こんにちは。 朝晩はめっきり涼しくなりましたね。 臨時休館中の館内は静寂に包まれておりますが、水槽内の魚たちは普段と変わらず。 ゆうゆうと、すいすいと、ちょこまかと、ひらひらと、じーっとして過ごしています。 こちらはバタフライフィッシュ×4匹。 アヌビアスの葉に隠れてじーっとしています。 アヌビアスは、アフリカに自生するサトイモ科の植物で、バタフライフィッシュの隠れ家であると同時に、水槽内に色どりを与えてくれています。 さて、臨時休館中にもかかわらず、この水槽に新たな仲間が加わりました。 水面にはバタフライフィッシュ。 葉の下のほうでひっそりと隠れているのが、今回ご紹介する新入り‶クテノポマ・ウィークシィ″です。 下の写真は、以前から「コンゴ川 下流の魚」水槽で展示しているレオパードクテノポマで、 クテノポマ・ウィークシィは、この近縁種になります。 クテノポマの仲間は英語で「bushfish」藪・茂みの魚と呼ばるので、 ぜひとも、水草や、木の根などがある水槽で展示したいな。 と考えて、このアヌビアスが繁茂する水槽を選びました。 展示するクテノポマ・ウィークシィは、まだ幼魚で大きさは3~4cmほど。 ねらい通り、葉や根の陰に隠れています。 すごくいい! 最近では、新しいすみ家にもだいぶ慣れてきて、水槽に顔を近づけるとこちらを見て近づいてくるようになりました。 (バタフライフィッシュは全くこちらを見てくれないですけど) 不愛想なバタフライフィッシュと、愛嬌のあるクテノポマ・ウィークシィ。 じーっとして動きが少ないバタフライフィッシュと、すいーっと泳ぐクテノポマ・ウィークシィ。 対比的でおもしろい水槽になったのではないでしょうか。 営業が再開したら、ぜひぜひコンゴ川エリアのこの水槽で、 クテノポマ・ウィークシィと視線を合わせてみてください。 開館が待ち遠しいです。 Tweet