おもしろ飼育コラム

大きくなりました
  • アクア・トトの生き物
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大きくなりました

2年前の春に、バックヤードで繁殖に成功したナガレヒキガエルですが、 その後、生まれた子どもたちは今、どうしているのかというと、 ゆっくりではありますが、着実に大きくなっています。 大きいものだと、体長7cmにまでなりました。   というわけで、3匹だけ、展示デビューすることにしました。 本当は、20匹ぐらいデビューさせてもいいのですが、 ナガレヒキガエルは、そんなに簡単に見つけられる種類ではないので、 水槽内にうじゃうじゃいれてしまうと、ナガレヒキガエルの品格が台無しになりますからね。   展示水槽で、自分たちの伯父さん叔母さんと一緒になりました。 写真の左に写っている2匹が、新米です。 右にいるのが伯父さんか、叔母さん…。やっぱり大きくて貫禄あります。 新しいすみかで、伯父さん叔母さんにもまれながら、 たくましく成長してください!!

寝てても見えるよ
  • アクア・トトの生き物

寝てても見えるよ

コツメカワウソのエナに、新しい寝床をプレゼントしました。 これなら、床がぬれてても、布団代わりの麻袋までぬれてしまうことはないし、 寝てる姿を、お客様に見てもらえるし、一石二鳥です。   気に入ってくれたようで、ごらんのとおり。   愛らしい寝姿に、ちょっと心がなごみます。

ミミクリーシリーズ第4弾
  • 企画展・特別展示

ミミクリーシリーズ第4弾

明けましておめでとうございます。 年末年始にかけての寒波の影響で、ここ岐阜県各務原市でも雪がちらちら。 慌てて、元日にスタッドレスタイヤに交換するハメになりました。やれやれ・・・。 それにしても、毎日寒い日が続きますね。 こんな寒い日は、ダウンジャケットを着るしかないっ!! と、いうことで今回ご紹介するのは、倉敷紡績株式会社が開発した「エアーフレイク」です。 もともと、この製品のモデルとなったのは、北極圏に生息するホンケワタガモの羽毛でした。 ホンケワタガモは、厳しい寒さの中、卵を温めるために、保温性に優れた羽毛をもっています。 現地の人たちは、ヒナが巣立った後、この羽毛を採って防寒着にしていたとのこと。 種は違いますが、水族館周辺に見られるカルガモの巣も、こんな感じです。 なんて温かそうなんでしょう!     ホンケワタガモの羽毛は、アイダーダウンと呼ばれ、その保温性と希少価値から羽毛の王様とも言われているんですって!! 知らなかった・・・。 でも実際に触ってみると、軽くて、柔らかくて、温かくて、まさに王様。     この羽毛の王様をマネして、エアーフレイクが作られたのです。   それが、これです。   形こそ違えど、なんだか温かそうだ。 いくつかの試作の末、これが最新版だそうです。 防寒具の中にも生物を模倣した素材が隠されていたわけです。 このエアーフレイクを使用した就寝マフラーというものがあるようですよ。夜、寒くて眠れないという方は、一度、チェックしてみては? 今回、サンプル資料をご提供していただきました倉敷紡績株式会社様には、この場をお借りして御礼申し上げます。 う~ん、こりゃあったか~ぃ

ザリガニ博士になろう!
  • イベント

ザリガニ博士になろう!

今回はアクア・スクールの「ザリガニ博士になろう!」をご紹介します。 今回のメインは皆さんが良く知っているアメリカザリガニです。 田んぼや川で見かけたり、家で飼ったりしたことがある人も多いのでは? アメリカから来た外来種ですが、今では身近な生き物です。 こんな身近な生き物ですが、「体のつくり」は面白いことがいっぱいです。 そんなザリガニの謎に迫るのがこの企画。 クイズや解剖をしながらザリガニのことを楽しく深く学んでいきます。   むむむっ こんなところにこんなものが・・・ という発見や これはね、○○って言うんだよ~。 というザリガニ豆知識まで!!   この機会に、ザリガニのことをもっともっと知ってください。 ここにはきっと、今まで知らなかった新しい発見がありますよ!! 只今解剖中。奥が深いぜ、アメリカザリガニ!! ザリガニが好きな人、興味がある人はぜひご参加くださいね! お申込みはこちらからどうぞ!!

ととのいました!
  • 未分類

ととのいました!

やっと念願かなって「カエルの冬眠」の展示をすることができました。   こんなかんじで。 屋内の暖かいところと、屋外の寒いところにガラス越しに水槽を並べて設置して、 気温差のあるなかでのカエルの行動を見比べてみましょう。   というのが狙いです。 ですが、展示開始から数日間、新しい環境に慣れていないカエルたちは、 気温差など関係ないかのように、どちらも土に潜ってしまい、 「・・・」   まいったなぁ~と悩んでおりましたが、 ようやく、それぞれねらい通りの行動を見せてくれるようになりました。 こちら、屋外の寒いところにいるカエルです。 見事、冬眠中。 (右:トノサマガエル 左:ナゴヤダルマガエル)   冬眠中はもちろんエサなし。動き回って水槽を汚すこともないので掃除もなし。 たまに乾燥しないように、霧吹きするだけでよし。   でも、 夜はたまに、もぞもぞと動いています。 もぞもぞしながら、少しずつ位置や体の向きを変えています。   「今日はどのぐらいもぞもぞしたのかな?」   と、毎朝見るのが楽しみです。

練習中
  • アシカショー

練習中

毎日寒いですねぇ。   水族館の仕事は、寒さにふるえながらの仕事がたくさんあります。   アシカのトレーニングもそのうちのひとつ。   日中はまだいいのですが、朝と夕方はさむ~い!! アシカから湯気が出ているほどに…。   エサはイカや魚なので、それを触る右手もカチコチにかじかんでしまいます。   でも! そんな寒さに、負けない熱い女が、この冬アシカステージにあらわれました。   それは、10月に魚類担当から、アシカやカワウソのいる動物班に移動になった尾崎です。 現在、アシカショーデビューに向けて猛特訓中。   トレーニング風景はこちら。 尾崎とミント、そろってポリポリと頭を掻いています。 今日は初めて輪投げができるようになりました。       そして、練習後にはこのスマイル。   がんばれよ~!!   デビューはまだまだ先になると思いますが、みなさま応援してやってください。 デビュー間近には、またご報告します☆

ミミクリーシリーズ第3弾
  • 企画展・特別展示

ミミクリーシリーズ第3弾

ご存じ!!お外遊びが大好きなワンパク少年なら知っている「くっつきむし」です。 いやぁ、私もちっちゃい頃は、よく友達の服めがけて投げつけて遊んだものです。 この「くっつきむし」もちゃんとオナモミという名前がついています。 オナモミの種子は、動物の体にくっつくことで分布を広げます。これを付着動物散布といいます。 では、なぜオナモミの種子は、くっつくことができるのでしょう? それは、種子の表面にあるトゲに秘密がありました。(・・・秘密はアクア・トトぎふにて公開中♡) この秘密を、マネして作られたのが、面ファスナーなのです!! (ちなみに、よく耳にする「マジックテープ」とか「ベルクロテープ」などは商標なのです) これは、ほんとに生活の中に普及していますよね? ちょっと水族館の中を見渡しただけでも、・・・             とか・・・                   とか・・・他にもパネルの固定とか潜水用具とか、ほんと重宝してます。   世の中に目を向けてみると、なんと!こんなものにまで!! この写真は、ハニカム構造と同じく「かかみがはら航空宇宙科学博物館」で展示しているものを撮影させていただいたものです。   犬の散歩がきっかけで、くっつきむしから面ファスナーを発明したジョルジュ・デ・メストラルさん  私たちの身の回りにも、まだまだ発明のきっかけはあるはずです。 面ファスナーのような世紀の大発明を、いつか私も・・・   「それにしても、ホント便利だよなぁ~」

お魚ストラップをつくろう!
  • イベント

お魚ストラップをつくろう!

こんにちは!!学習プログラム担当の河合です!! 今日は、アクア・トトのぎふの学習プログラム「アクア・スクール」を紹介します。 アクア・スクールは、毎月第2日曜日に低学年(小1~小3)、毎月第4日曜日に高学年(小4~小6)を対象に実施しています。内容は、2カ月に1回変わるのでHPや館内のチラシを要チェック!!。今回は、今月実施した内容をちょっとご紹介します。 今月の12日(日)に「お魚ストラップをつくろう!」というプログラムを実施しました。どんな内容かというと・・・ まず初めに、魚の形について考えます。どんな形してるっけ?ヒレはどこについていたっけ??などなど・・・。 形のことが分かったら、今度は生き物の観察とスケッチをしに館内へ移動します。 どんな形のストラップを作ろうかとじっくり観察中のみなさん↓ お友達とあれこれ相談しながら観察するのも楽しそうですね。 観察のあとは、部屋に戻っていよいよストラップ作りに挑戦です! さっき観察してきた生き物を思い浮かべながら形を整えていきます。さて、上手にできているでしょうか・・・? 気になる完成品はこちら!! じゃ~ん サンショウウオのストラップ完成! 難しい形でしたが、とてもキュートに仕上がりました。でも、これで終わりじゃないんですよ!! みんなが作り終わったら部屋の電気を消します。 すると・・・!! ストラップが・・・!? ここから先は参加してからのお楽しみです。 スクールが終わると、 「また作ってみたい」 「魚をいろいろな角度から意識してみることができた」 「魚の形にいろいろあることが楽しかった」 など参加者の声も!! 満足していただけたようです。 今まで知らなかったことを知ると、生き物たちの見方も変わりますし、水族館の楽しみ方も変わりますよ。 このアクア・スクール「お魚ストラップをつくろう!」は1月9日(日)にも実施します。このチャンスをお見逃しなく!! みなさんのご参加、お待ちしております。

ミミクリーシリーズ第2弾
  • 企画展・特別展示

ミミクリーシリーズ第2弾

みなさんはミツバチの巣を見たことがありますか?   私が、初めてミツバチの巣を見た時は、その整然と並んだ六角形に感動しました。(T〇T)/ なにか道具を使うわけでもなく、本能でこの巣を造り上げているのです。 この巣のスゴイところは、六角形であるところなのです。 つまり・・・ 同じ形を隙間なく並べて広い面積を作ることが可能な形は、正三角形、正方形、正六角形で、そのうち、同じ面積で最も周が短い形は正六角形です。これは同じ量の材料を使って、最も広い面積を作ることが出来るということです。つまり、より少ない材料で広い空間を覆うことができるため、より軽くなります。また、たくさん並べられた筒の一部が衝撃によって壊れたとしても、その破壊力が他の筒に及びにくいので、全体の破壊につながらないのです。 これが、ハニカム(ハチの巣)構造なのです。 このハニカム構造は、いろんなものに使われています。 例えば、飛行機や新幹線の外板とか通気口とか・・・     これは、アクア・トトぎふの近所にある「かかみがはら航空宇宙科学博物館」で展示しているものを写真撮影させていただきました。 そこで、ミツバチの巣を見たスタッフは、マネしてこんなものを造ってしまいました!     ・・・踏み台です。 みなさんも乗ってみてくださいね?(スタッフのなかで一番ふくよかなH氏が乗っても大丈夫!!)   「へぇ~こりゃ、丈夫だわ」 

クリスマスリポート
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  • お知らせ

クリスマスリポート

クリスマスまであと10日!!街に出るとイルミネーションがキラキラしていて、「あぁ、クリスマスだなぁ。」って実感します。アクア・トトぎふも、すっかりクリスマスモードです。 ・・・と、いうわけで、今回はわたしが館内のクリスマスをリポートしたいと思います!! まずはエントランス。今年も彼(彼女?)が登場しています。アクア・トトぎふのクリスマスといえばやはりデンキウナギのクリスマスツリーですよね~。毎日14時のエサの時間は元気いっぱいです。今日も勢いよく電気を出していました。 エントランスを入ると、今度はこのツリーがお出迎え!このツリーのオーナメントはお客様の手作り!ホームページにあるオーナメントのぬりえをダウンロードして持参していただくと、幼児のお子様は入館無料に、お付き添いの方は5名様まで1割引になるんです。お得です。オーナメントは個性豊かで力作ぞろい!みんなが一生懸命作ってくれたんだと思うと、見ていてほんわかします。 そして、その先にあるのはこちら!!ふわふわマリモのグラスツリー。ツリーの中にはマリモとアカヒレが展示されています。ライトアップされていてとってもキレイですねぇ。 そして!!最後はこれ!!!12月のマンスリー水そう「クリスマスタウン物語」です。クリスマスの街並みをイメージした水槽に、イルミネーションのように鮮やかな魚たちが展示されています。わたしのオススメはこのお家!!!なんとスタッフの手作りです。しかもあかりも灯ってます。なんとも女子心をくすぐりますねぇ。 他にも、館内全体でクリスマススタンプラリーなんかも開催しています。外は寒くなってきますが、暖かい水族館でみなさんも素敵なクリスマスを過ごしてみてはいかがでしょう? 以上、現場からはたがきがお送りしました~!!

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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