おもしろ飼育コラム

その名の通り!? 
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その名の通り!? 

これは何が何をしているのでしょうか?答えはソウギョが草を食べているところです。ソウギョはヨシやガマなどの植物(草)を主食にしていることから付けられた名前で、いつもは、一緒にいるコイやウグイと同じコイ用の人工餌料を与えていますが、たまにガマやヨシなどの植物を与えます(たまにナマズのエサ用の魚肉も食べちゃうけど)。植物を水に浮かべておくと、す~っと寄ってきてパクリ。しばらくはくわえたまま泳ぎます。口から植物が出たまま泳ぐ姿はなんとも間抜け?かわいい?…。ヨシやガマは硬そうでかわいそうかな~と思い、オオカナダモなどやわらかい植物を与えてみましたが、あまり反応は良くありませんでした。硬くて繊維の多い方が好きなようです。よく大きなコイと間違えられますが、よく見ると顔や口の形が違うのですぐ分かります。三階のコサギなどがいる水槽にいます。ちなみにエサの時間は、午前中が多いのでお出かけの際はお早めに!!植物を与えるのは不定期なのであしからず。

おうちに入るよ
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おうちに入るよ

閉館時間になると、両生爬虫類班がまずやる仕事が、ゾウガメを小屋に入れる作業です。といっても、「はい、入って入って」と言ったところでカメたちはこちらの言うことを聞いてはくれないので、ニンジンを使って誘導します。ニンジンを輪切りにして、カメたちの口元から小屋の中まで、点々とならべておくと、カメはニンジンを食べながらすすみ、気がつくと小屋に入っているという寸法です。最近では、飼育係を「ニンジンくれる人」と認識したようで、夕方スタッフが運動場に入ると、「ニンジン?」という顔でこちらを見るまでになりました。活動的な日はニンジンを並べなくても、見せるだけで小屋までやってきます。毎日ニンジンにつられて、わらわらと小屋に向かうカメたち。そうかそうか、そんなにニンジン好きか。

手乗りナマズ
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手乗りナマズ

毎朝、潜って水槽内を掃除しています。もちろんメコンオオナマズの水槽にも入ります。そこにはバガリウス・バガリウスというナマズの仲間がいるのですが、近づいてもなぜか逃げない。少し触ってみても逃げない。ヒレを摘まんでみても逃げない。そこで手乗りにしてみました。手乗りナマズ・・・かわいい。我慢強いのか、鈍いだけなのか。忙しい朝の心安らぐ一時でした。

アルダブラゾウガメに仲間がふえたよ
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アルダブラゾウガメに仲間がふえたよ

アルダブラゾウガメの展示開始からもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。コマチもキャンディもエサをよく食べ、適度に運動し、元気にしています。ただ、夏休み期間中は夜8時まで開館しており、2頭が飼育小屋へ戻れるのは、もうすっかりあたりが暗くなってから。寝ぼけまなこの2頭にニンジンを見せて、小屋まで誘導するのは一苦労です。そんな夏休みも終わりに近づいた8月26日、もう1頭のアルダブラゾウガメが仲間入りしました。名前は「デコ」。甲長は50cmと2頭に比べ小さめですが、れっきとしたオスです。対面させてしばらくは、コマチやキャンディの後ろにべったりくっついていましたが、1日経ち、2日経ち少しずつ慣れてきたようです。小さくてかわいいデコに会いに来てくださいね。

コツメカワウソ ミナミ編「お誕生日」
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コツメカワウソ ミナミ編「お誕生日」

いつも元気なミナミちゃんの誕生日は8月31日です。ついに?やっと?2歳になりました。ミナミちゃんがアクア・トトぎふにやってきたときは、まだ体も小さく幼さが残っていましたが、今ではしっかりした体になり顔立ちも大人びて見えます。イブキちゃんのお母さんも2歳で出産しましたから、ミナミちゃんがお母さんになる日もそう遠くはないでしょう…。でも、もう少しおしとやかになってくれるといいんですけどね?とにかく今日はハッピーバースデー。

親子で仲良く!!
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親子で仲良く!!

今年の春、当館のバックヤードでは、岐阜県の絶滅の恐れのある希少淡水魚カワバタモロコとホトケドジョウの繁殖に成功しました。カワバタモロコの卵は受精後2日ほどでふ化し、ホトケドジョウの卵は受精後3日ほどでふ化しました。どちらも目らしい目もない状態で生まれ、この後どんなふうに大きくなるんだろうと思いましたが、何の心配もなくバクバクとよくエサを食べ、よく育ちました。赤ちゃんの成長にバラツキはありますが2~3㎝になった赤ちゃんたちを3階紙すき小屋(岐阜県の希少淡水魚コーナー)に展示しています。親子で仲良く?泳ぐ姿を見ることができます。子どもの成長は早いのでお早めにどうぞ!!

コツメカワウソの赤ちゃん誕生 その12「名前」
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コツメカワウソの赤ちゃん誕生 その12「名前」

ついにコツメカワウソの子どもに名前がつきました!!その名は「いぶき」ちゃんです。とても可愛らしく素敵な名前ですが、当の本人は相変わらずのやんちゃ姫…。今日も親と一緒に元気いっぱいで走り回っています。人なつっこさや性格はお母さん似かしらね?これからもこの調子で元気に育って下さいね?つづく・・・

新入り3
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新入り3

お久しぶりです。エンツユイです。実は僕たち、以前は展示されていたのですが、カラチョウザメの登場とともに裏へ移されてしまいました。しかしこの度、粋なはからいでもう一度みなさんにお会いできるようになりました。どうぞよろしくお願いします。エンツユイは実に変わった生態の持ち主です。成長によって体やヒレの形、模様が大きく変化します。4通りに変化するので、昔は4種類の魚と考えられていました。まるでフ○ーザみたいですね。まぁ変身する度に強くなるわけではないでしょうが…。いつの日か、華麗なる変身を遂げてくれることでしょう。今から楽しみです。

このエサだれの? 3
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このエサだれの? 3

左の写真はフタホシコオロギ。写っているのは氷山の一角で、当館バックヤードにはものすごい数のコオロギたちがいます。さて、だれのエサになるのでしょうか?答えはカエルやトカゲなどの両生類や爬虫類です。彼らは生きて動いているものしかエサだと認識してくれません。ですから、このように生きているエサを用意しておく必要があるのです。常にエサが不足しないようにと、毎日たくさん卵を産ませ、エサをあげたり掃除をしたり・・・なかなか手間のかかる作業です。そして、作業をしながらどうしても気になってしまう。コオロギってどんな味なんだろう・・・?私の想像では「すっぱい」です。誰か試してー!!

縦に並ぶ丸い物体(オヤニラミ産卵)
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縦に並ぶ丸い物体(オヤニラミ産卵)

そうそれは、2Fにあるオヤニラミの水槽で起こった出来事でした。開館準備のため水槽をのぞくと、お腹の丸々としたメスが、木にお腹をこすりつける奇妙な行動をしていました。しばらくすると、きれいな色をしたオスがやってきて仲良くしているではありませんか。時折、近づいてくる他の個体をオスが追い払う行動を見せます。なっなんと産卵行動ではありませんか~。これはと思いビデオを構え、産卵のチャンスを狙いましたが・・・。残念。開館準備があるので一度あきらめて・・・。昼間は、お客様のすき間から何度も水槽をのぞきましたが、産卵行動すら見ることができませんでした。次のチャンスは館内が静まる夕方しかないと思い現場へ。あれ?産卵行動もみられない。どうした?と思いつつも朝のオスを探していると。おっ!オスがこっちに寄ってきたぞ。威嚇か?と思った瞬間、オスの近くに半透明の丸い物体が…。それもアクリルガラス面に縦に並んでいる。その長さは約30㎝、約140粒。卵ではないか。オスは卵に張り付き、大切そうに守っていました。赤ちゃんが産まれるまで頑張って面倒を見ておくれ。みなさんも是非、オヤニラミの子育てを見に来てください。ガラスをたたいてストレスを与えると卵を食べたり、世話をしなくなってしまうことがあるので静かに見てくださいね。

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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