先日から展示を始めた「サツキマスの卵」のその後ですが、 順調にふ化が進み、ちっちゃな尾びれをぴろぴろしています。 今は、お腹につけた袋から栄養を取って、成長しています。 ん~♪なんともかわうぃね~♪ もうしばらくして、栄養を吸収しつくすと、 いよいよ泳ぎ始めて、稚魚らしくなってくるはずです。 さて、そんなサツキマスの親たちですが、 去年の春に当館にやってきた頃はといいますと・・・ こんな感じで、ギンギンです!!!!(スマートバデーにあこがれますな) それが、秋、繁殖期に入ると・・・ オスは吻先が、曲がっていかつい顔つきになり・・・ メスは、お腹がふっくらして卵をもっているのがわかります。 そして、どちらも体の色がほんのりピンク色をしていますね。 これが、婚姻色というもので、繁殖期になるとあわられるものです。 アクアトトフリークでサツキマスマニアの方なら、 この違いにお気づきのことでしょう。 (今、現在もこの婚姻色を見ることができますよ。) 本来、自然下では、産卵後には死んでしまいますから、 今の時期、その姿を見られませんが、 展示水槽内では、まだ産卵していない親たちが、悠々と泳いでいます。 (水温の影響で、自然下とはちょっと・・・いや、だいぶ違う環境になっているわけです) 誕生した仔魚たちが、2年後こんな姿になってくれれば、良いなぁ~。 ということで、サツキマスの仔魚たちの続報でした。 ツイート