おもしろ飼育コラム

自然の芸術2
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自然の芸術2

うっ うまい棒がなっている~ なんて思う人はいないかな?これはうまい棒ではなく、きりたんぽでもなく、フランクフルトソーセージでもありません。ガマの穂です。穂の茶色い部分が雌花で,雄花はその先につき、秋になると綿をほぐしたようにほころびて(写真:下のほうがほころびている)、風に吹かれて種を飛ばします。これは過去に何度も見たことはありますが、駄菓子好きの私には、何度見てもうまい棒に見えてしまうんです。や~これもまた立派な芸術だな~。 ※1月24日ニホンアカガエル調査地にて

バッカルコーン
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バッカルコーン

先日クリオネが口をひろげバッカルコーン(餌をとるための触手)を見せていました。もう展示開始から一年が経とうとしていますが、私が見たのは今回が初めてです。過去にもバッカルコーンを広げたことがあったらしいのですが、その時は見ることが出来ず悔しい思いをしました。が、今回、初見ということで興奮冷めやらぬまま、カメラ片手になんとか激写。みなさんにもお披露目しようと今回、筆をとった次第です。でもなぜ開いたのかなぁ。別に餌をあげたわけでもないのに・・・。

サクラマスの人工授精
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サクラマスの人工授精

水族館のバックヤードで飼育しているサクラマスの卵をしぼって人工授精を試みました。メスから卵をとって、それにオスの精子をかけて受精させます。サクラマスはサケの仲間ですから、卵は「いくら」と同じくらいの大きさです。ただ、「いくら」よりも色が黄色っぽいです。本来、サクラマスの産卵期は10月頃ですが水槽という人工的な環境の中なのか、3ヶ月くらい遅れてしまいました。うまく受精が成功していれば、2週間くらいで卵の中に眼が見えてくるはずです。そうなれば、皆さんにお見せできるかもしれません。お楽しみに。

Valentine’s day Kiss♪
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Valentine’s day Kiss♪

明日は2月14日、バレンタインデーです。バレンタインデー→チョコレート→甘い→キス・・・ということで、2月4日(土)より一階特別展示スペースにてキッシンググラミーを展示しています。キッシンググラミーは名前の通りキスをするように口と口をくっつける行動をとります。しかしこれは愛情表現ではなく、オス同士の縄張り争い。これが求愛行動ならねぇ、なんてロマンティックなことでしょう。展示は明日までです。口が特徴的なキッシンググラミーを是非御覧ください。

イブキのおてんば日記「元気だよ!」
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イブキのおてんば日記「元気だよ!」

両親の健康診断の為、しばらくの間親子の展示をお休みさせていただいております。ご来館のお客さまにはご迷惑とご心配をおかけいたしますが、ご了承くださいますようよろしくお願いいたします。 ※タカ、ミナミの展示は行っております。

カスミサンショウウオの卵がふ化したよ
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カスミサンショウウオの卵がふ化したよ

今回は、1月17日のおもしろ飼育日記「カスミサンショウウオが産卵したよ」の続編です。その後、卵は順調に成長し、2月の初旬にふ化しました。早いですねぇ。普通、野外ではエサの豊富な3月~4月にかけてふ化しますが、水槽の水は外に比べると高く、そのぶん卵の成長も早かったようです。ところで、サンショウウオの幼少期ってどんな形をしているか知っていますか?上の写真がふ化したばかりのカスミサンショウウオの幼生です。親とはまるで違い、エラが外についていて、ふ化したての頃はあしも生えていません。そして、水中で生活をします。昔、人気者だったウーパールーパーにちょっと似ていませんか?実はウーパールーパーも、サンショウウオの仲間なんですよ。4階のカスミサンショウウオの水槽で、親と一緒に展示しています。ぜひ見に来てください。作り物みたいだけどちゃんと動くしエサも食べるよ。

自然の芸術
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自然の芸術

1月24日の午前にニホンアカガエルの産卵状況を知るため屋外調査に出かけました。その場所は、まだ雪がたくさん残っており水溜りや池には氷が張っていてとても寒かったです。そんな中でとても綺麗な自然の芸術を見つけました。それはなんと霜柱です。地面から5cmほど立ち上がり、直立したり曲がったりといろんな姿を見せてくれました。久々にこんなすごい霜柱に遭遇して感動です。ついHPに書き込んでしまいました。目的の産卵状況はというと少しまだ早かったようで卵は見つけられませんでした。続く…。

オレのだ!
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オレのだ!

3Fの最後にある河口の水槽には、魚たちといっしょにモクズガニもすんでいます。とても立派なモクズガニで、そのはさみの大きさは、カニクリームコロッケ(カニ爪つき)と見まごうばかり。でもいつもじっとしてるし、水槽の魚はみんな大きいし、ちゃんとエサ食べられるんやろか?と心配するお客さんもいますが、このカニ、エサが落ちてくるとすばやくはさみで抱え込み、横取りしようと近づく魚たちを足で蹴りたおすんです。「あっちいけ!これはオレのだ!」と繰り出されるカニキックに、体の大きさが何倍もあるボラやスズキも近寄れません。やるな、カニ・・・。

極寒の中
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極寒の中

水族館スタッフは、館内で生き物の世話をするだけではなく屋外に出かけ、環境や生物の調査をするのも大事な仕事です。これは、1月24日、今シーズン初めてのワカサギ調査に出かけた様子で、採集方法は釣りです。ご覧のとおり非常に寒かったです。北風はビュービューと容赦なく吹き荒れ、時には雪まで運んできます。そんな中、ボートの上でじっ~と耐えしのぎワカサギに関するデータを集めます。一見、遊びのように思われますがボウズ(0匹)では帰れないし、今後に活かせる情報を持って帰らなければならないので大変なんですよ。結局この日は、あまり釣れず身も心も完全に冷え切って水族館に戻りました。冬の調査はつらいです。

カマキリの抗争
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カマキリの抗争

3F「岐阜県の希少淡水魚Ⅱ」にいるカマキリは、今、口の中が真っ赤です。1月から3月はカマキリの産卵期で、これは婚姻色です。自分のすみかに近づいてくるほかのカマキリに、口をあけて威嚇します。そして噛み付くことも。普段は石のようにじっとしてエサを食べるときしか動かないカマキリですが、怒ると怖いようです。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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