おもしろ飼育コラム

特展へゴー!
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特展へゴー!

11月22日から、新しい企画展「なんだろう?生き物たちの落としもの」がはじまりました。水族館の中や、その回りで拾ってきた、いろんな生き物たちの落としものがたくさん展示されています。たとえば、魚のうろこ。ワニの歯。一見薄っぺらいプラスチックの破片みたいなものも、ある生物由来の一品ですし、トンボなのかチョウなのかよく分からない虫もいます。クイズを解いて、さわって、においをかいで。遊べる展示になっていますよ。飼育係があちこちで集めた「なんじゃこりゃ?」。ぜひみなさん見に来てくださいね。絶対「へー!」て言いますから!

日々の積み重ね
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日々の積み重ね

毎日毎日餌を与えていると私たちに慣れてくる魚たちもいます。人影を追いかけたり、手やピンセットから餌を食べてくれたり。そんな中、今まで近づくと一斉に逃げ惑っていたアフリカンマッドスキッパーがいつの間にかピンセットから餌のアカムシを食べるようになっていました。普段通り餌を与えようとしたところ、今までのようには逃げない個体が・・・。どうした?と思い、餌をピンセットでつまみ口元へ。すると、パクッ。おおっ!どんな生き物でも慣れてくれるとかわいいものです。水族館にはこの他にも手やピンセットなどから餌を食べてくれる生き物がたくさんいます。それはまた別のお話。

昼の姿・夜の姿(夜編)
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昼の姿・夜の姿(夜編)

カワヒガイ続編です。昼間はとても活発に泳ぎ回るカワヒガイたちですが太陽が沈み薄暗くなり始めると、なぜかきれいに整列して水槽のヘリでじっとし始めます。これは昼間はしゃぎすぎたから?疲れ果ててしまうのでしょうか?いつも夕方になると決まった場所に集まり、寝る準備を始めるようです。実際に夜見るとぐっすり寝ているようです。昼間は元気よく泳ぎみんなに愛嬌を振りまき、日が沈むと決まった場所に来て寝ます。こんな子どものようなカワヒガイたちはとてもかわいいです。そんな生活がうらやましい~。ちょっとマニアックな楽しみ方ですがちょっとしたことでいつもとは違う行動が見られます。皆さんも是非、時間を変えたり視点を変えて水族館を何倍も楽しんでみては?

昼の姿・夜の姿(昼編)
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昼の姿・夜の姿(昼編)

3階、コツメカワウソの向かい側「本流の川岸の魚」の水槽にはカワヒガイやヌマチチブなど中流域の魚が展示されています。(以前ヌマチチブの産卵を紹介した場所です。)今回の主役はカワヒガイたちです。カワヒガイたちは午前から午後2時くらいにかけてとても活発に水槽内を縦横無尽に泳ぎ回っています。人が近づくと餌がもらえると思っているのか、群れで寄って来ます。毎日しっかり食べさせてあげているのに~。まぁ愛嬌があるかわいい奴らだということにしましょう。とにかく人なつっこく、元気があってとてもかわいい奴らなんですよ。でも近づいてきたからといって水槽の中に手を入れるのはやめてくださいね~。

サイフォンの原理
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サイフォンの原理

サイフォンの原理って覚えていますか?バケツなどの水を、パイプづたいに一度高いところを経由して低いところへ流すあれです。水族館ではこの原理を多用して仕事をしています。水槽の水を替えるとき、この原理さえあれば水槽を動かさなくても、ホース1本で事が足りるのでとっても便利。サイフォンで掃除を始めるときは、ホースの端を水槽に突っ込み、もう片方の端から口で水を吸い出すのです。思い切り吸いすぎたり、口を離すのにもたもたしたりしていると、水槽から出てきた水をどばっと浴びてしまいます。顔びしょびしょ。げほ。それでも、何度かやるうちにコツをつかみ、飼育スタッフは皆、自由自在にサイフォンの原理を操り、水槽をきれいにしています。おかげで、今日も魚たちは元気です。ありがとうサイフォン。ビバサイフォン。

イブキのおてんば日記「進歩」
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イブキのおてんば日記「進歩」

イブキがプール付きのスペースへデビューしてから、2週間が経ちました。広いスペースもところ狭しと走り回っています。そして、気になる「泳ぎの特訓」ですが、いやいや順調のようです。はじめは水を怖がっていましたが、今ではちゃぷちゃぷ泳いでいます。まだ、親と比べるとスムーズさに欠けますが、本人は得意気のようです。ぜひ、このイブキの華麗なる?泳ぎを見に来てください。でも、笑わないであげてくださいね。(イブキがプールに入れない日もありますので、あらかじめご了承ください。)つづく・・・

ナガレヒキガエル展示しました
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ナガレヒキガエル展示しました

「でかっ!!きもっ!!」展示デビュー初日にして、注目の的となったナガレヒキガエル。黄色い帽子をかぶった小学生たちが、入れ替わり立ち代り歓喜の声をあげていました。ナガレヒキガエルは中部地方西部と近畿地方の山間部にのみ生息しており、他のヒキガエルに比べ、鼓膜がはっきりしていない、手足が長いなどの違いがあります。ぱっと見は、大きくてごつごつしていて、なんとも得体の知れない印象を受けますが、慣れてしまえば一挙一動目が離せない愛らしさがあります。逃げも隠れもしませんから、皆さんぜひ一度見に来てくださいね。 ※4階サワガニの隣の水槽にいるよ

親子で整列
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親子で整列

今年の春にふ化したニホンカナヘビの子どもが、もうすっかり大きくなったので、先日、展示水槽に移しました。そもそも彼らは、水槽内で産まれた卵で、卵のうちに安全なところに取り出し育てていましたから子どもたちにとってそこは初めて見る生まれ故郷。当然、自分たちの両親とも初めてのご対面です。親子そろって日向ぼっこやお昼寝をしている姿を見て、目を細めている私ですが、当人たちは自分たちが親子だとは思いもよらないでしょう。エサの取り合いっこなんかせず、仲良く仲良くね。

ワニッ腹
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ワニッ腹

先日、水槽の設備工事があり、展示生物を一時移動することになりました。水槽の住人は「ニシアフリカコガタワニ」。名前の通り、ワニの中では小型ですが、それでも1m以上あるので結構パワーがあります。また、比較的温和な性質と言われていますが、いくら温和でも水槽から引っ張り出されるわけですから、もちろん怒ります。暴れます。ですが、麻袋を使って目隠してから、エイヤーッと背中に飛び乗り(ちょっと誇張)、口を押さえてビニールテープでくるくる巻きます。こうすると咬まれることもありませんので一安心。ついでに体重測定など健康診断を行いました。この時、魚類の担当者がワニのお腹を初めて触り、感想を述べておりました。「意外にやわらかくて、気持ちいい~」そっ、そう?僕は硬いと思うんですけど・・・。

足跡
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足跡

写真は2Fメコン川エリアの水槽にいるスポッテッドインディアンナイフの体の模様です。黒いスポットが猫の足跡みたいに見えませんか?面白い模様になったものだなぁと見ていたのですが、メコンオオナマズにもそれぞれ黒いスポットがあり、それを基に個体を見分けることが出来ます。6尾のメコンオオナマズを見分けて、どの個体がどれだけの餌を食べたのか毎日チェックしています。みなさんも自分なりの見分け方を探してみませんか?

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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