おもしろ飼育コラム

驚きの赤さ!
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驚きの赤さ!

みなさん、こんにちは。   7月より始まりました企画展も、終了まで残り1か月ちょっとになりました。     企画展では、実際にパンタナールで様々な種類の魚を発見した環境を再現し、展示していますので、水槽一つ一つにテーマを設けています。 そのテーマごとに違った種類の魚を展示しているのですが、実は1種類だけ2つの水槽に展示している魚がいます。     それがこちらの真っ赤な魚 「マトグロッソ」です!     なぜ2つの水槽に展示しているのかといいますと、水槽のテーマにあります。 水草が生い茂った場所で発見したこと。   小枝などがたまっているところでも発見したこと。 とても色が派手で綺麗なのですが、飼育展示して初めて、同じ種類の魚なのに違う点がでてきました。     それがこちらで、 水草で明るめの水槽のマトグロッソ。   小枝がたまっている、少し暗めな水槽のマトグロッソ。     体の色が全然違うのです。 水草水槽の方は、驚きの赤さです!   アップにして比べてみると こんなにも違います。     オスとメスの違いではないようです。また、同じ餌を与えているので餌の違いでもありません。 この2つの水槽の水質や照明の明るさなど飼育環境が違うので、その影響が大きいことが考えられますが、それでも同じ種類の魚で、ここまではっきり変わってしまうとは驚きです!   ちなみに、どのくらいの時間で色が変わるのかと試してみたところ、個体を入れ替えると半日もしないうちに、他の個体と見分けがつかなくなるので、更に驚きです!   残りの期間内に、もう少しこの種について調べてみますので、結果が得られたら報告したいと思います。 ぜひ、この2つの水槽にいるマトグロッソを、見比べてみてくださいね。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
パンタナールに行った人の情報⑦
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パンタナールに行った人の情報⑦

パンタナールに行った河合です。 7回目の情報です。 前回の続きで、展示できなかった魚や生き物の紹介です。   パロドン(Parodon nasus) 現地名はドゥーロドゥーロ   何匹かの群れで泳いでいることが多く、流れが速いところもスイスイ泳ぎ、石についたコケをしょっちゅうモシャモシャしていました。 体側中央にある黒いラインが特徴的で、ムチムチしたこの体型も愛嬌たっぷりでした。展示したかった魚です。映像もあります。 [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2019/10/parodon_nasus.mp4"][/video]     レポレルス(Leporellus vittatus) 現地名はわかりませんが… レポリヌスに似ていますが口の形が少し違います。 体形は、どことなくウグイやズナガニゴイに似ていて、こんなストライプのウグイが日本にいたら、人気が出そうなのにな~って思いました。水深が浅い砂地や砂礫の場所で見かけました。     ホーリー(Hoplias malabaricus) 現地名はトライーラ このホーリーの仲間は、熱帯魚ファンなら知っている人気のある魚だと思います。 写真のこの位置からほぼ動くことなく、毎日同じ場所にいました。たまに人に驚きどこかに行ってしまいますが、しばらくすると同じ位置に戻ってきて、これまたかわいらしい魚でした。     ざっくりとですが カラシンの仲間(Steindachnerina brevipinna) 現地名はサグァイロ 歯がないカラシンの仲間です。コイ科の魚みたいだなという記憶はありますが、正直語るほどの記憶は…。     シクラソマ(Cichlasoma dimerus) 現地名はカラ この魚もすごく地味ですが、どこにでもいたわけでなく、水際の木の根が茂るような場所に隠れていて、じっと待っていると出てくる魚でした。       そのほかにも、小枝のような細長い魚ファロウェラの卵     テナガエビの仲間や     サワガニの仲間 日本の川と同じように石の下に隠れていました。       企画展では映像だけでの紹介でしたが オオカワウソや、キイロアナコンダにも出会いました。     次回は展示している生き物の写真紹介をします。 トンボもたくさんいたので、虫も少し紹介しようかな?     ~追伸~ 企画展のモニター映像も、2か所変更したので是非ご覧ください! 内容はこちら 1)なぜこんなに澄んだ水なのか 2)キイロアナコンダに遭遇 です。 是非会場でお楽しみください。   ではまた     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
パンタナール展の気になる魚 その③
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パンタナール展の気になる魚 その③

パンタナール展、ご覧になられましたでしょうか? 展示されている魚種で個人的に好きな魚を、またまたピックアップしてみます。   今回はプラタ川の砂地で、調査したスタッフが目にした「かわいい小さな魚たち」の水槽。   この水槽は以前、ロリカリアを紹介した水槽です。 水底でじっとしているロリカリアと対照的に、すばしっこく泳ぐ少し丸っこい魚がいます---アスティアナックスの仲間です 現地ではランバリと呼ばれています。   こちらも開館10周年企画展での調査で、ペルーアマゾンに出向いた時、アマゾン川流域の至る所で、たくさんのアスティアナックスたちに出会うことができました。 このグループは160種ほどが確認されているようです。大きなグループですね! 体高のある丸っぽいカラシンですが、常設展示のミロソマやメチニスなどのパクーの仲間と比べて、このグループは体が少し小さめで、全長10~15㎝程です。今回、展示することができたパンタナール産のアスティアナックスも渋いですね・・・   是非、ご覧ください!   Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
パンタナールに行った人の情報⑥
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パンタナールに行った人の情報⑥

パンタナールに行った河合です。 6回目の情報です。 今回は何を書こうか迷いました。   展示している魚を順番に書いていくのもよいのですが、ほかの飼育スタッフが少しずつ紹介していくれているので、展示できなかった種について紹介しましょう。 プラタ川には59種の魚類が確認されています。参考までに、パンタナール全体には約300種の魚類が生息していると言われています。(※一緒に調査した魚類学者のレアンドロ達の情報)     そしてこれが貴重なデータです。 ほんの一部だけお見せします。     そして我々が何かとお世話になったプラタ川の施設「Recanto Ecológico Rio da Prata」のHP https://www.riodaprata.eco.br/trilha-e-flutuacao プラタ川の概要はこちらで確認できます。 誰でも観光で行けるところなので、どんなところかチェックしてみてくださいね。 ちなみにポルトガル語なので、翻訳ソフトを使えば何となく書いてあることは解読できると思います。   これは余談でしたが 今回のプラタ川調査で確認できた魚類は約45種でした。 夜間の調査がもっとできれば、ナマズの仲間なども確認できたことでしょう。     お客様とお話してご質問をいただく内容で多いのが「現地で捕まえた魚を展示しているのですか?」と。 「はい!」とお答えしたいのですが実は違います。そこにはブラジルの事情があるのです。     開館10周年のアマゾン展の時は、スタッフが捕まえた魚も展示していましたが、今回訪れたパンタナールは… いろんな法律や規則があり、捕獲することはもちろんNG、魚の輸出もNGです。 川で生き物に触ることも許されませんでした。 と、こんな厳しいところだったので入手ができず、我々が現地で見てきた魚をすべて展示できないのです。   ついつい前置きが長くなってしまいました。 それでは紹介します。 全種は紹介できませんが、うまく撮影できた魚を順番に!   奥にいる3匹 縦じまの魚がレポリヌスの仲間(Leporinus striatus)現地ではピアーバと呼びます。とてもきれいで特徴的な魚だったので展示したかったです。残念! 手前の背びれとしりびれが赤い魚はモンクホーシャの仲間(Moenkhausia bonita)現地名はランバリです。種小名にボニータ(美しいの意味)とついています。その名の通り美しい魚でした。 これも皆様に見ていただきたかった魚です。 これもレポリヌスの仲間(Leporinus friderici)現地名はピアウです。 個人的にはあまりときめかなかった魚ですが、40cmくらいになるので大きな個体は見ごたえがあります。小さな口で巻貝をくわえてずっともぐもぐしていました。   これはブッシープレコの仲間(Ancistrus sp.)現地名はカスクード。同定は難しいみたいなのでぱっと見わかりませんが、別の模様のブッシープレコもいたような気がしました。大好きな魚です。   今回の紹介は長くなりすぎるのであと1枚。 少し頭の下が白くなっている魚に注目してください。 これはピラプタンガ(Brycon hilarii)現地名もピラプタンガです。訪問先のボニートと言う街の、観光のシンボルフィッシュになっている魚です。 この頭が白い部分は、ドラードに襲われた傷跡らしいですよ。 ついでに手前にいるうろこの大きい魚がクリマタ(Prochilodus lineattus)現地名はクリンバタです。40cmになる魚で大きなクリマタにはたくさん出会えました。     次回も続きを書きます。 今回は長文になってしまったので、次回はあっさりと生き物紹介をします。 お楽しみに!     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
違う視点で
  • 企画展・特別展示

違う視点で

みなさんこんにちは。 いよいよ待ちに待った秋が来ましたね。 特に釣りをする方なら、秋の夜長に釣り三昧で、とても楽しみですよね!   さて、今回は現在開催中のパンタナール展のお話です。   スタッフが実際に取材に向かったパンタナール湿原の美しい自然の一つでもあり、それを何とか再現しようとしたテーマの一つに「水草の楽園」があります。       透明度の高い水に、緑の絨毯のように生い茂った水草はとても美しく、 それを再現しようと考えました。       現地で生えている水草は何なのか? 入手は可能なのか?どのような組み合わせが良いのか?   そして、あーなのか?こーなのか?と考えた結果   最初は このようなレイアウトで展示をスタートさせました。     のですが、 現在スタートより、約3か月・・・・・・・・・・・・   このレイアウトは、かなり変わった形になって落ち着いております! 最初にご覧くださった方も、もう一度お越しいただければうれしいです。         しかし、また考えが少し行き詰まったりした際に、いつもとは違う視点で みてみようということで、魚目線で動画を撮影してみました。 レイアウトは奥が深くてすごく悩みますよね。   [video width="854" height="480" mp4="/wp-content/uploads/2019/10/mizukusa.mp4"][/video] Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
パンタナール展の気になる魚 その②
  • 企画展・特別展示

パンタナール展の気になる魚 その②

10月に入り涼しくなってきました。パンタナール展は連日賑わっております。 展示されている魚種で、個人的に好きな魚をピックアップしています。   今回はプラタ川での小枝や流木を再現した水槽     ここでの主役はタイトルの通り、枝にそっくりな魚ファロウェラですが、私のお気に入りは流木や枝の間を縫うように泳ぐ丸っこい魚・・・、それはシルバーダラーです。   日本で使われているこの名前は、ーアメリカ1ドル貨幣のような銀色に輝く丸っぽい魚からーきています。       開館10周年企画展での調査でペルーアマゾンに出向いた時、アマゾン川の支流でこの魚に出会うことができました。     体高のある丸っぽいカラシンは、常設展示のミロソマやメチニスなどのパクーの仲間と同様に、私のお気に入りの魚のひとつであります。カラシン類はアゴや歯が発達しています。 シルバーダラーも丈夫なアゴと歯を持っていて、植物の葉や茎など植物質のものも食べることができます。   常設展示にもなんとシルバーダラーがいますよ!ご存知でしたか? 1階アマゾン川の魚Ⅰ シルバーアロワナのいる水槽です。   大型のパクーたちの影に隠れている感じはありますが、水槽の一番奥側、浮いている流木が集まっている場所の下に、数尾ですがいつも群れています。 もう何年も飼育していますから、大きい個体は全長15㎝位にはなっているでしょうか。 是非、探してみてくださいね!   画像が粗くてすいません。中央にいるのがシルバーダラーです。 Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
モンキヨコクビガメ
  • 企画展・特別展示
  • 爬虫類

モンキヨコクビガメ

現在のテーマ水槽、 主役はモンキヨコクビガメ。   顔の黄色い模様がとてもキュートです。 成長に伴い、特徴的な頭部の黄色い模様は薄れていきますが、現在展示中の個体たちは甲長6㎝ほどの幼体なので、実に鮮やかな色をしています。   普段は流木の上で寝てることが多いのですが、エサを察知するとすごい勢いでアピールしてきます。       こんな顔で見られたら通りがかっただけでも、ついつい、エサをあげてしまいますね…。     さて、モンキヨコクビガメの展示は9月30日までです。 あどけない姿も今月末で見納めですので、ぜひぜひお越しください。   アマゾン川にも生息している本種。 いずれはシルバーアロワナやパクーが泳ぐ水槽で、常設展示できればなぁと思っています。   はたして何年後になるかわかりませんが、こうご期待!   Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
パンタナールに行った人の情報⑤
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パンタナールに行った人の情報⑤

パンタナールに行った河合です。 5回目の情報です。   今回は予告通りドラードについて紹介しましょう。 今回の調査で私が一番会いたかった魚が、ドラードです。 ※ドラドとも呼びます。 ドラードは、アマゾン川流域やパンタナールの河川に生息する大型のカラシンで、肉食性が強い魚です。 パンタナールでは観光用のスポーツフィッシングも盛んで、この魚は特に「釣り人の憧れ」になっています。   ドラードという名前は「黄金」という意味。現地では"Rei dos rios"=「川の王様」という異名もあるそうです。   現地で見たドラードは、その名の通り黄金に輝きとてもきれいで泳ぐ姿も貫禄があり、王様の風格もありましたよ。 [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2019/09/dourado.mp4"][/video] 4日目の調査で、クリンバタとピラプタンガの個体数調査をしたのですが、その後にオリバーの発案でドラードが何匹いるのか数えようぜということになり、各自でスタートからゴールまでの間に見たドラードを数えることになりました。数えることを忘れていたメンバーもいますが…。     ホテルに戻り結果発表! オリバーは13匹、私は12匹、レアンドロは11匹、大島は13匹と言っていたので、平均をとって12匹だったということにしましょう。 オーリョダグア川2.2kmの区間に生息していたドラードは、12匹という結果になりました。 出会えたドラードのサイズは20cm~60cmでした。 50cmを超えるさすがに迫力と貫禄がありました。 でも最大サイズは100cm。最大サイズのドラードってどんな感じなんだろう?   ということで 企画展会場で100cmのドラードと写真が撮れます。     本当は、今回のパンタナール行が決まった時に現地でたくさん魚を釣ろうと考えていました。もちろん巨大ドラードも。   しかし、今回訪問した場所は、生き物の保護に関するルールが厳しい場所で釣り道具や採集道具は持ってきたらダメよと言われたので早々に断念しました。 しかし、パンタナール全域が釣り禁止ではありません。 リリースサイズの設定など様々な規則が定めれていて、そのルールの下では釣りOKの場所があります。釣り目的でパンタナールを訪問する人も多いと思います。     20年前にパンタナールの北部に個人旅行したときにクイアバ川で20cmのドラードを1匹釣りました。 パンタナールではない別の場所サンフランシスコ川で50cmオーバーのドラードも釣り(夜釣です)ました。   おそらくパンタナールのドラードとは別種です。     前回のブログで紹介した水族館でもドラードが展示されていたので紹介します。 パンタナールに生息するドラードはこちらです。 水槽で飼育するとなぜか金色が薄くなるような気がしますが、まるまる太った立派なドラードでしたよ。     話は変わりますが現在は第2弾の準備とりかかっています。 少しだけブログの更新が遅れるかも…。 そこはあたたかく見守ってくださいね。   次回もお楽しみに!       Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
パンタナールに行った人の情報④
  • 企画展・特別展示

パンタナールに行った人の情報④

パンタナールに行った河合です。 4回目の情報です。   今回はボニートにある水族館アクアリオ・デ・ボニート(ビューティフル水族館)の紹介です。   パンタナールに生息する魚を展示していて、水槽数は約30本、展示種数は約70種と小規模な水族館。   観光地にあるので営業は9:00~22:00で夜遅くまで開館しています。 スタッフの方は毎日忙しいよ~と言っていました。 入館料は45レアル(当時のレートは1レアル=約30円)で当館の大人料金と同じくらいの入館料でした。 民間運営の施設なのでこれを高いと思うか妥当と思うか安いと思うかはわかりませんが…。 展示(生き物の見せ方)はどうなのかというと日本の水族館と比較したら劣りますが非常にシンプルに魚を見せています。     中でも興味深かったのは、ピラプタンガを飼育している池のような水槽は面白かったので紹介します。 ※写真奥の中央にある池     ボニートの水族館ではピラプタンガの習性を活かした給餌体験とガイドをしていました。 その様子がこちらです。エサを見つけたピラプタンガがジャンプしてエサを食べるところです。 [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2019/09/映像1(ロゴ入れ済).mp4"][/video] これは水面近くにある木の実や虫を食べる行動をガイドにしたものです。 とても分かりやすく楽しいガイドで勉強になりました。 https://www.facebook.com/aquariodebonito/videos/339101883390902/ これを是非、企画展でも再現してピラプタンガを紹介したいと思っていたのですが… いろいろな厳しい事情があり、ピラプタンガの入手ができず断念となりました。 あの感動を味わってほしかったのですが、とても無念です。     淡水エイのタッチングも面白かったです。毒針をカットしてないエイをタッチするので、ハラハラドキドキしながら触りました。 刺されたらとんでもないことになるので日本では少し考えられませんでしたが、そこはブラジルだからか?あまり気にしていない様子でスタッフに安全面のことを聞いたけど、過去に事故は一度もないから大丈夫と!     余談ですがこれが解説板です。   Cachara(カシャラ)と書いてあります。 日本ではタイガーショベルノーズキャットと呼ばれる魚です。 今回の企画展で展示している魚たちには和名がないものがいるので、学名だけにしようかいろいろ悩みましたが、折角ブラジルに行ってきたので現地の名前を採用しようと思い、今回は「和名」ではなくこの解説に書かれている「現地名」で表記しました。この機会に是非、現地名も覚えてくださいね。   規模は小さな水族館でしたがボランティアスタッフなどの教育も徹底されていてガイドも素晴らしかったですし、環境問題の水槽や野生生物保護のための募金などもあり、とても充実した水族館でした。     案内してくれたスタッフの皆様ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。Obrigado por nos guiar! 日本の皆様も是非、機会があれば訪れてみてください。ピラプタンガの給餌ガイドも是非体験してくださいね。     次回は釣り人のあこがれドラードにしようかな? お楽しみに!       Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
なんか変わっている魚「ムスン」
  • 企画展・特別展示

なんか変わっている魚「ムスン」

みなさんこんにちは   今回はパンタナールの生き物紹介ということで、こちら 現地名で「ムスン」と呼ばれる魚をご紹介します! この魚はウナギやヘビのような体形をしており、鱗もなく、胸ビレ、腹ビレも見当たりません。     呼吸を行う鰓の穴もあごの下についていて、 個人的には少し変わった魚だなと思っています。   意外にも大きさの記録では、最大体長が150cmとされており、 大きい個体が日本へ観賞魚として「アナコンダシンブランクス」という名前で流通されたりします。 確かにそのくらい大きいとヘビと間違えそうですね。   なんとなく顔つきも魚っぽくない?でしょうか? 住んでいる場所は川や湿地、止水域となった水たまりにもいるようでそういった場所では、空気呼吸をおこない生活しているようです。     さらにこのムスンという魚は、成長するとメスからオスヘ性転換をおこないます。 種によっては、口の中で子供を育てる口内保育をおこなうとのことで、やはり変わった特徴をいくつも持っている魚です。     夜行性の魚なので、現地のパンタナールでは夜の観察で発見しました! ところで、この「ムスン」の仲間が日本にも生息しています。(同じ種類ではありません)   こちらではタウナギと呼ばれており、中国大陸や朝鮮半島から持ち込まれた個体が定着していると考えられています。 パンタナールの魚はあまり馴染みがない種が多いかと思いますが、タウナギと聞くとご存知の方もちらほらいらっしゃるようです。 田んぼで発見されるようで、田んぼにいるウナギで「タウナギ」とつけられたのでしょうか。     また、こういったにょろにょろとした魚は、何かと筒や石の隙間などを好んで隠れがちですが、 意外と堂々していることもあり不思議です。   やっぱりなんか変わった魚ムスンは、企画展ブース、一番最後の水槽でお待ちしております。 Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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