そんな思いからこの企画はうまれました。     さて、第6弾となる子育て応援企画『おさかな、いこう♪』。 イベントの内容はこちらのページでご覧ください。   このコラムは、前回2月にご紹介した内容と重複する部分もありますが、初めて水族館にお越しいただく方に向けて、少しだけ役立てば良いなという情報をご紹介します。担当者の私見ですのであしからず…。   ベビーカーで行けるの? 館内はエレベーターで4階まで上がり、3階、2階、1階へはすべてスロープで降りる構造になっています。 4階、2階の一部を除き、ほとんどの床はカーペット敷きになっているので、ベビーカーでもガタガタ感はありません。 歩くことができるお子様には、格好のお散歩スポットです。 ちなみに、水族館の入り口から最も近い駐車場は、一般道の中央駐車場です。     こどものトイレやオムツ替えは? 1階のミュージアムショップ横(入館前)、館内1階(カピバラの近く)、館内2階(メコン川淡水環境研究所)にトイレがあり、男女とも各トイレにオムツ替えの台を設置しています。 また同じ場所に多目的トイレもあり、こちらにも設置しています。 4階~3階にはトイレがありませんので、オムツがパンパンかも?という場合は、入館前にミュージアムショップ横のトイレをご利用ください。   こども用の便座シートは、各多目的トイレに設置しています。     こども用のトイレは、館内1階(カピバラの近く)の女性用トイレ内に2か所あります。   大人がトイレに行くときは? 各所のトイレの個室に、男女とも各1部屋ベビーキープを設置しています。 たくさんの個室が並んでいる場合は、一番手前の個室をご確認ください。 個室内は広くないため、ベビーカーの持ち込みは難しいと思います。     授乳室は? 1階のミュージアムショップ横に授乳室があります。女性のみがご利用いただけるお部屋になっており、部屋内はカーテンにより2ブースに仕切られています。 あまり広くないので、大型のベビーカーの持ち込みは難しいかもしれません。 お湯の設置はありませんので、通路を挟んだレストランでお声がけください。 尚、こちらが使用中の場合は、公園内の授乳室もご利用ください。 水族館の目の前にある観覧車の下、岐阜おみやげ川島店店内、ひだまりホール、自然発見館に設置されています。     ベビーカーのレンタルは? 7か月~2歳のお子様用のベビーカーを無料で貸し出し可能です。ただし数に限りがありますので、いつも乗るお子様なら持参いただく方がおすすめです。     雨が心配なこの時期。「おさかな、いこう♪」とお出かけしてみてはいかがでしょうか。 それでは、水族館でお待ちしています!  
SDGsのワークショップの第2弾‼ 
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SDGsのワークショップの第2弾‼ 

こんにちは、体験学習班の大島です。   さて、昨年度12月と1月に特別ものづくりワークショップ『SDGsのおさかなぼうずをつくろう!』を開催しました。   今回は、SDGs企画の第2弾として、名付けて『SDGsのこいのぼりをつくろう!』です。 前回も使用した布の端切れにトイレットペーパーのロール芯を材料に加えて、こいのぼりを作ります。 試作品もいい感じに出来ました。     しかし、このトイレットペーパーのロール芯を材料とするには、清潔なものでかつ大量に必要です…。個人レベルではなかなか集まりそうもありません。   そこで、ふと思い出したのが、可児市にある製紙工場です。 突然ながらも相談してみたところ、トイレットペーパーの生産過程で出てくるエラー品を無償でいただけることとなりました。     開催初日!さっそく、かわいらしい作品がたくさん出来上がりましたよ。     4月12日、13日、19日、20日の4日間の限定開催です。 今年のこどもの日のお飾りは、これで決まりですね! ぜひご参加ください! 参加料金は、200円(年間パスポートをお持ちの方は150円)です。   Yoshioka inc.様ならびに大王製紙株式会社様のご協力を得て、本企画を開催するに至りました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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