シモフリシマハゼ
こんにちは。
今日は毎度おなじみ3Fの「下流のカニ」水槽からのお知らせです。
ある朝、排水口の掃除をしようと、かぶせてある擬岩をかぱっとあけたところ・・・
「あっ!!!」
拡大してみると↓
「あっ!!!」
卵がありました。シモフリシマハゼです!(赤丸の部分)
卵を守っているオスもいます。(白い部分が胸ビレのつけ根です)
いやぁ、展示槽で産卵してくれるのはうれしいですね。でも、そう。ここ排水口のすぐ横。ということは、ふ化した仔魚は流されて、あっという間に濾過槽へ…。稚魚を回収するのは難しいので、残念ですがこの卵の運は天に任せます。バックヤードではシモフリシマハゼの別のペアが順調に繁殖してくれていますから、その稚魚を大切に育てています。
まずは、見にくいですが、産卵中の動画があるのでご覧ください。↓
メスが卵を産みつけて、直後にオスが精子をかけているのかな?
これを何度も繰りかえし、産卵には数時間かかっていました。
メスが卵を産みつけているあいだ、オスは周りを警戒していました。成長の様子を写真でご紹介しますと…① 産卵後はオスが卵を守ります。
② 4日ぐらいでふ化します。目ができているのが見えます。
③ いっせいにふ化がはじまります。稚魚は約3mmです。
めっちゃたくさんいます。
④ 約1か月後。8mmぐらいになりました。遊泳生活中。
⑤ 約2か月後。1.5cmぐらいになり、底生生活開始。
体に模様もつきはじめました。
⑥ そして3か月後の今↓ 縦しま模様もくっきりでて、なんともかわいらしい!
ちりめんじゃこみたいだった稚魚が、立派なシモフリシマハゼになって感激です。
ところで、バックヤードで繁殖させていたのは、1ペアだけですが、
なんと、この夏6回も産卵してくれたんです。6月17日6月23日6月28日7月 7日7月18日7月25日産卵の前日になると、トンネル内の見回りや整備のためか、オスが内側にはりついて、そわそわします。そわそわするオスを見ては「え?また産むの?」って驚かされました。6回の産卵を終えて、オスもメスも死んでしまいましたが、たくさん産んでくれてありがとう。本当に感謝です。
育った幼魚の何匹かを来週あたりに展示槽デビューさせようと思っています。
アイドル級のかわいらしさです。
「圧巻!イタセンパラの大群泳」
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