おもしろ飼育コラム

カメペディア速報
  • 企画展・特別展示

カメペディア速報

いよいよ、特別展「カメペディア~カメのなかま・からだ・くらし・いま~」の開催が近づいてきました。 準備は当然のことながら、和気あいあい・・・ではなく鬼気迫る勢いです。 いつものことですからね、HAHAHA!   生物も着々と集まってきております。 先日は愛知学泉大学の矢部隆先生のところへお伺いして、 ワニガメをお借りしてきました。   ワニガメといえば、思い出すのは4年前。 夏の企画展「びっくり生物大集合」でも展示しました。     やっぱり迫力があって、大人気でしたね。 カピバラが当館にやってきたのも、この時からでした。 で、当のワニガメは、名古屋市名東区明徳池で保護された個体で、名古屋大学からお借りしました。   今回、展示する個体の略歴はというと、<名古屋市名東区明徳池で保護された個体> んっ!? なんと同じ個体だったのですよ!名古屋大学から愛知学泉大学に引越ししていたんですねー。   なんだか感慨深いですね。まっ、そんな悠長にしている暇はないんですけれども・・・。   ガオー!(注:吠えませんよ)     Tweet

コリドラス展だより NO.5
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コリドラス展だより NO.5

みなさんこんにちは! お久しぶりです。飼育スタッフの国崎です。 おかげさまでGWもコリドラス展は大盛況です。 今日ご紹介するコリドラスは、コリドラス・レイノルドシーです。     他のコリドラスに比べ細長く、吻先が尖がっていて 背鰭も長く、まるでキツネのようなコリドラスです。 とてもおとなしいコリドラスで、水槽を掃除していても 他のコリドラスのようにビックリして暴れることがありません。 掃除中は、棒でつつくと、ゆっくりどいてくれます。 育ちのよいコリドラスといったところでしょうか!   Tweet

コリドラス展だより NO.4
  • アマゾンの生き物
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コリドラス展だより NO.4

みなさんお久しぶりです! 飼育スタッフ国崎です。 今回のコリドラスの紹介は・・・ コリドラス・コンコロールです。    独特な色彩が印象的なコリドラスです。 紫というか、緑というか、茶色というか・・・ こんな色彩のコリドラスは他にはいません。 なんとも渋いコリドラスですね。 今回の紹介で2種類目・・・ 30種紹介できるのでしょうか?

コリドラス展だより NO.3
  • 企画展・特別展示

コリドラス展だより NO.3

    みなさんこんにちは!飼育スタッフ国崎です。 今回からコリドラスを1種類づつ紹介していきます。 トップバッターは、コリドラス・メタエ コロンビアのメタ川水系を中心に分布していることから このような学名が付けられました。 体高が高いコリドラスで アイバンドと背鰭から尾鰭にかけての黒いラインが特徴的です。 全長は2㎝ほど、チョコチョコ泳ぐ姿がとてもかわいらしいですね! 見に来てね!

コリドラス展だより NO.2
  • 企画展・特別展示

コリドラス展だより NO.2

みなさんこんにちは、飼育スタッフ国崎です。 特別企画展「アマゾンの扉をひらく~小さなナマズコリドラスを探して~」 この日は日曜日、たくさんのお客様に見ていただきました。 (実際にアマゾンに行ってコリドラスをつかまえたんだ!すごいな!) (コリドラスってかわいいね!) という声が多かったです。 自分のお気に入りのコリドラスを見つける人も多くいました。 次回から、展示しているコリドラス30種を1種ずつ紹介していきます! 

コリドラス展だより NO.1~新しい企画展スタートしました!~
  • 企画展・特別展示

コリドラス展だより NO.1~新しい企画展スタートしました!~

  みなさんこんにちは、飼育スタッフの国崎です! 新しい企画展がスタートしました。     アマゾンの扉をひらく ~小さなナマズ、コリドラスを探して~   これがコリドラスです。 南米大陸アマゾンに分布し現在143種以上が確認されています。  なんと種類の多いことでしょう! 私は以前アマゾンに行ったことがあります。ペルーとブラジルです。 アンデス山脈の源流から始まり、アマゾン川の河口まで いろんな場所でいろんなコリドラスに出会いました。 ペルーとブラジルの探検記を通じてコリドラスの紹介やアマゾンの 様々な情景が見えてくる展開になっています。   コリドラスの生体展示は30種ほど。 写真展示も合わせると○○○種にもなります!(会場で確かめてみてね!) アマゾン川流域の人々の暮らしを紹介するコーナーもありますよ。 これからは随時ブログでアップしていくように頑張ります。 待ちきれない人はまず見にきてくださいね!

ミミクリーシリーズ・・・そして撤収
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ミミクリーシリーズ・・・そして撤収

さぁ!!撤収が始まりました。   いつものことながら、撤収作業はさびしく感じるものです。 と、感慨に耽っていると、「仕事してくださいよ」と言わんばかりに 、周囲からは冷めた視線・・・。 「はいはい、今やりますよ~」 ってなわけで、展示飼育部のみなさんの迅速かつ的確な作業で、 あっと云う間にリセットされました。    借用展示していた資料は、それぞれ丁寧に梱包し、後日、発送予定です。 しかし、本当に、多くの企業や博物館、動物園、水族館の方々にご協力いただき、 この展示を終えるとこができました。 改めて、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。   「えーっ!もう1回見たかったなぁ」とか 「くぁ~っ!!!見逃してしまったぁ!!!!」という方にお知らせです。 科学技術振興機構さんが作成している「サイエンスニュース」内で、 この特別企画展を紹介させていただいております。 ぜひ、のぞいて見てくださいね?(他にも興味深いニュースが満載ですよ。) http://sc-smn.jst.go.jp/sciencenews/dailyscience.html   次の特別企画展は、「アマゾンの扉を開く~小さなナマズ コリドラスを探して」です。 アマゾン川というと、ピラルクーやレッドテールキャット、ピラニア類など、 大味な魚たちを連想しがちですが、 今回は、あえてちっちゃなナマズであるコリドラスたちにスポットを当てています。(アクアトトらしいでしょ!?) メイン担当の国崎さんが、展示種全てを、このブログ上で、紹介するとかしないとか・・・。 3月18日スタートですから、楽しみにしていてくださいね?   長きにわたり、この「ミミクリーシリーズ」を見てくださった皆様、 そしてこの企画展を目当てに来館された皆様に、一言・・・。 「本当にありがとうございました」 

ミミクリーシリーズ第16弾(ファイナル)
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ミミクリーシリーズ第16弾(ファイナル)

ついに、この特別企画展も最終日を迎えることとなってしまいました。 多くのお客様に、この「自然に学べ!生きものに学べ!!」をご覧いただいたことは、 大変うれしく思っております。 そして、バイオミミクリーという言葉を記憶の片隅にでも留めておいて頂けたら幸いです。   今回は、主に生物の形態や行動などを模倣したものを中心に蒐集し、 展示を行ないましたが、「バイオミミクリー」を提唱した、 ジャニュンNベニュス女史は、それらから発展し、  自然生態系を丸ごと模倣することが、 この「バイオミミクリー」の最終形だと述べています。 地球上の生物は、生態系というひとつの環の中で、 お互いが関わり合い、つながって生きています。 そして、その生態系の物質循環は、 例えば森、川、海における水の循環や生物間の弱肉強食に見られる食物連鎖、 死骸や葉の分解による土壌の形成など、全てにおいて無駄がなく、効率的に行なわれています。 このような自然界の物質循環の仕組みを学び、 私たち人間社会へ反映させる(模倣する)ことが、環境負荷低減につながっていくのです。   そのためには、私たち人間も自然生態系の一員であるということを忘れずに、 生物や自然を敬う姿勢そしてそれらから学びとろうとする姿勢が必要でなのです。   屋内で遊ぶ子供たちが多いといわれる昨今、自然に触れ合う機会が少なくなっているのが現状です。 でも、思い出して下さい。子供の頃に外で遊んだ経験は、どんなものでしたか? 私も、幼小の頃、野原でトンボやバッタを追いかけ回したり、 田んぼの脇でメダカやドジョウ、カエルなどを捕まえたり・・・ その自然と触れ合った記憶は、今でも鮮明に残っていますし、一生消えることがないでしょう。 私たち親世代(ちなみに私はアラフォーです・・)は、 子供さんたちと一緒に自然へでかける機会を作ってあげるべきと考えます。 自分たちの足で歩き、自分たちの目で見つけ、自分たちの手で触り、 自分たちの鼻で匂いをかいだり、、自分たちの耳で聞いたりすること、 こういった体験は、教科書やパソコン画面からでは得られません。   確かに現実問題として、池には「危険!立ち入り禁止!!」などの看板が立てられたり、 河川の管理等の問題で、気安く魚を採集できなかったり、 田んぼが宅地化されてしまったりと、 自然との距離感が、以前より遠く感じられる時代ではありますが、 幸いなことにまだ岐阜県には多くの自然が残っています。 その自然を、次世代、次々世代に残す、さらには失われた自然を取り戻すためには、 まず今の自然に触れ合って、何かを感じていただけたらなと思います。 さぁ!自然と遊んでみよう!!! (くれぐれも事故のないよう、安全確認の上、お願いいたします。)

ミミクリーシリーズ第15弾
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ミミクリーシリーズ第15弾

どんどんどんどんいきましょう! なんてったってもうホントにギリギリですから!! 夏の夜、家の壁をヒタヒタと動き回る生きものを見たことはありませんか? そう、それは、ヤモリ・・・。   でも、よく観察してみると、アマガエルのように指先に吸盤があるわけではありません。 なにやら、ヒダヒダになっているように見えます。   実は、ヤモリの指には、目に見えないくらいの細い毛がびっしり生えています。 その毛の先端は、さらにヘラ状の極細毛に分かれています。こ の毛の直径は、100ナノメートル(1ナノメートルは、1ミリメートルの1/10000)で、 1平方センチメートルに20億本にもなります。 この極細毛の先端と壁面の間に「ファンデルワールス力」(分子間力)が働き、 この力のおかげで、ヤモリは壁や天井でもくっつくことができるのです。 さらに、くっつきながら素早く移動するためには、一瞬ではがさなければなりません。 ヤモリの指の接着力は、脚の力をかける方向次第で大きく変わり、 下向きに力を加えたときだけ接着し、引き上げると分子間力が消えるので、 すぐにはがすことができるのです。 このヤモリをモデルにした、ロボットは開発されているようですが、まだ研究途中のようです。 これが、実現化すれば、スパイダーマンも夢ではないですね?     まさに夢の素材といえるでしょう!

ミミクリーシリーズ第14弾
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ミミクリーシリーズ第14弾

どんどんいきましょう! なんてったってもうギリギリですから!! 次はこれ。   夏の終わりごろになると、ジョロウグモが大きな網を張って、獲物を待ち構えているのを目にします。 今まであまりクモの巣を観察したことはなかったのですが、 その完成度は、「芸術品」にも見てとれます。(だってクモは苦手だったんですもの) クモの糸は、1種類だけではなく、網を作る糸でも、縦の糸、網の周囲の糸、 縦の糸を円形につなぐ糸など、その糸の役割によって太さや成分の違う糸を使い分けているのです。 そんなクモの糸(ジョロウグモに限らず)は、細く丈夫な上、その伸延性にも優れているのです。 クモの糸は、タンパク質でできており、 ひとつの分子の中に固くてもろい部分と弾力性のある部分が混じり合っていて、 それぞれが補い合う性質をもっていることが、驚異的性質をもつ理由です。   現在、クモの糸と同じくらいの強度をもつ「ケブラー」という合成繊維も開発されていますが、 伸延性はクモの糸の方が8倍もあり、さらに有機溶媒に溶けないこと、 成型が困難であること、塩素や紫外線に弱いことなどの欠点があります。 その点、クモの糸の生成は、加熱や加圧の必要がなく、溶媒が水で良いなど、 人工的に作り出すことができれば、それはまさに・・・   夢の素材といえるでしょう!!  

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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