おもしろ飼育コラム

ドワーフスネークヘッドの親子展示
  • アクア・トトの生き物

ドワーフスネークヘッドの親子展示

みなさんこんにちは   春が深まり、ポカポカした陽気な日も多くなってきて、外出するのがとても楽しくなってきましたね。   寒がりでスギ花粉に凄く弱い私には、ようやく待ちに待ちに待ちーーに待った季節の到来です。   さて、一昨年の冬ごろにドワーフスネークヘッドの産卵のご報告をさせていただきました。   こちらの記事です↓   先日ご紹介しましたドワーフスネークヘッドのペアがすでに産卵していて、稚魚を発見しました!オスは口の中で卵や稚魚を保護し、メスは自分の卵をエサとして与える子育てを行い「エッグフィーダー」とよばれます。しばらくはそのままペアの子育てをそっと見守る予定です。 pic.twitter.com/VNrmFfnvWU — 世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ (@aquatotto) December 18, 2017   短い期間でしたが、ペアで展示を開始したドワーフスネークヘッドがわずか9日で卵を産み、両親が稚魚になるまで子育てを行い、親子で水槽を泳いでいるのをお見せすることができました。       雑誌に取り上げていただいたり、当館で配布しているカレンダーなどにも登場したりと大活躍でした。     そして、一年ちょっと前、こういったブログを書きました。   「ドーフスネークヘッド稚魚展示終了のお知らせ」   更に、最後のほうに次の文章を残して終了していました。   展示水槽での稚魚展示は終了し、バックヤードの水槽で飼育を行っていきます。(ですが、隠れるのがとても上手な稚魚がいて、なかなか捕まらずもしかしたら2.3匹残っているかもしれません)   みなさまには、いずれこの小さい姿から大きく成長した姿をお見せしたいと思いますので、どんな成魚になってくれるか楽しみにしてくださいね。   では、子育てを温かく見守ってくださりありがとうございました。 *引き続きペアでの展示です     で、今回のブログは・・・   では、一年たったその後どうなったでしょうか!   という話です。     まず、ペア展示を続けていく予定でしたが、稚魚たちを回収した後、だんだんと両親の闘争が始まってしまい一緒にすることが困難になってしまったこともあり、一度メスの方をバックヤードへ下げていました。ペア展示でなく、すみません・・・   その後しばらく時間を経て落ち着いたころ合いをみて、再度ペア展示を試みようとしましたが、水槽には回収することの難しい、隠れるのがとても上手な稚魚がいるため、メスをいれてしまうとメスに食べられてしまうという状態でしたので、そのままで様子をみることにしました。 (水槽の壁はFRP製の擬岩で、そこに小さな穴が空いており、手が届かない裏側へ隠れてしまっていました)   しかし、半年以上たっても子供の方は餌の時間だけ隠れ家からでてきて、餌の時間が終わると隠れ家に帰って見えなくなってしまうという展示泣かせな子でした・・・・   が、お父さんと仲良い感じでしたので、このまま展示を続けること、   一年・・・・・・     大きくなりました!     左が子供で右がお父さんです。     凄く臆病な性格で、目が合うと奥にひっこんでしまいますが、人に対して好奇心があるのかたまに寄ってきたりします。   そして、成長するにつれて、体が大きくなり隠れ家である、だんだん穴に入ることができなくなってしまったようで、現在では堂々とした姿がみることができます!   隠れたり出たりを繰り返していたので、なかなかお知らせできずすみません・・・・この場にてひそかに書かせていただきます。   幼魚のころもよく父親の体にくっついていましたが、今でも隠れる場所は親の体のようで、   とても可愛らしいです。   ということで、 まだしばらくはペア展示ではなく、親子展示を継続していきますので是非見に来てくださいね!   それではまた!   *ドワーフスネークヘッドは個体によって違いはありますが、気性が荒く、同種を一緒に水槽で飼育するとなると、特殊な状況でない限り闘争が起こります。   Tweet

たくらむ ふたり
  • 企画展・特別展示

たくらむ ふたり

最近、そわそわ何かをたくらんでいる飼育スタッフが2人いるんですよ~ な~にぃ~??? やっちまったなーー!! 僕らは黙って… 準備 機材の調整中 ※大島(手前)と 河合(奥) やっちまってはいないですが 企んでいるのは間違いない! 実は.. 4月12日からぶらっとブラジルへ行ってきます。 夏の企画展の準備で南米の大湿原パンタナールに突撃取材です。 パンタナールってどんなところなのかを皆さんに伝えるために現地で体当たりレポートをしてきます。 右も左もわからない場所、 英語もほぼわからない、 現地の言葉ポルトガル語なんてもっとわからない… パンタナールに関連する情報を集めてみれば 草むらに入ればダニに襲われる 皮膚の中に卵をうむダニ(スナノミ)もいる 水に入ればワニやアナコンダ 大きなヒルも体にくっつくとか… 他にも黄熱病だの狂犬病だの病気もいろいろと… 心配事はつきないですが 渡航先のパンタナールは生物の宝庫 カピバラにジャガーにオオカワウソ、オオハシやコンゴウインコなど大型で綺麗な鳥 そしてたくさんの魚に出会えるチャンスでもあります。 ダニやヒルにやられるのもいい経験だと思えば楽しめるはず! 現地でどれだけ多くの生き物に出会えるのかは未知。 こればかりは運ですから…。僕ら二人がもっているかもっていないか試されるのも間違いないですね。 ということで事前にやれることはしっかり計画的にやっておかねば! 出来るだけ多くの経験を積んで皆さんにパンタナールの魅力をお伝えしたいと思います。 現地からもできるだけ情報をお伝えする予定です。 夏の企画展 乞うご期待!!   Tweet

近ごろのタンガニーカ湖の魚
  • アクア・トトの生き物

近ごろのタンガニーカ湖の魚

こんにちは。 アクア・トトには、「タンガニーカ湖の魚」という名前の水槽があります。 アフリカンシクリッドとナマズの仲間を中心に、20種以上が展示されているのですが、 近ごろなんだかこの水槽がにぎやかしいことになっています。     例えば、ネオランプロローグス・ブリチャージ。 あちらこちらで繁殖していて、大家族を形成しています。 石のすき間には、親と子が固まっていて、 おまけにヘルパーらしき姉や兄にあたると思われる若魚もそばにいます。   続いて、ジュリドクロミス・レガニィ 25cm四方ほどの平らな場所を居場所としているようで、大小さまざまなサイズが集まり、なんだか集落のようです。 こんなジュリドクロミスの集落が水槽内には3か所もあります。     そしてこちらは、トロフェウス・ドゥボイシー。 数は少ないのですが、幼魚がいました。 これまでドゥボイシィの幼魚はほとんど確認できていなかったので、 ドゥボイシィ押しの私としては、見つけた時、かなりうれしかったです。 親と離れて、石のすき間で懸命に自分の命を守っているようでした。   となりの石のすき間には、近縁種のトロフェウス・モーリィの若魚がいて、 鉢合わせするとドゥボイシィを追い払っていました。 つい、「やめろー!!」と思ったりもしましたが、つかず離れず、 ずっとその場所にいるので、大丈夫なんでしょうね。   タンガニーカ湖水槽は、ふだんから稚魚や子育ての様子が見られる水槽ではありますが、今はふだん以上。 活気があっていいですね。   Tweet

1年って大きい
  • アクア・トトの生き物

1年って大きい

こんにちは。 ちょうど昨年の今頃に「初々しいちびっこイシガレイの展示を始めました」とお知らせしました。 あれから1年、あっという間に過ぎたように感じますが、初々しかったちびっこイシガレイは立派に大きくなりました。 お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、 現在はとなりの「河口の魚」水槽で、でーーーんとしています。 イシガレイは、体色を砂地に似せるのが本当に上手で、見つけるのは難しいのですが、 この個体は、隠れることよりもエサをもらうことを重視しているらしく、わりと姿を見せてくれています。 特に、エサの時間には擬態なんかそっちのけで、むき出しの姿で待っています。 立派になったイシガレイ見つけてあげてくださいね。   さて、今年も春になり河口の浅瀬にはたくさんのちびっこイシガレイがいました。 というわけで、アクア・トトの「河口の生きもの」水槽でも展示を再開です!   現在は全長3cmほど。ひらひらと舞いながら、お腹がはちきれそうになるぐらいエサを食べています。 全長3cmほどのイシガレイ、これが1年でこんなにも成長するのかっ! と、となりの水槽と見比べてお楽しみいただけるといいなと思います。   Tweet

メンバー紹介
  • 企画展・特別展示
  • 日本の淡水魚

メンバー紹介

こんにちは。 現在の開催されている企画展の終了が近づいてきました。 以前、ボウズハゼの仲間が展示してある水槽をご紹介したときは展示種について触れませんでしたが、こちらでは6種類展示しています。展示しているコンテリボウズハゼは海外に生息するものになりますが、それ以外はすべて日本のどこかで見ることができる種類です。 アカボウズハゼ ルリボウズハゼ ヨロイボウズハゼ カエルハゼ コンテリボウズハゼ ナンヨウボウズハゼ   婚姻色というテーマのわりに、控え目な色の出方となっていますが、 なんとか展示が成り立つくらいの色を保ってくれています。 期間中観察していると、日によって、時間帯によって色の濃淡も変化することがわかりました。 もっと最高の状態をお見せしたかったですが、まだまだハゼの気持ちがわかっていないようです。 婚姻色というテーマでいえば、他の魚の選択肢もあったわけですが、今までに展示したことない種で、アクア・トトらしさを表現しようと悩んだ結果がボウズハゼの仲間でした。 淡水魚が好きな方のために用意した水槽でもあります。   他の水槽でも、なぜこの魚を展示したのかという意味がありますので、そのあたりも想像していただきながら、楽しんでいただけると嬉しく思います。 Tweet

二枚貝
  • アクア・トトの生き物

二枚貝

こんにちは。 みなさんは二枚貝というと、アサリやシジミを思い浮かべるでしょうか。 よく名前を聞くことに加え、食べてもおいしいので身近な存在としてあると思います。 では、このような二枚貝を見たことがある方はどれくらいいるでしょうか。 私たちの身近な川や用水路に生息しており、 一般的にはドブガイやイシガイなど(以下、ドブガイ類)と呼ばれることが多いですが、 大きさや貝殻など違いもあり、色々な種類が生息しています。 このまえドブガイ類を採集に行ったときの様子ですが、 カタハガイ、オバエボシ、トンガリササノハガイなども採れました。 魚みたいに泳ぎ回ることもなく、繁殖期にみられる婚姻色があるわけでもないので、控えめな存在かもしれません。   これらのドブガイ類をタナゴの仲間やヒガイの仲間が産卵に利用します。ドブガイ類がなければこれらの魚は子孫を残せなくなります。 そんな重要な役割をになうドブガイ類は、全国的にみても個体数の減少が著しいです。 学生のころには、1000か所以上もの地点を回ってドブガイ類の生息状況を調べたりしていましたが、良好な生息地は少なく、それぞれの生息地においても細々と生き残っている感じでした。   これらの二枚貝は、砂や砂利などにうまって生活しますので、底質の環境が重要になってきます。 ため池の場合では、底のほうにヘドロが溜まってくると、水をぬいて環境を改善する池干しやどび流しなどと呼ばれる作業が行われたりします。 池の底が天日干しされることによって、泥の状態が良くなり、再び水を入れた時にはドブガイ類のエサとなるプランクトンも増えていきます。   ドブガイ類が繁殖するときにはグロキディウムという幼生を体内から放出して、一時的に魚の体やエラなどに寄生します。 魚にとっては寄生されると結構大変なようで、 あまりに多く寄生されると、魚の体もボロボロになってきます。 魚に寄生している間は、魚が移動することでグロキディウムも一緒に移動します。 寄生期間が終わると、魚からはなれて底に着底していきますので、グロキディウムは魚の力を借りて広域に拡散していきます。   自分たちの身近に、足元に、さらにその砂や砂利の中になにがいるのか、調べれば調べるほどおもしろさがわいてきます。 Tweet  

春ですね
  • アクア・トトの生き物

春ですね

こんにちは。春ですね。 外を歩けば、梅の花が咲いていたり、土筆をとっている人がいたりして、 もうすっかり春なんだなと感じられるようになりましたね。 アクア・トトの館内もずいぶんと春めいてきました。   たとえば4階の長良川上流の生き物コーナーでは、   アズマヒキガエルが抱接中↓ ナガレヒキガエルも抱接中↓ ちょっとすすんだその先では、 ナガレタゴガエルが抱接中↓ 3階の岐阜県の希少淡水魚コーナーでは、 婚姻色に彩られたシロヒレタビラのオスがいて、 産卵母貝となるカタハガイの近くをうろうろしています。 ときどきメスと寄り添って泳いだりもします。 こんな姿を見ると、 お、みんながんばってますね!わたしも1日がんばりますよ! という気分になれます。   あと、春とは関係ありませんが、先日、長良川中流コーナー「ゆるい流れの水槽」に、 新しいニゴイを入れました。 前からいる大きなニゴイや、同居するナマズやウグイたちにもまれながらも、たくましく生きています。 きれいな個体なので通りかかったらチェックしてみてください。 日本の生き物の多くは、季節によって活動パターンが変わり、 冬には冬の、夏には夏の行動のおもしろさがあると思います。 その中で、春は、繁殖期をむかえる生き物が多いことや、温度が上がって活動的になること、 そんな理由から1番見ごたえのある季節ではないでしょうか。   淡水魚って地味ぃ…。って思われている方に、ぜひ春のアクア・トトに来ていただきたいです。   Tweet

カピバラのプール開き
  • カピバラ

カピバラのプール開き

こんにちは。   だんだんと寒い冬も過ぎ去り、暖かい春がやってきますね。   寒さが大の苦手な私からしたらとても嬉しく、さらには夏が待ち遠しくて仕方ありません。   そんな今日この頃ですが、夏を待ちわびているであろう動物がここにもいます。 カピバラです。 暖かい南米アマゾンに生息しているカピバラ達にとって、岐阜の冬は寒い!! 泳ぎが得意なのに水に極力触れないように水を飲んでいます。 泳いでもらうためのプールですが、やはり寒い冬は少したりとも入りたくないようです・・・   ですが、その寒さも緩和されてきました。そろそろ泳げるのではないか、ということで、3月21日からカピバラ達の「プール開き」を開催中!!   残りの期間は、   23(土)・24(日)・30(土)・31(日) の4日間です。   プールには普段与えている好物の牧草も入れるので、立ち泳ぎしながらもぐもぐ食べている姿をご覧いただけるかと思います。   控えめに言いますが、とっっても可愛いです。   今年はさらに、春をイメージしお花も浮かべていきますので春の訪れを感じて頂けるのではないでしょうか。   では、ここからは、特別ガイドをさらに楽しんでいただくためにカピバラ達の見分け方をご紹介いたします!   当館のカピバラはオスの4兄弟です。 簡単に特徴を説明すると・・・   リオは一番体が大きく、他のこに比べると白っぽい毛をしています。ラーゴは一番体が小さく、目がクリッとしています。アグアは鼻先に傷跡があります。   パンタは毛がくせ毛みたいに外側にはねています。 (*アグアとパンタは体重もほぼ同じで似ているのでご注意ください!*)   こんな感じでしょうか。ここで先ほどの写真をもう一度。 分かりましたか?   ・・・いや、わかるかーい!って思ったそこのあなた。   大丈夫です。今回の特別ガイドではもっとわかりやすい見分け方があります。(いじわるしてごめんなさい!笑)   カピバラの飼育場所には、大きなプールと、浅いプールがあります。浅いプールにはパンタが入水予定ですので、すぐにわかるかと思います。残りの3頭は大きなプールに入水予定です。   しかし!   なんとアグアはこの大きなプールに入ることができないのです。水自体は怖くないようですので、なにがダメなのかはっきりとしたことはアグアに聞いてみないと分かりませんが、大きなプールには入らないように丘の上から必死に首を伸ばして牧草を食べているはずです。そのこがアグアです。   となれば、あとはプールに入っているのは大きなリオと小さなラーゴです。   たまに親子に間違われるくらい体格差があるので見分けることが出来ると思います!   まとめると、 ・浅いプールにいるのがパンタ ・丘の上にいるのがアグア ・泳いでいる大きいカピバラがリオ ・泳いでいる小さいカピバラがラーゴ です。   これで、完璧!   ぜひ、全頭見分けて名前も呼んであげてくださいね。   では、大事なことなのでもう一度。 残りの期間は、 23(土)・24(日)・30(土)・31(日) の4日間です!   春の花がとても綺麗ですので、“映える”こと間違いなし! 沢山写真を撮って、SNSなどに沢山投稿してあげてくださいね。 皆さんのご来館を心よりお待ちしております!!     *追伸* (先ほどの答えです)   Tweet

一匹狼
  • 日本の淡水魚

一匹狼

こんにちは。 こちらの魚は何の稚魚かおわかりになるでしょうか? まだまだ小さいので親の姿を想像するのは難しいと思います。 正解はイチモンジタナゴの稚魚です。成魚と似ているところと言えば、 なんとなく細長い体つきでしょうか。   当館では毎年、イチモンジタナゴの繁殖も実施しておりますが、 去年の繁殖した稚魚を見ていた時、明らかに見た目が違う個体が一匹いました。 まだ数センチの大きさですが、真っ白な個体です。 いわゆるアルビノ(白化個体)です。 色々な場所で魚をみていると、自然界でもたまにアルビノの生き物を みることはありますが、ふつうの体色より目立つこともあり、 捕食されやすいなどもあるようで、出会う確率は低いようです。 同じように変わった個体として、透明な鱗をもっている魚も見かけることもあります。 こちらはタイリクバラタナゴの透明鱗個体です。 場所によっては、このような変わった個体と出会いやすいようなところもあるように思います。   これはこれで良さもありますが、個人的にはありのままの状態が好きです。 アルビノのイチモンジタナゴも飼育下という安全な場所で順調に育っています。 展示できる日もくるかもしれませんので、そのときは改めてお伝えさせていただきます。   Tweet

大家族
  • 日本の淡水魚

大家族

こんにちは。 当館の下流の水槽にいるオイカワについては、 何度かご紹介してきたことがありますが、 2017年の途中からこちらの水槽で展示するようになりました。 最初は20匹程度でしたが、水槽内で繁殖を繰り返して 現在はご覧のような感じに。 繁殖する様子が観察できたり、あわよくば稚魚が育つといいなぐらいのこと を考えていましたが、想像をはるかに超えていました。 何匹くらいいるでしょうか、相当な数まで増えました。 この水槽はオイカワにとって良い環境なのでしょう。   自然の川で環境が一変しても、オイカワはしっかり生き残っていることを 見かけたりますが、この水槽内で繁殖する力強さを目の当たりにしたら納得できます。 生き物はいつでもその時その時で変化に対応しながら、自分たちの想像を超えて適応していく姿を見せてくれるように感じます。   先日、オイカワが好きなお客様が来館されており、 あれこれお話する機会がありました。 最近オイカワのオスが見かけないけど何かあったのか、すごく元気に飼育されているがどんな水を使っているのか、エサはどんなものをあげているのかなど。 冬の間は水温も低く、オスの婚姻色もなくなり、エサも控えめに食べる程度となっていましたが、気温が上がりつつある今、またオイカワが水槽を盛り上げてくれる日の足音が聞こえてきたように感じます。 冬の銀色に輝くオイカワも良いですが、婚姻色が出たこんなオイカワも早くみたいものです。   Tweet

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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