おもしろ飼育コラム

葉の先が!!!
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葉の先が!!!

みなさんウツボカズラという植物をご存知でしょうか?ウツボカズラは東南アジアを中心に分布をしている食虫植物です。当館でもテッポウウオを展示している水槽でレイウト用の植物として育てています。そのウツボカズラがようやく“ツボ状”の捕虫器をその葉っぱの先端につけてくれました。このツボのような形の捕虫器は、口の周りがツルツルしており、やって来た虫をツボの中に落として捕らえます。それにしても葉っぱの先端がつる状になり、さらにその先端がふくらみこのような捕虫器になるとは思いませんでした!

ニホンアカガエル調査
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ニホンアカガエル調査

久しぶりにニホンアカガエルの調査に行ってきました。2月28日に卵を確認してその後3月、4月、6月に調査に行きました。3月の時はオタマジャクシと卵塊を確認して4月には足のはえたオタマジャクシを確認しています。先月調査に行けなかったので、もしかしたらもうカエルになってしまい上陸したてのニホンアカガエルに出会えないかと思っていましたが、まだ上陸する前のオタマジャクシが数十匹いてなんとか間に合いました。もう田んぼは田植えが終り、そこにはたくさんのシュレーゲルアオガエルやニホンアマガエルのオタマジャクシがいました。調査に出かける度に、季節を感じています。

やせちゃったね
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やせちゃったね

4月7日のおもしろ飼育日記で、「頑張るオス」と称して、産卵に励むシュレーゲルアオガエルのオスをご紹介しました。終わってみれば、なんとこのオス、5回も産卵に参加したのです。1回の産卵にかかる時間は2~5時間。それを立て続けに5回も繰り返したわけですから、小さな体のカエルにとって、大変な重労働だったことでしょう。3月末に冬眠から目覚め、ろくにエサを食べないまま繁殖活動。そして、ようやく最近になってエサを食べる生活になりました。というわけで、現在ガリガリ…。目の間の皮膚もはげちゃってるし…。大丈夫?

だれ?!
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だれ?!

これは、ヒトの水槽ではなくって、手前にいるナガレヒキガエルの水槽です。後ろに迫る人影は、底の砂を掃除しているところです。アクア・トトぎふでは、掃除風景も展示の一部だと考えて、時々こうやって、お客様のいる時間にも掃除をしています。掃除してると、お客様がわざわざ寄ってきて見ていかれるときもしばしば。「なにやってんのー?」とか聞かれたりもしますが、この水槽、狭い入り口から顔をつっこんで作業しないといけないので、お腹は苦しいし、頭にはライトの熱がふりそそぐしで、なかなかお返事ができないことも。こんな人を見たら、ああ、掃除してるんだな、と思ってそっと見守ってくださいね☆

芸達者
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芸達者

コツメカワウソのタカとミナミです。この2頭は飼育係の合図でいくつかのパフォーマンスをします。ミナミはくるっと回転、ジャーンプ、お手、キスなど持ち芸多数。そしてタカは…、回転…だけ?すいません。くるっと回るだけです。でもこれからもっと覚えていただきたいと思います。今後のタカに期待です。この2頭以外にナガラ、サツキ、イブキ、ホダカ、ミズホがいますが、こちらはまだ何も出来ません。ホダカ、ミズホの可愛らしい姿で我慢してください。だって、5頭も相手するのにてんてこ舞いなんですもの。 *タカとミナミ

ナマズのひげは何本?
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ナマズのひげは何本?

ひげといえばナマズ。では、ナマズのひげは何本か知っていますか。答えは…。4本(2対)と6本(3対)です。なんで、答えが二つあるのでしょう。それは、ひげの数が親と子どもでは違うからです。ナマズの稚魚には上あごに2本(1対)、下あごに4本(2対)のひげがあります。しかし、数cmに成長すると下あごの2本(1対)がなくなってしまうのです。ナマズの産卵は今の時期です。田んぼの水路や河岸にオタマジャクシのようなナマズの稚魚がたくさん見られます。よく見るとひげがあるのですぐにナマズとわかります。水族館では、カワウソの水槽のとなりでナマズを親子展示しました。ひげの数の違いを確かめてみてください。

ワニの手
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ワニの手

ごつごつして鋭い爪が生えていて、いかにも恐そうな手(正確に言えば前あし)。こんな手をしているのは、ニシアフリカコガタワニです。以前は温和だったオスですが、近頃は近寄ると、ぐぁっと顔をこちらに向け威嚇してくるようになってしまいました。毎日、朝と夕方にワニの水槽に入るのですが、かなりどきどきです。時にはじんわり冷や汗をかくことも…。ぷかーと水面に浮かんでるときの顔は、安らかな顔しててかわいいのにな…。

ぷかぷか
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ぷかぷか

この魚はレオパード・クテノポマ。ヒョウ柄だからレオパード。2階、ナイルパーチが入ってるところのとなりにいます。大きさが8cmくらいのこの魚、なぜかいつも、アクリル面のすぐそばで、波の間に間にぷかぷかと、力なげに漂っています。そのやる気のなさっぷりに、はじめは調子が悪いの?と思ったけど、そうでもないみたい。いつもそこで何してるの?この水槽、大きいわりになんだか地味で、スルーしてゆく方も多いのですが、よく見るとこんな魚もいます。アニマル柄と大きな目がキュートな姿を、見てみてね。

新しいサツキマスがふえました
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新しいサツキマスがふえました

サツキマスとはアマゴが海に下ってサケのように大きくなったものです。水族館では、長良川でサツキマスの漁をしている漁師さんに、いいサツキマスが捕れたらわけていただけるようにお願いしてあります。そして、待望の連絡がやってきました。サツキマスが19匹も捕れたのです。早速、滝つぼの水槽に運び入れました。今年、海から長良川に戻ってきたサツキマスの体は、大きく40cm以上あるものもいます。銀色のカッコ良いサツキマスがたくさん泳いでいるのには圧巻させられます。サツキマスと他のアマゴとの見分け方は、全身が鮮やかな銀色に輝いていること。ヒレや頭の先がとがっていること。体がぶあついことです。たくさん泳いでいますから、新しく仲間入りしたサツキマスを見分けてみてください。他の水族館では、なかなか見ることができませんよ。

オトナの魅力
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オトナの魅力

写真はアズマヒキガエルの横顔です。まだしっぽが残る、本当に小さい時からこの水族館で暮らしているため、人を見てもまったく驚きません。手に乗せても平気な顔をしています。バックヤードツアーや学習プログラムの際、お客様にお見せすると、たいてい大人の方は「あーかわいい」と言ってくれます。けっこう大きいのにかわいいって。でもそれを聞いた小学生ぐらいのお子さんたちは「えーどこがぁ?気持ち悪いじゃん」って納得のいかない様子。きっとこのアズマヒキガエルの愛らしさは大人になってから分かるものなのだろう…。 *現在、展示はしておらず、バックヤードで飼育しています。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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