4Fで展示しているナガレタゴガエル。繁殖期のオスは皮膚がたるんでビロビロになることで有名です。当館では展示水槽内で毎年産卵していますが、ここ数年は未授精でした。 そこで少し環境を変えてあげたところ、今年は受精卵を得ることができました。幼生は餌を与えなくても変態するし、上陸幼体もコオロギの幼生を食べれる大きさだし、最高!と言いたいところですが、1点だけどうしても困ることがあります。 幼体の動きがとても早いのです…。まるで残像が見えるようなレベル! 飼育しているプラケースのフタを開けた刹那、複数個体が四方八方にジャンプして逃げていったときの恐怖といったら。 それ以降、フタを大きく開けて管理作業をするときは、捕獲担当スタッフを配置しています。 さて、展示水槽内のナガレタゴガエルたちの現在はというと、野生個体同様、水中にいることが多いため少し見えにくいのですが、2月くらいになると水槽内でもこのように抱接シーンをご覧いただけると思いますので、ぜひお楽しみに。 Tweet