企画展「かくれじょうずな生き物たち」も残り1週間となりました。 今までブログを通して生き物たちの紹介をしてきましたが、いががだったでしょうか? さあ、今回紹介するのはこれ! ん?石? って思ったそこのあなた! 騙されてますよ~。 実は、この中に植物が隠れているんです!! それでは、正解をどうぞ! 全部で5点、わかりましたか? これは、南アフリカに生えている多肉植物です。 リトープスの仲間で食害から逃れるために、石に擬態しています。 丸っこくて、可愛らしいですよね。 今回は植物についてのお話です。 (最後までお付き合い頂けると、とっても嬉しいです!笑) では、この可愛らしいリトープスについてご紹介していきます。 まず知って頂きたいことは、 なんとこの植物、脱皮をするんです!! 植物なのに本当に脱皮するのか、気になりますよね?ですよね? では、ここで、さっきの写真をもう一度見てみましょう。 丸のついたリトープスにご注目。 実はこの3つが脱皮しているんですがわかりますか? 分かりやすいようアップの写真もご覧ください。 綺麗に脱皮しているのがお分かり頂けたでしょうか? このように脱皮をすることで大きく成長していくんです。 そして、なんとリトープス、花も咲きます! この真ん中の部分が成長点に当たり、 対になっているところのちょうど真ん中あたりに花が咲きます。 残念ながら10~1月(早ければ、8月~からも咲くそうです)に開花するので、まだ開花した写真がありません・・・。 白や黄色といった綺麗な花が咲くので、気になる方は調べてみてくださいね。 最後は少し面白いことをご紹介します。 リトープスははじめにご紹介した通り、多肉植物です。 先ほどの成長点の部分に水を蓄えていますので、水やりも毎日ではありません。 水をあげなくて、枯れてしまうということはありませんが、その逆、水をあげすぎてしまうと、ぺしゃっと潰れてしまいます。 そのため、リトープス初心者としては初め、水をあげるタイミングが分かりませんでした。 ですが、水が欲しいときはリトープス自身に少しシワができ、水が欲しいアピールをしてくれることがわかるようになりました。 可愛らしいですよね。 “擬態”しているのは動物や魚だけではなく、植物にも生き残るための、様々な工夫があります。 掘れば掘るほど奥の深い多肉植物。 市販でも沢山の種類が販売されているので、是非、皆さんも一度育ててみてはいかがでしょうか?? では、最後にジャン! 配置が変わってますが、もうどこにいるかわかりますよね。 Tweet