おもしろ飼育コラム

花柄模様のエイ
  • 企画展・特別展示

花柄模様のエイ

こんにちは。 3月14日からのテーマ水槽は、桜や花を連想させる‶花柄模様のエイ”を展示しています。 題して「サクラサク!花咲くエイ」。 満開の桜をイメージした水槽にお目見えしたのは、フラワータイガースティングレイ。   そうです!まだ記憶に新しい企画展「トゲめくエイ」(2020年12月~2021年4月開催)で、展示していた個体です。   当時の展示では、神経質で↓こんなふうに砂に潜ってばかり。 食べ物のえり好みが激しく、しかも、人前ではあまり食べず、誰も見ていないときにこっそりと食べる個体でした。   あれから2年が経ち、今では砂に潜ることもなくなり、色々なものを食べるようになりました。   ちょっと大きくなりましたよ。   フラワータイガースティングレイの英名は、Rosette river stingrayなので、花飾り模様の淡水エイ💛という意味合いになるのでしょうか。 この機会にぜひ、美しい淡水エイにうっとりしていただきつつ、「ちょっと大きくなったねぇ!」と懐かしんでいただけたらと思います。     Tweet

アクアマイスターになろう! 2月の活動
  • イベント

アクアマイスターになろう! 2月の活動

皆さまこんにちは。 体験学習班の河合です。   2月の活動は、「シークレット講座」と「修了式」でした。 5月に開講したこの講座ですが、今月が最終回で大きな事故やけがもなく無事に10回の活動を終え閉講することができました。   最後の講座は、受講生のやりたいことを実施する回とし、アンケートを取り、回答が多かった「バックヤードツアー」「魚の給餌」を実施することにしました。   受講生たちは、みんな生き物が大好きなので、バックヤードツアーでは水族館の裏側にあるものすべてに興味津々でした。   普段は入ることができない特別な場所に入り、水質検査室やろ過装置などの設備、ごはんを準備する調餌室、繁殖水槽などを見学し、生き物の飼育方法や飼育スタッフの仕事内容、水族館の役割などを知るスペシャルな体験ができました。 中でも両生類や爬虫類の餌料として飼育しているフタホシコオロギや予備水槽の生き物に目を輝かせていました。   コンゴ川の水槽で給餌体験の様子   予備水槽の見学の様子       その後は多目的ホールに戻り、修了証と記念品を持ち帰るためのエコバッグを作りました。 バッグには、魚やカエルなど生き物を描いたり、当館のロゴを描いたりとそれぞれがこの講座で学んだことや思い出を表現してくれました。 どれも素敵な作品ばかりでした。     最後に修了式で5月からの活動をスライドで振り返りました。 10回の活動の中では、「ナイトツアー」が一番楽しかったようです。 スライドを見ながら「ヌマガエルをたくさん捕まえた」とか「ヌートリアいたよね」、「川でゴミ拾いした」、「また川で泳ぎたい」など、どのシーンも鮮明に覚えており、楽しそうに振り返っていました。     様々な体験を通じて水辺の生き物の生態や岐阜の食文化など、学校では学べないことをたくさん学んだことでしょう。 そして講座を通じて受講生、スタッフ、特別講師といろんな人と出会いがありました。 回を重ねるごとに仲良くなり、助け合ったり、人前で話せるようになったり、苦手なものを触れるようになったりと受講生が成長していく姿も見ることができました。     毎回送迎をしてくださった保護者の皆様、田んぼを使わせていただいた小野木武光様、川漁師の平工顕太朗様 皆様の多大なるご協力をいただき多くの体験ができ無事に終えることができました。 この場をお借りして、お礼申し上げます。       Tweet

ひな祭り!!
  • 企画展・特別展示

ひな祭り!!

みなさま、こんにちは。   早いもので2023年が始まって、もう2ヵ月が過ぎようとしています。あっという間ですね。   さて、1月はお正月、2月は節分とイベントが続いていますが、3月も大事なイベントがありますよね?   そうです! 『ひな祭り』です!!   女の子がいるご家庭では、ひな人形を飾られるところが多いのではないでしょうか。 ということで今回は『ひな祭り』がテーマの水槽です!   いかがでしょう? 華やかに見えませんか??   こちらの水槽は2月22日より当館のエントランスにて展示しています。   普段はこの水槽、満タンに水を張り展示することが多いのですが、今回は水位を2/3ほどに下げて展示を行っています。   たまにしかないレア仕様です。笑   なぜこうなっているかと言いますと・・・     女雛と男雛をイメージして、現在開催中の企画展『新ヒキガエルのすすめ』からミヤコヒキガエルのペアに出張してきてもらっているのです!!     堂々たるたたずまい、決まっていますね!   そして水中には『バルーンモーリー』を展示しています。     この水槽をどのようなものにしようかと考えている時に、ひな祭りの飾りとして「つるし雛」というものがあると知りました。     つるし雛は、江戸時代から伝わっている伝統的な風習で、ひな人形がとても高価なものだったため、一般家庭ではこの「つるし雛」が好まれたそうです。   今回の展示では、そのつるし雛の1つ1つをイメージしてバルーンモーリーを抜擢しました!   丸いフォルムが可愛らしい魚で、つるし雛と一緒に水槽内に華を添えてくれています。   まだ寒い日がありますが、華やかなこのテーマ水槽をご覧いただき、一足先に春を感じていただけると嬉しいです!   展示は3月13日まで行っておりますので是非お越しくださいね!!     Tweet

第10回 トト漢字コンテスト 受賞作品発表!
  • お知らせ

第10回 トト漢字コンテスト 受賞作品発表!

みなさんこんにちは。   昨年より募集をしておりました「第10回 トト漢字コンテスト」の受賞作品が決定しました! 「トト漢字コンテスト」は「魚」に自由な文字を組み合わせて漢字を作るアクア・トト ぎふの創作漢字コンテストです。 記念すべき第10回の今回は、館内応募に加えてはがきやFAXで計1,190点ものご応募をいただきました。 計算したところ、第1回から10回までに皆さまからご応募いただいた作品の総数はなんと8,888点! なんと縁起のいい…。 ご応募いただいた皆さま、本当にありがとうございました。   さて、今年の最優秀作品はどんなトト漢字でしょう!? 一般の部 <最優秀賞>   【読み方/なまえ】 アマミホシゾラフグ 【説明】 ミステリーサークルを作る魚です 佐藤 苺 (17才)   <優秀賞> 【読み方/なまえ】 煮魚 【説明】 魚をコトコトじっくり煮込んでいる様子を表現しました 大野 篤子 (52才)   【読み方/なまえ】 キノボリウオ 【説明】 木に登っている様子 早川 賢三(54才)   <特別賞>   【読み方/なまえ】 ウッカリカサゴ 【説明】 子どもたちがよくうっかり忘れ物をするので(笑) 岩田 美佳(36才)   【読み方/なまえ】 シメサバ 【説明】 〆(しめ)ています 中田 基晴(57才)   【読み方/なまえ】 クロマグロ 【説明】 クロマグロの文字で漢字を作りました 橋村 政海(62才)   <佳作> 【読み方/なまえ】 ウルメイワシ 【説明】 魚に涙目でウルウルした目でウルメイワシ 新井 利光(52才)   【読み方/なまえ】 シャコ 【説明】 Pは車庫を表すマークだから 佐藤 恭子(64才)   【読み方/なまえ】 トビハゼ 【説明】 泥の上で跳ねる姿が、かわいらしいです 中川 真由美(51才)   【読み方/なまえ】 開きの干物 【説明】 魚という字を腹開きにしてみました 長谷川 等(62才)   【読み方/なまえ】 クラゲ 【説明】 体の90%以上が水でできています 町田 武重(42才)   【読み方/なまえ】 ハス 【説明】 斜にかまえました 四方 孝(64才) キッズの部(小学生以下) <最優秀賞> 【読み方/なまえ】 タナゴ 【説明】 タナゴは貝にたまごをうむからです 加藤 生旺(小学3年生)   <優秀賞>   【読み方/なまえ】 タツノオトシゴ 【説明】 ふくらんでいるおなか、くるくるまいているしっぽで、タツノオトシゴっぽくした 白木 美羽(小学4年生)   【読み方/なまえ】 メコンオオナマズ 【説明】 プラー・ブックともよばれるから 白木 勇翔(小学2年生)   <特別賞> 【読み方/なまえ】 キングサーモン 【説明】 王鮭は英語でキングサーモンだから 青野 いつ希(小学5年生)   【読み方/なまえ】 マス 【説明】 算数=MATH(マス) 浅井 瑛翔(小学5年生)   【読み方/なまえ】 ポルカドットスティングレイ 【説明】 背中の水玉もようがとってもかわいいラブリー♡ 酒井 啓衣(小学2年生)   <佳作> 【読み方/なまえ】 フィッシュバーガー 【説明】 パンにはさまれた魚 加賀 翔一朗(小学3年生)   【読み方/なまえ】 コバンザメ 【説明】 くじらなどの下にいるから 糟谷 奏空(小学4年生)   【読み方/なまえ】 チョウチンアンコウ 【説明】 イリシウムをあらわしたかった 小石 愛(小学3年生)   【読み方/なまえ】 デンキナマズ 【説明】 ナマズのとくちょうのヒゲと、電気の+とーをくみあわせました 佐治 未来(小学4年生)   【読み方/なまえ】 シャコ 【説明】 貝をパンチして割るから 西本 晧(小学3年生)   【読み方/なまえ】 アカハライモリ 【説明】 おなかが、赤いから! 東 明香里(小学3年生)     今年も個性的な作品が揃いました。 受賞された皆さま、おめでとうございます! 2月下旬に賞状と副賞を送付させていただきます。楽しみにお待ちください。     入賞作品は2月下旬から水族館ガレリア(出口ゲート付近)に展示予定です。   水族館には受賞作のテーマになった生き物もたくさんいるので、ぜひ作品とともに見てみてくださいね。     Tweet

狛ガエルがいる神社
  • 企画展・特別展示

狛ガエルがいる神社

企画展が始まって早くも2か月近くになりました。 前回の「ヒキガエルの企画展がはじまりました」コラムには たくさんのいいねやコメントありがとうございます。   返信はできませんが、コメントには目を通しているので、 たくさん投稿してもらえると嬉しいです!     さて、話は変わりますが、アクア・トト ぎふのある各務原市には「日吉神社」という神社があります。   昔は境内に池があり、毎年ヒキガエルが産卵に来ていたそうです。   現在は埋め立てられてしまいましたが、 かつて池があった場所は、石でかたどられています。     そしてこの神社には「狛(こま)ガエル」がいたり、 「ヒキガエル伝説」というものがあったりします。       そして、毎年4月には「げえろ祭り」というお祭りが行われ、 カエルのおみこしを担いで町内を歩いたりする行事もあります。 (2020年からコロナ禍のため中止となっています)   そんなヒキガエルにまつわる神社については、もちろん今回の企画展で紹介しています。 企画展ブース終わりのこちらの部屋(トト・ラボ)です。       日吉神社やヒキガエル伝説、げえろ祭りなど、パネルや動画で解説していますので、ぜひ見てくださいね。     この神社は、水族館から車で10分ほどのところにあるんです! 水族館を見学した後は、日吉神社にも足を運んでいただけたらと思います。     そしてそして、日吉神社紹介の隣では、こんな展示もやっています。   「#私のヒキガエルのすすめ」     皆さんが思う 「ヒキガエルのここがかわいい、好き!」 という投稿を展示しています。   皆さんが撮った写真がとてもすばらしく、コメントも愛にあふれているものばかりで、 投稿を見るだけでほっこりします。   なかなか水族館に遊びに来られないという方も、ぜひTwitterやInstagramで このタグを検索してみてくださいね!     Tweet

カワウソの遊具をつくる
  • コツメカワウソ

カワウソの遊具をつくる

みなさま、こんにちは!   年が明けてから、当館に遊びにきていただいた方の中にはお気づきの方もいるかと思いますが、「カワウソの巣穴」展示のレイアウトが少し変わっているんです。   昨年12月、少し殺風景だったこちらの展示に 砂を敷き、流木や石を置くなど自然物を取り入れ、思い切って雰囲気を変えてみることにしました。     初めてこの砂の上で展示したカワウソは「ヒダ」でした。砂を掘ったり、流木に体をこすり付けたりしてくれるかなと期待していたのですが、 ドア前のスペースにいることが多かったです。笑     次にこちらで展示したのは、「ミヤマ」「サクラ」。 砂の上でも問題なく過ごせているようで安心しましたが、ヒダ同様、ドア前のスペースにいることも多くありました。   カワウソたちが、もっと楽しく過ごせる場所にしたいなと思い、立体的に動ける遊具をつくってみることにしました。     何を作ろうかと考えていたところ、これを見つけました。 カピバラのヒノキ風呂イベントで使用したヒノキです。 ヒノキを積み上げたら、いい感じの階段ができそうだと思い、早速作ってみることにしました。     どうしたら積み上げて階段っぽくできるか考えてみました。 ヒノキの高さに合わせて、垂木を切り、その上にヒノキを置き、少しずつずらしてしっかり固定するのを繰り返し、段をつくっていくことにしました。   そうやって積み上げたのがこちら。 作製工程の写真を撮り忘れてしまったので、いきなり組み立て後の写真になりましたが、なかなか良い感じの階段ができました。     腐らないように、ちゃんと防腐剤も塗り、 完成です!     早速、「カワウソの巣穴」展示に置いてみることにしました。 この時、巣穴にいたのは「カシワ」と「アサヒ」です。 近くには居るものの、乗ってはくれません。ですが、よーく見ると、階段の上に砂が乗っています。もしかして登ったのかな?とは思いましたが、結局この日は実際に目で確かめることはできませんでした。     そして次の日、 ほかのスタッフが、乗っているところを確認! 自分で作ったものを、使っていることがわかるとうれしいですね!!     そして次の日、 自分の目でも確認することができました!   感激!! これからも、カワウソにとって良い環境にしていけるよう、試行錯誤していきます。次は、どんな遊具が増えるのかお楽しみに!       Tweet

アクアマイスターになろう! 1月の活動
  • イベント

アクアマイスターになろう! 1月の活動

皆さまこんにちは。 体験学習班の河合です。   1月の活動内容は、「川のめぐみ」と題し、10月に特別講師としてお招きした川漁師の平工顕太朗さんに再びお越しいただき、岐阜の食文化についてお話していただきました。 10月の活動はこちら。     平工さんは、アユを中心にコイ、ニホンスッポン、モクズガニなどを漁の対象とし、天然魚の販売やご自身の店「結の船」で料理も提供されています。   アユについては8月と10月の活動で学んだので、今回は「モクズガニ」と「ニホンスッポン」について、漁法から料理の話までわかりやすく丁寧に教えていただきました。       ①漁具、漁法について   生態や習性の説明から始まり、いつどこにどのように仕掛けを設置するのかなど 経験を交えた解説は、説得力がありとてもわかりやすかったです。   モクズガニが捕れすぎてしまうため今は禁止となった漁法の話も、子ども達には興味深かったようです。     ②食べ方について   それぞれの捌き方や平工さんのおすすめの食べ方、食べられる部位と食べられない部位、寄生虫による食中毒の話など(※今回は寄生虫の恐れがあるので食用で冷凍保存したものを使用しました。)平工さんは子どもたちと一緒に捌きながら説明してくれました。   プロに教わりながら滅多に触れることのない食材を調理した今回の活動は、子どもたちにとって良い経験になったことでしょう。   スッポンを捌くのは難しいけど、カニなら一人でもできるようになったのではないでしょうか?     他には保存方法、漁期、市場価格、チュウゴクモクズガニ(通称:上海ガニ)との見分け方やスッポンの首のしくみ、カニは「杯」スッポンは「枚」といった数え方など雑学も交えて楽しませてくれました。   平工さんのバラエティに富んだお話は、大人が聞いても面白い内容ばかりで、私も勉強させていただきながら活動のサポートをしました。   今回は、コロナ対策や食中毒を考慮して食べることはできませんでしたが、生き物好きの川漁師、平工さんならではの観点と経験談、捌く体験だけでも「川のめぐみ」について深く学ぶことが出来ました。     なお、使った食材は平工さんが持ち帰り、鍋にしたそうです。   では     Tweet

2月3日は何の日?
  • 企画展・特別展示

2月3日は何の日?

みなさま、こんにちは。   いきなりですが、2月3日は何の日でしょうか? そう!節分の日です。   節分の日には、豆をまいて鬼を追い払い、無病息災を祈りながら歳の数だけ豆を食べるという慣習があります。鬼が嫌うイワシや痛そうなヒイラギの葉を魔除けとして、玄関に飾ることもあります。   さらに!大阪出身の私は、その年の良い方角、つまり恵方(今年は南南東)に向かって恵方巻(巻き寿司)を食べることも行っていました。 てっきり、全国的に恵方巻を食べる習慣があると思っていましたが、調べると関西地方が発祥で、近年に全国に広まっていた慣習だったそうで驚きました。     前置きが長くなってしまいましたが この恵方巻をテーマにした展示を、水族館のエントランスにて開始しました。   主役はファイヤースパイニィイールというトゲウナギの仲間で、背中に鬼の苦手なトゲトゲがある魚です。   もともと穴に隠れる魚のため、巻き寿司の中に細長いからだで入ってくれて、このテーマにピッタリの魚ではないでしょうか!       早速、展示に向けて準備を進めていきます。生きものに害のない材料を使って巻き寿司をどのように作製していくかは難しく、他のスタッフにアドバイスをもらうことにしました。   私のプランでは、お米や海苔はパイプに直接スプレーや絵具で描き込もうと思っていましたが、 「米粒の食品サンプルを接着して、よりお米感をだしてみるのはどうか」、 「黒色の寒冷紗をパイプに巻いてみるのはどうか」等々、アドバイスをもらい、下の写真の巻き寿司が完成しました!   そして、こちらの巻き寿司、今年の恵方である南南東に向いて設置しています!(本当は、たまたまです…。お客様に質問されて初めて気付きました。)     じつはこちらの魚、2階にある『メコン川 中流の魚Ⅱ』の水槽で常設展示しています。 アクア・トト ぎふのシンボルフィッシュであるメコンオオナマズを展示している水槽です。 ファイヤースパイニィイールは、砂利や水槽奥の暗い場所に隠れていることが多く、目立たないこともありますが、時々、下の写真のように泳いでいることもあります。   私は、つぶらな瞳と細長い鼻が特徴的なファイヤースパイニィイールの顔が大好きです。 この機会にぜひ、みなさまにも近くでじっくりと見てもらって、ファイヤースパイニィイールの魅力のとりこになってもらえたらな!と思っています。     Tweet

年間パスポート会員様限定イベントを開催しました!
  • イベント

年間パスポート会員様限定イベントを開催しました!

1月7日、午前8時30分から9時30分までの開館前の時間に、年間パスポート会員様限定イベント「おさかなに朝ごはんを、私にモーニングを」を開催しました。   このイベントは、 ①多目的ホールで魚たちのごはんについてのレクチャー   ②調餌室で飼育スタッフの作業の様子を見学   ③清流ふれあいプールで、魚肉ミンチやオキアミ、アミエビ、アカムシ、コイ用の配合餌料(沈むタイプ)などさまざまな種類の給餌体験     ⑤アロワナガーデンでモーニングセットを召し上がっていただく といった内容です。       ※このモーニングセットは今回特別に館内のレストラン「アロワナガーデン」さんに用意していただきました。     今回のイベントは年間パスポート会員様向けに特別に立案した初ネタです!! 私にとっても、このようなイベントの企画立案は初めてであり、先輩スタッフにアドバイスをいただきながら準備に準備を重ねて当日を迎えました。   スムーズに進行できるか不安でしたが、このイベントのメインメニューである給餌体験では、魚たちがいつもとは違った朝ごはんをいつもとは違った食べ方で、たとえば、他の魚と取り合ったり、底をついばんで食べたりする様子などをじっくり観察することができました。   私自身、イベント最後にお客様からいただいた拍手を励みに、次回の開催を楽しみにしています。   これから、年間パスポート会員様を対象としたイベントをどんどん企画し、開催していきます。ホームページやLINEでお知らせしていきますので、ぜひご参加ください。お待ちしております。     Tweet

展示更新!川でみられるゲンゴロウの仲間
  • アクア・トトの生き物
  • 新しい展示

展示更新!川でみられるゲンゴロウの仲間

先日、3階「里山の生き物水槽」の展示替えをしました。     今回は「川でみられるゲンゴロウの仲間」ということで モンキマメゲンゴロウとキベリマメゲンゴロウです。     ゲンゴロウの仲間は国内に150種ほど生息しており、田んぼや池、川など環境によってみられる種類が違います。   今回展示している2種は川などの流水環境に生息しており、岐阜県でも見られる種類です。   「模様がきれいでかわいらしいし、展示してみたいな」 と思い続け、ようやくこの水槽で展示することができました。     さて、この2種ですが、1㎝に満たない小さいゲンゴロウです。 ピンぼけですが、サイズ感はこんな感じ。   この小さいゲンゴロウを展示するとなると、水草や流木で複雑なレイアウトにしてしまっては確実に隠れて見えません。   「枝だけを使ったすっきりした感じのレイアウトにすれば見えるでしょ!」 と安易に考えていましたが、思った以上に隠れてしまいます。   そこで、水場を狭くし、太めの枝をなくしたり、水温を調整したりと 毎日レイアウトなどを修正し、ようやく、見えるようになりました。   この2種は、小さいですが翅の模様ですぐに見分けがつきます。   黄色の斑紋があるのが「モンキマメゲンゴロウ」、     翅が黄色く縁どられているのが「キベリマメゲンゴロウ」。       名前にも入っているようにマメみたいでかわいらしいです。   小さいのでぜひ水槽をのぞきこんで探してみてください。   枝に上って翅を乾かすことも…     この展示は春ごろまでを予定しています。 ぜひ見に来てくださいね。     Tweet

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

年間パスポート
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