おもしろ飼育コラム

ジャグジー!2
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ジャグジー!2

かなり前の飼育日誌で、1Fアマゾン水槽で、エア(気泡)の出ているところに陣取ってジャグジー感覚を楽しむモトロを紹介しましたが、ほかにもいました。3Fにいるカジカです。水槽左端の、空気が出ているところの真上に、縦になって全身で泡を受けています。気泡の刺激がたまらないのか、口を半開きにしてなんだか放心状態。「あ―――――――――――――――――・・・」てな感じでしょうか?

春近し
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春近し

つい最近のこと、水族館の中で小さな小さな春を見つけました。それはカルガモのいる水槽で餌をあげているときのことでした。ふとアカメヤナギの木に目を向けたらなんと銀色の綿帽子がたくさん顔を出しているではないですか~。そういえば最近暖かかったし…。もうすぐそこまで春が来ているのを感じました。4Fの植栽も新芽がではじめて少しずつ春が近づいてきています。是非、水族館でも春を感じてみてください。「春を先撮り」写真展も3月21日(予定)まで開催中です。

うれしいな。
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うれしいな。

暖かくなりましたね。寒さが和らいで喜んでいるのは、たぶん私よりも彼ら、当館の中庭にいるアルダブラゾウガメたちでしょう。もともとセイシェルに暮らす彼らにとって、岐阜県の冬は到底耐えられそうにありません。そこで、仕方なく私たちはゾウガメたちを屋外に出さずに冬を越させることにしました。エサやりや掃除をしに、飼育舎へ入ると、そのたびに「外に出たいよー。出してよー。」という目でこちらを見上げていた彼ら…。ようやく最近になって、暖かい日の昼の間だけ外に出られるようになりました。まぁ、外でも寝てばっかりですけど。やっぱり外に出れた日はどこかうれしそう。そんな気がするな。

長寿のサツキマス
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長寿のサツキマス

4F、3Fの滝壷の水槽には大変長寿のサツキマスが1尾います。人間にたとえると130歳くらいでしょうか。水族館では、初夏に長良川を上ってくるサツキマスを漁師さんに頼んで捕ってもらい、展示しています。本来、川に戻ってきたサツキマスは、その年の秋に上流で産卵、放精の後、死んでしまい、2年という短い一生を終えます。しかし、このサツキマスは、水族館にやってきた一昨年の秋を越え、去年の秋も死ぬことなく生存し続け、現在、4年目となり、若いアマゴたちと一緒に泳いでいます。これからも生き続け、長寿記録を更新してもらいたいものです。

やっとこさ。
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やっとこさ。

2月17日、関市までアカガエルの産卵調査に出かけました。気温の上昇と前夜の雨。このふたつの条件に恵まれ、「絶対に産んでるはずだ!」と勇んで出かけると、うれしいことに予想は的中。産みたてほやほやの卵塊を、全部で50個ほど見つけることができました。実は産卵調査は今年に入ってすでに4回目。空振り続きだっただけに、ほっとしましたね。アカガエルが産卵するような湿地や里山の水田がいつまでも残されることを祈ってその日は現場を後にしました。またちょくちょく見に行こーっと。

イブキのお母さんのおてんば日記「慣れ」
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イブキのお母さんのおてんば日記「慣れ」

イブキのお母さんのサツキは飼育しているコツメカワウソの中で一番人に慣れているようです。たとえば…1.お腹が空いたときは、イブキを押しのけてでも一番に餌をねだりにきます。2.遊びたいときは、飼育係のカッパや長ぐつ、ジャンパーなど噛んだり引っ張ったりします。(あるときは飼育係の服で濡れた体を拭いたりもするのです。)3.眠たいときは、飼育係が居てもこんな感じでZzz…。などなど。カワウソも人間と同じようにそれぞれの性格や顔が違うんですよ。

カスミサンショウウオの幼生に前あしが生えたよ
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カスミサンショウウオの幼生に前あしが生えたよ

お待たせしました、2月8日の飼育日誌「カスミサンショウウオの卵がふ化したよ」の続編です。その後、カスミサンショウウオの幼生たちは、エサのブラインシュリプを、すごい勢いで食べ、おかげで前あしがにょっきりと生えました。生えたての前あしは、まだ貧弱で、色も半透明ですが、でもご覧のとおり、ちゃんと指までありますよ。飼育している水温が高いので、野外に比べて何倍ものスピードで成長しているようです。カエルの幼生(オタマジャクシ)の場合は、後あしが先に生えるのに、こっちは先に前あしだ。なんでかな? ※カスミサンショウウオのポケット水槽内で展示しています。

嫁不足
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嫁不足

2月です。雪も降るし、氷もはる。こんな寒い季節なのに、変温動物なのに、繁殖シーズンを迎えているのはサンショウウオたちです。カスミサンショウウオが卵を産んで、1月下旬に展示されましたが、クロサンショウウオたちも負けてはいません!でも残念なことに、展示水槽のクロサンショウウオはオスばかりなので、待てど暮らせど現れないメスを待ち続けて、彼らのやる気は空回り中。産卵のときには、メスに抱きついて卵に精子をかけるのですが、もう動くものならなんでも抱きつきます。ちょっと水槽に手を入れると、このように指にもぎゅっと。お嫁さん探してあげないとね…。すまない、クロサンショウウオたちよ。

自然の芸術2
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自然の芸術2

うっ うまい棒がなっている~ なんて思う人はいないかな?これはうまい棒ではなく、きりたんぽでもなく、フランクフルトソーセージでもありません。ガマの穂です。穂の茶色い部分が雌花で,雄花はその先につき、秋になると綿をほぐしたようにほころびて(写真:下のほうがほころびている)、風に吹かれて種を飛ばします。これは過去に何度も見たことはありますが、駄菓子好きの私には、何度見てもうまい棒に見えてしまうんです。や~これもまた立派な芸術だな~。 ※1月24日ニホンアカガエル調査地にて

バッカルコーン
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バッカルコーン

先日クリオネが口をひろげバッカルコーン(餌をとるための触手)を見せていました。もう展示開始から一年が経とうとしていますが、私が見たのは今回が初めてです。過去にもバッカルコーンを広げたことがあったらしいのですが、その時は見ることが出来ず悔しい思いをしました。が、今回、初見ということで興奮冷めやらぬまま、カメラ片手になんとか激写。みなさんにもお披露目しようと今回、筆をとった次第です。でもなぜ開いたのかなぁ。別に餌をあげたわけでもないのに・・・。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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