おもしろ飼育コラム

産卵しました!
  • 企画展・特別展示

産卵しました!

10月14日の朝、開館前に企画展の水槽を見回っていると、 激しく動くアンダーソンサラマンダーが目に入りました。     いつもはお互い距離をとっていることが多いので、 「あれ?喧嘩でもしているのかな。」 そう思ってよく観察してみると メスに顔を近づけたり尾をくねらせたり…     「これはオスの猛アピールかも!」 と思い動画を撮りました。   [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/10/アンダーソン3.mp4"][/video]   動画の最後の方ではオスの総排出口が 真っ赤に膨張しているのが見えますし、 メスもよく見るとお腹が膨らんでいます。   「これは求愛行動で間違いなさそうだ。産卵するといいな!」 と少しわくわくしていました。   次の日見てみると枝や水草、水温計などに 合計100個以上の卵が産み付けてありました。     産み付けられた卵が親に食べられてしまわないように、 ほとんどの卵はバックヤードに移動させましたが、 卵の一部をこのようにポケット水槽で展示しています。     そして産卵から3日後。       少し形が変わってきました。 うまく発生が進んでくれますように…   今後の様子はTwitterでお知らせしたいと思います。 お楽しみに!     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展 もっと知りたいウーパールーパー
  • 企画展・特別展示

企画展 もっと知りたいウーパールーパー

さて、好評開催中の企画展「もっと知りたいウーパールーパー」はご覧になりましたか?     この企画展では多くの方がイメージするであろうリューシスティック個体はもちろん、いろいろな色の個体やウーパールーパーの近縁種など、見どころたくさんの展示になっているかと思います。   「ウーパールーパーってこんなかわいいのか!」 そう思うこと間違いありません。         その企画展からお気に入りの生き物を紹介したいと思います。   「アンダーソンサラマンダー」です。   水槽をのぞき込むとよくこちらをみてくれます。   アンダーソンサラマンダーもウーパールーパー同様、繁殖できる成体になっても見た目は幼生という「幼形成熟」する種です。     見た目もウーパールーパーに似ていますが、水かきがあるのが特徴です。       このアンダーソンサラマンダーはメキシコのサカプ湖周辺の小川と運河でしか発見されていないようです。   しかし、生息地の汚染や食料として大量に捕獲されたことで数が減っています。     皆さまもぜひお気に入りの1種類を見つけてみてくださいね。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展 もっと知りたい ウーパールーパー
  • 両生類
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企画展 もっと知りたい ウーパールーパー

新型コロナウイルスの影響で開始が遅れていた企画展もようやく皆様にご覧いただけるようになって、2か月ほど経ちました。   すでに皆様の中でのお気に入りの生き物は決まっていますでしょうか? 私の一番のお気に入りはというと、こちら。   グレーターサイレンです。 写真は砂に潜って顔だけ出しているところです。 自然下では、生息場所の水が枯れると地中に潜って数か月間生きることができるそうです。   そんな、グレーターサイレンですが、砂に埋もれた体がどんな形をしているのか想像つきますか?         実はこんな感じです。     細長い体をしており、後ろあしは退化しています。 奇妙な体型をしていますが、地中に潜りやすい体型なのでしょう。 毎朝、状態確認のため水槽を覗きに行くと、全身砂の中に埋もれ姿が全く見えないことも。 最初はどこへ行った?と、心配になりましたが、開館するころには顔を出してくれています。   見つからないというときは、よーく探してみてください。 顔だけ出して、こちらを見ているかもしれませんよ。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展便り~ウーパールーパー変態個体について~
  • 両生類
  • 企画展・特別展示

企画展便り~ウーパールーパー変態個体について~

みなさま、こんにちは! 暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?     現在、開催している企画展『もっと知りたいウーパールーパー』の、個人的な見どころのウーパールーパー変態個体について紹介します。     そもそも、変態とは生き物が成長する過程で形態を変えることです。   ウーパールーパーはカエルと同じ両生類です。 両生類は通常、変態してエラなどがなくなります。 しかし、ウーパールーパーは幼形成熟(ネオテニー)といって繁殖ができる成体になっても、幼生の形態(外鰓、矢印)が残ります。     ちなみにですが、ウーパールーパーの成体はエラ呼吸、肺呼吸どちらも行うことができます。     では、本題のウーパールーパーの変態についてです。 ウーパールーパーは野生下では変態することはありませんが、飼育下ではまれに変態することがあります。 変態する要因として、飼育環境の変化や甲状腺ホルモン(サイロキシン)の投与があります。   企画展で展示しているウーパールーパーは、甲状腺ホルモンを投与して、変態させました。 人為的に変態させましたが、健康状態に問題はなく、元気に過ごしています。 それでは、変態する前と後を比較してみましょう。   まずは、外鰓がなくなっているのがわかりやすいですよね。(丸く囲ったところ) また、尾の高さが低くなっています。(黒矢印)     摂餌する様子はこちら。 変態する前と後どちらも、エサに対する反応はとても良く、何でも食べます。 [video width="1920" height="1080" mp4="/wp-content/uploads/2020/08/動画①c.mp4"][/video]   [video width="1920" height="1080" mp4="/wp-content/uploads/2020/08/動画②c.mp4"][/video]       企画展では、ウーパールーパーのエラが少しずつ変化していく様子を映像で流しています。 是非、変態したウーパールーパーにも注目してくださいね!     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
企画展便り~設営編その2~
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企画展便り~設営編その2~

  みなさまお待ちかねの企画展『もっと知りたいウーパールーパー』も始まりました。   新型コロナウイルス感染拡大による影響で、みなさまにもしかしたらご覧いただけないかもと心配していましたが、ようやくお披露目することができ、大変嬉しいです(^^)   今回は前回の設営編その1の続きのお話です。 前回ではパネルの設置まででしたが、今回はそこから各水槽の設置、レイアウト作成、生き物の展示になります。     少し詳しく説明しますと… パネルの枠組みに合うように架台を作成し、水槽を設置します。 次に水槽内に底砂や木材、石を配置し、生き物の過ごしやすい環境をつくっていきます。 最後に生き物を水槽内に移します。   生き物たちは、企画展が設営される前から、水族館の環境に慣れてもらうために バックヤードで飼育をしています。   飼育の様子↓ ちらっ 私たちを見ると寄ってくるほど、人にも慣れてきました。       また、今回の企画展の個人的な見どころはこちら! 詳しくは次のブログにて熱く紹介します!     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));  
企画展便り~設営編 その1~
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企画展便り~設営編 その1~

みなさん、おうち時間いかがお過ごしでしょうか? このブログが少しでもみなさんの癒しなればと思います♬   今回は、企画展「もっと知りたいウーパールーパー」について紹介します。 何と言っても、私が入社してから初めて担当する企画展になります‼   本来ならば4月18日(土)から開催する予定でしたが 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、当館も休館しておりますので、水族館の再開に合わせて企画展もスタートとなります。   しかし、休館中といえども企画展の撤収&設営作業は予定通りに行われました。設営中、普段ならお客様のご迷惑にならないように気を付けながら作業にあたるのですが、今回はどこか物寂しい中での作業となりました。   いつ再開しても大丈夫なように、準備はバッチリです。   そして、楽しみにしてくださっているお客様のために、一足お先に ブログにて企画展の様子を紹介していきたいと思います。   4月13日時点の企画展の様子です。     まずは、今回の企画展の配置に合わせたパネルを組み立てまして そのパネルに壁紙を貼ります。 壁紙のデザインは当館のデザイナーによるもので ウーパールーパーをイメージとした薄いピンク色の背景がかわいらしいですよね♪   また、企画展の入り口にはドーンと大きなウーパールーパーがいますので ぜひ、一緒に写真を撮ってみてくださいね!   また、こんなコーナーもあります! 詳細については後日お知らせしますので、楽しみにしてくださいね!   Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));
これは何だ???
  • 企画展・特別展示

これは何だ???

みなさんこんにちは。 パンタナール展第2章のいきもの紹介です。     ホプロステルヌム・リットラーレです。 この種に対する日本語の名前がないため、カリクティスの一種という形で紹介しています。   この魚はナマズの仲間で、長いヒゲが特徴的ですが、それ以外にも頭は固い骨質板で囲われ、体にはヨロイのような鱗があります。   その見た目から、日本では「ヨロイナマズ」、英語では「アーマードキャットフィッシュ」とも呼ばれることもあります。   この魚の実際の骨格はみたことはないのですが、近い仲間はプレコやコリドラスなどです。下の写真はプレコの仲間の骨格です。 いかにも硬そうな頭をしていて、まさにヨロイを着けているようですね。     さて、このカリクティスの一種は、とてもユニークな生態をもっています。   まず一つは腸呼吸を行うことができます。 これは沼や池などで水中の酸素が少なくなっても、生存していける呼吸方法の一つです。   水槽内は酸素不足ではないですが、たまに水面へあがって息継ぎをした後に、おならをするように泡がでてきますので、どのような環境でも腸呼吸するようです。 しばらく水槽を観察していると結構見ることができますよ。     二つ目は、産卵する際、植物の根っこや枯葉などに泡の巣をつくります。 ぜひ見てみたいと思い、植物の根や枯葉を用意してはいるものの、残念ながらまだ見ることができていません。     三つ目は、ウインクしてきます(笑) 厳密にいうと、まぶたがないのでウインクではないのですが、目がぎょろっと下へ動きます。 最初見たときは、幻かな?と思ったのですが、調べてみると「ウインクキャットフィッシュ」とでてくるので、この仲間の特徴のようです。     長くなりましたが、最後はこのお話。 お腹側の写真です。 肛門の下にちょろっとついているものが見えますか?   アップにしてみます なんだか分かりますか? 最初みたとき、なんだこれ?と思いました。 場所的には、肛門の下で、オスのみについています。 どうやらこの魚は、交尾の際オスがメスの口に放精をして、メスは精子を飲み込み一度ためてから、産卵するという特殊な繁殖方法をもっているようです。     こちらがメスのお腹側で、メスにはついていないようです。 (オスは胸びれの先端が、厚くなりオレンジ色に染まります)   同じナマズの仲間だと、コリドラスも似た繁殖方法をもっていますが、この魚もそうだとは知らず、お腹側をみて初めて気が付いたので、かなり意外な発見でした。     ただ実際のところ、本種の繁殖行動をみたことがないので、本当なのかな?とも思ってもいます。ぜひ展示期間中までに交尾を行い、産卵するところをみられたらなと思っています。 みなさんも立ち寄った際は、少し観察してみてくださいね!   Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));  
パンタナール展より この生き物はなに?
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パンタナール展より この生き物はなに?

ずーっと旅行記やパンタナールの現地のことを書き続けてきましたが、 展示中の生き物についても紹介します。     この生き物は何でしょうか?     正解はマタコミツオビアルマジロ アルマジロが正解でしたー!     この写真はアルマジロの甲羅です。 「鱗甲板」と呼ばれるウロコ状の硬いヨロイは、実はなんと「体毛」が変化したものです。天敵のジャガーやピューマ、オオカミなどから身を守ることができます。 進化ってすごいですね。   これを人の頭部で考えてみると・・・ 髪の毛が硬くなり、ヘルメットになるってことでしょうか?     以前、アルマジロの展示飼育も担当している近藤が魅力を紹介してくれました。読んでいただけましたか? https://aquatotto.com/blog-diary/detail.php?p=7655     アルマジロは夜行性で1日15時間以上寝る動物と言われています。 視力がとても弱いかわりに、嗅覚が発達していて、においでエサを探します。 虫やシロアリ、果物など、時には動物の死骸なども食べるようです。 アリなどを食べる際には、大きな爪でアリ塚や地面を掘り、粘着性のある長い舌を器用に使って捕食します。       においをかいでいる行動はこちら [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/03/におい.mp4"][/video] クンクン鼻を動かし、においをかいでいる様子が分かりますよね。     20種程いるアルマジロの仲間の中でも、ミツオビアルマジロとマタコミツオビアルマジロだけがボールのような球体になることができます。   こんな感じです。   まるで美術館の展示物のようにも見えますね。     ある朝「え?のびている」と思ってしまう姿を見かけました。 動かない どうした?元気ないのか? と心配しましたが、近くで見るとちゃんと呼吸をしています。   どうやら寝ていただけのようです。 しばらくするとこちらの気配に気づいたのか、起きて走り始めました。     起きる瞬間の映像です。 [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/03/寝起き.mp4"][/video]       可愛いですね~。       おまけの話です。 ミツオビアルマジロとマタコミツオビアルマジロの現地名は「Tatu-Bola(タトゥーボーラ)」と言います。「タトゥー」はアルマジロ、ボーラは「ボール」の意味です。 ボールのように丸くなるアルマジロということなんでしょうね。       もうひとつおまけの話です。 サッカー好きならご存知かもしれませんが、 2014年にブラジルで開催されたワールドカップ。ブラジルが歴史的な敗退をした大会です。 その大会のマスコットに「フレコ」というミツオビアルマジロがモデルになったキャラクターがいたんですよ。   では。   Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));  
パンタナール旅行記 最終回
  • 企画展・特別展示

パンタナール旅行記 最終回

こんにちは パンタナールに行ってきた河合です。   我々は、4月にパンタナールに赴き、帰国後すぐに企画展の準備に取りかかり、そして第1章、第2章とパンタナール大湿原の魅力と現状をお伝えしてきました。 この企画展も残すところあと僅かとなりました。   たくさんの方にご覧いただけたことを、本当にうれしく思います。そして、この旅行記も楽しみにしていただいた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。       さて、今回でパンタナール旅行記最終回です。 お蔵入りしそうなネタを紹介したいと思います。   まずはドローンを使った調査を紹介します。 これはオリバーとマーガレットが主となって行っていた研究の一つです。   マーガレットはカナダのマギル大学の准教授でリモートセンシング(衛星及び空中画像)を使った研究を得意とする研究者です。 これがドローンを飛ばすところ [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/03/ドローン2.mp4"][/video]         ドローンで撮影したオーリョダグア川とプラタ川の合流点の映像です。 [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/03/合流点2.mp4"][/video] 濁った水がプラタ川、澄んだ水がオーリョダグア川です。 プラタ川も本来は透明度の高い川ですがこの映像を見ると土砂が流入している様子がはっきりわかりますよね。   パンタナールの大地が農場になっている様子がわかります。     ドローン調査の道中の映像です。 [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/03/悪路2.mp4"][/video] このように赤土の悪路が続きます。手で持っているカメラのブレで悪路を体感できるかと思います。   ドローンの撮影のために農場にも立ち寄り、家主に農家の暮らしを見せていただきました。 かまど   スコーンのような食べ物をいただきました。       バナナを栽培していました。     これはサトウキビです。 サトウキビの奥はマンジョッカ(キャッサバ芋)です。       そしてこちらは、オーリョダグア川で3Dマップを作るための撮影について打合せしているところです。 撮影中の様子です。     このように川の一部が3Dマップになりました。 [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/03/3D3.mp4"][/video]       そして、最終日に訪れたミランダ川への道中にてカピバラに遭遇。 [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/03/カピバラ2.mp4"][/video]   シンボルバードのズグロハゲコウに遭遇 [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/03/ズグロハゲコウ2.mp4"][/video] ミランダ川周辺は蚊が多く、車の扉を開けた瞬間に蚊の集団に襲われているときの映像です。 [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/03/蚊2.mp4"][/video]     動物の絵が描かれている道路標識が多かったです。       焼き畑農業、少しわかりにくいですが煙が見えますか?       ロードキルのワニ   他にもミナミコアリクイやアルマジロ、カピバラなど多くの野生動物が車にはねられて死んでいる姿を見ました。     こちらは、ミランダ川で釣りを楽しむ人たち。     今回、釣りは出来なくて残念でしたがミランダ川のクルージングはしました。   さて、このクルージングでは、ボニート周辺ではなかなか出会うことができなかったカピバラやジャガー、オオカワウソ、オナガカワウソなどを求めていたのですが、結果、出会えず…。   突然のスコールでびしょ濡れになるという思い出付きで楽しんできました。       これである程度パンタナール大湿原についてお伝え出来たと思います。     最後にメッセージです。 正直なことを言うと、パンタナール大湿原のことを語れるほど長い期間滞在していたわけではないですし、今回訪れた場所はほんの一部に過ぎません。   しかし、独特な環境で多くの動植物が生息する生物の楽園であることは間違いありません。 世界的にとても貴重な環境です。   そんなパンタナールも問題を抱えています。例えば火災。興味がある方は、是非こちらもご覧ください。 少し残酷な映像も出てくることがありますがこれが現状です。 https://www.afpbb.com/articles/-/3252767 アマゾンの森林火災やオーストラリアの大規模火災が国際問題として取り上げられたことは、記憶に新しいかと思いますが、パンタナールも同様なんです。     さて河合の3度目のブラジル行きはあるのでしょうか? 私としては、またパンタナールに行きたいです。そしてもっといろんな生き物や環境を見て体験して皆さんにお伝えしたいです。       毎回、長文でしたが最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));  
パンタナール旅行記 スクリ川
  • 企画展・特別展示

パンタナール旅行記 スクリ川

こんにちは。 パンタナールに行った河合です。     我々は基本的にプラタ川の支流オーリョダグア川を調査していましたが、 6日目にはスクリ川、8日目にはミランダ川にも行きました。     第1章で少しだけスクリ川について展示をしましたが、あまり情報を公開していないのでここで紹介しますね。   スクリ川でシュノーケリングした時間は 1時間半から2時間弱だったかな?   とにかく短い時間でさーっと川の中を見ただけなので、多くを語ることはできないのですが、水の透明度や水温は、オーリョダグア川とそれほど変わらず、魚の数も多いという印象が残っています。 パイクカラシン(トーピードパイク)と呼ばれる魚に出会えたのはスクリ川で、第1章で展示しました。 https://aquatotto.com/blog-diary/detail.php?p=7365         さてさて、ではスクリ川ってどんなところだったのでしょうか? スクリ川に行った前日の背景から紹介します。     オーリョダグア川とプラタ川の合流地点でキイロアナコンダに遭遇してテンションが上がったのが調査5日目、スクリ川に行く前日のことです。 そして、オリバーから「明日行くスクリ川は、アナコンダがたくさんいるらしいぞ!」と言われ、さらにテンションはが上がりました! 期待に胸を躍らせスクリ川に向かいました。       こちらがRio Sucuri ecoturismoの情報です。https://www.riosucuri.com.br/ これが施設のゲート付近です。       木製のコンゴウインコ、巨大アナコンダ、ジャガーが出迎えてくれました。 この川も観光客でいっぱいでした。   「スクリ」とは現地でのアナコンダの呼び名です。 つまりスクリ川を直訳すると「アナコンダ川」ということ!アナコンダがたくさんいるのかとすごく期待しますよね。       では川の様子です。   [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/03/スクリ編集イメージ2.mp4"][/video] オーリョダグア川とは違い水深が深いので足をつくことはできません。 ただただ流れるのみです。水温は25℃くらいで、体温よりも低いので30分も入っていればやっぱり寒かったです。 とにかく寒くて震えながら川を下っていた記憶があります。     そしてスクリ川には、水草の種類や数がとても多かったです。         日本でジャンボタニシと呼ばれるリンゴガイの仲間も見つけました。 もちろん野生のリンゴガイです。ここでは在来種です。       そして気になるアナコンダはというと…。 「0」という結果に。   ワニに出会うことはできましたが… [video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2020/03/ワニ3.mp4"][/video]     おまけの話 途中で見たフォルモーゾ川です。     本来は透明度の高い川であるらしいのですが、周辺の農場から土砂や化学肥料・農薬などが河川に流れ込んで濁っていました。 そして、周辺には薬品のような臭いがしていました。よく見るとピラプタンガの姿は見えます。 オリバーの話では「ここにはコリドラスもいるよ」ということでしたが、川には入らなかったので大好きなコリドラスに出会うことはできませんでした。     次がパンタナール旅行記 最後の投稿予定です。     残念ながら、3月29日「カピバラのふるさとパンタナール」の講演会が中止となりました。また、どこかの機会でパンタナール大湿原の魅力を、生の声でお伝えしたいと思っています。     Tweet !function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.10"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs); }(document, 'script', 'facebook-jssdk'));  
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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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