おもしろ飼育コラム

エアアシカショー
  • アシカショー

エアアシカショー

初めまして。   8月から入社しました新人、服部(はっとり)です。 カピバラテラスやアシカステージによくいるので 見かけたら気軽に声をかけてくださいね!!   さて突然ですが私は今、来たるアシカショーデビューに向け 日々練習を行っています。   どんなことをやっているのかご紹介しますと、  ●アシカのマリンにサインを出して動いてもらう練習、 ●ステージで動きやセリフを実際に行う練習(立ち稽古と呼んでいます)。   この2つをやっています。 今回は後者について少し書いていこうと思います。   まず、「エアアシカショー」というタイトル。 なぜそう呼んでいるのか・・・・気になりますよね??  ねっ???     実はこの練習、ショーの主役であるマリンはおらず私1人でやっているんです。 その様子がこちら。     ・・・・はい・・・・かなり寂しいです(笑)   この練習を始めたばかりの時は、 恥ずかしさなどありましたが、今ではだいぶましになってきました。 (ましになっただけで、恥ずかしさが無くなったわけではないです(泣))   ですが、これをちゃんとやっておかないと マリンと一緒にショーの練習を始めたときに大変なことになりますので、 ビデオに撮って終わってから見返してみたり、 先輩から助言を頂いたりと頑張っております。   まぁ実際にマリンがいなくても、私の頭の中では こんな感じにいるので大丈夫なんですけどね。(キリッ)   とりあえずショーの時間以外にBGMやマイクを使った声が聞こえてきたら、 たぶん、きっと、確実に私なので温かく見守ってやってください。 近いうちにマリンとの通し練習(実際のショーのように行う練習) も始まると思いますので、またその様子も ブログでご紹介していきたいと思います。    それでは。 ツイート  

ちりめんモンスターをゲット!!
  • イベント
  • 企画展・特別展示

ちりめんモンスターをゲット!!

みなさんこんにちは。 いまもなお、「モンスター」をゲットするゲームが流行っていますね。 実は、アクア・トト ぎふでも 開催中の企画展「インパクト・アクアリウム」にちなみ、 あるモンスターをゲットするイベントを特別に開催したんです! その名も 「ちりめんモンスターをゲット!!」 ちりめんモンスター?? 通称「チリモン」という呼び名で ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 「ちりめんモンスター(チリモン)」とは ちりめんじゃこの中に紛れている、ちいさな魚やいきもののこと。   まるで見た目がモンスターみたい! 今回のイベントはちりめんじゃこのかたまりの中から お気に入りの「チリモン」を見つけて キーホルダーにして持って帰っちゃおう!という企画なんです。 スプーン1杯ちりめんじゃこのかたまりをすくって その中からチリモンを探すのですが...   パッと見ただけでも、ちりめんじゃこではない“チリモン”がうじゃうじゃ!   お子さまはもちろん、大人の方も みんな夢中で楽しんでいました。   時にはレア!な タツノオトシゴが見つかることも!   最後はキーホルダーにして お持ち帰りいただきます。 みんな、上手にできました!     このイベント、9月と10月に1回ずつ開催したのですが とても好評だったので、 11月と12月にも追加開催することになりました! 企画展特別イベント 「ちりめんモンスターをゲット!」 11/27(日)、12/10(土) 11:00~15:00 料金:400円(年パスは100円引!) 詳しくはこちら。 大人も夢中になってしまう「ちりめんモンスター」。 みなさんも、「チリモンゲット!」してみませんか? それでは、また! ツイート  

インパクトブログ
  • イベント
  • 企画展・特別展示

インパクトブログ

みなさんこんにちは。 夏休みより開催している企画展「インパクト・アクアリウム」。 長期にわたって開催しておりますが、終了まであと1ヶ月となりました。 今回はブログのタイトル通り、企画展で展示している生き物の “インパクト”をご紹介していこうと思います(自らハードルを上げてくスタイル)。 まずは展示生物①『オニダルマオコゼ』。   この魚めったに動きません。  というのも、自然下では岩などに擬態して獲物を待ち伏せし、 獲物が近づいてきたところを捕食する生態をもっているので 獲物を捕らえる時以外は全然動いてくれません。 しかし、捕食するときだけはかなり!動きますので その瞬間を動画でどうぞ。       次は展示生物②チリメンナガクビガメ     日本でよく見るカメは、頭をひっこめるとき首をS字形に 縦方向に曲げて甲羅に頭をかくしますが、 このカメはながーい首を        この部分に 横に曲げることで、 頭を隠します。 このようなカメの仲間を曲頚類(きょくけいるい)といいます。 ただ完全にひっこめることはできないみたいです。    展示生物③ニシキエビ   展示している水槽には2匹いるのですが... あるときパッと水槽を見てみると 3匹いる!? 分身でもしたのか、とよく見てみると、     脱皮殻でした。 普段は淡水性の小型な甲殻類ばかりを扱っているので、 ここまで綺麗な脱皮殻をみたことがなく、 個人的にインパクトがありました。   では最後に展示物④ ダウリアチョウザメ(はく製)   全長3.4mダウリアチョウザメというチョウザメの仲間のはく製です。   なんといってもこの大きさに衝撃を受けますが それより顔が恐ろしいのです。 特に夜になり、あたりが暗くなってから見るやつは・・・・。 覚悟して画像見てください! ...。 改めて画像でみると、意外に可愛いかもしれません。 生でまじまじ見ると迫力あるんですよ!    ちなみにこの標本は、業者の方から借りたものなのですが、 このはく製、実際に現地にいって釣ったらしいです!   さて、インパクトのある生き物はいましたか? まだまだ紹介できてない生き物がいますので、 続きは是非水族館に見に来てください。 企画展「インパクト・アクアリウム」は12月11日(日)までの 開催ですので、まだの方はお早めに。   そして期間中の土日祝には、 企画展特別イベント「インパクト・フィーディングウォッチ」として ピラニアやテッポウウオのエサやりシーンをご覧いただけます。 11月27日(日)と12月10日(土)は 企画展特別イベント「ちりめんモンスターをゲット!」もあります! 詳しくはホームページにアップしているので そちらもあわせてお楽しみください。 それではまた。     ツイート  

ドワーフスネークヘッドの展示を開始しました。
  • 新しい展示

ドワーフスネークヘッドの展示を開始しました。

2Fメコン川の展示エリア(下の写真の洞窟部分)にて ドワーフスネークヘッドの展示を開始しました。 この仲間はアジアの熱帯地域やアフリカなどにおよそ30種類以上生息し、 細長い体と蛇に似た頭をもつことから「スネークヘッド」と呼ばれています。   日本にも「ライギョ」もしくは「カムルチー」と呼ばれるこの仲間が 外来種として生息しています。 主に魚や昆虫、カエルなどを捕食する肉食性で大型になることから ブラックバスなどと同様にゲームフィッシングの対象にもなっています。    展示をするにあたり、初めは複数匹を混泳させようと試みたのですが、 さすが気性が荒いスネークヘッド。  すぐに小競り合いが始まり、 やむなく断念し一匹での展示になってしまいました...。 しかし、ドワーフスネークヘッドは 大きくなっても20cm程度と可愛らしい小型な種類で、 とても鮮やかな色になりますので 一匹でもお客様の心をつかんでくれるはず! と思っていますので、是非一度みにきてくださいね。  ※ちなみに展示デビューした個体は 水草に隠れて落ち着いた状態が「柏餅みたいや」と先輩T氏に言われ、     確かにずっと柏餅みたいな状態で隠れてしまうため、 別の個体に交代されてしまいました。(泣)   ツイート  

ショップ通信 vol.4
  • お知らせ

ショップ通信 vol.4

みなさん、こんにちは。 もうすっかり秋になりましたね。肌寒い日もちらほら。 いきなりですが、7月から始まった企画展『インパクト・アクアリウム』は もうご覧になられましたか? めったに見ることの出来ない生き物たちがたくさん・・・。 中でも私はジャウーがお気に入りです。 正面からパシャリ。 いつもおなかしか見せてくれないのですが、 珍しくシャッターチャンスをいただきました。 さて、現在ショップFish Tankでは、 企画展と連動してインパクト大な商品を揃えています。   今回はその中でも 「こ、これは・・・!!」 となる商品をご紹介します! さっそくいきますよー!! ①アニマル茶こし ダイオウグソクムシ (¥1,060) 一目見た瞬間、私たちの心を奪っていったこちらの商品。 ダイオウグソクムシ in カップ   まさにこの企画展のためにあるようなパッケージだと思いませんか!? 箱から取り出しても・・・ 衝・撃・的!! 頭部が外れるようになっているので、 そこからお気に入りの茶葉を入れて・・・ということですね。   実際にカップに入れてみました。 こんな感じ。何か語りかけてきそうな雰囲気です。 テーブルにこの状態で出てきたらと想像すると・・・楽しいですね(?) 家庭でも驚きを求めている方、必見ですよ!!     ②カワテブクロのぬいぐるみ (¥2,160) アクア・トトぎふ公式Twitterでも紹介されたこのぬいぐるみ。 かなり精巧に作られていると思いませんか!? 私たちショップスタッフも、この商品があると聞いたとき、 「なん・・・だと!?」 となりました。 しかもこのぬいぐるみ、肌触りがいい!! 癖になるかもしれない触り心地をうまくお伝えできないのが申し訳ない・・・。   さてさて、ご紹介したい商品はたくさんありますが、今回はこの辺りで。 まだまだインパクトアクアリウムは続きます。 ショップの特設コーナーもまだまだ続きますので、 この機会にぜひ、驚きを求めに来てみてください! 楽しいこと間違いなしですよ!!   ツイート  

衝撃オタマの成長
  • アクア・トトの生き物

衝撃オタマの成長

前回お伝えした、 外鰓がフッサフサなキオビヤドクガエルのオタマジャクシ。     今回は外鰓が吸収され、細長い体になってからの成長をお届けします!      外鰓を吸収しきってしばらくすると、 オタマジャクシは餌を食べ始めるようになりました。 たくさん食べて、どんどんふくよかに…!    あっという間にぽっちゃり体型です。 はみ出る下腹、貫禄があります。 ちょっとしたチャームポイントですが、尾は波打っています。 後ろ肢が出るころ。体にうっすら黄色い模様がみえてきました! 出たての足もちょこっと黄色がのっていますね!         前足がポン!と出るころには、帯もだいぶハッキリ!   両足が出ると、尾はどんどん短くなっていきます。 そろそろ陸に上がるかな?と、 陸場を作ったプラケースに移動しました。     そして上陸!         卵を回収して約2か月ほどで、親と同じ姿になりました! 上陸まで観察を続けてみていると、 本当に劇的に体が変わるな…と 感心してしまいます。     小さく跳ねる幼体に、嬉しさもひとしおです!     そしておしらせです! 今年生まれのキオビヤドクガエル2匹が 親と同じ水槽に展示デビューしました!     よく葉っぱの下に隠れているので、なかなか見られないかもしれませんが、 ぜひ探してみてください!       1匹はかなり特徴的な模様をしているので、探しやすいかも??? 運よく見られた際に、 「あ、あの不思議なオタマジャクシが育ったんだな」、 と思って頂けたらうれしいです♪ それではまた! ツイート  

圧巻の大群泳
  • 日本の淡水魚

圧巻の大群泳

みなさん、こんちには。 夏も終わり秋になってきました。 当館で秋といえば、そう! 繁殖期をむかえたイタセンパラの展示です。     ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今年もあの展示をやります。 というか、すでに9月14日から開始しております。 早耳の方はすでにご覧になられたかもしれません。 一部では「イタセンパラトルネード」、 「パラネード」などと呼ばれているそうです。 この展示は今年で3年目になり、 隣にある岐阜県水産研究所で繁殖した個体の一部を 展示させていただいております。 1年目は850匹、2年目は450匹、3年目は750匹です。 春に二枚貝から泳ぎでた稚魚は、わずか数か月の間に急激に成長して、 体長8cmほどにまで成長します。 その成長の早さに毎年驚かされます。           稚魚と成魚を見比べてみると、 稚魚の時期でも鰭の大きさや形から イタセンパラらしさを感じさせてくれます。 見る人が見れば、他のタナゴの稚魚とも区別することができます。 寿命が1年であるため、 どうしても皆さんにお見せできる期間が限られてしまうのが残念です。 また、3年連続で二枚貝から無事に出てきたからといって 来年もイタセンパラの繁殖を約束できるものではありませんので、 とにかくその年のイタセンパラの姿を しっかりと目に焼き付けていただければと思います。           現在、特別企画展でインパクトアクアリウムが開催されていますが、 こちらも文句なしにインパクトあります。 ぜひ、ご覧ください! また、水族館の裏側では環境省の生息域外保全事業の一環として 繁殖準備も進めています。      屋外の水槽に、オスとメスに選別された中から、 状態の良さそうなイタセンパラを選んで入れていきます。 オスの婚姻色の出具合、 メスのお腹の大きさや産卵管の伸び具合など。 そして、魚を水槽に移動して環境に慣れたころに、 産卵に必要な二枚貝も入れていきます。 当館では産卵母貝にイシガイを使っています。     これで準備OKです!   あとは、様子を観察しながら、 来年の春先に稚魚が浮上してくるのを待つのみです。 ツイート  

カピバラが泳いだ!!!
  • カピバラ

カピバラが泳いだ!!!

みなさん、こんにちは! 今年の3月にカピバラテラスがオープンしてから はやくも半年が過ぎました。 オープンと共にやってきた リオ、アグア、ラーゴ、パンタのカピバラ4頭も 来た時より、だいぶ大きくなりましたよ! 思い返せばこの半年でいろいろなことがありました。 アクア・トト ぎふにやってきたばかりの時は 警戒度MAXで、人工で育てられたパンタ以外は 人に寄り付こうとしませんでした。 4頭の中でも特に警戒心の強いリオは 慣れるのに一番時間がかかりました。 ふれあいイベントを行うため 触る練習をしたり (↑今では、触ってほしくて自ら寄ってきます) ちゃんと水の中で排便・排尿ができるよう トイレの練習をしたり (↑ほぼ浅い方の池でできるようになりました) 大きなプールで泳げるように 浅い方の池に入り、泳ぐ練習をしたり・・・ (↑全頭ずぶ濡れになりながら遊んでいます) 今は、カピバラテラスのメインともいえる 大きなプールに入る練習をしています。 さてさて・・・ これがなかなか大変で・・・ まだ体が小さいこともあり 怖がって入ってくれません。 プールに入る階段も 一段一段が急でツルツル滑るので それも怖いみたいです。 それでも、少しずつ少しずつ 下がっていき、 ついに! ついに!! ついに!!! 2016年9月14日(水)   リオが大きなプールに入りましたーーーーーーー!!!!!! (だいぶ水位を下げた状態でですが・・・笑) 思わず、叫んでしまうほどの喜びです!!! この喜びをみなさんとも分かち合いたい思い ブログをかいた次第です。 リオがプールに入ったと聞いたスタッフが ぞろぞろと部署を問わず、見に来てくれました。 それほど、みんなが待ちに待った瞬間だったんです!! お尻からそろそろと入ってきたと思ったら そのまま水中に!! 泳ぎ始めた時は 驚きで口と目が空いてふさがりませんでした。 泳いだり   潜ったり   時には、足をついて立って餌を食べたりして   約10分程でしょうか、 何事もなかったかのように 水から上がっていきました。 それから何日か経ちまして 水に顔をつけることがありますが 泳いではいません・・・。 もう夏も終わり 寒くなってくる時期なので もしかしたら、今年は大きなプールに入る姿を 見ることは難しいかもしれません。   しかし、 「入れる!!!!!」 という、ことがわかったのは 大きな進歩です!!! 今年ももう少し、大きなプールに入る練習は続けますが 来年の夏は、餌の時間以外にも 楽しそうに大きなプールで遊ぶ姿をみて頂けるよう カピバラたちには頑張ってもらいたいと思います!! みなさんも応援、よろしくお願いいたします!!! と、締める予定だったのですが・・・   その後9月21日(水) リオが!!!!     また泳いだ!!!!! だいぶ慣れてくれたんだなーっと ホッとしていたらと・・・   おっ?後ろから1頭降りてきたぞ。   あれは、一番小さなラーゴじゃないですか!!! もしかして・・・   なんて思っていたら ついに!!   一番泳ぎだすのに 時間がかかるだろうと思っていた 体の小さなラーゴが 泳ぎだしましたーーーーーーー!!! やったーーーー!!! 2頭で仲良く 水中でエサを食べたり、じゃれ合ったりして 10分程でしょうか? 勢いよく水から上がっていきました。 それから、何日か経っていますが 今のところ ほぼ毎日、午後のエサの時間になると 2頭が泳いでくれるようになりました。 でも そろそろ水の中も冷たくなってきています。 なんとも言えないのですが、 今年は今の時期が最後かもしれません。 まだ、アクア・トト ぎふで泳ぐカピバラをご覧になっていない方は お早めにお越しくださいね!! 毎日15:00頃から練習しています。 水中で立っている姿がなんとも言えないかわいさです。 ちなみに、 泳いでいるのは 一番大きなリオと 一番小さなラーゴです。 中間のパンタとアグアは 相変わらず 踏ん張っています。笑 私たちの予定では、 来年は4頭とも泳ぐ!!!(はずです…) 踏ん張っている姿もなかなか かわいいので そちらも注目してみてください!!   それでは、また進展があったら 報告させて頂きます!   ツイート  

シモフリシマハゼ
  • 日本の淡水魚

シモフリシマハゼ

こんにちは。  今日は毎度おなじみ3Fの「下流のカニ」水槽からのお知らせです。 ある朝、排水口の掃除をしようと、かぶせてある擬岩をかぱっとあけたところ・・・ 「あっ!!!」 拡大してみると↓  「あっ!!!」   卵がありました。シモフリシマハゼです!(赤丸の部分) 卵を守っているオスもいます。(白い部分が胸ビレのつけ根です) いやぁ、展示槽で産卵してくれるのはうれしいですね。でも、そう。ここ排水口のすぐ横。ということは、ふ化した仔魚は流されて、あっという間に濾過槽へ…。稚魚を回収するのは難しいので、残念ですがこの卵の運は天に任せます。バックヤードではシモフリシマハゼの別のペアが順調に繁殖してくれていますから、その稚魚を大切に育てています。 まずは、見にくいですが、産卵中の動画があるのでご覧ください。↓ メスが卵を産みつけて、直後にオスが精子をかけているのかな? これを何度も繰りかえし、産卵には数時間かかっていました。 メスが卵を産みつけているあいだ、オスは周りを警戒していました。成長の様子を写真でご紹介しますと…① 産卵後はオスが卵を守ります。 ② 4日ぐらいでふ化します。目ができているのが見えます。  ③ いっせいにふ化がはじまります。稚魚は約3mmです。 めっちゃたくさんいます。 ④ 約1か月後。8mmぐらいになりました。遊泳生活中。 ⑤ 約2か月後。1.5cmぐらいになり、底生生活開始。 体に模様もつきはじめました。 ⑥ そして3か月後の今↓ 縦しま模様もくっきりでて、なんともかわいらしい! ちりめんじゃこみたいだった稚魚が、立派なシモフリシマハゼになって感激です。 ところで、バックヤードで繁殖させていたのは、1ペアだけですが、 なんと、この夏6回も産卵してくれたんです。6月17日6月23日6月28日7月  7日7月18日7月25日産卵の前日になると、トンネル内の見回りや整備のためか、オスが内側にはりついて、そわそわします。そわそわするオスを見ては「え?また産むの?」って驚かされました。6回の産卵を終えて、オスもメスも死んでしまいましたが、たくさん産んでくれてありがとう。本当に感謝です。 育った幼魚の何匹かを来週あたりに展示槽デビューさせようと思っています。 アイドル級のかわいらしさです。 「圧巻!イタセンパラの大群泳」 のついでに、ちょっとのぞいてみてください!   ツイート  

コツメカワウソの撮影に挑戦!!
  • コツメカワウソ

コツメカワウソの撮影に挑戦!!

コツメカワウソにこどもが生まれてから、 成長過程の記録のために撮影をしています。 幼仔期は成長に伴って顔の印象が変化していきますが、 顔のアップはお客様にはなかなか見ていただけないので、 今回は顔がよく分かる写真を撮影して ブログでご紹介することにしました。 しかし、コツメカワウソは活動中だと動きが早く そう簡単に顔に近寄った写真は撮れません。 そこで、睡眠中に狙いを定めました。 まずは、展示水槽の上から眠っているのを確認。  5頭全頭眠っているのを確認したら、睡眠中に失礼!! さっそく水槽に入ったのですが失敗。 ドアノブを回す音や扉の開く音、人が近付く気配を察知して、 驚き、すばやく身構えてしまうのです。     すると、首から下げたカメラに興味津々で近寄ってきて、 全く撮影どころではなくなってしまいます。 2度の失敗から、慎重に慎重を重ね、 ゆっくりすぎるほどの動きでそろ~りそろ~りと水槽に侵入しました。 完全に寝込みを襲った感じです。 しかし、やはり野生動物であるコツメカワウソ、 警戒心が強く、こちらに気付きました。 頭を上げて眠そうな目でこちらを観察するのですが、ここで私はストップ。 すると、コツメカワウソも安心するのか再び眠り始めました。 5頭いるので、次々と他の個体も気付きましたが、その度に動きを止める私。 じりじりと距離を詰め、撮影に適した距離まで近づくことができました。    おしりに頭を乗せているのが父親のライ。         ヤマトなんて仰向けで、なんて無防備な。目の前に人がいるのに。   カメラのシャッターがおりる音で、何度か頭を上げましたが、 それでももう起きることはなく、存分に撮影させてくれました。   まずは、母親のミノ。           “小さいツメのカワウソ”という名前の由来通り、 ツメがとっても小さいですね。 続いて娘のアサヒ。     まだこどものため、擦り減っていない鋭い犬歯が見えますね。 咬まれたら痛そう、、、。   息子のミヤマ。    石を枕に。熟睡です。   どことなく、こどもっぽい表情が残っていますね。         こちらに気付いてしばらく見つめてきました。   最後に、息子のヤマト。       あくび連発。人間同様、眠い時にはあくびをしています。        左:息子ミヤマ 右:母親ミノ 生後2ヶ月ごろの時の様子と比べると     顔の幼さもなくなってきて、大人と区別がつかなくなってきましたが それでも性成熟していないので、まだこどもです。 陽の光が差し込み温かくなるお昼前後に眠ることが多いです。 ご紹介した写真のように、顔をのぞくことは難しいですが 家族5頭が仲良く睡眠している様子もぜひ観察してみてください。   ツイート  

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本日の開館時間

9:30-18:00

最終入館 17:00

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453

TEL 0586-89-8200 FAX 0586-89-8201

2回分の料金で何度でも楽しめる!

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