パンタナール展の気になる魚 その④
現在のパンタナール展は12月8日で終了!
展示されている魚種で個人的に好きな魚を、今月もピックアップしてみます。
今回は、きれいなスクリ川水槽です。
この水槽に魚は1種類だけ。海水魚のカマスのような魚・・・パイクカラシンの仲間です。
現地ではペイシ カショーホ(犬の魚、犬のような牙を持つ魚)と呼ばれているようです。
こちらも10周年企画展の調査でペルーアマゾンに出向いた時、
アマゾン川流域の至る所で、たくさんのパイクカラシンたちに出会うことができました。
どれもまさに犬の牙ですね!
パイクカラシンはピラニアに代表されるようなカラシンというグループに入ります。
アゴと歯がよく発達しているため、肉食性であれば犬歯が、草食性傾向が強ければ、噛み砕いてすり潰すような歯がよく発達しています。噛む力もとても強いです。
是非、ご覧ください!
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