おもしろ飼育コラム

GW プレミアムバックヤードツアー 担当者紹介
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GW プレミアムバックヤードツアー 担当者紹介

    昨年好評だった「プレミアムバックヤードツアー」が、 今年も実施されます。プレミアムと付くだけあって、 通常のバックヤードツアーでは、見ることのできない あんな場所やこんな場所を、時には飼育スタッフの熱い語りと寒い笑いともにご案内いたします。 午前の部「希少種・繁殖・保全活動について」11:30~は、 日によって、ご案内するスタッフが異なり、お話する内容も担当者によって違います。     そこで、今回、このプレミアムバックヤードツアーを 担当する飼育スタッフ4名を紹介させていただこうと思います。       まずは、こちら波多野さんから・・・   彼は、日本産希少淡水魚の飼育下繁殖に関して、確固たる情熱を持っています。 当館で飼育しているイタセンパラをはじめとするタナゴのなかまや ハリヨ、ウシモツゴ、デメモロコ、カワバタモロコなど数々の希少種を、 継代繁殖させています。 特に、人工授精やホルモン投与の技術は、 アクアトト一番のゴッドハンド(つまり搾り上手)なのです。 日本産希少淡水魚に興味がある方は、ぜひ波多野担当の 4/29、4/30、5/2、5/3、5/4、5/6にご参加ください!!   氏名    : 波多野 順担当    : 魚類飼育得意分野  : 魚類の繁殖生理に関して一押し生物 : アブラボテ【コメント】春は多くの日本の淡水魚が繁殖する季節です。この季節、水族館のバックヤードでは、卵や稚魚の飼育で大忙し!このプレミアムバックヤードツアーでは、この季節でしか見られない様子もご紹介したいと思います。     さ、続いては、田上さん・・・ 彼は、「3度の飯よりサンショウウオが好き」というくらい、 サンショウウオとともに生き、サンショウウオたちに愛情を注いでいます。 プライベートの時間も、サンショウウオや両生爬虫類の観察のため フィールドを奔走しています。 そしてその想いが通じたのか、昨年は、 なんとアベサンショウウオ、ホクリクサンショウウオ、 コガタブチサンショウウオ、クロサンショウウオが続々と産卵、 繁殖に成功したのです。 彼曰く「産卵したんじゃない!産卵させたんだ!!」と・・・。 両生爬虫類に興味がある方は、ぜひ田上担当の 4/28、5/2、5/3、5/4、5/5にご参加ください!!   氏名    :田上 正隆担当    :両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類の飼育得意分野  :両生類・爬虫類一押し生物 :有尾類(サンショウウオ)【コメント】岐阜県には小型サンショウウオが6種も生息していますが、数が減っており、中には絶滅の危機に瀕している種もいます。当館ではサンショウウオの保全活動も実施していますので、その内容をご紹介するとともに、かわいい幼生たちの姿も。       そして、紅一点、堀江さん・・・ 彼女は、今、カエル類の繁殖にハマッているようで、 自然繁殖させるために飼育環境をあれこれ工夫しています。 その発想や着眼点は、フィールドでの細やかな観察に基づいたもので、 いつも感嘆してしまいます。 実のところ、ナガレヒキガエル、ヤマアカガエルの繫殖賞を当館にもたらしたのは、 彼女の功績によるところが大きいのです。 カエル類やサワガニなどに興味がある方は、 ぜひ堀江担当の4/29、4/30、5/1、5/6にご参加ください。   氏名     :堀江 真子担当     :両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類の飼育得意分野   :両生類一押し生物  :タゴガエル【コメント】5年前にナガレヒキガエルの繁殖に成功し、それ以来、カエルの繁殖に力を注いでいます。が、ここのところスランプに陥っています。       最後に、池谷さん・・・ 彼は、我が展示飼育部のリーダーつまりボスです。 云わばアクアトトの脳みそです。 豊富な知識そして永年の経験から繰り広げられる理論は、 水族館内外問わず通用するものであります。 そんな彼には、「このアクアトトぎふを世界一の水族館にしてみせる」という 野望(?)があり、アクアトトをグイグイと引っ張っていっております。 最近では、メコンオオナマズの摂餌周期についての論文が Zoological Scienceという学術誌に掲載されたり、 日本動物行動学会をはじめとする各学会で発表を行なったりと その精力は衰えることを知りません。  そんな熱い彼のお話を聞きたい方は、 ぜひ池谷担当の4/28、5/1、5/5にご参加ください。 氏名    :池谷 幸樹 担当    :水族館の生きもの全て 得意分野  :希少生物の保全 一押し生物 :メコンオオナマズ   【コメント】生き物の不思議や自然の神秘にいつも驚いてばかりいる毎日です。そんな自分の驚きを勝手に熱く語ります。火傷しないでね!     いかがですか?みんな個性的で熱い思いを持つスタッフばかりでしょ? 水族館飼育スタッフとのコミュニケーションを楽しめる アクア・トトぎふのゴールデンウィーク。 生き物や水族館のことはもちろん、いろんなことを質問してくださいね!   皆様のご来館を、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。          
思い出のヤドカリ~2月マンスリー生物紹介~ 
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思い出のヤドカリ~2月マンスリー生物紹介~ 

  こんにちは! 2月のマンスリーは「生き物たちの建国記念日」ということで、生き物たちが作る「巣」を「国」に見立てて紹介します! ちなみに展示種は「共生ハゼ・エビ」「カンザシゴカイの仲間」「タランチュラ」「ケスジヤドカリ」の4種。 今回のマンスリー水槽のイチオシは「ケスジヤドカリ」です! 何と言ってもこの大きさ!立派なヤドカリイソギンチャク! 見応えのある個体です! 個人的にはメジャーな生物同士の夢のコラボだと思っています! この「ケスジヤドカリ」ですが、私にとっては懐かしい思い出たくさんあるヤドカリなのです。 幼い頃、私は磯遊びが大好きで「潮だまり」にいるイソギンチャクやヤドカリなど 大変興味深く観察していました。 小学生低学年の頃、神奈川県にある当時「江ノ島水族館」(現在は新江ノ島水族館)に 立ち寄った時に、この「ケスジヤドカリ」が展示されておりました。   当時の私にとっては、「大好きなヤドカリとイソギンチャクが一緒にいる!!」という光景は 衝撃的な光景でした。   しばらくの間このヤドカリの魅力にハマり「痺れて」しまったのは言うまでもありません。 そんな私も大人になって「水族館」で働くようになり、 こういった懐かしい「生き物」と再会できるのはとても感慨深いものです。 アクア・トトぎふには来館される皆様の記憶に残るような、 すごい「生き物」がたくさんいますので、是非遊びに来て下さいね!   ツイート
ミミックオクトパスのカレイ(鰈)な擬態?
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ミミックオクトパスのカレイ(鰈)な擬態?

こんにちは! 今回は、ミミックオクトパスの 不思議な魅力についてご紹介したいと思います! 「ゼブラオクトパス」という名前がありますが、 別名の「ミミックオクトパス」という名前の方が有名だと思います。   比較的最近発見されたタコの仲間で、 テレビやマスコミでも放映され一躍有名になった種類です。 その有名になった驚くべき能力とは「他の生物への擬態」… すなわち他生物の形態をマネするということです。 書物によると「ウミヘビ」「ミノカサゴ」などの毒のある生物や カレイやカニなどの生物への擬態も可能との事。 しかも擬態できる種類は40種類以上とレパートリーが広い… 生物界に「アカデミー賞」があれば「主演」で受賞間違いなしかと思います。 ちなみに水槽の中ではどんな擬態をするのかというと… 私が確認したのは3つだけです。(何となくですが…おそらく…) 「カニ」 「カレイ」 「ウミヘビ」 水槽掃除やメンテナンスを行うために水槽に手を入れる時があります。 その時に驚くのか分かりませんが、   予想外のでき事が数回ありました。 実際にこんな事がありました。 水槽の様子を見に行った所、 ミミックオクトパスの姿が見当たりません。 タコの仲間はわずかな隙間があれば水槽から逃げ出してしまう程です。 ですが、水槽のフタはしっかりと閉まっており… 水槽の下を見ても発見出来ません… 「どうしよう…」と冷や汗が出始めた時に、 水槽の中にある石をひっくり返して見ると… いました…砂の中に潜っていたのです。 と同時にミミックオクトパスが「カレイ」のような形で泳ぎ出しました。 わずか数秒の出来事ですが、思わず「あっ!」と声を出してしまいました。 こういった瞬間に立ち会える時が、本当に嬉しいです! また紹介したいと思います!   ツイート            
みんなの願いを・・・
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みんなの願いを・・・

10日(日)まで館内で開催していた七夕イベント、「カメ短冊に願いを込めて・・・」では、 本当にたくさんの方に願いごとを書いていただきました。 叶えたい将来の夢や、家族の健康、東北地方の復興など、 短冊ひとつひとつに「みなさんの思いがこもっているなぁ・・・」と感じていました。   さて、イベントも終了し、あの短冊は一体どうなったのかというと・・・。 わたしが責任持って、水族館の近くの神社に奉納してきましたよ。     みなさんの願いが叶うといいですね(u_u)           Tweet
アクア・スクール「カメとあそぼう!」を実施しました
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アクア・スクール「カメとあそぼう!」を実施しました

今回の特別企画展「カメペディア」と連動して、 カメをテーマにアクア・スクールを実施しました。 スクールでの楽しそうな様子を紹介します。   カメクイズをしたり・・・   カメにさわったり・・・     カメにえさをあげたり・・・。 他にも、カメを作ったり・・・   カメになってみたり・・・。   カメとふれあいながら「カメ」について学びました。 もっと詳しく知りたい方は是非参加してみてください。 小4~小6対象の「カメ博士になろう!」もありますよ。   これをきっかけにカメのことを知ってみませんか?   アクアスクールのお申込みはこちらから↓ 小学1年生~3年生対象「カメとあそぼう!」 小学4年生~6年生対象「カメ博士になろう!」         Tweet  
春を感じながら・・・
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春を感じながら・・・

アクア・スクール「自然の中でいろんな遊びをしよう」を実施しました。 それは4月10日のこと。 ポカポカ陽気の中、草花や昆虫、鳥など生き物を探して、触って春を感じました。 生き物を観察している時のみなさんの目はとても真剣、次々と新しい発見をしました。 その目はキラキラと輝いていましたよ。 遊びの中では、みるみるうちに上達し、草笛名人になった参加者もいましたよ。 では、参加者の声を少しだけご紹介します。   「シャボン玉がおもしろかった!」 「石投げがおもしろかった!」 「知らないことがたくさんあった!」 などなど・・・。   アクア・スクールでは、小学4年生~6年生を対象としたアクア・スクール「川原で自然遊び」、 年中・年長を対象としたプレ アクア・スクール「かわらあそび」など、 対象年齢に合わせたプログラムを用意しています。 あの草は何だ?あの生き物は何だ?こんな遊びがあるの?あれは食べられるの? などなど、そこにはきっと新しい発見があるはず!! ぜひみなさんも参加してみてください。
4月、5月のアクア・スクールはこれ!
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4月、5月のアクア・スクールはこれ!

もうすぐ春ですね~ ♪ と、いうことで、4月と5月は春を感じる自然体験をします。 どんな内容かといいますと春の草花や川原の石で遊び、鳥や虫など生き物探しをします。 「この草でこんなことできるんだ~!」とか、 「この草食べられるんだ~!(※プログラム中は食べませんが…。)」、 「これは危険な生きものだ~!」などなど、 身近にたくさんの生きものがいることを知り、 遊びを通じて、肌で生きものを感じ自然をみつめます。  みなさんもスタッフと一緒に春を感じませんか? そして、これを機会に自然体験を始めませんか? 5月には幼児向け(対象:年中・年長)のプレアクア・スクールも新しく始めますよ。 詳細が決まり次第当館HPでお知らせいたします。 お楽しみに!
動物奮闘記~デビュー~
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動物奮闘記~デビュー~

みなさまこんにちは。 動物班の尾崎です。   今回はみなさまにご報告があります。 私、尾崎は今月19日をもちまして…     アシカショーデビューをいたしました!! デビュー初日はお客様も暖かく見守って下さり、緊張していましたが、 セリフをど忘れすることなく無事終えることができました。   しかし、デビューまでは本当に大変でした。 リアルタイムでデビューまでの道のりを書ければよかったのですが、 練習がなかなかうまくいかず落ち込んでいまい、書けませんでした。 またショーデビューまでの私とマリンの奮闘記を書いていこうと思っています。 その中で、なぜかカピバラのしずちゃんも登場しますよ(笑)   19日からはアシカショーの内容も新しくなりましたので、ぜひ遊びに来て下さいね! 写真は私とマリンの練習風景です。 見つめ合っております。
万華鏡はいかが?
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万華鏡はいかが?

2月13日(日)にアクア・スクール「お魚万華鏡を作ろう!」を実施しました。 今回はその時の様子をご紹介します。 まず、お魚万華鏡の「お魚」は何かというと「魚型の万華鏡」ということ。 もう1つ「魚のうろこ」が中に入っているということです。   うろこクイズをしたり、いろんなうろこを触ったりしながら、うろこについて少し学びます。 そのあとはじっくりゆっくり時間をかけてMy万華鏡を作ります。 参加してくれた子供たちの様子です。みんなあれこれ考えて素敵な万華鏡を作っていましたよ。こんな素敵な作品が出来ました!   みなさんもお魚万華鏡を作ってみませんか? 次回は3月13日(日)です。詳しくはこちらで確認してください。
ザリガニ博士になろう!
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ザリガニ博士になろう!

今回はアクア・スクールの「ザリガニ博士になろう!」をご紹介します。 今回のメインは皆さんが良く知っているアメリカザリガニです。 田んぼや川で見かけたり、家で飼ったりしたことがある人も多いのでは? アメリカから来た外来種ですが、今では身近な生き物です。 こんな身近な生き物ですが、「体のつくり」は面白いことがいっぱいです。 そんなザリガニの謎に迫るのがこの企画。 クイズや解剖をしながらザリガニのことを楽しく深く学んでいきます。   むむむっ こんなところにこんなものが・・・ という発見や これはね、○○って言うんだよ~。 というザリガニ豆知識まで!!   この機会に、ザリガニのことをもっともっと知ってください。 ここにはきっと、今まで知らなかった新しい発見がありますよ!! 只今解剖中。奥が深いぜ、アメリカザリガニ!! ザリガニが好きな人、興味がある人はぜひご参加くださいね! お申込みはこちらからどうぞ!!
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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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