おもしろ飼育コラム

<サンショウウオ日記 vol.2>ようやくお目見え 
  • 企画展・特別展示

<サンショウウオ日記 vol.2>ようやくお目見え 

日本に生息する小型サンショウウオは20種。 今回の特別展では、そのうち、16種を生体展示しています。 せっかくですので、順番にこのブログでご紹介できたらと思っています。   さて、一番最初に紹介する種はどれにしましょう。実に悩むところです。 どのサンショウウオも思い入れがありますが、、、、決めました! では、写真をごらんください!   わかります? 彼らと関わりだしたのは2006年の春。 早いものですね、もう4年も前の話です。 さて、彼らの名前はといいますと、   ハクバサンショウウオです! それでは次回、ハクバサンショウオとの出会いについて、お話しましょう。   つづく   <そんな話をひっぱるなっていうセリフは禁止です・・・>

<サンショウウオ日記 vol.1>特別展風景 
  • イベント

<サンショウウオ日記 vol.1>特別展風景 

サンショウウオ展には、たくさんのマスコミの皆さんが取材に来てくれました。 どうもありがとうございます! 皆さんに「サンショウウオ展やってるよー。」ということを知ってもらいたいので、 取り上げてもらえるのは、大変うれしいことですね。   たいてい、サンショウウオっていうと、みなさんオオサンショウウオをイメージされます。 でも、今回はサンショウウオ科についての特別展。一般的に小型サンショウウオと呼ばれる仲間です。 (オオサンショウウオはオオサンショウウオ科に分類されます。) 日本には、この小型サンショウウオがたくさんいます。 普段は山や森の中でひっそりと暮らしているので、ふつう、野外で見かけることはありません。 そんなところも一般的に知られていない原因の一つかもしれません。   ぜひこの特別展でサンショウウオについて知ってもらいたいと思っています。     イメージは「森」。落ち葉たっぷり。 また、それぞれの種が似た姿形をしているので、今回はイラストを多用しています。 こんな感じで。   イラストはミュージアムショップの熊澤画伯にお願いしました。 さすが!

<サンショウウオ日記 vol.0>カスミサンショウウオ幼生の放流 
  • 研究・調査

<サンショウウオ日記 vol.0>カスミサンショウウオ幼生の放流 

いよいよサンショウウオ展がスタートしました! 「サンショウウオをみなさんに知ってもらいたい!」 この熱い思いを胸に、ながらく温めてきたこの企画! 完成した時は、まさに感無量・・・。   いやいや終わったわけではなく、これからスタートですから、 感傷にひたっている場合ではありません。 これから特別展とあわせて、この飼育日記でも、どんどんサンショウウオ の魅力を伝えるべく、毎日更新していきます!   いや、2~3日おき・・・。ともすれば、一週間お・・・。 できるだけ頑張ります!   さてvol.0では、以前飼育日記にも書いた、 カスミサンショウウオの保護個体についてです。 彼らもそろそろ変態間近で、感染症検査も陰性。 というわけで、先日岐阜高校自然科学部のみなさんと一緒に、 生息地に放流してきました。   繁殖地はこのコンクリート製の側溝です。もっとちゃんとした池だったら問題ないのですが・・・。   生徒のみなさんの手で放流!ちょっと名残惜しそうです。 わかります。正直、カワイイと思います。   アクア・トトぎふスタッフも生徒さんの横で放流!   この幼生の飼育・変態前の放流という保護活動は数年前から実施しており、今年初めて放流個体が産卵やってきました。そのため、この一連の活動は今年でいったん終了となります。(調査はもちろん継続しますよ)今回放流した個体が成体になって、再び繁殖のため水場に戻ってくるのは、おそらく3年後。無事に戻ってこれることを祈りつつ、ついでに、サンショウウオ展の成功も祈りつつ水族館にもどったスタッフなのでした。追)このカスミサンショウウオの保護活動と放流の様子は、新聞でも取り上げられてます。ネット配信もされていますので、ぜひご覧ください。もちろん当館のサンショウウオ展では、みっちりと取り上げています! ぜひ皆さんに興味をもっていただけたら嬉しいです。

ipadでポイントガイド
  • お知らせ

ipadでポイントガイド

6月5日~7月4日までの土日、午後2時15分より当館2階のコンゴ川水そう付近において 5月28日に日本でも発売されたAPPLE社のipadを使用したポイントガイドを始めます。       今回ipadを使ってご紹介する生物はハイギョ。 乾季には土の中で繭(まゆ)をつくり、雨季が来るまで、 肺で呼吸しながら夏眠するという不思議な生態の魚です。   今回は、昨年当館で実施された、 ハイギョが夏眠から目覚めるまでの映像を、 ipadを使って皆さんにお見せしながらガイドいたします。   期間限定の「デジタルポイントガイド」。   この機会にぜひご覧ください!            

館内の展示を一部リニューアルいたします!
  • お知らせ

館内の展示を一部リニューアルいたします!

6月4日、新たに5つの水槽や巨大写真パネルなど新設し、 館内の一部をリニューアルいたします。   このたび、館内の工事が完了し、水槽等が設置されました。     このリニューアルにより、長良川の自然環境がより詳しく表現され、 長良川源流から河口までの旅も、新しい水槽が設置されたことで 今まで以上に緻密に、そして、わかりやすく再現されています。   新しくなったアクア・トトぎふへ、ご家族おそろいでお越し下さい!   館内リニューアルの詳細はこちら              

オオサンショウウオの緊急移動 
  • 日本の両生類

オオサンショウウオの緊急移動 

この飼育日記でも過去に書いたことがあるのですが、 毎年、大雨で流されて、水が干上がる場所に取り残されてしまった個体など、 「どうにかしてあげてくださいー!」と連絡がきます。 このままほっといては死んでしまう場合は、職員が現地に向かい対応しています。   先日、オオサンショウウオが木曽川本流から、いずれ水がなくなる水路を遡上しようとしていると連絡が入り、 緊急で本流に移動させました。 場所は水族館から車で5分程度、ご近所です。   この水門の先の水路は水が干上がります。 これ以上のぼっていかないよう、発見者のかたがしっかりガードしています。 (でも、この網じゃすくいあげることはできませんね・・・。)   オオサンショウウオは特別天然記念物のため、通常触ったり捕まえたりすることは禁止されていますが、 こういう状況ですから仕方ありません。 教育委員会等に連絡をとり、いざ移動です。   捕まえたら、まずは大きさなどを測定します。全長109cm、立派な個体です。研究のためマイクロチップが入れられている個体もいるので、チップの有無の確認もします。その後、また水門に間違ってのぼらないよう、ほんの少し上流に放流しました。 元気でくらせよと声をかけつつ、そっとリリースします。   緊急移動や保護などは、喜ばしいことではないことは、十分わかっておりますが、 すぐ近くに世界最大の両生類がすんでいることを毎度実感できるのが、 ちょっとうれしいことでもあります。      

サツキマスがやってきました!
  • アクア・トトの生き物
  • 日本の淡水魚

サツキマスがやってきました!

水族館4階~3階の「滝壷の魚」水そうに、今年もサツキマスがやってきました!! サツキマスは、アマゴが晩秋に伊勢湾に降海し、海で大きくなってサツキの花が咲くころ再び川に戻ってきたもの(いわゆる降海型)で、長い旅を経て長良川に戻ってきたその姿は、凛々しくもあり、たくましくもあり・・・。 今年は海水温が低く、ウナギの稚魚の遡上も少ないため心配していましたが、例年通り元気な姿を見せてくれてひと安心。 このサツキマスの展示は地元の川漁師さんにご協力いただいています。 今後も追加展示していく予定ですので、みなさんお楽しみに!!

白熱!ザリガニつり!!
  • イベント

白熱!ザリガニつり!!

  ゴールデンウィークイベントも残すところあと2日。今年は天気にも恵まれて、日差しがまぶし~い!! 中庭では、ザリガニvs人間の、照り付ける太陽よりもアツイ戦いが繰り広げられています。 竿の先にはエサがついていて、みんな必死にザリガニをつろうとしています。ザリガニがエサをつかんだからといって、すぐに竿を上げてはダメなのです。ここはぐっと我慢、我慢・・・。 上手につれて笑顔の子や、真剣な顔つきで竿を見つめる子、そして、こどもたちに負けじと奮闘する大人・・・。このブースは常ににぎわっています。つれなくても近くでザリガニを観察したり、やさしくさわったりもできます。ザリガニ好きは中庭に集合ですよ~。  

トト・LIVE 5 好評開催中!
  • イベント

トト・LIVE 5 好評開催中!

さて、先日ご紹介したイベント、トト・LIVE5。 今日は午後に登場する先生たちを紹介しちゃいます!! 午後の部の最初に出てくるのは、バイオ教授&ロジー博士。 軽快なリズムにあわせて生き物のラップを披露してくれますよ。みなさんも一緒に歌ってみてください。♪せいぶつたようせ~い その後登場するのはこのお2人!こちらは素本亭亀太郎師匠。カメのお話をしてくれます。   もちろん、カメとのふれあいタイムもあります! 今日はクサガメ、イシガメなど4種類のカメを連れてきてくれました。そして、となりのブースにはこの方。 Dr.ホネカワです。生き物の骨や皮膚のお話をしてくれます。こんなものも見せてくれますよ! これはヘビの脱皮した皮。他にも、目の前で魚をさばいて骨を見せてくれたりもします。これを見ればお家で魚を食べるのも楽しくなっちゃうかも!! さて、午前と午後、それぞれに登場する先生たちを簡単にご紹介しました。あなたのお気に入りの先生は見つかりましたか?    

GWが始まりました!
  • イベント

GWが始まりました!

  今日からついにゴールデンウィークに突入!天気にも恵まれ、とても気持ちのいい1日です。 昨日ブログでご紹介したイベント、トト・LIVE 5も本番を迎えたわけですが、今日は午前中に登場した2人の先生を少しご紹介! まずは、毒腺ヘビクミ先生!!さっそうと登場し、気合も十分!!   赤いジャージが似合っていますね。このヘビクミ先生、ヘビのお話をした後に、なんと!!! 本物のヘビを触らせてくれます!!ちなみにこれはコーンスネークというヘビです。みんな興味深々で触っていましたよ。 そして、もうお一方!! こちらはファーブル先生。手にはカブトムシを持っています。今日はヘラクレスオオカブトムシと日本のカブトムシを見せてくれました。 先生は他にも・・・ ちょっと変わったカマキリも見せてくれます。カレハカマキリとランカマキリです。周りの風景にとけこんでいるので、どこにいるのか探してみるとおもしろいですよ。昆虫好きは先生のところに集合です!! 実は、このイベントに登場する先生たちはみんな飼育スタッフなんです。この期間は飼育スタッフともふれあえるチャンス!!生き物のことも質問できますよ。 この2人の先生が登場するのは、11:30~12:00。お見逃しなく!!!

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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