おもしろ飼育コラム

アシカショー衣装撮影会
  • アシカショー

アシカショー衣装撮影会

皆さん、こんにちは。   最近暖かい日が続いていますね。 半袖の服を着て出かけることが多くなってきたので、そろそろ衣替えをしようかなあと思っています。   服といえば、 昨年の12月10日よりアシカショーの衣装が変わったことを、皆さんご存知でしょうか? 実は、一度SNSにもアップしました。   以前は上の写真のように、つなぎの衣装でした。 その時に担当全員で「トトレンジャー」と名付けて写真を撮り、ブログを書きました。 約3年前です・・・ 時間が経つのは早い・・・     そして、昨年より、衣装が、 サロペットとウィンドブレーカー(冬のみ)に変わりました!   新しいメンバーも増え、衣装も新しくなったので・・・ 「新・トトレンジャー」、撮影してきました!(オフショット有り)     2019年12月9日(休館日)、 お昼ご飯を食べ終え、午後の仕事スタート!と共に、 まずは、全員で衣装を着てみました。 袋から出して着るのはこの日が初めてです。 着ることはできたので、全員で見合いっこ。 見慣れない格好についつい笑ってしまいます。   そんな中でも、事務所でカメラを向けられると・・・   しっかり決めポーズ! さすがアシカショーのお姉さん。ばっちりです。   準備が整ったら、次は撮影場所となるアシカショーステージに移動です。 到着したら早速撮影!・・・ではなく、まずはポーズ練習から。 私が選んだ「かっこいいと思う戦隊ポーズ」の資料を見ながら、各々練習タイム。     時には、先輩(アカレンジャー)から「腕をもっと伸ばす!」と指導が入る場面も。 ばっちり練習ができたら、いざ、撮影です。   どうですか?? かなりクオリティーの高い写真が撮れたと私は自画自賛しています。 先輩の指導もあり、腕もしっかり伸びています。(オレンジレンジャー)     他にも練習していくつか撮影したので、ご覧ください。   こんなのや、 ちょっとふざけてこんなのも。 結構お気に入りの一枚です。   あとは、道具を持ったらさらにかっこいいのでは・・・!? ということで、持ってみました。 全て、トレーニングや昨年度のアシカショーで使用したものです。 この写真は広報担当者に選ばれた一枚で、SNSにアップしたものです。     あとは、夏は、暑さ対策のため麦わら帽子をかぶりますので、 夏バージョンも撮影してみました。   笑顔がかなり素敵な一枚です。   さらに、こちら。   麦わら帽子をかぶってしまったら、好きな人は撮らずにはいられないポーズ・・・ 皆、仲間ですからね。   最後は、即興で作ったポーズです。 組体操!!! 何枚か撮影したのでプルプル震えながらの撮影です。 かなり大変でした・・・   そして、上手に撮ってもらったところで 写真撮影会は終了しました。   さて、いかがでしたでしょうか?   担当全員が同じ日に同じ場所で衣装を着るのはそうそうないことなので、とても貴重な写真たちです。   現在、新型コロナウイルス感染防止のためアシカショーは休止していますが、また皆さんの前でアシカショーをできる日を楽しみに、アシカのマリンと共に日々のトレーニングを頑張っています!   皆さんも、楽しみに待っていてもらえると嬉しいです。   ちなみに、今回の衣装は1人1人が好きな色を選んでコーディネートしています。 どう違うのか、アシカショーをご覧になる時は衣装にも注目してみてくださいね。   Tweet  

水族館の困りごと・・・藻(コケ)
  • 日本の淡水魚

水族館の困りごと・・・藻(コケ)

皆さんはご家庭で魚やカメ、ザリガニなどを飼育した経験はありますか? 魚などを水槽で飼育していると、水槽のガラス面がだんだん汚れてきますよね。 水族館の水槽も同じで、ラン藻やケイ藻などの藻類が生えてきて、アクリル面が汚れてきます。   臨時休館中は、飼育スタッフも最小限の人数で作業していたので、通常なら毎日水槽掃除をしてきれいに保っているのですが、なかなかそこまで手が回らず、水槽はどこも藻類が付着し汚れてきました。 生物の健康管理上は問題ないのですが、アクリル面が汚れすぎて、生物の状態を観察すらできないのは困ります。       3階のコイやナマズがいる「ゆるい流れの魚」水槽は日光もよく入り、明るい水槽です。日光が入るということは、藻類もよく育ちます。   写真を見ると分かるかと思うのですが、少し清掃した上の方と比べると、いかに藻類が発生していたかよく分かりますよね。 ここまでになると汚れも頑固で、掃除も一苦労です。 スポンジやスクレーパーなどの掃除道具を使って隅々まできれいにします。   掃除後の水槽はいかがですか?魚たちもよく見えるようになりました。     これは同じく3階のウシモツゴの入っている「岐阜県の希少淡水魚Ⅰ」水槽です。 水槽の底砂に緑の膜のようなラン藻が付いて、かなりの汚れ具合です。 この水槽はかなり狭いので、太っちょな私には水槽に入って掃除することができませんので、他の飼育スタッフが潜水掃除をしてくれました。 底砂や流木などにも付いていたラン藻を落として、すっかりきれいになりました。 ここまで水槽が汚れることは、開館以来初ではないかと思います。 再開に向けての清掃作業は大変でしたが、再びお客様に来ていただける準備が整ったことにホッとした再開前日でした。   これからも皆様に楽しんでいただけるようにスタッフ一同頑張りますので、よろしくお願い致します。   Tweet  

企画展便り~設営編その2~
  • 企画展・特別展示

企画展便り~設営編その2~

  みなさまお待ちかねの企画展『もっと知りたいウーパールーパー』も始まりました。   新型コロナウイルス感染拡大による影響で、みなさまにもしかしたらご覧いただけないかもと心配していましたが、ようやくお披露目することができ、大変嬉しいです(^^)   今回は前回の設営編その1の続きのお話です。 前回ではパネルの設置まででしたが、今回はそこから各水槽の設置、レイアウト作成、生き物の展示になります。     少し詳しく説明しますと… パネルの枠組みに合うように架台を作成し、水槽を設置します。 次に水槽内に底砂や木材、石を配置し、生き物の過ごしやすい環境をつくっていきます。 最後に生き物を水槽内に移します。   生き物たちは、企画展が設営される前から、水族館の環境に慣れてもらうために バックヤードで飼育をしています。   飼育の様子↓ ちらっ 私たちを見ると寄ってくるほど、人にも慣れてきました。       また、今回の企画展の個人的な見どころはこちら! 詳しくは次のブログにて熱く紹介します!     Tweet  

いろいろお知らせ
  • 新しい展示

いろいろお知らせ

みなさん、こんにちは!     当館では、新型コロナウイルス感染防止のため、しばらく休館していましたが、5月19日より開館いたしました。   休館してお客様の声が聞こえなくなりさみしい館内でしたが、笑顔や笑い声が聞こえてくると私も元気を貰えました。 ご来館の際は、世界淡水魚園水族館 再開のお知らせ/新型コロナウイルス感染防止対策のページをご覧いただき、ご協力をお願い致します。         さて、休館中に新しく仲間が加わりましたので、少しご紹介させて下さい! 新しくと言いましても種類は同じで、以前から展示していました! 名前は「アフリカンロックシュリンプ」といいます。 エビの仲間です! 鮮やかな色でごつごつした体、一見怖そうな姿をしているので、 当館に来たことがある方なら、ご存知ではないでしょうか?   こう見えても性格は臆病で大人しいです。     今までは、全長10cmほどの大きくて立派な個体を展示していましたが、 このたび おチビサイズが仲間入りすることになりました! これまで展示していた個体の約半分の大きさで、 コロコロしていて可愛いです。 まだ来たばかりで、怯えて陰に隠れがちですが、早く慣れて立派に成長してほしいです。 がんばれー   Tweet

秘蔵写真
  • カピバラ
  • コツメカワウソ

秘蔵写真

みなさんこんにちは!   今回は、今まで撮りだめしてきた写真の中から、何枚か紹介していこうと思います。   まずは、こちらの写真をご覧ください。   何の動物なのか分かりますか??       答えは   コツメカワウソです。   当館でも1、2を争う人気の動物なんですが・・・ すごい顔になっていますね。 もはやホラー。笑   ちなみに何をしているかといいますと、 一生懸命にエサを食べているところなんです。 決して、私の手ブレがひどいわけではないので・・・笑   カワウソは、よく噛んで食べる動物なので、 写真を撮るとどうしてもこのような感じになってしまうんです。   もちろん、普通の可愛い写真もありますよ。 こんな感じで。 ピタッと止まってくれたところを激写しました!       では、続いてはこちら。 これは簡単ですかね。   そう! 癒し系動物の代表、カピバラです。   こちらもエサを食べているところを激写しました。   急に撮られてびっくりしているのか、 ただただ、カメラが気になっているのか。 何とも言えない表情をしています。   しかし、エサの牧草を体の下に敷いて お行儀が悪いですね・・・笑     ちなみに、チモシーは常に食べられるようにテラス内に設置していますので エサの時間以外にも、カピバラ達が食べている様子をご覧いただけると思います! 真顔で遠くを見つめて、エサを食べているところはかなりシュールですが なんとなく癒されるので個人的にかなり好きです。笑     また、面白い写真が撮れたら紹介していきたいと思います。   では。   Tweet  

ハリヨ
  • 日本の淡水魚

ハリヨ

みなさんこんにちは。 さて、今回はハリヨの稚魚を紹介したいと思います。 先日、当館の公式ツイッターでも紹介しましたが、もう少し成長したハリヨもいますので、ご覧ください。   まずはこちら。     婚姻色が出てギラギラしているのがオスです。   メスはお腹が膨らみます。   こうなったらウィローモスというコケが入った、繁殖用の水槽に移動させます。   オスはウィローモスを使って底に巣を作り、完成するとメスに向かって求愛を始め、メスはオスを気に入ると求愛に応じて産卵します。   こちらが巣で、その中に産みつけられているのが卵です。   産卵を終えるとメスはどこかへ行ってしまいますが、オスは卵やふ化した仔魚が成長し巣立つまで世話を続けます。   こちらがふ化して3週間くらいの稚魚です。     まだまだ小さいですが、うっすら親のハリヨと同じような模様が出ていますね。 餌の動物プランクトンを食べて、お腹がパンパンでオレンジ色に透けています。     こちらは1ヵ月半くらいの稚魚です。 模様もだいぶはっきりと出てきました。   今、バックヤードにはハリヨの稚魚が200匹くらいいます。 もう少し増やす予定です。   このブログを読んで「もっとハリヨの話を聞きたい!」思った方へ。 現在は新型コロナウイルス感染防止対策のため休止していますが、当館では毎日14時から、ポイントガイドも実施していました。 しかし、この時間にガイドに行っても、私は待っているお客様を見たことがない…泣   当館のポイントガイドはその日ガイドするスタッフによって内容が少しずつ違います。 コロナが落ち着いたら、それぞれのポイントガイドもお楽しみに!   Tweet  

ぬか喜び
  • 両生類

ぬか喜び

春は様々な生物の繁殖期にあたります。館内でも展示水槽やバックヤードでは、多くの新しい命が生まれています。 下の写真はヒダサンショウウオ。今年は繁殖させる予定はなかったのですが、展示水槽内でポコポコ産卵しています。 輝く卵嚢は非常に美しいです。休館中ということで、皆様に見ていただくことができないのが非常に残念。 飼育生物の繁殖はいつも心躍る出来事なのですが、その中でもこの春、一番テンションが上がったのがこちら。 ヒラタコモリガエルです。 現在は常設展示していないのですが、企画展などで何度も展示したことがあります。3月下旬から抱接がみられ、オスが盛んに鳴いているのも確認できました。 もはや鳴き声といっていいのかわかりませんが、このクリック音がそう。 これはいよいよか!と楽しみにしていましたが、抱接をやめてしまったりとなかなか進展しません。 と思いきや4月20日の朝、メスの背中に卵があるのを発見しました! うわー! 映像や画像では見たことがありましたが、目の前で見るとこれはすごいインパクト! ヒラタコモリガエルの産卵は水面近くで抱接した雌雄がひっくり返ったポーズで行われます。ジャーマンスープレックスみたいな感じでしょうか。 そして出てきた卵を下にいるオスが腹で広げて、メスの背中に張り付けます。その後、メスの背中の皮膚が膨らんで卵を包みこみます。 写真は産みたてなので、卵は半分くらいしか埋まっていません。これからどのようにメスの背中が変化していくのか、、、ワクワクがとまらない! 2日後はこの通り。 かなり埋まってきています!   4日後。     なんということでしょう…。 卵が全部背中から落ちてしまっています…。もしかすると未授精卵だったりしたのでしょうか。理由はわかりませんが、孵化した子ガエルがメスの背中から発射されるシーンを見ることは、次回にお預けとなって今いました。 卵が落ちた後もメスの背中はこの通り。       穴はすぐには塞がらないようです。 今回は残念な結果になりましたが、来年こそ!できたらジャーマンスープレックスな産卵シーンなども動画撮影できればなと思っています。   Tweet  

展示魚を補充しました!
  • 日本の淡水魚

展示魚を補充しました!

5月上旬に展示魚類の追加補充を行いました。 4階に上って最初にお目見えする長良川最上流の水槽です。 こちらの展示種は・・・ヤマトイワナです 最近では展示している魚の数が減ってしまったため、補充を行いました。 こちらがヤマトイワナです。 バックヤードで1か月あまり養生してきました。 当館の水に慣れてもらうこと、病気が出ないか、そして餌をきちんと食べてくれるようになるまで調整を行ってきました。 展示水槽に放したヤマトイワナたちです。 水族館が再開して館内プログラムもきるようになれば、15:30からのフィーディングガイドでご紹介します。そのときまでにたくさん餌を食べるようにしておきますね。 その時にはぜひ、ご覧くださいね!   Tweet  

初心忘るべからず
  • アシカショー
  • カピバラ
  • コツメカワウソ

初心忘るべからず

私がまだ新人だったころ、上司から「生き物を飼育する上で一番難しいことは何だと思う?」と問われました。 私が悩んでいると、「言葉が通じないことだよ」と教えてくださいました。 生き物たちは言葉を発せられないため、体調が優れなくても私たちに教えてくれません。 そんな状況でいち早く気付いてあげられるのが飼育スタッフの役目です。 日々の状態をしっかりと把握し、少しの変化にも気づいてあげられるようになりなさいとのお言葉でした。 そんな中、トレーニングという概念に出会い、もう10数年。 ハズバンダリートレーニングの重要性をかみしめています。 ハズバンダリートレーニングとは、動物たちに協力してもらい、お互い無理のないよう健康チェックを行い異常がないか検査するためのトレーニングです。 具体的には、体重測定や体温測定、採血やエコー検査などをするときに動物たちの意思でじっとしていたり、検査等に必要な体の部分を見せてくれたりする行動を引き出すトレーニングです。 ハズバンダリートレーニングは、今では様々な動物で行われています。 言葉の通じない動物たちと向き合い、毎日を健康に過ごしてもらえるよう、そして異常がないか早期発見ができるよう、トレーニングが欠かせない日々です。     おまけ   Tweet

成長早っ!!
  • アマゾンの生き物

成長早っ!!

臨時休館で自宅待機の日が増えた私は、ブクブクと大きく成長中です。 そんな私と同じくブクブクと成長している魚をご紹介。   先日、展示補充用として、レッドテールキャット2尾を搬入しました。 その時は全長4cm程度の大きさで、とてもかわいいサイズでした。 尾ひれが赤いちょっと大きなオタマジャクシみたいな感じでした。(写真撮り忘れました。)  搬入直後から食欲は旺盛で、全長 6~7cm になるころには赤虫では物足りなくなり、魚肉 のミンチを食べるようになりました。 その後は魚肉の小間切りをもりもり食べるようになり、全長 12cm を超える頃には体もむ っちりしてきて立派なナマズの体型になってきました。  それがなんと約3か月後の現在では全長 18cm 位まで大きくなっています。 自宅で飼育したことがあるスタッフが「レッドテールキャットは成長早いですよ!」と言 ってましたが・・・改めてその成長の早さに驚かされています。 シェルターとして入れた塩ビ管からすぐにはみ出すようになってしまいました。   水槽が窮屈になってきましたので、先日 180cm 水槽に移動しました。 塩ビ管も大きくして、ゆったりとしています。   展示に出すまではまだまだかかりますが、それまでは元気に成長していってもらうことを願います。 現在展示している一番大きな個体で、全長100cmほどです。 これ位になるまでもう少し時間はかかりますが、展示水槽で堂々と、そして優雅に泳ぐ姿を楽しみに待っていてくださいね。   Tweet  

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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