こんにちは。 現在開催中の企画展「トゲめくエイ」、ご覧になってくださった方ありがとうございます。 開始当初は砂にもぐって、用心深そうにしていたエイたちも、 すっかり環境に慣れ、今ではほとんどの個体が砂にもぐらず、 堂々と姿を見せてくれています。 ただ、困ったことに、フラワータイガー(メス)はいつも砂の中。 常にこんな感じ。 エサを食べる時もこんな感じ。 これはこれで、エイらしくて魅力的なんですけど、 きれいな花柄模様もぜひお客様に見ていただきたい…。 「砂をなくしちゃえばいいのでは?」と思われるかもしれませんが、 水族館で展示する場合、多くのお客様が水槽の前を通られますので、 何かの拍子にエイが驚いてアクリルにぶつかり、傷ついてしまう可能性もあります。 そういうときのために隠れ場所として砂は残しておきたいのです。 そこで、ちょっと迷いましたが、バックヤードに控えているオスとチェンジ🔁してみることにしました。 そしてこれが、今日のフラワータイガーの展示水槽の様子。 エサが待ちきれず、今か今かと泳ぎまわるフラワータイガー(オス)です。 そしてエサの食べ方も堂々! (以前のメスは、鼻先にそーっとエサをおいてやらないと食べてくれませんでした。 しかも誰も見ていない時にしか食べない!) ありがとう!オス! 自然界では、用心深くて危険察知能力の高い個体のほうが、有利なのかもしれませんが、水族館では、物怖じせず、のびのび過ごしてくれる個体のほうがありがたいですね。 というわけで、美しい姿をあらわにしたフラワータイガースティングレイと、 その仲間たちに、また会いに来てくださいね。 ※公開時、動画に不具合が生じておりました。申し訳ございません。 Tweet