おもしろ飼育コラム

今日からスタート!
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今日からスタート!

特別企画展『よみがえれ!日本の水辺』が今日からスタートしました! 魚の名前を当てはめてみるブースがあったり・・・ 水草や貝をさわって観察しながら見分けるブースがあったり・・・ 奥には緑がまぶしいこんな水そうも!! この特別企画展は11月29日(月)まで!!みなさんぜひ見に来てくださいね!!

着々と準備中!
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着々と準備中!

さて、先日終了したサンショウウオ展。撤収の様子は田上氏がお伝えしたとおりですが・・・。 今日も朝から作業は進行中です。 ではまず今朝の様子です。 手前には水そう、そして奥には何やら筒状のものがありますね。これがいったいどうなったかというと・・・。 こちらは18:00の様子です。水そうには水が入り、すでに魚も入っています。奥の筒状の設置物にも何か貼り付けてありますが、これはみなさん会場でご確認ください。 そして、奥のブースでは・・・。 大きな写真パネルの前に、台が置いてあります。ちなみにこちらも今朝の様子です。 そして現在は・・・。 おぉっと!!台の上に水そうが設置されています。水そう上部には流木もレイアウトされていますね。このあとどうなるのでしょうか。次回特別企画展「よみがえれ日本の水辺」は9月10日(金)から始まります。会場の仕上がり具合をぜひ見に来てくださいね(^-^)

<サンショウウオ日記 vol.27>サンショウウオ展、撤収!
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<サンショウウオ日記 vol.27>サンショウウオ展、撤収!

とうとうこの日がやってきてしまいました。 いよいよサンショウウオ展もおしまいです・・・。 そして、次の企画展「よみがえれ!日本の水辺」への切り替え作業がスタートです。 ほんと準備・設営は大変ですが、撤収は一瞬なんですね・・・。 思い入れも強い企画展だっただけに、名残惜しいことこの上ない。 そんなしんみりした気分の中、パチリパチリと撤収の様子を撮影していると、 次の企画展担当波多野氏がピリピリした雰囲気で「早く仕事しろ!」私のことを見てきます・・・。 感傷につつまれたマイハートに、追い出し太鼓を叩きまくるこの男に、心の中で舌打ちしつつ作業にもどります。   展示ブースをのぞいてもサンショウウオの水槽はなく、インパクトドライバーをもつスタッフしか見えませんね。   これはお借りしていたサンショウウオたち。 今までありがと―!君たちと離れるのはとても辛い・・・。 (翌日にはさっそく、無事到着しましたとの連絡がありました。ほっと一安心)    そして、特別展示室はこのとおり、サンショウウオのサの字もなくなりました。 9月10日(金)からは「よみがえれ!日本の水辺」がスタートます。 そしてこの飼育日記でも、水辺ブログがはじまるとかはじまらないとか・・・。 波多野先生の次回作にご期待ください!というやつです。   サンショウウオ日記? もちろん、ときどき書きますよ。 そして、サンショウウオ展Ⅱの計画をひっそりと練りつつね・・・フフフ。

<サンショウウオ日記 vol.26>オキサンショウウオ&ツシマサンショウウオ
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<サンショウウオ日記 vol.26>オキサンショウウオ&ツシマサンショウウオ

さて、今回はオキサンショウウオとツシマサンショウウオをご紹介! これで生体展示している種はすべて紹介したことになります。 (種の紹介になっていないものが、ほとんどですが、そこは笑顔でスル―してください)     この2種も同じ水槽で飼育展示しています。 左側がオキサンショウウオ、右側がツシマサンショウウオです。 どちらも隠岐・対馬にしか生息していない、まさに世界でここだけの種です。 オキサンショウウオは宍道湖自然館の寺岡誠二さん、 ツシマサンショウウオは埼玉県立川の博物館の藤田宏之さんに譲っていただきました。 どうもありがとうございます!   本当は隠岐も対馬も、自分で生息地に足を運ぶつもりだったのですが、諸般の事情により断念。 オキサンショウウオは、地元の方による保全活動も、積極的に行われているそうです。 サンショウウオ展が終わっても、機会があれば絶対足を運んでみたいと思っています。 それに隠岐と対馬はサンショウウオだけではないですからね、 オキタゴガエルとかツシマアカガエルとか、アカマダラとか!!!ムフー!(鼻息)   ちょっと落ち着きましょう。 展示水槽の様子ですが、オキサンショウウオはいつも見える場所に出ていて、 どちらかというと愛嬌をふりまいてくれている部類(カスミ・イシヅチ・エゾなど。もちろん種の特徴ではないですよ。 個体差の話です。)なんですが、ツシマは決まってレイアウトしたコケの下に隠れています。 ※じゃあ写真はヤラセ?と思われたアナタ・・・・・・・・・・・・・・・・・・正解です。 でも、できれば演出と言ってあげて・・・。   ほんとはツシマは2匹飼育しているので、もう一匹も展示すれば、もう少し見えたんでしょうが、 展示できない理由がありました。 当館に搬入された時には右前肢が無かったんです。 なんで右前肢がなかったかというと、土壌生物の調査の際に発見したものを、 今回の企画展のためにキープしてもらったんですが、土を掘る調査ですから、 運悪くスコップなんかで傷つけてしまったんでしょう。   でもご安心ください。 ちゃんと再生するんですよ。すごいでしょ。 (ちょっとずつですけどね。ピッコロ大魔王的な再生を思い浮かべたアナタ。それは無理というものです)     ご覧の通り、搬入時は少し骨が残っているくらいで、肢の付け根からなかったものも、 ここまで再生してきました。 展示には間に合いませんでしたが、傷口からの感染症などで死ぬこともなく、 元気にいてくれることは喜ばしいことです。   さて、これで生体展示16種は、飼育日記でとりあげたのですが、 残り4種は写真展示です。 アカイシサンショウウオは、飯田市美術博物館様、 ベッコウサンショウウオは、わんぱーくこうちアニマルランド様、 キタサンショウウオは、おたる水族館様、 オオダイガハラサンショウウオは、藤田宏之様、からお借りしています。 ご協力ほんとうにありがとうございました。   全種を生体展示したかったのですが、今回はこの4種だけは写真のみ。 でも、別の機会で展示できればと思っています。「サンショウウオ展Ⅱ」とか(笑)

<サンショウウオ日記 vol.25>オオイタサンショウウオ
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<サンショウウオ日記 vol.25>オオイタサンショウウオ

次はオオイタサンショウウオです。 このオオイタサンショウウオは、わんぱーくこうちアニマルランド様よりお借りしています。 どうもありがとうございます! わんぱーくこうちアニマルランドでは、 この高知県のオオイタサンショウウオを守るための活動を積極的に行われており、 この活動については、今回の特別展でもご紹介させてもらっています。 ちなみに、高知県のオオイタサンショウウオの生息地は、 わんぱーくこうちアニマルランドから、車で3~4時間もかかるそうです。   これを毎月継続して調査をされているのですから、ほんとうにスゴイことだと思います。 いつまでもオオイタサンショウウオが暮らしていけるよう、 遠い岐阜からではありますが応援しています。   ※高知県にすむオオイタサンショウウオ(九州にもいます)、 岐阜県以外にもすむヒダ(飛騨)サンショウウオ、 箱根以外にもすんでるハコネサンショウウオとか、 なんだかキーボードで打ってるとだんだん??? 変な感じになってきます・・・。 それに今年の夏、何度サンショウウオという文字を打ち込んだことか・・・。 最近サンショウウオの文字を見てると、これまた???。 こ、これは、ゲシュタルト崩壊!?   このオオイタサンショウウオをお借りしたわんぱーくこうちアニマルランドの担当の方ですが、 実は、サンショウウオ展を観に来てくれました。 せっかくですので、岐阜のフィールドへもご案内したのですが、 あまりの熱意に、こちらも発奮するどころか、ヤケドしました・・・。 モリアオガエルの卵塊発見。写真を撮る。 こちらではアカハライモリを発見!写真を撮る! モリアオガエルの幼生発見・・・、写真を・・撮る・・・。     捕る!!! ※この直後、長靴に水が入ってました(笑)   すいません、もう帰りましょうよ、次の予定もありますよ・・・・。 満喫していただけたのは、間違いないようでした。。。

<サンショウウオ日記 vol.24>「サンショウウオの森」撤収!!
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<サンショウウオ日記 vol.24>「サンショウウオの森」撤収!!

早くも8月31日を迎えてしまいました・・・・。 いよいよ、大好評!キッズルーム「サンショウウオの森」の撤収が近づいてきました。 このブースを製作期間は小物・大物を合わせるとかなりの時間がかかっています。 撤収は深夜までかかるのか!?皆に緊張と不安が広がっています。   8月31日16:55 撤収作業開始まであと5分。 おっと、このブースの責任製作者の大島氏が、「壊したくない」とダダをこねているようです。 近くにいた子供たちもダダに付き合ってくれています。 わかります。気持ちは十分わかります。 でも、そんなことより、オシリのところが破れてますから、足は広げない!   17:00 早速、道具類の移動がはじまりました。 なかなか手早い、いいタイムが期待できます!   17:25 なんと、あんな楽しげな空間が殺風景になりましたね・・・。   17:45 18:00 1時間で終わってしまいましたね。 早く終わることができて、よかったよかった・・・、!!   サンショウウオのお手製キットをブログで紹介できなかった(忘れてた)・・・…(;´Д`)ウウッ…

<サンショウウオ日記 vol.23>ブチサンショウウオ&トウキョウサンショウウオ
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<サンショウウオ日記 vol.23>ブチサンショウウオ&トウキョウサンショウウオ

次はこの2種。 ブチサンショウウオとトウキョウサンショウウオです! (2種同時紹介なのは、決して期間中に紹介できないからではなく、同じ水槽に入れているからですよ) このブチサンショウウオは、実は水族館オープンの時からいて、4Fの水槽で展示していました。(ちなみに広島県産) 岐阜県にブチサンショウウオはいませんが、前は岐阜にすむコガタブチサンショウウオもブチと同種とされていましたので・・・。 で、コガタブチに展示が切り替わってからは、バックヤードで飼育してきました。 久々の登場なのです。親バカ的な発言で恐縮ですが、美個体です、ホントに。 トウキョウサンショウウオは、上野動物園様から譲っていただきました。 ありがとうございます! さて、この個体たちの由来は多摩動物公園の池にいた個体とのこと。 しかも、移植されたものだそうで、その経緯ははっきりしていないらしく、 いったいどこの個体なのかなーと思っていたのですが、先日、あっさり解決。 サイエンスカフェの講師を引き受けていただいた、草野先生に聞いたところ、 「それ、東京の個体ですね。」 アッサリ解決!!! 以前、草野先生が頼まれて、調べたそうです。奇遇とはこのことでした。 写真を撮ってると、こちらに注目。 エサじゃありませんぜ。

<サンショウウオ日記 vol.22>ホクリクサンショウウオ
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<サンショウウオ日記 vol.22>ホクリクサンショウウオ

当館も加盟している(社)日本動物園水族館協会では、 種の保存を目的とし、種保存委員会を設置しています。 そこで、各園館が飼育している生物の中から、対象となる希少種を選定し、 「種の保存」のため、さまざまな取り組みを行っています。 今回紹介するホクリクサンショウウオもこの対象種のうちの一つです。   ※ちなみに上記の対象種でサンショウウオ科では、ハクバサンショウウオもそうです。   対象種となるということは、すなわち、絶滅の危機に瀕しているということ。 環境省のレッドリストでは絶滅危惧ⅠB類に指定されています。 また、石川県羽咋市では、指定天然記念物に指定されており、保護されています。 保護池も作られており、2年前に訪れたことがあるので、その時の写真をご紹介します。     羽咋市といえば、ホクリクサンショウウオ!と思っていたのですが、UFOでもかなり有名なのだそうです。スゴ! こんな風に繁殖池が整備されています。 時期的に卵のうも観察できるかなーと思っていましたが、ガサガサするわけにもいきません。 上から探していたら、ありました!ありましたよ!1対だけ!   見事なコイル状の卵のうです。(ちなみに、例によって例のごとく、発見者は私ではありません・・・) すぐに夕暮れになったので、観察できたのは1対だけでした。   さて、展示しているホクリクサンショウウオは、いしかわ動物園様より譲っていただきました。 どうもありがとうございました! 当館では今後も継続して飼育に取り組む予定です。 いずれこの写真のようなクルクルした卵のうを、皆さんにお見せできればと思います。

<サンショウウオ日記 vol.21>クレイアニメ講座開催!
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<サンショウウオ日記 vol.21>クレイアニメ講座開催!

さて、サイエンスカフェの翌日は、アートdeサンショウウオ第2弾「クレイアニメ講座」が開催されました。 一緒に実施運営にあたるK-ITシティコンソーシアムのみなさんと、何度も打ち合わせを行いましたが、 うまくいくか緊張であります・・・。   クレイアニメでサンショウウオの生活史を再現することで、 サンショウウオへの理解を深め、学びにつながればこれ幸い、というこの企画。 結果として、「大成功」! 実にいいワークショップでしたよ。   最初に、当館スタッフによるサンショウウオの生活史の解説、 そしてK-ITの方による製作手順の解説が行われました。 このあたり、参加者のみなさんも緊張が感じられ、静かなスタートでしたが、 粘土が配られると、会場は一気に盛り上がりました。 やっぱりね、粘土コネコネは楽しいですよ。 私も泥団子作りに心血を注いでいた幼稚園~小学校時代を思い出しました。   どうやって作るか相談中。 知らない子同士でも、一緒に粘土をこねるとすぐに仲良しに。 やんややんや言いながら製作に取り掛かります。 ちなみにこの粘土。プロも使う粘土だそうで、色がとても鮮やかで美しい!   作り始めるとみんなすさまじい集中力。その間も我々スタッフに、 「前あしができ始めた時に指はどうなっているのか?」とか、質問がバンバンきます。 いいですね、そういう「コダワリ」って、とても大事だと思います。   これは、幼生ですね!エラが細部まで再現されていて、すんばらしい! さて、それぞれサンショウウオが作れたら、実際に少しづつ動かして撮影です。 この幼生は、前あしが生えてくるところを再現するんでしょう。   PC操作もお手の物。   「CLAYTOWN」というソフトを使って編集しているのですが、これオモシロイです。 撮影した画像が残像として残るので、見比べながら動きをつけれるんですね。 個人的に買って、家でやってみたくなります。 (同僚に、あなたは3日で飽きるといわれてしまい、言い返せないのがとてもくやしい・・・)   できあがったアニメーションをみんなで観賞! めっちゃ笑顔、おそらく素晴らしいアニメが出来上がっていることでしょう。   このワークショップでみんなが作った映像は、後日、サンショウウオ展ブースなどで放映予定! お楽しみに!

<サンショウウオ日記 vol.20>第2回サイエンスカフェ開催!
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<サンショウウオ日記 vol.20>第2回サイエンスカフェ開催!

8月21日(土)に、第2回サンショウウオdeサイエンスカフェを開催しました。 講師に首都大学東京の草野保先生をお迎えして、 「トウキョウサンショウウオの生態と東京都多摩地区における保全」というテーマで お話していただきました。   草野先生らが行っている保全活動を参考に、カスミサンショウウオの保全活動を実施していることもあり、 私もかなりワクワクです。 ちなみに、トウキョウサンショウウオはこのあたりにはいませんが、同じ止水性サンショウウオですので、 すごく参考になります! (過去の文献などに愛知県のトウキョウサンショウウオという記述がありますが、研究の結果、カスミサンショウウオとされました)   まずは、当館スタッフによるアイスブレイク。   今回は、「水」についての問題をみなさんに考えていただきました。 サンショウウオの繁殖場の水枯れや陸地化は、かなり深刻な問題です。 その辺りをふまえてのアイスブレイク、ニクい演出です。   さて、本題の草野先生のお話。 トウキョウサンショウウオの保全活動についての部分では、何よりその調査地点の数に圧倒されます・・・。 もちろん、その活動には大勢の方が関わっていらっしゃるのですが、 このネットワークと長期間にわたる調査活動は本当にすごいと感動しました。 しかし、個体数の減少もはっきりと表れているとのことでした。   今までは「開発」がトウキョウサンショウウオが減っていく主な原因であったのが、 さらに「外来種」や「心無い人間の違法採取」などもあらたな脅威となっているとのことです。 アライグマが食い散らかしたトウキョウサンショウウオの死体写真や、違法採取の写真は 本当に心が痛みます。 講演終了後は質問タイム。 時間いっぱいまで質問が飛び交いました。中には時間の都合上、質問できなかった方もいらっしゃるくらい活発。   今回は小学生のお客様も参加されていて、またその少年が、誰より活発に質問していたのには驚きました。 その質問にも、草野先生はしっかりと答えてくださり、また質問内容が非常に興味深くて、 一気にフロアが「なるほどー!」てな雰囲気につつまれました。 こういう感じが、企画して良かったと何より思える瞬間であります。   草野先生、ご講演本当にありがとうございました!     ちなみにこれは、その小学生のお客様が作ったジオラマです。 サンショウウオ愛に包まれた作品ですね!!  

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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