おもしろ飼育コラム

ヒガイ
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ヒガイ

こんにちは。早くも梅雨入りしましたね。   雨がたっぷり降るこの時期は、多くの日本産淡水魚にとっての、大事な大事な繁殖期でもあります。   というわけで、現在、バックヤードでは、ゼゼラやカワヒガイなどの繁殖を手掛けています。   ところでカワヒガイという魚、みなさまはご存じですか?   これがカワヒガイ。上がメスで、下がオス。   オスの顔がピンクに色づいているのは、繁殖期に見られる婚姻色です。     一方、メスのお腹には、卵を二枚貝の中に産みつけるための白い産卵管が伸びていて、タテボシガイやササノハガイなどの二枚貝の中に産卵します。   当館では、二枚貝は利用せず、よりシンプルな方法として人工授精により繁殖を行っています。   魚が暴れて傷ついたりしないように、麻酔をかけた状態で、お腹を押して、卵と精子を採取して受精させます。   そして、これが受精から1日後の卵です。   4日後には目や体ができ、卵のなかでくるくると動くようになります。   少しばらつきがあるのですが、だいたい1週間後ぐらいに孵化します。 孵化した翌日にはうまく泳ぐことができ、エサも食べます。   孵化から数日後はこんなふう。     ところで、下の写真は中国にすむカラヒガイの稚魚です。   同じヒガイ属というだけあって、形は似ていますが、 ラインの入り方など、黒色のところは結構違いがありますね。   当館にはさらにもう1種、中国にすむコヒガイもいるのですが—――、   こんな写真しかなかった…。これじゃ見比べられない。反省です。   しかし!よく見てみると尾びれの付け根が黄色いですね。 卵の中にいる個体も、同じところが黄色くなっています。 コヒガイの仔魚にはこんな特徴があったとは。今まで気が付きませんでした。   さて、このようにして、カワヒガイの次世代をしっかりと確保することができたわけなのですが、 展示水槽では4歳以上のシニアチームが、まだまだ現役と言わんばかりに元気に泳ぎ回っています。おかげで、おチビさんたちの展示デビューはちょっと先になりそうです。     Tweet

企画展「極彩蛇頭魚-スネークヘッド-」始まりました
  • 企画展・特別展示

企画展「極彩蛇頭魚-スネークヘッド-」始まりました

みなさん、こんにちは 4月17日より新しい企画展「極彩蛇頭魚-スネークヘッド-」が始まりました。 正直タイトルを見てピンとくる方は、少ないかもしれません。     「スネークヘッド」ってなんだ? まず魚なのか?ヘビなのか? どんな生き物なんだ?という疑問が浮かぶ方が多いのではないかと思います。     企画展の準備中の一番の悩みは、スネークヘッドの知名度の低さでした。 あまり知られていないこのスネークヘッドという魚を、企画展としてどのように紹介するのかがキーポイントでした。     しかし、以前にお客様から「スネークヘッドいないんですか?」、「スネークヘッドもっと展示してください!」と声をかけていただいたこともありました。     スネークヘッド好きの皆さまの声が、私の心配を払拭し、後押ししてくれたように感じています。あの時、声をかけていただいたお客様、ありがとうございました!       さて、スネークヘッドはアジアやアフリカに生息する淡水魚ですが、日本にも生息しています。残念ながら、いずれも外来種になりますが、カムルチー、タイワンドジョウ、コウタイの3種が生息しています。中でも、カムルチーとタイワンドジョウは雷魚(ライギョ)とも呼ばれ、昔から釣りの対象魚として人気です。   雷魚なら、聞いたことがある! という方ならいるかもしれません。   今回の企画展ではスネークヘッドを知らないお客様から、大好きなお客様まで、多くの皆さまに楽しんでもらえるように展示制作をしましたので、ぜひご覧いただければ嬉しいです! それから、トト・ラボにも興味深い展示がありますので、こちらもチェックしていってくださいね。   最後に当館オリジナルのスネークヘッドグッズをご紹介。 私のおすすめは、こちらのスネークヘッド盛りだくさんなガーゼタオルです。これからの時期、大活躍です。 ほかにもたくさんご用意していますので、ぜひショップで手に取ってみてください。     Tweet

模様替え
  • 日本の両生類

模様替え

みなさま、こんにちは。   先日、モリアオガエルの展示水槽の模様替えをしました。   今までの水槽では、モリアオガエルがアクリルや配管でじっとしていることが多く、植物の上で過ごしたり、動いたりする様子がみられませんでした。   そこで、水槽内の植物を増やしてみることにしました!   まずは水槽内を掃除するために生き物と枝や植物などすべてを取り出しました。 その後は、水槽の中に入り、擬岩やアクリルをブラシやスポンジを使って磨きました。   この水槽、身長160cm越えの私でもラクラク中に入ることができます。   掃除が終わったら、あらかじめ準備しておいたコケや低木を配置していくわけですが、これがなかなか難しい…。 配置しては観覧側に行って確認するという作業を何度何度も繰り返しました。   こんな感じで良いのかな…と不安になったり、他のスタッフにアドバイスをもらったりしてようやく完成!   いかがでしょうか。 個人的には緑が豊かになり、良くなったのではないかと思います!   最後に、生き物を収容して見ていると、早速、新しく入れた木を活用している様子がみられました。     アグレッシブ!!   モリアオガエルの指先には丸い吸盤があり、木の上での生活にも適応しています。 今後は、低木やコケの上で過ごすモリアオガエルがたくさん見られるといいなと思います。   みなさまもぜひ、新しくなった水槽と、そこでのモリアオガエルの様子をじっくり見てみてくださいね♪     Tweet

魚闘病日記パート④
  • 治療

魚闘病日記パート④

みなさま、こんにちは。 今回は、3階に展示しているホトケドジョウが主役です。     1月某日、展示水槽内で右目近くにできものがあるホトケドジョウ(矢印)を発見しました。   これは腫瘍ではないかと考え、取り除くために外科手術を行うことにしました。   魚って外科手術できるの?と思われる方もいるかもしれませんが、できます! 私たち人間と同じように麻酔薬を使って行います。     過去に数回、体長50cm程度のナマズにできた腫瘍を取り除く手術は行ったことがあるのですが、それよりも小さい魚では経験はなく、少し不安でしたが、挑戦してみることにしました。     麻酔薬を少しずつ水槽にいれて、ホトケドジョウの様子をみていきます。 やはり、小さい魚なので薬の量も少しで効き始めていきます。 下の写真は、麻酔が完全に効いている状態です。決して、死んでいるわけではありません!   水槽から取り出してすぐに腫瘍と思われる部分をメスで切っていきます。 ここは時間との勝負で、焦らず丁寧に行っていきます。 ナマズで行ったときは、出血が多く止血に苦労した経験があるため、止血の準備を万全にして行いましたが、幸いにも出血はほとんどありませんでした。     再び、水槽に戻して、麻酔からの回復を待ちます。 この時が一番、緊張します。「戻ってこお~い、戻ってこお~い」と念じながら 待つこと30秒、元気に泳ぎ始めました。 一安心です。   取り除いた部分を顕微鏡で観察すると、腫瘍細胞が確認できました。予想通り、腫瘍でした!     術後の様子↓ 右目の前あたりの薄いピンク色をしているところが、腫瘍を取り除いたところです。     手術後は、異状がないかしばらくバックヤードにて飼育を行いました。 傷は少し痛々しく見えますが、エサも食べ始め、順調に回復していきました。 そして、術後20日目で再び展示水槽へ復帰させることができました!   展示水槽での様子↓   まだ、傷口は完全には塞がってはいませんが、元気に過ごしています。 ぜひ、水槽でこのホトケドジョウを探してみてくださいね。       Tweet

おしくらまんじゅう
  • カピバラ

おしくらまんじゅう

みなさん、こんにちは。   桜も散り、めっきり春らしく暖かい日が続き、過ごしやすくなってきた今日この頃。     そんなある日の当直の朝の見回り時、今朝は寒いなぁと思いながら館内を見て回っていました。   カピバラも私と同じ気持ちだったようで、3頭寄り添いながら暖を取っているようです。 左からリオ、ラーゴ、アグア。     アグアはガラスとラーゴのお尻の間に顔をうずめ、気持ちよさそうに眠っています。   よっぽど暖かいのでしょう。     暖かい晴れた日のお昼には、プールにも入るようになり、カピバラも過ごしやすい季節になってきました。   花粉症の私には、早く過ぎ去ってほしい季節ではありますが、カピバラにとっては待ち望んだ季節となり、活発に活動してくれることでしょう。     Tweet

フトイモリのおとなとこども
  • 両生類

フトイモリのおとなとこども

久しぶりの飼育コラムです。田上です。   今回はキメアラフトイモリ Pachytriton granulosus について書きます。   このイモリは中国に生息するイモリで、成体は山の中の渓流などで暮らしています。 2015年に開催した企画展「イモリ」で展示して、その後バックヤードで飼育してきました。   はい、展示していない生物ですみません…。   英名はPaddle-tailed Newt。確かに尾はパドルみたい。   個人的にとても好きな種ということもあり、バックヤードの最深部で粛々と飼育下繁殖に取り組んできて、昨年春にようやく成功しました。育ったのはたった3個体ですけど。   その育った幼体たちも随分しっかりとしてきたので、その様子も一緒にご紹介できればと筆をとった次第です。(コラム書けよ!というプレッシャーもあったとかなかったとか…)   さて、昨年生まれの幼体はこんな姿。   随分親と雰囲気が違いますね。   幼体は成体とは違って陸上生活をしており、皮ふの質感も全然違います。   スローな動きですが、しっかりエサも食べています。     すばやく舌を伸ばしてエサを捕まえているのがわかると思います。     では、水中生活している成体はどうかというと、こんな風。     水ごとエサを吸い込むように食べていますね。   生活する場所がかわると捕食方法もガラっと変わっています。 幼体の頃には無くてはならない舌ですが、成体になると邪魔になるので、 成長に伴い、なんと舌は口内に癒合していきます。   それにしても舌が無くなるって、なかなかすごいですね…。   また特別展示のような形で皆様に見ていただけたらと思っています。 引き続き大事に育てていきます。     Tweet

歯が生え変わる魚
  • アクア・トトの生き物

歯が生え変わる魚

コンゴ川中流水槽に展示しているゴライアスタイガーフィッシュ(Hydrocynus goliath)(写真下)とタイガーフィッシュ(Hydrocynus vittatus)(写真上)   ゴライアスタイガーフィッシュの歯が5~6ヵ月周期で定期的に生え変わることについてはツイッターなどでお知らせしていますが、 先日、タイガーフィッシュの歯の生え変わりも観察できました。     タイガーフィッシュの歯の生え変わりについては報告されていますが、 ゴライアスタイガーフィッシュと比べて歯が小さいことから分かりにくく、 気に留めていなかったこともあり、開館当初から展示していた個体では生え変わりに気づきませんでした。   残念ながらその個体は2018年12月6日に死んでしまいましたが、 その後、約1年半ぶりとなる2020年7月28日にタイガーフィッシュの展示を再開しました。   ゴライアスタイガーフィッシュの経験から歯の生え変わりがあると分かったので、タイガーフィッシュでいつ生え変わりがみられるのか、 わくわくしていました。     展示を再開してから約半年後の12月27日、 「お、抜けてるじゃん。」     歯が小さく動きも早いので写真が撮りづらいですが、これはもう抜けそうです。 1度抜けると、次の生え変わりが楽しみです。   報告されている論文では「6ヵ月間で2回、歯の生え変わりが観察された」 と書かれていましたが、はたしてどれくらいの周期なのか気になります。 (例えば1ヵ月目と3ヵ月目かもしれないし、1ヵ月目と6ヵ月目なのかもしれない)     そして2021年3月20日、 「お、抜けてるじゃん。」 前回の生え変わりから約3ヵ月後でした。   これも今にも抜けそうです。     上の写真から2日後、やはり小さくて見づらいですが、 だいぶ生え揃っています。   歯茎が腫れて見えますが、これもタイガーフィッシュの歯の生え変わりの特徴のひとつです。         そして1週間後には生え変わりは完了します。     まだ2回の観察なので何とも言えませんが、もしかしたら3ヵ月周期くらいで生え変わるのかもしれません。   となると展示再開してから12月27日の生え変わりまでの間に1回どこかで抜けていたのだろうか、 飼育環境が変わったことで生え変わりの周期が変わったのだろうか、 そもそも不定期に生え変わるものなのだろうか、   など考えられることはたくさんあります。   次はいつ生え変わりがみられるのか、とても楽しみです。     Tweet

モトロに思い届かず
  • アマゾンの生き物

モトロに思い届かず

こんにちは。 水族館の周りでは、ソメイヨシノが見ごろを迎えつつあります。 もうすっかり春ですね。   さて、今回はアマゾン川にすむ淡水エイ、モトロについてです。   当館には大きなモトロが5匹います。 1匹は、昨年から今年にかけて3回の出産をしたメスで、 その他は4匹ともオスです。   展示しているのはオス2匹で、残りの3匹はそれぞれ別々に飼育しています。     大きくなった子エイたちを、そろそろ広い水槽に移したいなーと思っているのですが、手ごろな水槽は大きなモトロたちが占拠していて空いていません。 そこで、「そうだ!大きいオス4匹を一緒にしてみよう!!」とひらめきました。(メスは立て続けに出産したので、しばし休憩中です。) 展示水槽にモトロがいっぱいになればステキじゃないですか。 そして、空いた水槽に子エイたちを移動できる!     3月8日が休館日でしたので、その日に移動することにしました。 オス2匹を展示水槽に移して、4匹そろったところで問題が起きないか観察していたのですが…、即問題勃発。 激しい闘争が始まり、少し小さめだった個体は傷だらけに。。。     そこで、1番攻撃的な強い1匹をバックヤード移動して、 展示個体数を3匹にして様子を見ることにしました。   しかし、残念なことに小さめだった個体は翌朝さらに傷が増えていたため、 バックヤードに移動させることとなりました。   あっという間に2匹…。撃沈です。 展示個体数は前と変わらず、残念な結果となりました。     それから数日後、その2匹にも強い個体と弱い個体がでてきてしまい、 またまた移動。   結局、最初から展示していた組み合わせの2匹に落ち着きました。       モトロの展示個体数を増やせないかと試みた数日間。 全くもってモトロたちは元通りの場所に落ち着き、飼育スタッフの時間と労力は水の泡となりました。   傷ついた2匹はめきめきと回復しています。展示している2匹に負けないように、さらに強くたくましく育てようと思います。   お腹側は優しく微笑んでいるかのようにも見えるモトロ。   しかし、怒るとこわい性質を、改めて実感させられた数日間でした。     今はあどけなくて可愛らしいモトロの子どもたちも、 成長したら、いずれ闘争が始まり一緒に飼育していられなくなるんだろうな…。   末恐ろしい。   かわいい子エイは、現在開催中の企画展「トゲめくエイ」で展示しています。 企画展が終わったら、巨大なサイズになるまでバックヤードで育てる事になりますので、ぜひこの機会に見に来てくださいね。       Tweet

コツメカワウソに仲間が増えました!
  • コツメカワウソ

コツメカワウソに仲間が増えました!

こんにちは!   3月8日、当館に2頭のコツメカワウソが仲間入りしました。 メスのサクラ(2018年12月22日生まれ)と   オスのカシワ(2018年12月21日生まれ)です! ともに新江ノ島水族館で誕生した2才の個体です。   コツメカワウソはワシントン条約付属書Ⅰに記載される希少野生動物なので、今回の移動は新しい血統で繁殖することを期待されてのことです。     さて、着いた当日はサクラもカシワも警戒しており、 ずっと麻袋の中に隠れたままでしたが、 翌日には歩き回るようになり、エサも食べてくれたので一安心。   サクラ(右)はヒダ(左)と   カシワは(右)アサヒ(左)と  とても仲良く過ごしています。   一緒の麻袋に入ったり、一緒に歩き回ったり、一緒にあくびしたり…。   いつか元気な赤ちゃんを産んでくれますように。 そう願いながら、今はまず健康に過ごしてくれるようしっかりと管理していきたいと思います。   サクラは3月9日に、カシワは3月17日に展示デビューを果たし、広い展示スペースで、元気に走り回ったり、泳いだりしています。 週替わりで展示しているペアが変わりますので、どの個体が出ているか楽しみにご来館くださいね。   お待ちしております!     Tweet

卵はどこに??
  • アクア・トトの生き物

卵はどこに??

以前、2階「コンゴ川 中流の魚」水槽で飼育しているオーケノグラニス・オキシデンタリスという、大型のナマズの仲間の幼魚の発見をお伝えしました。   本種は一般的にオーネイトキャットと呼ばれているので、これ以降はこの名前で呼ぶことにします。 オーネイトキャットは繁殖の際、水底に巣を作って卵を産み、卵を保護するという生態を持つのですが、この時にはそのような行動を観察することができませんでした。いったい、どのように産卵し、成長していたのか疑問でした。   そんな中、昨年11月の初め頃に一番大きなオーネイトキャットが水槽の奥のほうで砂利を盛り上げ、そこに陣取るようになりました。 私が、清掃のために潜水した際、この場所に近づくと威嚇して追い払おうとしてきました。普段は温和な魚なのですが…   もしかしたらこの個体は、砂利を盛り上げて作った巣に卵を産んでいて、卵を守ろうとしているのかもしれません!   陣取った場所の上で胸ビレをパタパタと動かし、卵に新鮮な水を送っているかのような行動もしていました。   卵があるのかを確かめるために、その巣らしき場所に突撃してみました! オーネイトキャットの威嚇におびえながら巣の中を探したのですが……卵は見つかりませんでした。   その後も何度か潜水し、卵を探したのですが見つからず、1か月ほどしたらこの場所から離れて水槽の手前に出てくるようになってしまいました。「結局、産卵はしていなかったのかな」と残念に思っていたのですが…   12月末、この水槽に他の飼育スタッフが潜水した際、オーネイトキャットの幼魚を発見しました。 「じゃあやっぱりあの時産卵してたの!?!?」と年末にがっくりとしてしまいました。     「いったいどこに産んでいたのか…またチャンスがあれば今度こそは卵を見てみたいな…」 と思っていたらチャンスは意外と早く来ました。     今年の2月の中頃、前回巣らしきものを確認した同じ場所でオーネイトキャットが雌雄一緒にいるところを発見しました!   「もしやまた産卵するのでは?」と観察を続けていたところ、その約一週間後には前回と同じ個体が巣を作り、胸ビレをパタパタさせながら陣取るようになりました!チャンスとばかりに、巣の奥のほうまで探したところ、ついに卵を発見することに成功しました!   「やったー!」   これが採取したオーネイトキャットの卵です。   卵の大きさは約3 ㎜くらいでした。 中央の黄色い部分が卵黄で、外側の白い部分が胚(魚の体になる部分)です。胚が成長してきていることからちゃんと受精した卵であることが確認できました。     卵を採取した2日後にはふ化が始まりました!大人の姿とは全然違いますね!   そしてふ化後5日目には色素ができはじめ、ナマズの特徴であるひげがはっきりと観察できるようになりました。   そしてふ化後9日目には餌を食べる様子も観察できました。成長の早さに驚いています!   今後も飼育を続けてオーネイトキャットの成長を記録していきたいと思います!     Tweet

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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