おもしろ飼育コラム

気温が上がってきましたので…
  • 爬虫類

気温が上がってきましたので…

こんにちは。 最高気温が30度に達することもあり、急に暑くなってきましたね!   当館のアルダブラゾウガメも小屋から出て、外で過ごすようになりました。 といっても、夜はまだ気温が下がるので日中のみ外に出ています。   開館前に小屋を見に行くと… 私のことを待っていたかのように窓からこちらを見ています。 「早くお外に出たいなあ、扉を開けてよー」なんて考えているのでしょうか?   早速、扉を開けると 我先へと出てきます。押し合いにもなったりします。 外に出ることができて満足気なゾウガメたち。 その後は、みんな自分の好きな場所で休憩したり、日光浴したりしています。   さらに、お昼から夕方にかけての時間には、   こんなふうにスヤスヤと寝ていることがあります。 そーっと近づいて耳をすませてば、スーッスーッという寝息を聴くこともできます。 とてもゆったりとした気持ちになれますので、もしチャンスがあればぜひ、聴いてみてくださいね!   Tweet

カリフォルニアアシカのツボミが永眠しました
  • アシカショー

カリフォルニアアシカのツボミが永眠しました

ツボミが5月12日、この世を去りました。 朝方、元気な姿を見ていただけにとてもショックなことでした。 死因は、現在調査中です。     ほんとは、3月からマリンと同じショーが出きるまで、成長しました!!という、ブログを書く予定だったので、とても悲しく思います。   今まで、ツボミの応援をしていただいた皆様にちゃんと報告がしたいと思い、ブログを書くことにしました。   つぼみ成長記最終回です。     今年の3月でツボミがアクア・トト ぎふにきてちょうど6年がたちました。   6年前は、ツボミもまだまだ体が小さく、周りの音や人の動き、小さな虫にまでビックリするような、ビビりな性格をしていました。   ですが、少しずつ、ほんとに少しずつでしたが、音や人に慣れ、虫にも興味を示して、ずっと見ていたり、追いかけて遊んだりという行動をするようになっていきました。 自ら、私たちスタッフやお客様の近くに寄っていくこともあり、いろいろな物事に興味をもち、好奇心旺盛なアシカに成長していきました。   遊びの時間では、ボール遊びが大好きで、スタッフにボールを投げてきて、投げ返して欲しそうに待っているなんてこともありました。   トレーニングの時間は、すぐに部屋に戻るなど落ち着かないことが多く、とても苦労しました。 ですが、 時が経つにつれ、すくすく成長し、何をするにも全力で、肝の据わったアシカになっていきました。(ビビりがなくなったわけでは、ありませんでしたが・・・)   たまに滑って転んだりしている姿はとても可愛かったです。   ツボミは、 何をするにも全力で、一生懸命。 ビビりだけど、いろんなことに興味津々。 ドジでとっても可愛いアシカでした。   ツボミがいなくなって数日が立ちましたが、スタッフ一同、いまだにツボミロスが続いております。   ツボミから私たち飼育員はいろいろなことを教わりました。   そして、ここからは、私個人の話になりますが、 ツボミがアクア・トトに来る少し前に入社し、新人にも関わらず、ツボミの担当者として、当時からずっと関わることができました。   小さい子供のアシカを一からトレーニングしたこともなく、わからないことだらけでしたがとても楽しく、とても良い経験をさせてもらいました。 苦労することも悩むこともたくさんありましたが、その分、できなかったことができるようになったり、少しずつ私のことを見てくれるようになったりしたときは、とてもうれしかったです。 ツボミの生涯を一緒に過ごすことができ、感謝しています。   ツボミからもらったこの経験や気持ちを、今飼育している動物たちに還元できるよう努力していきたいと思います。       最後に、今までツボミの成長を見守り、応援をしてくださった皆様にも感謝いたします。   本当に、本当に、ありがとうございました。   Tweet

この黒い塊は!?
  • 日本の両生類

この黒い塊は!?

突然ですが、この黒い塊のようなもの何かわかりますか?     もっとズームしてみましょう。 正解はナガレヒキガエルの変態し上陸した幼体です。   なぜこの写真をおみせしたのかといいますと、開催中のイベント「トトベビーのトトデビュー」で、展示中のナガレヒキガエルのオタマジャクシたちが続々と上陸を始めたので、告知せねばと思いブログを書いております。     ナガレヒキガエルは4月から5月にかけて山の渓流中で繁殖を行いますが、今年、当館ではやや早い3月24日ごろに卵を産みました。 一匹のメスから産まれる卵は2500から4000個ほどにのぼるようで、すごい数です。   そして、当館で産まれたヒキガエルたちの現在の様子はこちらでして、   あしが生えてたり、尾が生えてたりと様々で、   このように上陸している幼体もいます。   更におもしろいのが、「オタマジャクシ」と「変態している途中」と「変態して上陸した」を見比べてみると、個体差はありますが、あんまり大きさが変わりません。   てっきりオタマジャクシの時に、少し成長して大きくなってからカエルになるのかなと思っていましたが、むしろオタマジャクシの頃より、縮んでいないか?ってくらいに見えてしまいます。 ただ、そんなナガレヒキガエル   大人になるとこんなにも風貌が変わるのでギャップにびっくりしますよね     最後に、   こちらの写真は、バックヤードで飼育しているアズマヒキガエルですが、習性のためか、夜はほとんど石の上に集合します。   時には、他にスペースが空いているのにも関わらず、カエルピラミッドができるほどぎゅうぎゅうになっています。   ちょっと敬遠されがちなヒキガエルたちですが、オタマジャクシから大人までとても可愛いですので、ぜひこの機会にトトベビー水槽にて観察してみてはいかがでしょうか。   Tweet

ホトケドジョウが産卵しました
  • 日本の淡水魚

ホトケドジョウが産卵しました

こんにちは。10連休、終わりましたね。 おかげさまで10連休中は、たくさんのお客様がお越しくださいました。 ありがとうございます。 もちろん10連休が終わった後も、変わらず水槽をピカピカにして、みなさまをお待ちしております。   さて、5月に入り、春夏産卵型の魚たちの繁殖が本格的に始まりました。 例年通りに、ハリヨやウシモツゴ、タナゴやヒガイの仲間など数種の繁殖に取り組んでいます。 今年はそれらに加え、うれしいことがありました。   それは、ホトケドジョウが産卵したことです。   ホトケドジョウは丘陵地の湧き水を水源とする小川や湿地などにすんでいます。 環境省のレッドリストでは絶滅危惧ⅠB類、岐阜県では準絶滅危惧種に指定されています。 ドジョウの仲間は全般に、飼育下での繁殖が難しいと言われているなか、 このホトケドジョウは比較的容易に繁殖する。んだそう…。 絶滅危惧種であるうえ、個人的にこのホトケドジョウが好きなこともあって、 4年前からホトケドジョウの繁殖を夢見てきました。   比較的容易といわれているぐらいだから、できるだろう。と、たかをくくっていましたが、 1年目は親魚が病気になり失敗。 2年目は、たくさんの卵を産んでくれるといいなぁ~。 なんていう思いから、欲張ってたくさんの親魚で試みたせいか失敗。 3年目はメスのお腹がいまいち大きくならず失敗…。   そして今年、こりもせず一人ギラギラと「産ませてやる!」と意気込んでのぞんだのでした。 今年といっても、親魚を選んだのは去年の夏のこと。 この時期はオスかメスかの見分けが難しく、勘を頼りに10匹を選び繁殖用水槽に移動しました。 3度の失敗を糧にして、繁殖用の水槽は、透明なアクリルガラス製ではなく、四方からは見えないFRP製のものを選び、魚へのストレスを減らしました。   繁殖期が間近にせまった3月末、10匹の状態を確認したところ、 お腹がぷっくりと膨らんだメスが3匹いました。 この3匹と、オスらしき4匹を選び、産卵を待つことにしました。 卵を産み付けられるように木の根っこを入れ、 何日かおきに、卵がないかを確認しました。   そして4月22日、ついに根っこに変化あり!! とても小さく直径1mm程度の卵らしきものが、根っこに付いていました。 写真撮影してみると… 卵に間違いありません!しかもちょっと体もできかけている! あまりにうれしくて、この画像を見せびらかした私です。   翌日は、卵を見るのを楽しみに出勤してきました。   そしたら、なんと!早くもふ化しており、 大きな卵黄をかかえた全長4mmほどの仔魚が誕生していました。 (ふ化までにかかる時間は、水温20℃では3日、25℃では1~2日といわれます。) ふ化した当日は、ほとんど動かず、底に横たわっているだけでしたが、2日後には泳ぎだし、 シオミズツボワムシやブラインシュリンプなどの小さな動物プランクトンを食べるようになりました。 ところで、ホトケドジョウの仔稚魚には浮遊期があるとのことですが、 今のところ浮遊しているよりも、底ちかくにいることのほうが多いですね。 初めの産卵でふ化したのは14匹でしたが、 その後も、2~3日おきに10個ぐらいずつ産卵するといった状況が、今もまだ続いています。   最初に生まれた個体は、全長1cmをこえ、 ホトケドジョウらしくずんぐりとした体つきになってきました。   このままいけば、夏休み前には展示水槽でおひろめできるかもしれません。 お客様に見ていただけるのが、今からとても楽しみです。   Tweet

帰国しました!
  • 企画展・特別展示

帰国しました!

みなさん こんにちは 河合です。 南米のパンタナールから大島&河合は無事に帰国しました。 現地では、ほぼ毎日、朝早くから夕方まで川に入り、ハードな日々を乗り越え、大きなトラブルもなく帰国できました。 現地から写真や動画を送り、アクア・トトの公式Twitterで現地レポートをいくつか紹介させていただきましたが、ご覧になりましたか? 毎回、楽しみにしてくださった方もたくさんいらっしゃったようで、とてもうれしかったです。 毎日、ブラジルでもTwitterをチェックしていましたよ!ありがとうございました。 まだご覧になっていない方は是非チェックしてみてくださいね。 アクア・トトぎふ 公式twitter 現地に行けば、生き物はたくさんいていろんな生き物に出会えるだろうと期待しながら行ってきましたが、そこはやはり自然相手…。思うように生き物に出会えませんでした。 そんな悔しさもありましたが、我々が見てきたパンタナールという場所を夏から始まる企画展で表現しようと思います。 きっとみなさんが思い描いているブラジルの川のイメージとは違っていると思いますので楽しみにしていてください。 どこかで現地の体験談もみなさんにお話できればな~と思います。 それでは!   Tweet

隠れ上手なカエルたち
  • 企画展・特別展示

隠れ上手なカエルたち

早いもので、企画展「美しきカエルの世界」がはじまって2週間が過ぎようとしています。   春は気温変動が大きく、温度管理に非常に気を遣うので、飼育係としてはいまだ落ち着かないというか気が抜けない感じです。   さて、今回の企画展のタイトルに「美しきカエル」とついていますが、 美しいのはカエルだけではありません。 水槽内のレイアウトも「美しく」をモットーに準備を進めてきました。   ペットとしても有名なマルメタピオカガエル(バジェットフロッグ)も、 しっかりとレイアウトすると実にいい感じです。   ただし、レイアウトを凝りすぎると、カエルたちが隠れて全く見えなくなってしまうので、 いい塩梅にするのが腕の見せ所といったところでしょうか。   今のところ、カエルたちに大きく負け越し…。   例えば、 アマゾンツノガエル水槽。 何も見えません…。   裏に回って上からのぞくと、 石組みの小さな隙間に入り込んでいます。お見事です(泣)。 できるだけカエルたちにストレスなく、見やすく、美しい水槽を展示するべく、こちらもまだまだ気が抜けません…。   あ、話はまるっと変わりますが、先日ゴライアスタイガーフィッシュがまたまたフガフガ状態になりました。 (フガフガ状態はこちらを参照) この記事がアップされる頃には、ピッキピキに輝く白い歯が並んでいることでしょう。 多くのお客様がいらっしゃるゴールデンウイークに向けて、準備万端です。 我々も負けずに水槽をピッキピキに掃除しなくてはいけませんね…。   Tweet

ゾウガメの見分け方
  • 爬虫類

ゾウガメの見分け方

このブログでも春らしい投稿がちらほら見られますが、当館入ってすぐのアルダブラゾウガメも暖かくなり外に出られるようになりました。   さて、今回は「ゾウガメの見分け方」と題しましたが、3月にカピバラの見分け方についてカピバラブログがありましたよね?   それを読んだお客様から「見分け方助かります!」といったコメントをいただいていました。     そこで今回はゾウガメの見分け方をご紹介します。   ゾウガメ展示場にも大きさと名前の看板はありましたが、       うーんこれでは見分けがつきづらいですねえ…     そこで!今からビシッとアピールしますのでぜひ覚えてくださいね!! ゾウガメのほうが簡単です多分。笑     まず最初はこの子。 甲羅がつるつるしているコマチです。     そして次。 一番小さいチョコ。他の4頭と比べて断トツで小さいのですぐ分かるかと思います。 そしてその小ささがとてもかわいらしいです。     次がこの子。   甲羅がデコボコしているデコ。名前の由来も甲羅からきているんだとか。 甲羅だけでみてしまうとチョコもデコボコしているので、デコボコで大きい子がデコと覚えていただけたらいいですね。     そして残りの2頭は少し迷うかもしれません。 でも大丈夫。 こちらは当館のゾウガメの中で1番大きいナッツ。4月に測定した最新の体重ではなんと83.4㎏! カメラ目線ド迫力写真いただきました。   そして最後がマール。   正直、説明しやすい特徴がなくて…笑(ごめんねマール) 今では何となく見分けがつきますが最初は消去法でこの子がマールと覚えました。     さあさあ、ではこれで覚えていただけましたかね??   タイミングが合えばみんなでごはんなんてシーンも見られるかもしれません。     こうやってみんなでいたほうが分かりやすいですね。   違うアングルから。   では手前から反時計回りに小さいチョコ、大きいマール、つるつるコマチ、デコボコのデコ、最後にマール。   もう完璧ですね!     覚えていただけたところでのお知らせです。   今年も開催します。 大人気、ゾウガメに小松菜をあげられる「ゾウガメふれあいイベント」 4/27~秋ごろまでの土日祝、G.W.中は毎日開催です。 あと、昨年までと時間が変わり 10:00~14:00 となりましたのでご注意ください。   名前も覚えて愛着湧くこと間違いなし。 ぜひ会いに来てください。 Tweet

トトベビーのトトデビュー!
  • イベント

トトベビーのトトデビュー!

4/27より特別水槽「トトベビーのトトデビュー」が展示されます。 今回はその中で、スイゲンゼニタナゴについてお話します。   当館のスイゲンゼニタナゴは、(公社)日本動物園水族館協会の種保存事業の一つとして毎年繁殖させ、その一部を展示し、皆様にご覧いただいています。   本来スイゲンゼニタナゴは、二枚貝に産卵して繁殖しますが、当館では安定的に毎年100尾程度の繁殖個体が得られるように、人工授精により繁殖を行っています。   人工授精とは、人の手によって卵と精子を取り出して受精させることです。 赤矢印のように産卵管の伸びた成熟したメス個体の腹部を軽く押すと卵が出ます。     同様にオス個体も腹部を軽く押すと精子が出ます。     その卵と精子をシャーレ内で混ぜ合わせてしばらく放置した後、受精卵をビーカーに移して発生を待ちます。   受精卵は発生が進んで、徐々に魚らしい形に姿を変えていきます。     今年も人工授精を行って多くの稚魚が得られたので、「トトベビーのトトデビュー」で展示することになりました。今は餌のブラインシュリンプも食べるサイズになり、十分に展示可能な大きさに成長しました。     トトベビー水槽で展示しているスイゲンゼニタナゴのベビー達をご覧いただければと思います。   Tweet

ドワーフスネークヘッドの親子展示
  • アクア・トトの生き物

ドワーフスネークヘッドの親子展示

みなさんこんにちは   春が深まり、ポカポカした陽気な日も多くなってきて、外出するのがとても楽しくなってきましたね。   寒がりでスギ花粉に凄く弱い私には、ようやく待ちに待ちに待ちーーに待った季節の到来です。   さて、一昨年の冬ごろにドワーフスネークヘッドの産卵のご報告をさせていただきました。   こちらの記事です↓   先日ご紹介しましたドワーフスネークヘッドのペアがすでに産卵していて、稚魚を発見しました!オスは口の中で卵や稚魚を保護し、メスは自分の卵をエサとして与える子育てを行い「エッグフィーダー」とよばれます。しばらくはそのままペアの子育てをそっと見守る予定です。 pic.twitter.com/VNrmFfnvWU — 世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ (@aquatotto) December 18, 2017   短い期間でしたが、ペアで展示を開始したドワーフスネークヘッドがわずか9日で卵を産み、両親が稚魚になるまで子育てを行い、親子で水槽を泳いでいるのをお見せすることができました。       雑誌に取り上げていただいたり、当館で配布しているカレンダーなどにも登場したりと大活躍でした。     そして、一年ちょっと前、こういったブログを書きました。   「ドーフスネークヘッド稚魚展示終了のお知らせ」   更に、最後のほうに次の文章を残して終了していました。   展示水槽での稚魚展示は終了し、バックヤードの水槽で飼育を行っていきます。(ですが、隠れるのがとても上手な稚魚がいて、なかなか捕まらずもしかしたら2.3匹残っているかもしれません)   みなさまには、いずれこの小さい姿から大きく成長した姿をお見せしたいと思いますので、どんな成魚になってくれるか楽しみにしてくださいね。   では、子育てを温かく見守ってくださりありがとうございました。 *引き続きペアでの展示です     で、今回のブログは・・・   では、一年たったその後どうなったでしょうか!   という話です。     まず、ペア展示を続けていく予定でしたが、稚魚たちを回収した後、だんだんと両親の闘争が始まってしまい一緒にすることが困難になってしまったこともあり、一度メスの方をバックヤードへ下げていました。ペア展示でなく、すみません・・・   その後しばらく時間を経て落ち着いたころ合いをみて、再度ペア展示を試みようとしましたが、水槽には回収することの難しい、隠れるのがとても上手な稚魚がいるため、メスをいれてしまうとメスに食べられてしまうという状態でしたので、そのままで様子をみることにしました。 (水槽の壁はFRP製の擬岩で、そこに小さな穴が空いており、手が届かない裏側へ隠れてしまっていました)   しかし、半年以上たっても子供の方は餌の時間だけ隠れ家からでてきて、餌の時間が終わると隠れ家に帰って見えなくなってしまうという展示泣かせな子でした・・・・   が、お父さんと仲良い感じでしたので、このまま展示を続けること、   一年・・・・・・     大きくなりました!     左が子供で右がお父さんです。     凄く臆病な性格で、目が合うと奥にひっこんでしまいますが、人に対して好奇心があるのかたまに寄ってきたりします。   そして、成長するにつれて、体が大きくなり隠れ家である、だんだん穴に入ることができなくなってしまったようで、現在では堂々とした姿がみることができます!   隠れたり出たりを繰り返していたので、なかなかお知らせできずすみません・・・・この場にてひそかに書かせていただきます。   幼魚のころもよく父親の体にくっついていましたが、今でも隠れる場所は親の体のようで、   とても可愛らしいです。   ということで、 まだしばらくはペア展示ではなく、親子展示を継続していきますので是非見に来てくださいね!   それではまた!   *ドワーフスネークヘッドは個体によって違いはありますが、気性が荒く、同種を一緒に水槽で飼育するとなると、特殊な状況でない限り闘争が起こります。   Tweet

たくらむ ふたり
  • 企画展・特別展示

たくらむ ふたり

最近、そわそわ何かをたくらんでいる飼育スタッフが2人いるんですよ~ な~にぃ~??? やっちまったなーー!! 僕らは黙って… 準備 機材の調整中 ※大島(手前)と 河合(奥) やっちまってはいないですが 企んでいるのは間違いない! 実は.. 4月12日からぶらっとブラジルへ行ってきます。 夏の企画展の準備で南米の大湿原パンタナールに突撃取材です。 パンタナールってどんなところなのかを皆さんに伝えるために現地で体当たりレポートをしてきます。 右も左もわからない場所、 英語もほぼわからない、 現地の言葉ポルトガル語なんてもっとわからない… パンタナールに関連する情報を集めてみれば 草むらに入ればダニに襲われる 皮膚の中に卵をうむダニ(スナノミ)もいる 水に入ればワニやアナコンダ 大きなヒルも体にくっつくとか… 他にも黄熱病だの狂犬病だの病気もいろいろと… 心配事はつきないですが 渡航先のパンタナールは生物の宝庫 カピバラにジャガーにオオカワウソ、オオハシやコンゴウインコなど大型で綺麗な鳥 そしてたくさんの魚に出会えるチャンスでもあります。 ダニやヒルにやられるのもいい経験だと思えば楽しめるはず! 現地でどれだけ多くの生き物に出会えるのかは未知。 こればかりは運ですから…。僕ら二人がもっているかもっていないか試されるのも間違いないですね。 ということで事前にやれることはしっかり計画的にやっておかねば! 出来るだけ多くの経験を積んで皆さんにパンタナールの魅力をお伝えしたいと思います。 現地からもできるだけ情報をお伝えする予定です。 夏の企画展 乞うご期待!!   Tweet

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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