当館のメコンオオナマズも、飼育年数が15年を過ぎました。 1年で約4~5㎝ずつ大きくなっており、現在は全長約180㎝くらいでしょうか。 大きく成長しても人に慣れないというか、とにかく何かに驚くといきなり猛スピードで突進してきます…。 スキューバ潜水時に吐き出した空気の泡もかなり嫌がるので、この水槽の清掃はタンクを背負わずに息をとめて行っています。 そんなメコンオオナマズ水槽の照明が、先日切れました。 ということで、照明球を交換しないといけません。 作業者を決める力の入ったジャンケン大会が開催され、私は見事に勝利。 メコンオオナマズが変な動きをしないか観察がてら、作業風景を撮影しましたので、今回ご紹介したいと思います。 バケツをぶら下げているのは、ここに新しい照明球や工具を入れるためです。 照明球交換は2名で行います。 照明の設置位置に足場はなく、脚立を水槽にいれるとメコンオオナマズがパニックになります。 じゃあ、どうするか。そう、肩車です。 外から見るとこんな感じです。 この時ばかりはタンクを背負わないと溺れてしまいますが、極力メコンオオナマズを刺激しないよう前につけています。 今回の交換はメコンオオナマズ達も落ち着いており、何事もなく終了しました。 以前にはこの状態の潜水者めがけて、メコンオオナマズが突進してきたこともあります。 照明は10個以上ありますので、またそのうち交換作業が行われるでしょう。 その日までに、私はジャンケンの腕前を磨いておきます。マジです。 Tweet