おもしろ飼育コラム

企画展からお便り12 ~オジサン~
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企画展からお便り12 ~オジサン~

12月16日からスタートした企画展「そのなまえヘンテコリン~へんな名前の生き物たち~」も今週で終了です。 企画展の中で伝えきれなかったことをブログで伝えてきましたが、こちらもいよいよ最後の紹介です。 ラストは満を持して 知名度が高いこの魚を紹介!! 会場の様子を見ていても、みなさんよくご存じのようですね。 本当は「オジサン」と一緒に「オバサン」も展示したかったのですが… 入手も困難、展示もできずで、今回の企画展のつかみとして写真での紹介としました。 つかみとしては最高でした。 皆様も企画展のエリアに入るなり「オバサンだって~」「ババアもいる~」と爆笑でした。   オジサンの紹介の前に、写真展示のこの2種を紹介します。 【タナカゲンゲ】 島根県以北の日本海の水深300~500mに生息し、主に冬、底曳網で漁獲され食用になる魚です。 タナカゲンゲの名前は、魚類学者の田中茂穂氏に由来しているそうです。 鳥取県(一部の地域)の漁師の間で「ババア」と呼ぶそうです。 正面から見た顔がおばあさんに似ていることが由来だとか。 最近では「ばばあ」だとイメージが悪いということから「ばばちゃん」と呼ばれるようになっているそうです。   【ヨシキリザメ】 熱帯から温帯海域に広く分布し、日本では最も水揚げ量が多いサメの仲間です。 かまぼこやフカヒレの原料に利用されます。 ヨシキリザメの由来は、フカヒレの材料で「足(ヒレのこと)を切り取るサメ」でアシキリザメというのが語源のようです。 千葉県では、外観がオバサンぽいから「オバサン」と呼ばれているそうです。   「ババア」も「オバサン」もはっきりした由来はわかっていないそうですが...。   【オジサン】 インド洋、太平洋のサンゴ礁に生息し、日本では関東以南で見られます。 「オジサン」は「ババア」「オバサン」の別名(地方名)とは違い、標準和名という正式な名前です。 名前の由来は、下あごのヒゲがまるで人間のおじさんのように見えることから名付けられました。英名は、「goatfish」でひげの様子をヤギに例えています。 「オジサン」のひげには、味蕾(みらい)という味を感じる器官があり、ひげを動かして甲殻類や軟体動物などのエサを探し捕食します。 エサを探す様子はこちら [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2018/04/ojisann.mp4"][/video] 2017年12月16日からスタートしたこの企画展も4月8日で終了です。 ブログとともに企画展の展示もご覧いただき、ありがとうございました。   今回紹介したヘンテコリンな名前の生き物ですが、決して生き物がヘンテコリンなわけではありません。 生き物の名前には、「見た目」だけでなく「におい」「味覚」「鳴き声(音)」など、先人たちが経験した生き物たちとの関わりに基づき、生き物の特徴を上手く表現したものが数多くあります。 生き物の名前を考えることで生き物の特徴がわかるかもしれません。 これを機会に生き物の名前にも興味を持っていただければと思います。 ではでは。   次回の「かくれじょうずな生き物たち」にバトンタッチします。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展からお便り11 ~ギギ~
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企画展からお便り11 ~ギギ~

この魚、鳴きます!? ギギ ギギは、「ギーギー」と音を出すことから、この名前が付きました。 企画展のコーナーでは、展示と合わせて実際にギギの音をご紹介しています。 ギギは胸ビレのトゲとその付け根の骨をこすり合わせることで、音を発することができます。   この鳴き声を、一番良く聴くことができるのは、ギギを釣り上げた時です。 水族館のイベント「アクア・スクール 初めての釣り教室」では、木曽川で釣れたギギが、あちこちで「ギーギー」鳴いていたとか。   さて、音をだす魚は、ギギのように「骨部を摩擦して音を出すもの」の他に、ピラニアのように「特別な発音筋を振動させて音をだすもの」もいるようです。   ところで、魚類担当の飼育スタッフは水槽掃除のため、魚が泳ぐ中で潜水作業を行なっています。その時、聞きなれない音が、水中から聞こえてくることがあります。   例えば、水族館3階のコイの水槽では「カチカチ」という金属音に似た音が聞こえたり、2階のメコンオオナマズの水槽では「パチン」という甲高い音が聞こえることがあります。   はたして、これが空耳か、魚の鳴く音なのか。真相はいかに。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展からお便り10 ~ウッカリカサゴ~
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企画展からお便り10 ~ウッカリカサゴ~

今回はこの魚 【ウッカリカサゴ】 企画展のブース内にある「こよみ水槽」から。 この水槽は、みなさまに少しでも多くの生き物を知ってもらいたい、また、年間パスポートをお持ちのお客様に少しでも長く企画展を楽しんでいただきたい、そんな思いで季節に応じて生き物を変え展示しています。 ちなみに 12月16日~1月31日は、干支にちなんで、犬の牙を持つ魚「アルマータス・ペーシュカショーロ」。 2月1日~3月14日は、バレンタイン、ホワイトデーにちなんで、キスをする魚「キッシンググラミー」。 今回の3月15日からは、春のぽかぽかした季節にありがちな春ボケにちなんで... 季節の変わり目は、体調を崩しやすく、ぽかぽか陽気にさそわれて、ついうっかり物忘れをしたりしませんか? そんなことから「ウッカリカサゴ」を選びました。 (強引ですかね…) さてさてなぜこんな名前をつけられてしまったのでしょうか? この魚がウッカリ者ではございません!   「日本の魚類学者がカサゴとの違いに気付かずウッカリしていたため」 「研究者がウッカリしてカサゴと同じ種類だと間違えていたことから」 「うっかりするとカサゴと区別がつかないカサゴ」   これらが名前の由来のようです。それぞれニュアンスが微妙に違いますが...。 とにかく「ウッカリ」は、魚ではなくて人間の方なんです。 ウッカリカサゴは、宮城県以南、東シナ海、朝鮮半島南部の沖合に生息するカサゴによく似た魚です。 外見上の違いを自作のイラストで簡単に紹介します。 ①側線付近に白い斑点があり、斑点には明瞭な縁取りがあります。 ※カサゴには側線付近に白い斑点がないか、斑点があっても縁取りがない
  • ②胸ビレの軟条(ヒレのすじ)が18~20本(19本が多い)
※カサゴは、17~20本(18~19が多い) このような違いがあります。   他にもカサゴに比べ沖に生息することや、カサゴが30cmくらいに対してウッカリカサゴは40cm以上になり大きい。こんな違いもあります。   昔から漁業関係者や釣り人などの間では、深場にいて大きくなるカサゴを「オキガシラ」「オキアラカブ」「アンポンタン」「カンコ」などと呼び、カサゴとは区別しています。また、市場では「カサゴより美味しくない」と言われ安価で取り引きされる。こんなエピソードがあるんですよ。 いつか、カサゴとウッカリカサゴの食べ比べをやってみたいですね。 今回、展示している個体は石川県能登半島にある「のとじま水族館」からやってきました。(のとじま水族館の皆様 お借りしたウッカリカサゴは元気です)   更におまけ情報。 企画展の中でこんな昆虫を展示しているのをご存じですか? オオアカカメムシ(別名:ジンメンカメムシ) おすもうさんのような顔をしているカメムシの仲間です。 この顔のような模様は、1匹ずつ違います。 そこでトト・ラボにこんな遊び道具を置きます。 顔はめパネルです。 インスタ映え間違いなし!! みなさん、ジンメンカメムシになってみてくださいね。 キーホルダーも販売中です。 ではでは。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展からお便り9 ~ヨダレカケ~
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企画展からお便り9 ~ヨダレカケ~

今回はこの魚。 【ヨダレカケ】 個人的に大好きな魚です。 トビハゼとかヨダレカケとかこのような魚は見ていて飽きないです。 なぜ魚なのに水中にいる時間があまりなくて、岩にくっついているんだろうな~?なんてことを思いながら閉館後にじっくり観察しています。   名前の由来は、下くちびるの形が「よだれかけ」に似ていることから。 ヨダレカケは、インドネシア、台湾、琉球列島などに分布し、波に洗われる岩やテトラポッド、港の岸壁などに下唇の吸盤で張り付いて、付着藻類などを食べて生活しています。 この名前の由来になった吸盤「よだれかけ」は、波打ち際の岩などにくっつくために必要でヨダレカケの生活には必要不可欠なものですね。 そしてエラ呼吸だけじゃなく皮膚呼吸もできるから長時間陸上にいることも可能なんです。   この陸上に進出した特殊な生活スタイルのメリットには
  • 水中にいる捕食者(他の魚など)から身を守ることができる。
  • 他の魚が利用できないエサを獲得できる。
などが知られています。 参考)広島大学 陸上産卵魚ヨダレカケの生活戦略に関する研究   ヨダレカケって、こんな特殊な環境でも生き残れるように進化してきた魚なんですね。改めて すごい魚です!   話は少し変わりますが、 ヨダレカケが当館にやってきたすぐはバックヤードでの飼育でした。 警戒心が強く、エサもなかなか食べてくれず、どうやってヨダレカケの姿をみせられるように展示ができるのか、下唇の吸盤を見せることなんて無理なんじゃないかと心配ごとばかり。 ヨダレカケを展示している他の水族館の担当者に飼育方法や展示方法をいろいろ教えていただきました。   ところがそんな心配はどこへ?というくらい 展示が始まり、その環境に慣れてしまえばなんてことなく、水槽右側のシャワー部を登って吸盤「よだれかけ」をみせてくれるようになりました。多くの方に支えられて順調に展示ができています。みなさま、ありがとうございました。 水槽内で慣れたとはいえ、どうしても人が多い時間は、石や石の陰に隠れることもあります。 朝早めの時間や夕方の人が少ない時間は、吸盤「よだれかけ」を見られる可能性が大です。それを見たい方は時間帯を選んで見ていただくとチャンスです。 夕方は、給餌もするのでエサを食べる姿も見てくださいね。   [video width="640" height="480" mp4="/wp-content/uploads/2018/03/ヨダレカケ.mp4"][/video]   ではでは。   Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展からお便り8 ~スベスベマンジュウガニとモクズショイ~
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企画展からお便り8 ~スベスベマンジュウガニとモクズショイ~

こんにちは 河合です。 第8弾はこちらの水槽から。 今回は、スベスベマンジュウガニとモクズショイ。   まずは 【スベスベマンジュウガニ】 饅頭のように体が丸く、マンジュウガニの仲間の中では、体には突起などが何もなく滑々しているように見えることが名前の由来と言われ、漢字では「滑々饅頭蟹」と書きます。   なんて美味しそうな名前なのでしょうか? よだれが出そうな名前ですが、実はこのカニ、テトロドトキシン(フグ毒)など数種類の毒を持つ危険生物です。毒の強さは地域差や個体差がありますが、食べたら命を失うことがあるので絶対に食べてはいけないカニです! 名前に惑わされちゃだめですよ。 ※毒は主に筋肉中や外骨格(=殻)に含まれています。   このカニは、インド洋から太平洋西部に広く分布していて、日本でも関東から沖縄の太平洋岸のサンゴ礁や岩礁帯で見られます。体のわりにはしっかりした大きなハサミを持っていて、そのハサミで海藻やゴカイ、貝などを食べてくらしています。 磯採集で捕まえることができるカニなので、絶対に食べちゃダメですよ。   小学生から教えてもらった情報ですが 某テレビ局の某番組「みんなの○○」でこんな歌があります。 「恋のスベスベマンジュウガニ」 この中には、モクズショイ、バフンウニ、スカシカシパンなど変な名前の生き物が紹介されていますよ。興味があればインターネットなどで検索して聞いてみてくださいね。   【モクズショイ】 体にかぎ状の毛が生えており海藻やカイメン、ゴミなどをつけて擬装することが名前の由来と言われ、漢字では「藻屑背負」と書きます。 「モズクショイ」と呼び間違える人も多いみたいですが…。 「モクズショイ」ですからね!! 英名では「Decorator crab(デコレータークラブ)」と言い、飾りつけるカニという意味です。 毛先がマジックテープのようにかぎ状になっていて、いろんなものがくっつけやすくなっているんですね。 また「Spider decorator crab(スパイダーデコレータークラブ」とも呼ばれます。 スパイダーとはクモのことですがクモガニ科のカニで脚が長くて確かにクモの体形に似ています。 モクズショイは、インド洋~太平洋西部、オーストラリアに広く分布していて、日本でも関東から沖縄のサンゴ礁や岩礁帯の岩間に生息しており、磯でも見つけることができます。 ただ、体に海藻やカイメンなどをつけて周りの景色に溶け込んでいるので見つけにくいんだとか…。 そういえば国語の教科書1年生「海のかくれんぼ」でもこのカニが教材として紹介されていますよ。   最後に 小さなハサミ脚で器用にデコレーションする様子をご覧ください。   [video width="640" height="480" mp4="/wp-content/uploads/2018/03/モクズショイ.mp4"][/video]   ではでは。   Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展からお便り ~番外編~
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企画展からお便り ~番外編~

みなさん、こんにちは! シリーズでお届けしております「企画展からお便り」。 今回は“番外編”ということで、企画広報チームの夏目からお届けします!   ただ今開催中の企画展「そのなまえヘンテコリン」。 企画展の最後に、こんな展示があります。 みなさんに名前を考えていただき、 自由に応募していただいくコーナーです。 みなさん、ユーモアたっぷりのネーミングを考えてくれていますね!   さて、今回ご紹介したいのは 「名前をつけてみよう!」の進化版として... 特別スクール「みんなでつくろう!ヘンテコリンな生き物たち」 という特別ワークショップを、岐阜県美術館さんのご協力の元、 開催することになりました!!   キーワードをもとに、オリジナルの「ヘンテコリンな生き物」を創造し、 いろんな材料を使って作品を作ります。   例えば、こんな風に... これは、キュウリしか食べない「キュウリサシ」という 生き物だそうです(※実際にはいません)。   出来上がった作品は、額縁に入れて完成です! 企画展担当スタッフ河合による「ヘンテコリンな生き物」のお話や、 企画展コーナーの見学、お土産にはオリジナルマグネットももらえます♪ 岐阜県美術館と合同の、いつもとはちょっと違った特別スクール。 創造の生き物たちを、作ってみませんか?   詳しい内容や応募はこちらから!   みなさんのご参加、お待ちしております!!   それでは、また!   Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展からお便り7 ~ポストフィッシュ~
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企画展からお便り7 ~ポストフィッシュ~

配達はいたしません!! ポストフィッシュ ポストフィッシュは、体の模様が郵便記号の「〒」に見えることから、 名付けられました。 コイ科の淡水魚で、タイやマレーシア等の東南アジアに生息しています。   当館では、豊川市赤塚山公園(ぎょぎょランド・アニアニまある)より、 8cnほどの小さな個体と、15cmほどの大きな個体をお借りして、展示しています。 とくに注目して頂きたいのが、15cmほどの大きな個体。 渋く味のある顔つきが何とも言えません。 当館のコイ好きスタッフをも唸らせる個体です。   食欲旺盛で、ついついエサを与えすぎてしまうことから、 バックヤードには「給餌は腹八分でお願いします」と注意書きがあるほどです。 さて、このポストフィッシュ。 海外では模様が工具のスパナに見えることから「Spanner barb」や、 英字のTに見えることから「T-barb」と呼ばれています。 でもやはり、ここ日本では郵便記号の「〒」ですよね。   勝手ながら、名古屋駅前の新しい顔「KITTE名古屋」のマスコットキャラクターとして、 このポストフィッシュを推薦いたします?!     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展からお便り6 ~オジギソウ~
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企画展からお便り6 ~オジギソウ~

こんにちは 河合です。 第6弾はこちらの生き物。 五感で感じて、生き物の名前の由来を知るコーナーから これは皆さんよく知っているようですね。 企画展の会場内でも「学校にあるよ」とか「おばあちゃん家にあった~」 「懐かしいわ~」なんて声をよく耳にします。 かつては学校用の教材にもなったみたいで、 私が子供の頃もよく見かけ遊んだ記憶があります。 聞きなれた名前なのであまりヘンテコリンに感じないかもしれませんが、 よ~く考えてみると面白い名前じゃないですか?   名前は「オジギソウ」。 何かがふれたり、振動を感じると葉を閉じて葉の柄がお辞儀をするように垂れ下がります。 これが名前の由来で、漢字では「お辞儀草」と書きます。 夜になると葉を閉じることから「ネムリグサ(眠り草)」という別名もあります。 ちなみに学名はMimosa pudicaで「pudica」は「内気な」や「恥ずかしがる」の意味があります。 中国名では「羞恥草」と書くそうです。   おまけに オジギソウの花言葉は「繊細な感情」「感受性」「敏感」だそうです。 なんか納得ですよね(笑)     皆さんよくご存じのこの植物ですが、少しだけウンチクを紹介します。 ブラジル原産、マメ科の植物で本来は毎年花を咲かせる多年草です。 6~8月くらいにピンク色のかわいらしい花を咲かせます。 冬でも温度管理をして育てれば一年中楽しめますが、 日本では冬に枯らしてしまい主に夏の間だけ楽しむ1年草として扱われることが多いです。 オジギソウが日本にやってきたのは1843年(天保14年)だとか! 江戸時代から親しまれている植物なんですね。   ところで少し疑問がわいてきませんか? なぜ、オジギソウはおじぎをするのでしょうか?   「他の生き物に食べられないように身を守る」 「雨や風から身を守る」 「光合成のための光の量を調節する」などが理由だとか。 お辞儀をする仕組みは、面白いけど少し難しいので簡単に紹介します。     何かの刺激を感じる → それが電気信号で主葉枕という場所に伝わる →   → 細胞内タンパク質が変化を起こす → 細胞内の水が移動する →    → お辞儀をする   このような仕組みになっているそうです。 だから元に戻るためには少々時間がかかり、10~20分くらいたつと元の状態に戻ります。   どうしてもオジギソウの葉の構造上の仕組みから、 連続でさわるとお辞儀しなくなってしまいますが、定期的にオジギソウの株を 入替えてオジギソウを休ませながらローテーションしています。 さわっても反応しないこともありますが、ご了承ください。   ではでは。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展からお便り5 ~ホテイウオ~
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企画展からお便り5 ~ホテイウオ~

恵比寿さま? 大黒さま? 布袋さまー! ホテイウオ ホテイウオは、七福神の布袋様に姿かたちが似ていることから名付けられました。 水族館で展示している個体はまだとても小さく、親指の爪ほどの大きさしかありません。   小さくてとてもカワイイ!。。。と思いきや、意外とシブイ顔つきです。 正面から見ると全身が顔です。 例えるなら、ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」で「オイ」とだけ言う頭のおばけ、 「頭(カシラ)」でしょうか。 今回、企画展で展示している個体は、北海道の「おたる水族館」からやって来ました。 (おたる水族館の皆様。お借りしたホテイウオは、岐阜で元気に過ごしています!) というのも、ホテイウオは本州の北部や北海道など、冷たい海に生息する魚です。 そのため、冬でも水槽をクーラーで5℃に冷やして、飼育をしています。   さて、このホテイウオですが、成長すると40cmにもなります。 北海道ではゴッコと呼ばれ、冬には鍋の具材として大変人気があるそうです。 こんなカワイイ、ホテイウオ。是非とも一度、味わってみたいデスなぁ。       Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展からお便り4 ~謎の生物?~
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企画展からお便り4 ~謎の生物?~

こんにちは、河合です。 さてさて次はこの生き物ですよ~。   じゃーーーーん。 なにこれ?生き物? 見た目は何じゃこれ!? だけど立派な生き物ですよ!   これは企画展会場内の最後にある あのコーナー 「なまえ」を付けてみよう!の生き物です。 この企画は生き物の情報を読んで、生き物を観察して自分で名前をつける みなさんに参加していただくものです。 生き物の基本情報は、会場内にもありますが こちらでも紹介します。 知る人ぞ知るこの生き物・・・ さてさて気になるこの生き物の名前は アデヤカキンコ(流通名:シーアップル)です。   艶やかなキンコです。 えっ?キンコって何?ってなりますよね。 棘皮(きょくひ)動物でキンコ科に属する海産動物で、ナマコの一種。 少し余談になりますが、 キンコという名の生き物が東北地方や北海道に生息しています。 体型はずんぐりして背や腹の区別がはっきりしないナマコで 口の周りには触手があり、姿はこのシーアップルによく似ていていますよ。   さて、話を戻して このコーナーは、展示期間約90日で約170件の応募があり、 多くの方に参加していただきました。 この中から面白い!よく観察した!っていう作品を40点選んで、 このコーナーに展示させていただきました。   例えば 見た目由来の名前「ドラゴンフルーツミタイ」「シンゾウ」 毒由来の名前「ポイズンナマナマ」「ドクザクロ」「ハデナジャガイモ 」など。 個人的にユニークな発想だな~と思った名前は 「花火ドカン!」「ヨッパライ」 皆様個性あふれるネーミングをありがとうございました。   2月中旬にシーアップルは展示替えします。 次回は、この生き物(標本展示) 次はどんな名前をつけますか? 又のご参加をお待ちしております。   また展示終了が近くなったらブログでこの生き物の名前を紹介します。 それまではみなさん、この生き物の名前を考えて投稿してくださいね。   ~おまけの情報~ ヘンテコリンな「こよみ水槽」の生き物が 戌年にちなんだ犬の牙をもつ魚 アルマータス・ペーシュカショーロ から、 バレンタイン・ホワイトデーにちなんだキスをする魚 キッシンググラミー に展示替えしています。 運がいいとこの魚のキスシーンが見られるかも!! あっ でもこの魚のキスは「オス同士の闘争の行動」です。   この展示は2/1~3/14までの予定です。 展示生物を少しずつ変えていくので、また遊びに来てくださいね。 ではでは。       Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
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本日の開館時間

9:30-17:00

最終入館 16:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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