パンタナールに行った河合です。 5回目の情報です。 今回は予告通りドラードについて紹介しましょう。 今回の調査で私が一番会いたかった魚が、ドラードです。 ※ドラドとも呼びます。 ドラードは、アマゾン川流域やパンタナールの河川に生息する大型のカラシンで、肉食性が強い魚です。 パンタナールでは観光用のスポーツフィッシングも盛んで、この魚は特に「釣り人の憧れ」になっています。 ドラードという名前は「黄金」という意味。現地では”Rei dos rios”=「川の王様」という異名もあるそうです。 現地で見たドラードは、その名の通り黄金に輝きとてもきれいで泳ぐ姿も貫禄があり、王様の風格もありましたよ。 4日目の調査で、クリンバタとピラプタンガの個体数調査をしたのですが、その後にオリバーの発案でドラードが何匹いるのか数えようぜということになり、各自でスタートからゴールまでの間に見たドラードを数えることになりました。数えることを忘れていたメンバーもいますが…。 ホテルに戻り結果発表! オリバーは13匹、私は12匹、レアンドロは11匹、大島は13匹と言っていたので、平均をとって12匹だったということにしましょう。 オーリョダグア川2.2kmの区間に生息していたドラードは、12匹という結果になりました。 出会えたドラードのサイズは20cm~60cmでした。 50cmを超えるさすがに迫力と貫禄がありました。 でも最大サイズは100cm。最大サイズのドラードってどんな感じなんだろう? ということで 企画展会場で100cmのドラードと写真が撮れます。 本当は、今回のパンタナール行が決まった時に現地でたくさん魚を釣ろうと考えていました。もちろん巨大ドラードも。 しかし、今回訪問した場所は、生き物の保護に関するルールが厳しい場所で釣り道具や採集道具は持ってきたらダメよと言われたので早々に断念しました。 しかし、パンタナール全域が釣り禁止ではありません。 リリースサイズの設定など様々な規則が定めれていて、そのルールの下では釣りOKの場所があります。釣り目的でパンタナールを訪問する人も多いと思います。 20年前にパンタナールの北部に個人旅行したときにクイアバ川で20cmのドラードを1匹釣りました。 パンタナールではない別の場所サンフランシスコ川で50cmオーバーのドラードも釣り(夜釣です)ました。 おそらくパンタナールのドラードとは別種です。 前回のブログで紹介した水族館でもドラードが展示されていたので紹介します。 パンタナールに生息するドラードはこちらです。 水槽で飼育するとなぜか金色が薄くなるような気がしますが、まるまる太った立派なドラードでしたよ。 話は変わりますが現在は第2弾の準備とりかかっています。 少しだけブログの更新が遅れるかも…。 そこはあたたかく見守ってくださいね。 次回もお楽しみに! Tweet