みなさん、こんにちは! 前回の魚闘病日記パート①はもう読んでいただけましたでしょうか?! 今回は、パート②になります! ブログの冒頭について、他のスタッフから面白い案をもらいましたので今回からそれを採用していこうと思います! 物語風に想像しながらご覧くださいね。ではでは、どうぞ~ 昨年の11月ある日のこと、一本の内線が入りました。 <<トゥルルル トゥルルル ガチャ>> 私:はい、獣医の小野です。 クニさん(飼育スタッフ):ちょっと、パカモンの皮膚が赤いねん、診てくれへん? 私:わかりました!今すぐ行きますね。 現場に駆け付けると、パカモンの背側の皮膚が赤くなっていました。(青色の丸で囲ったところ) 少し拡大しますと 赤いですね… 早速、原因を調べていきます。 滅菌された綿棒で赤くなっている部分をこすり、組織を採材します。 その組織をスライドグラスに擦りつけて、顕微鏡で観察します。 その結果、細菌が多く検出されたため、エサである魚の切り身に抗生物質の錠剤を入れて治療を始めていきました。 投薬開始3日後、皮膚の赤みがなくなりました! その後も順調に回復していきました。 そして、1週間後、投薬が終了し、元のきれいな皮膚に戻りました!よかった! その後のパカモンはといいますと… こちら! 水族館のエントランスにあるテーマ水槽で、バレンタインの展示として活躍してくれました。(2/14まで展示) Tweet