おもしろ飼育コラム

隠れ伊達
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隠れ伊達

1Fアマゾンコーナーで、落ち葉にまぎれているのはマタマタ。甲羅はこげ茶色で、見た目は濡れ落ち葉にそっくり。コケまで生えちゃって、なんともじみーな感じのカメです。ゾウガメでもクサガメでも、カメはだいたい水族館で人気の生き物なのですが、マタマタだけは子どもの注目を浴びることもなく、「なんにもいないんじゃない?」とか言われながら、ひっそり暮らしています。でもね、くびの下側には、きれいなピンクのしましまがあるんです。たまに、空気を吸うため仰向いたときだけ見えるこの配色。見えないところに気を使うとは、なかなかの洒落者です。粋だね、兄さん。さては江戸っ子だな!?

濁る水槽
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濁る水槽

普段は透明な水で泳いでいるメコンオオナマズ達ですが、毎日夕方になると写真のような濁った水槽で泳いでいる姿を目にすることができます。これは夕方、メコンオオナマズに餌を与えたあとの風景なのです。メコンオオナマズには粉末状の配合飼料を水で練った団子状ものを与えており、食べ残しがこのように水中に舞うために濁ってしまいます。しかしこの間、「メコンオオナマズはもともと水の濁ったメコン川に住んでいるから、わざと濁らせているのかな」と言われたお客様がおられ、それを聞いて思わずう~んと妙に納得してしまいました。そういった風に見ると濁った水槽もまた楽しいかもしれませんね。

イブキのおてんば日記「誕生日プレゼント」
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イブキのおてんば日記「誕生日プレゼント」

3月24日、コツメカワウソのイブキは1歳になりました。体重も順調に増え2.5kgになり、親と同じくらいに成長しました。今では弟と妹ができてお姉さん風を吹かせています。親仔5頭の家族になってにぎやかにはなりましたが、イブキは少し運動不足気味のようです。そこで、飼育係からささやかなプレゼント「ゴルフボール」です♪はじめは興味津々で遊んでくれましたが、2~3日後にはもう飽きてしまったようです。う~ん、さびしい…。世の中には同じ思いをしているお父さんがきっといるはず!?

若アユの季節
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若アユの季節

になると、長良川には海からアユが上ってきます。もうすぐキラキラと川を上るアユの様子が見られるころでしょう。水族館の3Fの流れの水槽にも若アユがやってきました。まだ7cmほどで小さいですが、透明感があってとてもきれいです。前からいるオイカワやアユに混じって水槽の奥のほうを泳いでいますので、探してみてください。夏になる頃には大きくなって縄張りをつくるかもしれません。お楽しみに。

腹のたし
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腹のたし

ちょっとおもしろいもの見ちゃいました。3階には、田んぼを模した水槽があり、その中のアカハライモリたちが、閉館後の静まりかえった水族館で、大騒ぎをしていました。何をしているんだろうと覗き込むと、十数匹がよってたかって、1匹をつついているのです。「ゲッ、共食い!?」いいえ、違いました。脱皮中の個体に群がり、皮を引っぺがして食べていたのです。ちょっと恐ろしい…。でも、脱皮し終えた(させられた?)当人は、別段気にする様子もなさそうです。「おい、次はあいつが脱皮するらしいぞ。」なんていうやり取りがされているのかもしれませんね。

わにうんこ
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わにうんこ

普段はほとんど動かず、「あれ生きてるの?」とか、「置物なんじゃないの?」とか言われてる2階コンゴ川エリアにいるニシアフリカコガタワニですが、彼らもやるときはやります。きっちり食って、きっちり出します。これは、ワニの糞です。立派やな・・・。

水中に咲く花
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水中に咲く花

アヌビアス類はアフリカを代表する水草で、よく熱帯魚ショップ等でも取り扱われています。アクア・トトで、アフリカのコンゴ川の魚を展示している水槽でレイアウトに用いていますが、そのアヌビアス類の1つが水中で花を咲かせています。普段何気なく見ている水槽の中で、このような変化があると飼育係もうれしいものです。

サギにエサをねだるコイ
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サギにエサをねだるコイ

3階、「ゆるい流れの魚」の水槽ではコイと鳥のコサギを同じ水槽で飼育しています。コサギはいつも水槽の上の木などにとまっていますが、飼育係の与えるエサを食べる時には水面近くの岩の上に降りてきます。この時、コイはコサギの足元に集まり、口を大きく開けてパクパクします。自然では、コサギがコイの子どもを食べることはあってもコイにエサを与えることはありません。どうしてここのコイはコサギにエサをねだるのでしょうか。ある日、コサギがエサを食べようとしているところを見ていてなぞが解けました。コサギがエサを誤って「ポトッ」と水中に落としてしまったのです。次の瞬間、集まっていたコイがエサを食べてしまいました。あーあ。コイはコサギがエサを落っことすのを待っていたのでした。 ※左のほうにコイの背中が見えています。

カスミサンショウウオの幼生に後ろあしが生えたよ
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カスミサンショウウオの幼生に後ろあしが生えたよ

2月23日の飼育日誌「カスミサンショウウオの幼生に前あしが生えたよ」の続編です。前あしの次は、後ろあしが生えました。エサも、ブラインシュリンプだけでなくアカムシを食べるようになり、体つきがしっかりしてきました。クリーム色に透きとおっていた体は、徐々にですが茶色っぽくなり、小さな黒い斑点が出てきました。だんだんと親の姿に近づいてきた幼生たち、あとは外についてるエラがなくなるだけだね。

イブキのおてんば日記「お姉さん」
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イブキのおてんば日記「お姉さん」

平成18年1月18日に赤ちゃん2頭が誕生しました。父親、母親はイブキと同じです。つまり、イブキに弟、妹ができたのです。赤ちゃん誕生後1週間もするとイブキも親の真似をして、赤ちゃんを運んだり舐めたりと世話をするようになりました。コツメカワウソはカワウソの仲間の中でも家族間の結びつきが強い種類といわれています。ですから、今回のイブキの子育て手伝いも珍しい事ではないようです。両親+姉の3頭に守られながら、赤ちゃんたちは順調に成長しています。「がんばれ!お姉ちゃん!!」 ※赤ちゃんをなめるイブキ

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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