それでは、話の続きです。 ハクバサンショウウオを初めて見たのは、4年前。 カスミサンショウウオの保全活動を一緒に行っている岐阜高校の先生で、 岐阜県野生動物保護推進員の高木先生に、ハクバサンショウウオの保護活動を 見に来ないかとお誘いを受けたのです。 ※当時の岐阜県レッドデータブックでは、まだヤマサンショウウオと記載されていました。 その後、ハクバサンショウウオのシノニムであるということで、名前が変わりました。 場所は岐阜県の北部、飛騨地方。水族館から車で約3時間! 私は岐阜県出身ではなく、大阪のいわば巷の子。 岐阜県って広!とこの時初めて感じました・・・。 <行く途中の風景> いやー、景色最高! さて、ようやく到着して、車を降りると、あれ?なんか寒いんですけど・・・。 それもそのはず、雪が見事に残ってるじゃないですか。 水族館では半袖だったのに。またも岐阜県の広さを痛感しました。 さて、到着後はすぐに活動開始です! 何をするかというと、まず道路脇にたまった落ち葉やゴミを撤去します。 雪解け水が常に道路わきを流れており、落ち葉やゴミがあると、水がたまって池のようになってしまいます。 すると、そこでハクバサンショウウオが誤って卵を産んでしまい、 そのまま流されたり捨てられてしまったりするのです。 なんてこった!! つづく