ナナフシ、ってご存知ですか? 木の枝にそっくりな昆虫として有名ですよね。 けれど「名前は聞いたことあるけど、見たことない」という方も多いのではないでしょうか。 そこら中にたくさんいる虫なのですが、その特徴のとおり枝に紛れてなかなか人目につきません。まさに「かくれじょうず」。 ということで、現在トト・ラボにて、ナナフシモドキ(ナナフシ)を展示しております! 何匹いるか分かりますか? ちょっと1匹出てきてもらいました。節くれだった感じとか、ほんとに枝っぽいですね。 このナナフシモドキ、4月からずっと飼育しているのですが、こんな発見もありました。 ナナフシの仲間はとても足が取れやすい生き物です。展示するために捕まえた個体の中にも、足が1本ないものを見つけました。 「あー、足取れちゃってる。これ、また生えてくるのかな・・・」 そう思ってよく見ると、そこにはすでに小さな足が生えかけていました(矢印)。 あれ、でもなんか変だぞ・・・足が丸い・・・?? 写真を拡大してみると、確かに足の先がくるりと丸まっています。なんだこれ。 調べてみるとナナフシモドキは、足が取れてしまった時、 足取れる→脱皮→丸まった足が生える→脱皮→足が伸びて元の長さに戻る という過程を経て、元通りになるんだそうです。 知らなかったなー。でもどうして丸まってるんだろう? ナナフシモドキはアクア・トト ぎふがある公園内にもたくさんいますので、トト・ラボで特徴を覚えたら探しに行ってみてはいかがでしょう? エノキやアキニレ、サクラの葉によくくっついています。 Tweet