おもしろ飼育コラム

ミミクリーシリーズ第13弾
  • 企画展・特別展示

ミミクリーシリーズ第13弾

この特別企画展「自然に学べ!生きものに学べ!!」も残すところあと1週間をきってしまいました。 準備は、大変だったけど、始まってしまえば(早かったなぁ~・・・)   さて、今までこのシリーズでご紹介してきたネタは、すでに実用化されているものでしたが、 これからご紹介する3つは、現在研究開発中のものです。 まず、ひとつめはこちら。   高級食材でもおなじみの、そう「アワビ」です。 (これは、とある料亭から殻だけ頂いたもので、残念ながら私たちのお口の中に入っておりませんの・・・惜しい) そんな、アワビの殻の断面を見てみると、こんな感じ。       薄いにも関わらず、非常に硬いのです。 これは、殻の構造が、「積層構造(せきそうこうぞう)」になっているからで、 殻の主成分である炭酸カルシウムの板が、 有機質の軟らかい接着剤で幾層にも貼り合わさってできているのです。 炭酸カルシウムの板は、1枚の厚さがわずか1マイクロメートル(1ミリメートルの1/1000)で、 これらが、1000枚以上も重なり合っています。 もし、貝殻に衝撃を加えても、ヒビは接着層でとまり、 薄い板が1枚1枚少しずつ壊れることで、衝撃は吸収されるというワケです。 アワビの殻の構造を、マネできれば、 例えば薄くて軽くて丈夫なヘルメットやゴーグルなどができるかもしれませんね?                   まさに夢の素材といえるでしょう!!

ミミクリーシリーズ第12弾
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ミミクリーシリーズ第12弾

いや~しかしだいぶ風が温かくなってきましたね? 春は、もうすぐといった感じでしょうか? さてさて、今回のネタは、といいますと・・・   「なんだ、ただのヘッドフォンじゃないか!?」   ・・・いえいえ、こいつはすごいメカなのです。なぜならば、骨伝導システム採用のヘッドフォンだからです。 そもそも、音とは、空気や水などを伝わる振動です。 この振動が、耳の中にある鼓膜を震わせ、 それが蝸牛(かぎゅう)という部位に伝わり、音の情報として脳に送られるのです。 しかし、実際には耳だけで音を聞いているのではありません。 耳をふさいで、自分の声を出してみてください? 聞こえるはずのない自分の声が聞こえると思います。 これは、自分の声が、頭蓋骨を振動させ、その振動が蝸牛に伝わって音として聞こえているのです。 耳から聞こえる音は「気導音(きどうおん)」、 骨を振動させて聞こえる音を「骨導音(こつどうおん)」といい、 「骨導音」を聞く方法を「骨伝導(こつでんどう)」というのです。 ちょっと話が難しくなってしまいましたが、 みなさんご存じの海の人気者 クジラの仲間は、この骨伝導によって音を聞いているのです。 そして、この骨伝導を利用しているのが、1枚目の画像のヘッドフォンというわけです。 実際に、展示ブースで聞くことができますよ!!(何が聞こえるかは、聞いてのお楽しみ♪) この骨伝導は、音が聞いている本人しか聞こえない事、 耳からは外部の音が聞き取れる事、 鼓膜などの耳への負担が軽い事などさまざまなメリットがあるのです。   おや?飼育スタッフの田上さん?骨伝導で、なにやらイイ感じ・・・。何を聞いているんですか?   今回、サンプル機、ならびに資料のご提供いただきました ゴールデンダンス株式会社様には、この場をお借りして御礼申し上げます。 ほぇ~ホントに良く聞こえるぅ~♪

ミミクリーシリーズ第10弾
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ミミクリーシリーズ第10弾

いつも見ていただき、まことにありがとうございます。 ついにこのシリーズも2ケタに突入です! さて、いよいよ大詰めとなってきたこのシリーズですが、 今回は、「魚群(ぎょぐん)」です。   最近、いくつかの水族館で、イワシなどの群れが、ワーッと泳いでいる様子を見ることができます。 (ちなみに当館には、イワシはいません。だって淡水魚メインですから。) あの群れを見て、何か気付くことはありませんか? ・・・そうです!ぶつからないのです!!   これは、魚類の持つ感覚器官のうち特に視覚と側線感覚の働きが大きいといわれています。 この魚群の習性をマネし、「ぶつからないクルマ」の実現に向けて研究が進められています。 それが、日産自動車株式会社が開発した「群走行ロボットカー エポロ」です。 このロボットは、他のロボットとの距離感や障害物などをセンサーでキャッチし、 障害物や道幅の変化があっても、周りのロボットとぶつかることなく、 通り抜けることができるのです。 (エポロを展示したかったんですけど、引っ張りだこ状態だそうで、無理でした・・・) これが、実現すれば、交通事故のないクルマ社会ができるかもしれませんね? さて、この魚の視覚と側線器官の働きをどうやって展示するか?   悩みました・・・だってイワシの大群なんて展示できませんもの(泣) 悩みに悩んだ結果、「障害物を避ける」という行動をお見せしようと考えました。 このかっちょいい(?)実験風水槽をご覧ください。 円柱型の水槽に一定方向の水流をつけることで魚を定位させ、 クルクル回る障害物を避けさせようという算段です。   おっと、これは、飼育スタッフの国崎さん、仕事ほったらかしで遊んでますね? ・・・ちょっと楽しげですね。 でも、あんまり激しく回さないでくださいね?魚たちが、びっくりしてしまいますよ。 みなさんも、この実験をぜひ体験してみては? 早く交通事故のない社会にならないかなぁと切に願う私です。

ミミクリーシリーズ第9弾
  • 企画展・特別展示

ミミクリーシリーズ第9弾

ローン地獄を覚悟の上、念願のマイホームを手に入れたお父さんへ。   家のお手入れは、きちんとしていますか? 家の中は掃除機でガンガンお掃除できちゃいますが、家の外側はどうでしょう? 外壁は、きれいにしていますか? 実は、この外壁の汚れというのは、なかなか手ごわいもので、そう簡単には落ちないものなのです。 特に、クルマの通りが、激しいところでは、その問題は深刻です。 そんなお悩み一発解消アイテムがこちら、・・・   カタツムリなのです!! おっと!早合点しないでくださいね。カタツムリが、外壁をきれいにしてくれるわけではありません。 でも、ヒントが隠されていたのです。 カタツムリの殻って、いつもきれいですよね?      ・・・・なぜなのでしょう? これは、殻の表面構造に秘密がありました。 カタツムリの殻の表面には、とっても細かな溝があり、 また殻の表面には微細な無機粒子が付着しています。 これにより、カタツムリの殻は、 親水性(水をはじかずに表面になじんだ状態)であることが分かりました。 親水性が高いと、物質の表面についた汚れの下に水の膜が入り込み、 汚れを浮かせて洗い流すことができるのです。 INAX株式会社は、このカタツムリの殻の構造から、 汚れない(汚れても雨できれいになる)外壁を開発しました。 その名も「マイクロガード」!!   企画展担当チームは、そんなすばらしい外壁をどのように展示するかが、課題になりました。 そこで、INAX株式会社様のご協力もあって、実験キットをお借りすることができました。 それが、これです!!!   どっかのサイエンス番組の実験みたいでしょ? ぱっと見、同じタイルに見えますが、通常品と防汚加工品の2種類が貼りつけてあります。 これらに、INAX株式会社の総合技術研究所特製の「疑似汚染物質」なるものを、   振りかけます。 そして、スプレーで、水をプッププップすると、あら不思議!? 防汚加工品のタイルは、みるみる汚れが流れ落ちていくではありませんか!!!!   展示を開始してから、約2カ月半が過ぎ、 多くのお客様にこの実験を体験していただいておりますが、 その結果、通常品には、汚れがたまってきているのが分かりますね? カタツムリの殻が、いつもきれいであるという事実から、 汚れない外壁タイルへ応用するという発想力は、脱帽モノです。 いやはや、バイオミミクリーのヒントってほんと身近にあるものなんですね・・・。   今回、サンプル、資料、実験キットをお貸し下さいましたINAX株式会社様には、 この場をお借りして御礼申し上げます。   ワタシの家のタイルも、防汚加工しとけばよかった~(泣)

ミミクリーシリーズ第8弾
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ミミクリーシリーズ第8弾

さてさて、新幹線ネタをもうひとつ・・・。   今回の特別企画展示物の中で、一番の注目度です! それは、・・・   これです。 フクロウの後方に、なにやらオーラを放つ金属物体が目を引きます。 実は、500系新幹線のパンタグラフ(集電装置)なのです。 つまり、新幹線が走るために架線から電気を得る部分。 ここにもバイオミミクリーが活かされています。 新幹線は、ご存じのとおり高速で走行しますが、 その際、パンタグラフ周辺はその構造により大きな空力音を発生していました。 空力音は、空気の流れの中に発生する渦により発生する音です。 この渦は「カルマン渦」と呼ばれ、 在来型のパンタグラフは大きな渦を発生させていました。 そこで、この問題を解消するべく開発陣は、フクロウに着目しました。 フクロウは、夜間、餌となる動物を捕えるために、音を立てずに飛翔することができます。 これは、風切羽の縁がギザギザのノコギリ状になっていることや、 羽表面が繊毛状になっていることで、翼後方の空気の流れを整えているのです。 ギザギザの部分を空気が通過すると、 カルマン渦は小さくなります。 『カルマン渦が小さい=発生する音が小さい』 ということになり、 結果、音を出さずに飛べるという仕組みです。     このフクロウの風切羽を参考に、まずパンタグラフを翼状にしシンプルな構造にし、 さらに支柱側面にノコギリ状の突起を多数つけることで、整流効果を生みだしたのです。   この技術を「ボルティックス・ジェネレーター」と呼び、航空機の翼やレーシングカーなどにも応用されています。わたしの大好きなクルマの一つである  ラン○ボのルーフエンドにもついてるんです♡ 少し「ここ」がずれてしまっていますが、分かりますか?見た感じ、ホントに小さな突起が並んでいるだけなんですが、高速走行時には大きな効果を生み出すんですね・・・。 (残念ながら、現在では新型パンタグラフに取り換えられていて、実搭載はされていません。) こちらも、前回と同様、大阪の交通科学博物館、 ならびに岐阜県博物館のご協力により展示することができました。 また、フクロウの風切羽をご提供いただきました長野市茶臼山動物園様には、 この場をお借りして御礼申し上げます。   いやはや新幹線マニアになりそうだ・・・

ミミクリーシリーズ第7弾
  • 企画展・特別展示

ミミクリーシリーズ第7弾

みなさんは、新幹線に乗ったことがありますか? 今や我が国において、新幹線は重要な交通手段のひとつと言えます。 そして、車両のデザインやカラーリングは、多くの鉄道ファンを魅了していることでしょう。 現在、新幹線は、そのスピードの追求より、静粛性が追求されています。 やはり近隣住民にとっては、騒音問題は重篤な環境問題でもあります。 そんな中、1997年デビュー(営業運転開始)を果たしたのが、この500系新幹線です。  すごい形をしていますね?ときんときんです。 実は、この形には理由があるのです。 それまで、新幹線は、高速でトンネルに突入した時、 その衝撃波が、トンネル内を伝わり、 その反対側(出口側)でドーンという音や振動を発生させていました。(これ、トンネルドン現象というそうです) これを解消すべく開発陣は、さまざまな実験を繰り返し、結果、この形にたどりついたそうです。 でも、この形って、何かに似ていると思いませんか? そう!カワセミです!! 並べてみると一目瞭然!!  カワセミは、水中の魚をダイブして捕えて食べます。 しかし、そのダイブの瞬間、ほとんど水しぶきが立ちません。 カワセミのくちばしは、上下合わせると鋭い四角錘形をしています。 これにより空気から水へという急激な抵抗の変化にも対応できているのです。 トンネルに突っ込む新幹線と水中に突っ込むカワセミの形状が似ていたのは、偶然ではなく、 科学的検証から導かれた答えが自然界にすでに存在していたことを示します。   この500系新幹線は、今は山陽新幹線区間での営業に限られていますが、 ぜひ、乗ってこの「カワセミ新幹線」を体感していただきたいと思います。 さらに、このシリーズの第2弾でご紹介したハニカム構造が、 この車両の外板に利用されているとのことです。 まさに今回のテーマにぴったりの新幹線です!   今回、500系新幹線の特大サイズの模型をお貸し下さいました大阪の交通科学博物館様、 ならびにカワセミの剥製をお貸し下さいました岐阜県博物館様には、 この場をお借りして御礼申し上げます。   この新幹線で、水中へダイブしてみたいなぁ・・・

ミミクリーシリーズ第6弾
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ミミクリーシリーズ第6弾

ご無沙汰いたしました。お待ちかねの第6弾です。 しかし、あっという間で、この特別企画展も残すところあと1カ月となってしまいました。 ブログ急がないと、間に合わないっ!!と焦り始めた次第です。 さて今回、ご紹介するのは、水着です。 このところ、運動不足で、たるんだお腹周りが気になるという方(私もですが・・・)に朗報です。 競泳用水着といえば、過去にシドニー五輪で、サメ肌水着が脚光を浴び、 新記録が続出したのは、記憶に新しいところです。 しかし、2005年に国際水泳連盟が使用禁止にした経緯もあって、 新たなる水着の研究は続けられていました。 そんな中、ミズノ株式会社が開発したのが、これです!   手前に写っているかっこいいカラーリングの方です。 実は、この水着は、カジキの体表面にヒントを得て、開発されたのです。 その名も、「ミズノ アクセルスーツ ウォータージーン」!!  (なんだかすごそうだ・・・) 今までの、「撥水による低抵抗」から「水との融合による低抵抗」という発想に切り替えたのです。 魚類を触ってみると、粘液でヌルヌルしていますよね? これは、水中の細菌や寄生虫から身を守る役割もありますが、 体の抵抗を減らす役目も果たしていたのです。 摩擦が生地とその表面を流れる水との関係ではなく、 ジェル化した生地表面の水と表面を流れる水との関係になるため、 抵抗を軽減することが実現されたのです。 ちょっと難しいですが、サメの次はカジキで勝負ということですね。 これを着用し、プールでタイムを競ってみませんか? 今までにないタイムを叩きだすかもしれませんよ。 今回、サンプル水着、資料、 ならびに迫力満点のカジキの画像をご提供いただきましたミズノ株式会社様には、 この場をお借りして御礼申し上げます。 うん、これ着て、プールに通ってみようかな・・・

ミミクリーシリーズ第5弾
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ミミクリーシリーズ第5弾

時季外れではありますが、「夏」「ぷ~ん」「かゆい」といえば・・・?                     蚊です。みなさんも毎年、必ず刺されていることでしょう。 でも、この蚊に刺された瞬間に気づきますか? 刺された後、痒くなって気づく方がほとんどでしょう。 蚊の口吻は、80マイクロメートル(1マイクロメートルは、1ミリメートルの1/1000)と細く、 さらにキチン質というしなやかな物質でできています。また、その表面はギザギザになっていて、 細胞との接触面積を少なくし、さらに、刺す時に針を振動させ、細胞を押しのけるように刺すので、痛みを感じないのです。 この蚊の口吻をマネして、作られたのが、これです!   株式会社ライトニックスが、開発した世界初の生分解性・生体適応材料を用いた苦痛を伴わない安全な微細針! 名付けて「PINNIX」です!!   今までの注射針は、金属と樹脂の二つの素材からできていて、廃棄するにも手間がかかっていました。   が、しかし、これはポリ乳酸という材料でできていて、なんと生分解されてしまうのです。 樹脂成型なので、こんなにちいさくてもギザギザの3D形状が可能なのです。 針にクスリを閉じ込めて、直接患部に刺してしまえば、あとは、体の中で分解されてしまうのです! 初めてこれを見た時は、とにかく「すごいっ」としか言いようがありませんでした。 ホント、兵庫県まで出張した甲斐がありました。 近い日に、さまざまな医療施設で使われることとなるでしょう。 そんな最新の注射針が、一足お先にアクアトトでお披露目というわけです。 一見の価値アリです!! 一度、自分で本当に痛くないか試してみたいと思う私でした・・・。   今回、サンプルならびに資料のご提供していただきました株式会社ライトニックス様には、この場をお借りして御礼申し上げます。 ほんっとに、ちっちゃいなぁ~

ミミクリーシリーズ第4弾
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ミミクリーシリーズ第4弾

明けましておめでとうございます。 年末年始にかけての寒波の影響で、ここ岐阜県各務原市でも雪がちらちら。 慌てて、元日にスタッドレスタイヤに交換するハメになりました。やれやれ・・・。 それにしても、毎日寒い日が続きますね。 こんな寒い日は、ダウンジャケットを着るしかないっ!! と、いうことで今回ご紹介するのは、倉敷紡績株式会社が開発した「エアーフレイク」です。 もともと、この製品のモデルとなったのは、北極圏に生息するホンケワタガモの羽毛でした。 ホンケワタガモは、厳しい寒さの中、卵を温めるために、保温性に優れた羽毛をもっています。 現地の人たちは、ヒナが巣立った後、この羽毛を採って防寒着にしていたとのこと。 種は違いますが、水族館周辺に見られるカルガモの巣も、こんな感じです。 なんて温かそうなんでしょう!     ホンケワタガモの羽毛は、アイダーダウンと呼ばれ、その保温性と希少価値から羽毛の王様とも言われているんですって!! 知らなかった・・・。 でも実際に触ってみると、軽くて、柔らかくて、温かくて、まさに王様。     この羽毛の王様をマネして、エアーフレイクが作られたのです。   それが、これです。   形こそ違えど、なんだか温かそうだ。 いくつかの試作の末、これが最新版だそうです。 防寒具の中にも生物を模倣した素材が隠されていたわけです。 このエアーフレイクを使用した就寝マフラーというものがあるようですよ。夜、寒くて眠れないという方は、一度、チェックしてみては? 今回、サンプル資料をご提供していただきました倉敷紡績株式会社様には、この場をお借りして御礼申し上げます。 う~ん、こりゃあったか~ぃ

ミミクリーシリーズ第3弾
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ミミクリーシリーズ第3弾

ご存じ!!お外遊びが大好きなワンパク少年なら知っている「くっつきむし」です。 いやぁ、私もちっちゃい頃は、よく友達の服めがけて投げつけて遊んだものです。 この「くっつきむし」もちゃんとオナモミという名前がついています。 オナモミの種子は、動物の体にくっつくことで分布を広げます。これを付着動物散布といいます。 では、なぜオナモミの種子は、くっつくことができるのでしょう? それは、種子の表面にあるトゲに秘密がありました。(・・・秘密はアクア・トトぎふにて公開中♡) この秘密を、マネして作られたのが、面ファスナーなのです!! (ちなみに、よく耳にする「マジックテープ」とか「ベルクロテープ」などは商標なのです) これは、ほんとに生活の中に普及していますよね? ちょっと水族館の中を見渡しただけでも、・・・             とか・・・                   とか・・・他にもパネルの固定とか潜水用具とか、ほんと重宝してます。   世の中に目を向けてみると、なんと!こんなものにまで!! この写真は、ハニカム構造と同じく「かかみがはら航空宇宙科学博物館」で展示しているものを撮影させていただいたものです。   犬の散歩がきっかけで、くっつきむしから面ファスナーを発明したジョルジュ・デ・メストラルさん  私たちの身の回りにも、まだまだ発明のきっかけはあるはずです。 面ファスナーのような世紀の大発明を、いつか私も・・・   「それにしても、ホント便利だよなぁ~」

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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