時季外れではありますが、「夏」「ぷ~ん」「かゆい」といえば・・・? 蚊です。みなさんも毎年、必ず刺されていることでしょう。 でも、この蚊に刺された瞬間に気づきますか? 刺された後、痒くなって気づく方がほとんどでしょう。 蚊の口吻は、80マイクロメートル(1マイクロメートルは、1ミリメートルの1/1000)と細く、 さらにキチン質というしなやかな物質でできています。また、その表面はギザギザになっていて、 細胞との接触面積を少なくし、さらに、刺す時に針を振動させ、細胞を押しのけるように刺すので、痛みを感じないのです。 この蚊の口吻をマネして、作られたのが、これです! 株式会社ライトニックスが、開発した世界初の生分解性・生体適応材料を用いた苦痛を伴わない安全な微細針! 名付けて「PINNIX」です!! 今までの注射針は、金属と樹脂の二つの素材からできていて、廃棄するにも手間がかかっていました。 が、しかし、これはポリ乳酸という材料でできていて、なんと生分解されてしまうのです。 樹脂成型なので、こんなにちいさくてもギザギザの3D形状が可能なのです。 針にクスリを閉じ込めて、直接患部に刺してしまえば、あとは、体の中で分解されてしまうのです! 初めてこれを見た時は、とにかく「すごいっ」としか言いようがありませんでした。 ホント、兵庫県まで出張した甲斐がありました。 近い日に、さまざまな医療施設で使われることとなるでしょう。 そんな最新の注射針が、一足お先にアクアトトでお披露目というわけです。 一見の価値アリです!! 一度、自分で本当に痛くないか試してみたいと思う私でした・・・。 今回、サンプルならびに資料のご提供していただきました株式会社ライトニックス様には、この場をお借りして御礼申し上げます。 ほんっとに、ちっちゃいなぁ~