みなさん、こんにちは。 アマゴの稚魚もすっかり卵黄を吸収して、泳ぎ出しています。 渓流展ブログもいよいよ佳境に差し掛かってきました。 ブログのネタが心配されるところです。 ですので、今回は直接特別展には結び付きませんが、 これまでに渓流で出会った、いや出会ってしまった生きものをご紹介します。 渓流を歩いていると、背後に気配が。 振り返ってみても誰もおらず。 でもやはり気配が・・・。 で、肩の上で「こんにちは」と頭を下げるやつ。 そうヒルです。 これには参ります。 このヤマビルは動物の血を吸うのです。 吸われて痛いわけではないのですが、血液凝固を防ぐヒルジンを出すので 中々血が固まりません(昔、教科書に載っていたような)。 渓流域を歩く時は気を付けて下さいね。 そして更に歩くと、前方にただならぬ気配が。 近くに人を寄せ付けないようなオーラ。 これはひょっとして。 そうです、マムシです。 猛毒を持っていますので、近づかないように。 渓流の岩の上で日光浴している姿を見かけます。 そりゃもう、これは要注意です。 近づかないに、こしたことはありません。 直ぐに逃げましょう。 フィールドに出掛けるにはやはり事前の準備が大切ですね。 ヒルもマムシたちも、人間から見ればちょっとやっかいですが、 渓流に生き、生態系を司る大切な生きものたちです。 まだまだ特別展では紹介しきれない生きものがいる渓流。 特別企画展示「渓流 命の旅のはじまり」をまだご覧になられていない方は、 3/10(日)までの開催ですのでお早めに! ツイート