ミノムシを見て、ふと。
水族館のまわりの木々も、すっかり葉を落としてしまいました。
特に何も考えず、枝を見ていると、
ミノムシ発見!!でもチャミノガのようで、昔馴染みのオオミノガではないようです。
オオミノガの「ミノムシ」は近頃では本当に見かけません。
昔は駐車場のフェンスや、サツキの植え込みなどにたくさんついていた記憶があります。
ミノムシの「ミノ」をとって、毛糸で「ミノ」を作らせてみる定番の実験をしたこともありますし、
ただ単に、「ミノ」をはいで幼虫を確認してみたり(今思うとかわいそうなことを・・・)していました。
でも、それほどたくさんいたんですね。
なぜ減ってしまったかというと、オオミノガヤドリバエというミノムシに寄生する虫により、
駆逐されていったそうです。もちろん外来種です。
あれだけたくさんいた「ミノムシ」を絶滅危惧種に追い込む外来種。
よそから「生物」を持ちこむ(持ち込まれる)ことの恐ろしさを痛感します。
これは外国のものに限らず、同じ日本にすむ種でも同じこと。
もちろん虫だけでなく、魚もカエルもそうですし、ドングリも・・・です。