おもしろ飼育コラム

トウカイヨシノボリ参上
  • 未分類

トウカイヨシノボリ参上

「アクア・トトぎふ」に新しい仲間が加わりました。名前はトウカイヨシノボリ。なんとつい最近名前がついたばかりのヨシノボリの仲間なんですよ。まだ、生態や分布域などはっきり分かっていないことが多い魚らしい。発見されているのは東海地方のみということでまさに当館で展示するにふさわしい魚ですわ。大きさは、約4cmと小さく、見た目も派手ではなく非常に地味な魚ですがとにかくレアな魚なんです。1階、特別企画展示スペースで展示していますのでこの冬休みに是非見に来てください。お見逃しなく!!あまりの地味さにびっくりするかも!?

イブキのおてんば日記「生後9ヶ月」
  • 未分類

イブキのおてんば日記「生後9ヶ月」

あっという間にイブキの体重は2.5kg。まだ顔に幼さが残るものの、体の大きさは親と変わらないくらいになりました。1日の餌の量も増えてきて、200g~250gのアジをペロリと食べています。でも、体は大きくなっても遊び相手がほしいのか、飼育係にちょっかい?をだしてきます。イブキさん、噛む力も強くなってきて、甘噛みをとおり越してちょっと痛いんですよ?・・・(泣)

がんばれアイドル
  • 未分類

がんばれアイドル

バックヤードには、普段展示されていない生物も何種類か飼育されています。彼らも、展示デビュー待ちだったり、バックヤードツアーでお客さんと触れ合ったりと、いろいろ役わりを持っています。最近、お客さん向けのスクールで大活躍しているのが、このアズマヒキガエル。彼は親指の先くらいの小さな頃から人の手によって育てられ、非常に人なれしているため、子供たちに少々さわられたくらいなら平気です。水槽から連れ出され、机の上に乗せられてあちこち触られても、目の前にコオロギが差し出されればぱっくり。このため、生物に触れるスクールでは非常に役立つ存在なのです。先日行われたアクア・マイスター(小学生向け10回シリーズのスクール)でも、ごらんのとおり、みんなのアイドルとなりました。でもよく見ると、目を閉じてがんばってる様子のアズマヒキガエル。お仕事だからちょこっとだけがまんしてね。君のおかげで子供たちは、生き物に親しむ心をゲットできるはずさ! 注)両生類の体温は低いので、人間の暖かい手で長い時間さわられるとやけどしてしまいます。ご注意を!

銀毛アマゴ
  • 未分類

銀毛アマゴ

2月16日の夕方に銀毛アマゴが12尾入りました。アマゴの中には、秋になるとパーマークが消え、全身が銀色になるものが現れます。これが銀毛アマゴです。4階、3階の「滝つぼの魚」の水槽でご覧いただけますが、おすすめは3階から。魚を真横から見られ、種名板(解説)もあります。マス類に少し詳しい人は4階で魚を真上から見てサツキマスや三倍体アマゴ、ニッコウイワナなどを見分けてみてはいかがでしょう?話を銀毛アマゴに戻して…銀色に輝くボディーはとてもきれいですよ~。でも早く見に来ないと普通のアマゴの模様に変わってしまうかも!!アマゴと銀毛アマゴの体の模様を比較しても面白いと思いますよ。この冬にお見逃しなく。

はみあと
  • 未分類

はみあと

川を上ってきたアユは石についたコケを食べるようになります。コケを食べるとその部分が模様になり、これを「はみあと」といいます。3階「瀬と淵の魚」の水槽にはアユがたくさんいますが、「はみあと」はほとんどありません。それはアユがたくさんいるために、跡形もなくコケを食べてしまうからです。ところが、左隣のコイのいる水槽ではこれを見ることができます。実はこの水槽にはアユが一匹だけ入っています。どうやら仕切りを飛び越えてきたみたいです。一匹だけなのでコケを食べつくすことなく、「はみあと」が見えるのです。

キオビヤドクガエルを展示しました。
  • 未分類

キオビヤドクガエルを展示しました。

当館ではヤドクガエルの仲間として、マダラヤドクガエルとアイゾメヤドクガエルの2種類を飼育展示してきました。どちらも、派手な色と模様がとても美しい種類です。そして、このたびキオビヤドクガエルをあらたに展示しました。キオビヤドクガエルも前の2種に負けず劣らず、どハデな色をしており、思わず見とれてしまいます。また、展示水槽に入れたその日から、盛んにオスがその美しい声を張り上げ、メスを呼んでいます。是非ご覧になる時は、水槽に耳を当ててみてください。運がよければ聞くことが出来るでしょう。小さな体を震わせて、張り上げるその歌声は実にすばらしい。僕がキオビヤドクガエルのメスなら、もうメロメロですな。

冬眠
  • 未分類

冬眠

とうとう水族館のまわりに雪が積もりました。冬ですね~。冬といえば冬眠、当館にも自然下では冬眠する生き物がたくさんいます。展示個体は冬眠中で見ることが出来ません、というわけにはいかないので冬眠しないよう飼育環境を調整しています。中には、それでも眠りに入る強者もいるので、頭をかかえてしまうこともしばしばです。しかし、バックヤードで飼育されている生き物たちには、状態がよければ冬眠させるようにしています。やはり、生活のリズムというものがありますから、繁殖などを考えると冬眠させた方がいいと思います。この棚の中では、日本産の両生爬虫類の予備個体を冬眠させており、ヘビやらカエルやらが、じーっと春を待っています。冬眠中は餌も食べませんし、基本的にほとんど手がかかりません。春から秋にかけては、あっちもこっちも手がかかるー!忙しいー!と思っていたのに、今はなんだかちょっとさびしい気分です。センチメンタルです。はよ春にならんかな…。

寄り添うふたり
  • 未分類

寄り添うふたり

バックヤードでケガの治療を受けているこの2匹。ワラゴ・アトゥーとスポッテッドインディアンナイフです。最近、予備水槽の前を通りがかると、たいていこのように仲良く寄り添っています。なぜ寄り添うのか分かりませんが、なんだか微笑ましい光景に出会えた気分がします。お互いに気づかってあげているのでしょうかね?早く治して展示槽に復帰しましょう。

アナカライモリ
  • 未分類

アナカライモリ

写真の生き物、なんだか分かりますか?土にあいた穴から、顔だけ出しています。そう、これはアカハライモリ。トレードマークの赤いお腹が隠れているので、一瞬カエルかと思ってしまいます。冬になり気温が低くなったせいか、水からあがり、土の中に潜るようになりました。でも、こうしてまだ、顔だけ出していて、近づくとヒュッと隠れます。まだ寝ないの?せっかく寝る時間がたっぷりあるのだからゆっくり寝たらいいのに…。それにしても、ひとつ気になるぞ。その穴は自分で掘ったのか?

ソフト麺
  • 未分類

ソフト麺

先日、ひょんなことから静岡県の中学校で授業をしてきました。授業といっても、何か教えたわけではなく、飼育係の仕事とか、どうやって今の職業に就いたのかなど、そういったお話をしてきました。その中学校は全校生徒約30人の小さな学校です。学校の近くは自然がまだまだ残されており(目の前はダムでしたが…)、先生曰く、「ついこの間も廊下にジムグリがいた」とか、「マムシもいるよ」とか、「横の川にアマゴがいる」とか…。なんとすばらしい。授業の方は、みんなしっかりと聞いてくれたと思いますし、伝えたいことも、うまく伝えられたんじゃないかなと思います。教壇に立つのは初めてだったので、こちらとしても大変いい経験になりました。また、給食は全校生徒が一緒に食べており、私もご馳走になりました。みんな礼儀正しく、アットホームな雰囲気で、ウキウキしました。その日の献立は「ソフト麺」。噂には聞いていたソフト麺と初めての対面。食べ方を生徒さんにご指導いただきました。おいしかったです。後日、中学校から授業の感想や、自分の夢について書いたものが届きました。どうもありがとう。とても励みになりました。みんなも頑張ってください!

26ページ(全38ページ)

本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

年間パスポート
のご案内