New企画展「スウィミングスタイル~さかなの泳ぎかた~」始まりました!
みなさま、こんにちは
4月16日より、企画展「スウィミングスタイル~さかなの泳ぎかた~」が新しく始まりました!
今回の企画展のテーマは「魚の泳ぎかた」についてです。
広大な大海原を悠々と泳ぐ魚や、流れの速い川をぐいぐいと進む魚など、魚たちはすむ場所や暮らしの様子によって、様々な泳ぎかたをします。
企画展では、その魚の泳ぎかたの特徴に注目し、いくつかのグループにわけてご紹介しています。
特に注目して見ていただきたいところは、「ヒレ」の動かしかたです。
では、具体的にどのような特徴があるのかといいますと、
例えば、こちら当館のアマゴです。
[video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2022/05/動画① アマゴc.mp4"][/video]
アマゴはおもに体と尾ビレを動かすことで、推進力を得て泳いでいます。
さらによく見てみると、おおよそ体の後ろ半分を左右に動かして泳いでいます。
これは急旋回や急加速に優れた泳ぎかたで、おもに川で暮らす魚にみられ、サケの仲間やコイの仲間、ボラの仲間などに多くみられます。
次はこちらのクギベラの泳ぎかたです。
[video width="1280" height="720" mp4="/wp-content/uploads/2022/05/動画② クギベラc.mp4"][/video]
特に変わった様子がないのでは?
と感じるかもしれませんが、よく見てみるとスイスイと泳いでいる割にあまり体を動かしている様子がありません。
アマゴと比較して見てみると、体と尾ビレを動かして泳ぐのではなく、クギベラはおもに胸ビレをパタパタと羽ばたくように動かして泳いでいるのがわかります。
この泳ぎかたは、おもに海のサンゴ礁で暮らす魚にみられます。
急停止や急な方向転換、その場で定位するのが得意なこの泳ぎかたは、まるで迷路のような複雑な構造をしたサンゴ礁での暮らしに適した泳ぎかたとされています。
このように、魚たちがどのように泳いでいるのか注目してみると、生活する環境や暮らしの様子について少しイメージが見えてくるかもしれません。
よく知っている魚でも、今回の企画展「スウィミングスタイル」がきっかけで、見る目が変わったり、新しい発見につながったりしたらうれしいです。ご来館をお待ちしております。
ではまた。
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