皆さまこんにちは。 体験学習班の河合です。 アクアマイスター、今月の活動内容は「田んぼ調査」。水族館近くの田んぼをお借りして生き物調査を実施しました 田んぼに行く前に、当館の多目的ホールで、田んぼ調査の内容 ①「田んぼやあぜ、用水路にはどんな生き物がいるのかを調べる」 ②「生き物にとって田んぼがどのような場所なのかを考える」と、 田んぼでのマナーを確認し、出発しました。 歩くこと約20分。道中で出会う虫を観察しながら田んぼに到着しました。 到着後は田んぼを管理されている小野木さんに挨拶をして、調査開始! 参加した子供たちが真っ先につかまえにいったのは、カエルとオタマジャクシ。 田んぼと言えばカエルのイメージなのでしょうか? 調査開始から10分、15分経過… 捕獲した生き物を入れるバケツやプラケースの中を覗くとカエル カエル カエル ほぼカエルしかいません。 もう一度、今回の調査内容の説明し、調査を続けました。 その後は、他の生き物にも目をむけてくれるようになり、用水路やあぜの草の中なども捜索しはじめました。 40分ほど調査した後に観察と記録の時間。 捕獲した生き物や目視で確認できた生き物をチェックシートに記録しました。 誤同定しやすい「ツチガエルとヌマガエル」、「ヒメタニシとスクミリンゴガイ」の見分け方にも注目しながらじっくり生き物を観察し、記録をとりました。 記録が終わったら生き物を田んぼにリリースし、もう一度小野木さんにお礼を言って帰路につきました。 多目的ホールに戻ってからは、みんなで調査結果をまとめました。 今回の調査では、ドジョウ、ヌマガエル、コシマゲンゴロウ、コオイムシ、ヒメタニシ、スクミリンゴガイ、エンマコオロギ、ツバメなど18種の生き物を確認することができました。 それから生き物にとって田んぼはどのような場所なのか?についても考えました。 「生きるために必要な場所」「繁殖の場」「成長する場所」などの意見があり、田んぼは、人間にとっても生き物にとっても重要な場所であることに気づいてもらえたと思います。 次回は館内での活動です。 では。 Tweet